HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

ウルトラセブン

ウルトラ怪獣第4号:ウルトラセブン~ピット星人4

ピット星人②
「ピット星人」

後に放映された仮面ライダーV3を見た時、これはトンボがモチーフの仮面ライダーと気付くまではちょっと時間がかかりました。
でも、モチーフがトンボと知るとなるほどなあ、、、と思いつつ、よくトンボを捕まえてはトンボの頭部を見て観察してたことを思い出していましたね。
そのトンボがモチーフだったウルトラセブンに登場したピット星人。
ピット星人の顔がトンボに酷似していて忘れられそうにありませんね。
トンボは異常なまでの口が発達していて、歯みたいなところに特徴があったため、どうも印象に獰猛さがあるんですけど、ピット星人はその獰猛さを演じつつ、狡猾なところが多くあったと思います。

擬人化能力というより変身能力があったようなピット星人。
円盤の中に怪獣エレキングの幼体を忍ばせて地球にやってきて、湖の中で培養するかのように育成していました。
湖の畔にあったピット星人の円盤は、多分ウルトラ警備隊に気づかれるように置いてあったのでしょう。
催眠ガスでウルトラ警備隊の隊員を眠らせて、救助させることを想定してウルトラ警備隊の基地に侵入。
要するにここには騙しの行為と意思が満ちていて、ピット星人の人間態の行動はすべてがそこにありました。
ピット星人の姿は2体見ることが出来ましたけど、そのうち1体はウルトラ警備隊にの基地に侵入し、基地機能を破壊する役目、もう1体は怪獣エレキングの幼体が成長し、武器として操るまでの援助と成長したらしたで壁として操る役目を負っていたようです。
その行動の全てがピット星人の想定通りで、性格はともかく、科学力はかなり進んでいたものを持っていたようです。
しかも、地球を侵略する目標が明確で、そのために邪魔となるものの観察眼と分析がかなり巧妙になされており、ウルトラセブンの人間態がどんな姿をしていて、どういう具合で変身していくのかが把握されていました。
本当にトンボの千里眼をもっていたような宇宙人でもありました。
ピット星人
ピット星人の円盤自体も、分厚い特殊合金製であり、様々な特殊能力があったと思われます。
演出されることはありませんでしたけど、これも地球侵略の大きな武器になっていたことでしょう。

ただピット星人は、美しさに魅せられて宝石を求める程度の軽い感覚で地球を欲しがっていた程度の感覚で地球侵略を企図していました。
そんなところから、ピット星人は雌だけの単一生物であるという設定がなされているみたいですし、その表れがピット星人の人間態は女性でした。
しかも双子の。
黄色い目と赤い目をしたピット星人は、本来の姿でも同じような姿をしていましたけど、狡猾さを考えても雌だけの単一生物というよりは、雌雄共同単一生物のような感じが強いですね。
こういう侵略宇宙人は、身体能力として攻撃的な要素は持たない傾向がありますけど、それを演じないでも余りある小悪魔的要素があって、実体を知るとこれ位憎らしい感じのする宇宙人もいなかったような印象がありました。

ピット星人は同じような姿をした2体。
だからその人間態も双子の2人。
ウルトラセブン放映の頃は、こういう役どころを演じられる双子の姉妹はなかなかいなかったのでしょうね。
まあ、自分で言うほど可愛くはなく、まさしくその反対でもありました。
ピット星人④

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ハイドランジャー~ウルトラセブン5

ハイドランジャー⑮
「ハイドランジャー」

ウルトラセブンという番組のもう一つの魅力は、ウルトラ警備隊が使っていたメカニック兵器のリアルさにありました。
ウルトラセブン放映よりも前に、サンダーバードという人形劇番組が世界的にヒットしていました。
この番組に出てきたメカニック兵器が子供心をくすぐったのは、いつの世でも戦闘兵器に憧れを抱く好奇心への刺激になっていたということなんでしょう。
サンダーバードは人形劇でしたから、どうしても好奇心を惹かれたメカと言ってもおもちゃ感が反し得ず、よりリアルにしたいと思って取り組んだのがウルトラセブンに登場したウルトラへ兵器なんでしょうね。
どうしてもウルトラホークなど航空機に目が行ってしまうところ、それほど登場シーンが少なかった航空機以外のメカに目が行ってしまったのは、存在感がしっかりしており、効果的に使った話が必ずあったからでしょう。
ノンマルトの話を見た時、地球人類はいったい誰なのかを思わせる物語の展開も去ることながら、ノンマルトに乗っ取られたハイドランジャーという水上水中両用航行艇に目が惹かれました。
このハイドランジャーは、キングジョー登場の話の時もアイアンロックスやサロメ星人の時も出てきましたが、ウルトラ警備隊専属航行艇ということではなく、一般の地球防衛軍隊員も乗りこめたというところが、乗っ取られてしまう大きな要素でありながら、最後にはノンマルトの基地を壊滅に追いやったのもハイドランジャーだったという展開を見るに、やっぱりノンマルトの話でのハイドランジャーは大きな存在感がありました。

戦中だったかその前後だったかに、ドイツの潜水艦にUボートがあって、そこをモデルとした潜水艦が今のロシアの前身ソビエト連邦の海軍に存在し、アメリカ海軍としのぎを削っていたという時代がありました。
ウルトラセブン放映の時代はまたアメリカとソビエト連邦の冷戦時代であり、その象徴の一つであったベトナム戦争は日本にも大きく影響していました。
ウルトラセブンの脚本家はその思想的影響はなかったとするものの、それ以外の戦闘兵器などのイメージはかなり影響していたと思われ、日本人ですからアメリカ海軍の兵器ならまだしも、敵であったソビエト海軍の潜水艦に影響されていたというのは面白い着眼点だったと思われますが、まさしくハイドランジャーはそのソビエト海軍所有の潜水艦だったということです。
日本にはまだ潜水艦が乏しかった時代でもありましたので、最新鋭機器に目が行くのも興味心のなせる技であり、当然のように思われますが、ソビエトの情報が規制されて少なかった時代にこういう影響があったというは非常に興味が注がれます。
しかもそのネーミングがまた、、、
ハイドランジャーとはアジサイのことではなく、ハイドロ+レインジャーという水などの液体と放浪者をイメージする単語を組み合わせた造語を言いやすく変えたものと考えた方が妥当ではありますが、こういうネーミングには特撮でとにかく面白くて人目が惹かれるモノを作りたいんだという一心とセンスを感じますね。
ハイドランジャー①
ハイドランジャー④
ハイドランジャー⑤
ハイドランジャー⑥
ハイドランジャー⑦
ハイドランジャー⑨
ハイドランジャー⑩
ハイドランジャー⑪
ハイドランジャーのデータについては以下のようなところです。

所属:ウルトラ警備隊
型式名:(1号機)TDF HR-1(2号機)TDF HR-2
全長:48メートル
重量:1200トン
最高速度:50ノット(水上)・27ノット(水中)
乗員:1~4名
武装:レーザー砲・魚雷・水中ミサイル・対空ミサイルなど

潜水艦の艦橋は基本的に潜水艦の中央部にあるところ、ハイドランジャーは後方にあることからリアル感と同時に迫力もあり、艦首と環境付近から発射される大型ミサイルや魚雷には威圧感のような迫力が感じられました。
動力は基本的に原子力にあって、加圧水型原子炉推進器から艦内にある水流ジェットタービンを回すことでウォータージェット推進を行うことによって航行していましたが、どうも原子力というイメージがわかなくて、架空の動力源なんだろうと勝手にイメージしていました。
ウルトラセブンとは近未来の特撮SF物語でしたから、そういう架空の設定があってもいいんじゃないのかというところですね。
ハイドランジャー

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ウルトラ怪獣第3号:ウルトラセブン~エレキング5

エレキング③
「エレキング」

初代ウルトラマン初の地球怪獣が電気怪獣だと思ったら、ウルトラセブンもそういう意味では同じでした。
ただ、ここでようやく出てきたエレキングは、宇宙怪獣でしたし、言わば生物兵器でしたけどね。
ウルトラQや初代ウルトラマンは、怪獣がもう一つの主役でしたし、怪獣に期待するところは大きかったです。
ウルトラセブンは怪獣に代わって侵略宇宙人が相手であることは、その第1話と第2話を見れば分かることですし、当時の雑誌にも侵略宇宙人のことが良く書かれていました。
ウルトラQや初代ウルトラマンと比べても、ウルトラセブンという番組はメカニックでしたし、この辺りはサンダーバードの影響を大きく受けたんでしょう。
しかも、ストーリー性を大事にする展開は、立派なSFドラマでしたから、怪獣が出てこなくても非常に見栄えがしていました。
けれど、仮にもウルトラという冠をを被っていましたから、流れとしてウルトラセブンに出てくる怪獣はどんなもんだろうという想いがありました。
エレキングは地球侵略を狙うピット星人に製造され、操られている宇宙怪獣でしたけど、ここで侵略宇宙人+怪獣対ウルトラセブンという縮図が出来上がりました。
まさしくエポックメイキングだったこのエレキングは、湖の中に隠されていて、釣り人に釣り上げられそうになったシーンがあったことを思うと、その時点では巨大化してない幼い生物だったんでしょう。
どういう具合に強大化していったかは謎ですが、この辺りに侵略宇宙人が操っていた正体不明の怪獣という感じがして、如何にも謎に包まれる宇宙という意味合いが込められている感じがあったと思います。
エレキング④
面白かったのは、エレキングには目がなかったということになりますかね。
従来の生物でも怪獣でも、目があると思われる部分にはクルクル動くレーダーが付いており、ここでピット星人指示を受けていたんでしょうね。
エレキングの体内には発電器官があったと思われ、口らしき部分からは放電攻撃、敵を打ちのめし、叩き付けられる長く強力な尻尾は敵に巻き付けた上で帯電攻撃をして敵の戦意を失わせる攻撃が可能でした。
こうした電気攻撃も放電攻撃も電気が源であり、電気は自然発生するものでもないことから発電器官というメカ的要素がどこかにあったと思われますが、レーダーがついていたこともメカには違いありません。
怪獣でも宇宙怪獣とくれば、地球人類の想像を超えたところに存在していますから、こうyしたエレキングのような怪獣がいたとしてもちっともおかしくありませんでした。
帯電攻撃をする尻尾に獣性を大きく感じ、単にピット星人の指示通りに行動する怪獣でもなかったと思います。
これぞ、ウルトラセブンに登場する怪獣の代表格のような感じでしたけど、カプセル怪獣ミクラスの初対決の怪獣であったことも見逃せません。
戦況はミクラス有利で進んでいたところ、エレキングの尻尾の攻撃で形勢逆転し、遂にウルトラセブンの登場となりました。

エメリウム光線でエレキングのレーダーを破壊し、アイ・スラッガーで全身切断をして決着という流れは、ウルトラセブンの戦闘における王道のようなものでした。
その王道を行った最初の怪獣がエレキングで良かったと思うし、見応えあるシーンだったこともあってエレキングは忘れられない怪獣となりました。
エレキング①

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ウルトラ怪獣第2号:ウルトラセブン~ワイアール星人4

ワイアール星人
「ワイアール星人」

葉緑素・YyouRyokusoからネーミングされたワーアール星人。
人間生物Xにしても等身大のワイアール星人です。
言ってみればワイアール星人は宇宙植物人みたいなものですが、見た目が蔦が絡まり合った植物体のようなものだったのでストーリーを絡め合うと怪奇性植物怪獣の様です。
しかし、母星のワイアール星で大量の葉緑素に満ちた雨が長い間降り注いだことで、その星に住んでいた地手生命体が植物化してしまったことを思うと、見た目は妖か怪獣のようでありながら知能があったことを思うと怪奇性宇宙人となるんでしょう。
チルソナイト808の大きなものに人質を入れ込み、チルソナイト808の小さい方に電子頭脳を内蔵してデータを取り込み、外部に電送することで人質に姿を変える能力があったいうことは知能があったということだけでなく、その知能は相当高いもので、高度知能を有し、進んだ科学力を持っていそうだったことは、チルソナイト808という鉱物のようなものがウルトラセブンの透視能力をもってしてもその中を伺うことすらできなかったことが証明してるようです。
ウルトラセブンとはSFタッチのドラマでしたから、ワイアール星人登場のストーリーで描かれた怪奇性は得も言われぬ興味心を惹かれました。

蔦状の長い体になって、夜な夜な人を襲い、自分と同種のワイアール星人を作り出すシーンは、顔を覆った手の指の間からでも怖いものみたさに画面から目が離せないものとして印象的であり、チルソナイト808がウルトラ警備隊の基地内に運び込まれたことから、ワイアール星人化した人間が隊員を襲おうとしたところなどは、ワイアール星人が植物のバケモノのような姿だったからこそ、演じられたシーンだったと思います。
思うにウルトラQ、初代ウルトラマンと続いた勧善懲悪の怪獣ものと、ウルトラセブンという物語は違うんだということがアピールされた話だったと思うんです。
傑作怪獣を輩出するにしても、もっと踏み込んで面白ストーリーを展開しようとしたところに怪奇性を思い切り取り込んでSFタッチにしたのがウルトラセブンという物語で、こういう物語は即効果が表れるものではなく、吟味していくうちに価値が高まってくると言うものだったと思います。
クール星人登場の話は紹介部分、導入部分が多くなったことから、ワイアール星人登場の話はSF番組としての先鞭をつけた話、展開だったと思いますね。
ワイアール星人⑥
ウルトラQで登場したガラモン登場ででてきたチルソナイトと、ワイアール星人登場の話で出てきたチルソナイト808については、ウルトラセブンもウルトラQの影響を受けている話で。チルソナイトが合金、チルソナイト808が金属という説明も眉唾もので、ウルトラQの影響を受けていたスタッフの単なる思いつきだったんでしょうね。

ワイアール星人の最期が、アイ・スラッガーでの切断とエメリウム光線での止めという意味においては、特撮HEROの在り方を思えばかなり印象的で画期的な演出でした。
ワイアール星人⑤

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ハンディ・ショット~ウルトラセブン5

ハンディショット②
「ハンディ・ショット」

ハンディ・ショットは、ガッツ星人の罠に落ちたウルトラセブンがウルトラ警備隊のするトラセブン救出劇のよって復活し、ガッツ星人の円盤を撃ち落とした光線技でした。
これだけでも相当なインパクトがあった光線技なのに、使用されたのがこの時1回限りで、他のウルトラ戦士の時に客演しても使われたことがなかったようで、不思議な感じもし
ウルトラセブンの最強の光線技であり、その代名詞のような決め技であったワイド・ショットは威力加減を調整できた優れ技でした。
マグネニュームエネルギーをエメリウムエネルギーに転化し、その効果を最大値にまで引き上げた光線技がワイド・ショットだと考えますけど、最大値に揚げるまでの間に力加減を調整できるのは、ウルトラセブンがウルトラ念力の最大の使い手であり、身体能力の高さとその秘密に至るまでよく弁えていた証拠であったと思うんです。
このワイド・ショットを凝縮し、腕ではなく自らの掌に集めて断続的に発射したのがハンディ・ショットではなかったのかと考えます。

ウルトラセブンの強力技と言えば、アイ・スラッガー、ワイド・ショットとエメリウム光線となりますけど、その源がマグネニュームエネルギーにあったと考えると、ワイド・ショット、エメリウム光線と並んで強力であったのがハンディ・ショットということになりますね。
言わば、ウルトラセブン第4の技ということになろうかと思いますが、様々な光線技を繰り出すウルトラセブンにとってはワイド・ショットで使用するエネルギーを凝縮するとともに、最も気が入る光線技だったとも言えそうです。
ハンディショット④
ハンディショット⑤
ハンディショット⑥
ハンディショット⑧
ウルトラセブンはこのハンディ・ショットでガッツ星人の円盤を撃ち落とした後、ウルトラノック戦法でガッツ星人を壊滅させました。
記憶に残ったのは、この時のウルトラノック戦法でしたけど、アイ・スラッガーにハンディ・ショットを当て込んでアイ・スラッガーの威力を各段に挙げた戦法とされてるようですが、この時、アイ・スラッガーに込めていたのはハンディ。ショットではなく、マグネリュームエネルギーを基に太陽光線で転化したエメリウムエネルギーと考えた方が妥当です。
ウルトラノック戦法を披露する前に、胸のプロテクターに盛大に太陽光線を浴びマグネリュームエネルギーを最大値に上げてエメリウムエネルギーに転化したハンディショットの連打は、見た目に実に威力がありそうだと感じたものです。
この時のハンディ・ショットに使用されたエネルギーが、そのままウルトラノック戦法に使用されたわけですから、実はウルトラノック戦法とはハンディ・ショットの連打から効果を何倍にも高めたアイ・スラッガーを放つまでの一連の戦法だったと言えそうです。

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ウルトラ怪獣~ウルトラセブンの仲間たち:ウインダム5

ウィンダム①

「ウインダム」

ウルトラセブンにはその仲間であるカプセル怪獣がいました。
40メートルもの怪獣が小さいカプセルに収められ、ウルトラセブンが人間体であるモロボシ・ダンの時に常に携行されていました。
見た感じ、そのカプセルは5つあって1つは何故か空、2つ目はウルトラ・アイのエネルギーが凝縮され他の3つのカプセルに影響を与えていたもの、3つ目以降に怪獣が収められていたそうです。
ウルトラセブンの故郷光の国はM78星雲にあったのですが、星雲というだけあって光の国があった星だけでなく、様々な星があったようです。
光の国が太陽の爆発で異常状態になった時と時を同じくして他の星に異常が起こったようです。
その一つがメタル星であり、星に異常が起こった結果金属生命体が支配する星になったようです。
この星の住人たちがウルトラの人たちとどういう運命にさらされて、運命共同体になったかは分かりませんが、ウインダムを見てると明らかに運命を共にした仲間のような感じがします。
ウルトラ一族ほどの超能力はないにせよ、生命が金属化してしまったことに驚きは隠せません。
宇宙空間に浮かぶ星々は、人知の及ばない世界もあって、水と大気がなければ命は発生もしなければ存在もしないというのは、地球人類の勝手な決めごとですから、想像できないほど広大な宇宙の中にそうした命があってもおかしくはないと考えます。
でも、ウルトラセブンの放映の時期にはそんなことすら考えることすらできなかった時代でしたから、全く持って斬新な想像だったと思います。

きっと、メタル星の住人たちも外敵の攻撃にさらされたんでしょうね。
同じM78星雲にいる者としてウルトラ一族の目に留まり、運命を共にする大きな出来事があったんでしょう。
ウインダムはその代表であり、カプセル化されたのはウルトラセブンの超能力によるところでしょうけど、一旦姿を現してしまえば、それがウインダムの本来の姿ということになるんだと思います。
ウィンダム④

頭脳さえもプログラミングされていそうな電子頭脳でしたけど、モロボシ・ダンがウルトラ・アイを失念したり、敵の罠に落ちて変身不能となった時、時間稼ぎを主目的として起用されたのがカプセル怪獣でした。
印象的に初めて登場したのがウインダムでしたから、ミクラスと双璧みたいなところはあったにせよ、ウインダムの方に目が行ってしまいました。
強くはない。
けれど、巷で言われるほど弱くもなく、行動力はあったと思いますし、レーザーショットという武器まで持っていましたからある程度の戦いは出来たものの、決め手に欠けたといったところでしょうか。
カナン星人にレーザーショット発射口を責められ、電子頭脳が狂ってしまいウルトラセブンに戦いを挑んでしまったのは、あくまでカプセル怪獣である証明みたいなものです。
金属生命体ですから身体的には丈夫な感じもしますが、武器=弱点がむき出しになってしまっていることから、弱くはないが脆かった印象もありました。

でも、ウルトラセブンを語ろうとするとき、ウインダムをはじめとしたカプセル怪獣は抜きにして語れないんですよね。
ウィンダム

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ウルトラ怪獣第1号:ウルトラセブン~クール星人5

クール星人

「クール星人」

大きな怪獣ブームの次の展開を狙っていたのか、気が付くとウルトラセブンで表現されたHEROの相手は侵略宇宙人でした。
この当時の話を紐解いていくと、初代ウルトラマンが大ヒットしたばかりに次作として企画された一つに初代ウルトラマンの息子の話があったそうです。
初代ウルトラマンで登場した印象の強い怪獣をカプセル化して、初代ウルトラマンの息子が戦う相手は悪辣宇宙人というもので、あまりに初代ウルトラマンの印象度が強く、次作の主人公が矮小化されてしまうのではないかということになってボツとなったらしいですけど、次作の敵は侵略宇宙人というのはこの辺りから来てるみたいです。
カプセル怪獣というコンセプトも、この辺りがヒントになっていたみたいです。
大体、ウルトラQから初代ウルトラマンまでで怪獣はやりつくしたというか、発想も製作も追いつかない状況となっていましたから、初代ウルトラマンからキャプテンウルトラで半年の時間を作り、敵が侵略宇宙人というウルトラセブンが登場するまでの流れには極々自然な発想だったかもしれません。
怪獣は立派な主役であったわけですけど、ストーリー性というかドラマ展開を前面に打ち出すことで視聴者の対象を子供だけではなく、子供と一緒に見る親たちをも魅入られるものを作るということが意図されていたのかもしれません。
ウルトラセブンはリアルタイムというより、何度も再放送されて後年評価が上がった番組です。
あらゆる工夫と企画が張り巡らせられていて、いつ見ても何度見ても視聴者を飽きさせないところが大きな魅力であったと思いますね。

着ぐるみを着て怪獣を演出するということだけでなく、操演という当時としては画期的な演出で見応えを出したのがクール星人でした。
なんでも、クール星の母星は科学力がかなり進んでいたものの、物資に乏しく、他の星々で略奪を繰り返していくことだけが延命の方法だったらしいですけど、それなら何故地球人を拉致して標本にしていたのでしょうね。
拉致して自らの円盤の中で幽閉しておくだけでは、何も進まないし、クール星を救うことにはならないと思うんですけど、考えらるとすれば地球よりかなり先に行っていた科学力を振りかざすことで地球人類に恐怖を与えて、その間に征服してしまおうというこということですかね。
単純に考えてしまってはドラマとしての面白味はないくなってしまいそうでけど、カニだかクモだかわからない合成異星人のようなクール星人が、
「人類なんて、我々にしてみれば昆虫ようだ」
と言わしめたことに、クール星人の物語の肝があったのかもしれません。

よく番組を食い入るようにして見ないと、面白味が分からないぞと言ったような。
クール星人①

保護色化して見えない円盤というのは、見えない敵に対して恐怖を湧き与えるようなものだったし、この円盤から小型円盤が何機も出てきて、余計に得体の知れない怖さを引き出そうとしてました。
形を変えて表現しようとした怪奇性であり、得も言われぬ要素がこの辺りにも散りばめられていたように感じます。

クール星人自体はほとんど戦闘能力がなく、アッという間にアイ・スラッガーで切断されていましたけど、この辺りにもう一捻り欲しかった感はありましたが、なんせウルトラセブンの第1話であり番組紹介の必要もありましたからやむなしと言ったところでしょうか。
カプセル怪獣ウィンダムが見られたことは何故だかとっても嬉しかったですね。
クール星人②


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