HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

ウルトラセブン

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ怪獣第13号:ウルトラセブン~ナース4

ナース④
「宇宙竜ナース」

今にして思えば、地球上の国・地域等々で信仰の象徴とされて神話に出てくる竜・龍が宇宙人の作ったロボットとして出てくるとは意外なことだったと思います。
科学力が大変発達していたものの、肉体の衰えを打開する策として生命カメラという肉体から魂のみを抜き出してしまうとんでもないメカを携えていたワイルド星人は、侵略の意図はないとされていたものの、発達した科学力は自分の住む惑星以外の知的生命体が住む惑星の信仰や神話まで知っていたとしか思えません。
ナースは、身体を巻き付けて円盤状になった時はワイルド星人が搭乗するそれこそ円盤でしたけど、ワイルド星人が搭乗していなくても飛行する際は円盤状であることが多く、当時としては地球人類が思いもしなかった人工知能があったかもしれません。
ナースが円盤状で空中移動してる際に、身体の下部中央から光弾を発射し、狙っていた敵めがけて打っていたことなどはその証かもしれませんね。

後にウルトラマンレオでは円盤生物という宇宙怪獣が出てきましたけど、ナースはその先駆けだったかもしれません。
しかし、単純にそうした怪獣ということほど単純なものではなかったかもしれません。

ナースは身体を巻いた状態の時に円盤と化しますが、円盤状でなくても身体の動き自体は空中で浮遊して、人には予測できないような動きと微妙な揺れがありましたから、敵からは攻め込まれにくい優れたロボットだったと思います。
ナース①
ワイルド星人は侵略者ではないとは思いますが、敵に攻め込まれた時の備えとしてこのナースのようなロボットを製造しておいたのかもしれません。
優れたロボット言っていいと思いますけど、ロボっとして出来がいいのはそのパワーにも表れていました。
ウルトラセブンに巻き付き、締め上げていたその様はウルトラセブンの意識を朦朧とさせ、あと一歩の状態にまで追い込んでいたのですから大したものです。

動きが難解なナースに対し、光線技で勝負をつけようとしても充てきれず、倒しきれなかったでしょうからナースがパワーで来るならウルトラセブンもウルトラパワーで跳ね返したというあの展開が最高だったんでしょうね。
ナース⑥




友里アンヌ~ウルトラセブン5

アンヌ②
「友里アンヌ」

ウルトラHERO番組もドラマのような人間模様があってもいいと思うんです。
それには情勢をどういう立場で、どういう役割を持たせるのかが大事なんだと思うんですけど、女性らしいしなやかさが絶対条件でした。

ウルトラセブンをリアルタイムで見ていたのは本当に幼少のころで、何度も行われた再放送も小学校に入るまで見ていました。
だから恋愛模様といったってまるで分らずに見ていましたけど、ウルトラセブンを見るたび、子供心にきれいな女の人が出てると思いました。
俗に言うアンヌ隊員はウルトラ警備隊の隊員ながら、基本的にはナースでした。
ナース姿もよかったのですけど、隊員服がお気に入りで、アンヌが主役のように立ち居ふるまうときは食い入るように見てましたね、
アンヌ自身というよりアンヌの知り合いが宇宙人とかかわってしまったりすることが多く、宇宙人に負傷させられたり感づいた人がウルトラ警備隊に通報し、救助や現地に駆け付けたりするモロボシ・ダンと同行することが多かったですね。
いつも二人でいることが多かった気がするのは、ウルトラセブンという番組の大きな特徴でした。

HEROものに恋愛は似合わないのではなく、そうした番組は子供の憧れ的な要素が多いのですからユニークな面だけでは何にもならず、憧れる恋愛や人間模様などヒューマンタッチの番組を作り上げるのか、或いはシリアスに行くべきだと思うんです。
宇宙人や怪獣う、そこには怪奇現象も起こって解明に向かうことの中にヒューマンタッチで人間模様を盛り込むなど難しそうですが、そういう中に女性の立ち位置をしっかり設定できれば番組としての魅力は上がります。
その先駆者がウルトラセブンの時の友里アンヌでしたね。

ウルトラセブン最終話などはアンヌあっての展開で、本当は宇宙人の人間体であったモロボシ・ダンが、アンヌを通して地球人を理解していったことの中に恋愛観があってもよかったと思います。

ウルトラ警備隊タイ歴2年の二十歳というのがアンヌの設定でしたね。
まだウルトラ隊員慣れしきれてないところが、地球にやってきたばかりのモロボシ・ダンと相まって成長していく姿があったのもウルトラセブンという番組の魅力の一つでした。
アンヌ④
アンヌ③



ウルトラ怪獣第12号:ウルトラセブン~ワイルド星人4

ワイルド星人④
「ワイルド星人」

擬似赤外線を照射することで、肉体に宿る生命を抜き取り奪ってフィルムに定着させるライフル型の生命カメラというメカは、危険極まりない特殊カメラの一種でした。
想像では分かっていても、肉体に宿る生命がそこから抜けていくのは死ぬ時で、そうした現象は人工的にどうのこうのできるものではありません。
肉体は生命あってのものですけど、これらを別にすることなんて想像的には分かっていても、理論的にしっかり説明できてることではなく、そこには宗教めいたものがプンプンしてますね。
こうしたことが人間の手で自由に操作できるとしたら、宗教めいたものは必要なくなり、生命の存在をある程度自由にできるハイレベルな科学力を有することとなりますね。
ワイルド星人は決して声明を自由にできたわけではありませんが、肉体との分離を生体カメラというメカでなし得ていたというこれも相当なハイレベルな科学力を有していたことになります。

そんなメカまで携えて、地球くんだりまできたことの理由にワイルド星人が地球に存在した意味がありました。
惑星の衰えはひょっとすると恒星の衰えや異常活動に原因があったのかもしれません。
ワイルド星人の母星は寒冷化が進んで、そこの住人たるワイルド星人の肉体の衰退に歯止めがかからず、生命力あふれる命を求めて地球にやってきていました。
肉体の衰えは生命力の衰えにもなりますから、若い命を求めることに自分たちの種族の維持を求めるしかワイルド星人には思いつかなかったかもしれません。
ワイルド星の慣例化は恒星の衰えだったかもしれませんが、生命カメラを開発する位の科学力を持っているならワイルド星の環境をどうにかする方法もあったでしょう。
でも、それだけワイルド星は追い詰められていたのかもしれません。

生命カメラなんていうとんでもないメカを開発した宇宙人でしたから、まさか毛むくじゃらで熊のような姿をしたワイルド星人はそうぞうできませんでしたね。
顔だけが人間のようであったことは、状況的に切羽詰まっていたことの表れだったかもしれません。
ワイルド星人②
頭部の触角からマヒ光線を放って人間を麻痺させて一時的に操っていたのも、肉体から分離した生命だけを欲したことについてワイルド星人の身体もそういう方向へ向かってしまったしょうこなのかもしれません。
そうしたことの焦りが墓穴を掘り、身勝手さも手伝ってウルトラガンで倒されてしまった結末を迎えていました。
ワイルド星人



ウルトラ怪獣第11号:ウルトラセブン~イカルス星人5

イカルス星人①
「イカルス星人」

もじゃもじゃの髭と耳に特徴があった宇宙人でした。
現次元と異次元を行き来できる能力があったわけではないですが、自分たちの持っていた科学力がそれを可能にさせた宇宙人がイカルス星人でした。
一所でその次元移動の装置の研究をしていたわけですが、それを気取られることを恐れていたかのように別荘地に隠れて研究していたところを、とある少年を通じてウルトラ警備隊に通報されてしまったのがミソでしたね。
異次元の存在は人間ですら分かっていたはずですけど、その異次元に行くことすらままならなかった人間と比べてM78星雲の光の国の人間は優れた科学力を持った超人でしたから、ほんの些細なことも見逃さなかった感じです。
後にウルトラセブンは異次元空間に行く能力を見せましたけど、この時点では異次元空間には気が行っておらず、いきなり現次元に些細な変化あることに驚きながら、周囲の人間に気取られないように動いていた感じでした。

初代ウルトラマンの時に登場した怪獣ブルトン以来の異次元展開のイカルス星人登場の話。
ブルトンで扱われた異次元のモチーフを推し進めたら、異次元間の移動の展開になったという感じがありました。イカルス星人は怪獣ではなく知的宇宙人でしたから、イカルス星人の持っていた能力で異次元を扱うのではなく、その科学力を異次元について絡めてみたら、異次元を移動する科学力になったという設定です。
ということはイカルス星人は異次元に行って異次元とはどういう次元なのかを理解していたからこそ、そこから他の惑星の侵略行為を思いついたということで、体験として異次元に身を置けばどういう作用が働くのかが分かっていたはずです。
ウルトラセブンとの闘いでイカルス星人が取った動きはそういうことに影響されたものだったと思いますが、異次元における能力を身に着けていたわけではありません。
でも、異次元に基地を建設し、そこから異次元間移動の装置を開発して3次元の世界を攻撃していた科学力には唸るものがありました。
イカルス星人⑥イイカルス星人の大きな耳はどんな些細な物音も聞き逃さない超能力を発揮するものと思いましたけど、モロボシ・ダンがウルトラセブンであるということまでは見通せずにいましたね。
変わった雰囲気は察知できたようですが、モノを見抜くまでは至っておらず、異次元に引き込まれるようにやってきたモロボシ・ダンが狼狽える中、異次元間移動装置破壊の行動をとるまでは察知できなかったことが仇となったような気がします。

異次元、イカルス星人の場合は四次元を利用したようですが、こうした異次元を使う科学力があったイカルス星人が、通常切断されるはずのアイ・スラッガーが激突したことで爆破されたのはそうした科学力がイカルス英人の肉体に影響を及ぼしていたかもしれません。
そのアイ・スラッガーの衝撃の後にウルトラ念力で吹き飛ばされたところを見ると、異次元における能力についてはウルトラセブンの方が上だったわけで、自らがなそうとしたことからするとなんとも皮肉な最期だったように思えました。
イカルス星人②







ウルトラ怪獣第10号:ウルトラセブン~チブル星人4

チブル星人①
「チブル星人」

生きる者すべてがコンピューターに制御されてしまった惑星というのも、きっとこの広大な宇宙にはあることでしょう。
頭でっかちなチブル星人の大きな頭部は、金属製にも見えました。
でも、その中に潜んでいた脳は異常発達し、母星がコンピューターに制御支配されていたことを物語っていたように思います。
その異常発達した脳は、人知れず狡猾な思考作用をもたらしたようです。
思考作用でしか行動できず、異常発達した脳と引き換えに身体の脆弱化をもたらしてしまい、浮遊能力と何故か変身能力だけが残っていたということかもしれません。
口から放つ超音波、足の棘から出すしびれ液といった攻撃手段を持っているらしいとされていますが、老人から本性を現したチブル星人の戦闘シーンは、配下にあったロボット・セロワンがあっけなく倒された時点で、狡猾さを破られ自らの肉体でウルトラセブンに戦いを挑むほかなく、申し訳程度に設定されていた肉体攻撃能力だったように思います。

自らの体当たりも軽く返され、あっけなくエメリウム光線でチブル星人は倒されていきますが、チブル星人である本性を現した時点で勝負あったということでしょう。

チブル星人⑤
以前はコンピューターに支配された惑星の宇宙人がどんなものかとか、その宇宙人が何故か地球を狙ってきたり支配しようとして来たりする話は、よくあったような気がします。
ひょっとするとチブル星人の話はその先駆けだったかもしれませんが、機械に支配された生き物は時が経てば支配されていたことも意識から消え、順応して生き延びることしか思わないのかもしれません。
そうなると、思考力だけが発達し、肉体は衰え退化していくということになるんだろうと思います。
肉体が退化してしまうと思考力を生かそうにも特異能力がなければどうにもなりません。

身体がコンピュータ化され、それでも自我意識が流れに乗って残った姿、それがチブル星人だったかもしれません。
チブル星人⑥







ウルトラ怪獣第9号:ウルトラセブン~メトロン星人5

メトロン星人②
「メトロン星人」

「我々人類は今、宇宙人に狙われるほど、お互いを信頼してはいませんから…」というナレーションで終わった狙われた街。
ウルトラセブン屈指の名作の一つだったことは、疑う余地がないでしょう。

宇宙ケシの実を煙草に散りばめて人間を狂わせる、多分、ウルトラセブンでなければ宇宙ケシなんて言うものを知ることはなかったでしょう。
人が知らない危険な植物の一種は、人を狂わせ凶暴化し、自分以外の人を殺してしまうほどの危険度の高い成分を含んでいました。
多分、自分そのものも自覚できない幻覚の境地に導かれて、それを仕掛けたメトロン星人はそれだからこそ幻覚宇宙人という肩書がつけられたんでしょうね。
凶暴化し、自分をも見失い、果ては殺人鬼と化してしまうその様は、確かに一定のルールの中でそれを守ることで信頼関係を築いていた地球人類をかき乱してしまうものでしたけど、そこまで導いてしまえば武力を行使して人類を制圧してしまう必要などありません。
メトロン星人がどんな武力を持っていたのかについては、それほど演じられることはありませんでしたけど、武力ではなく人類の心や関係を乱していくことで地球を征服してしまおうとするスタイルは、初代ウルトラマンの時のメフィラス星人の時と酷似しています。
しかし、メトロン星人の場合は人類の相互関係に目を付けたところが、より狡猾でした。
しかも、自らのアジトを下町の工場街の一角に建つ古いアパートに宇宙船を仕込ませて、暗躍していたことがより効果を出していました。
宇宙ケシなどというとんでもないものを人類は知らず、それがメトロン星人によって忍ばされたこと自体が、地下の暗躍行為のようなものだったことから、フランス語で地下はメトロといいますから、そこからネーミングされたメトロン星人の妙味が出ていると思います。
宇宙ケシを含んだ煙草の犠牲には、ウルトラ警備隊のソガ隊員やフルハシ隊員もなっていました。
ウルトラセブンは光の国で恒天観測員だったことが基本としてありましたから、宇宙ケシのことを知っていたとしても不思議なことではなく、それを知って弁えていたがためにそれを使って何かを企てていた者を探ろうとしていたのは騒然の成り行きだったかもしれません。
ウルトラ警備隊の派手な交戦、作戦ではなく、恒天観測員としてのウルトラセブンがモロボシ・ダンという人間の姿で突き止めていこうとしたところにも妙味がありました。
メトロン星人③
メトロン星人は敢えて宇宙ケシを使った作戦で、ウルトラセブンをおびき寄せようとしていたのかもしれません。
メトロン星人の潜んでいた古いアパートはメトロン星人の奇妙な宇宙船と一体化し、迂闊にもそこに単身乗り込んでしまったモロボシ・ダンはその宇宙船によって宇宙の果てまで運び去られるところでしたね。
ウルトラセブンに変身し、巨大化することでこの作戦は外れてしまいましたが、ちゃぶ台を挟んだモロボシ・ダンとメトロン星人の対峙はそこまで伸びていたこと自体、見応えがありました。
その上、夕日を浴び、影を伝ってウルトラセブンとメトロン星人が遂に交戦状態となるシーンについては、ストップモーションを使ったりしたかなり効果を上げていたシーンでした。
特撮に関してかなりマニアックで、ある意味変わり者でないとこういう演じ方はできなかったでしょう。

最後はメトロン星人が飛び去ろうとしたところに、その背後からアイ・スラッガーが一閃、そしてエメリウム光線で止めを刺したシーンは、ウルトラシリーズ史上最高の演出でした。
やられてしまったメトロン星人も去ることながら、エメリウム光線を放ったウルトラセブンの姿が夕陽を浴びて、これ以上ないカッコいい演出となっていましたね。
メトロン星人






セブン上司~ウルトラセブン5

セブン上司④
「セブン上司」

初代ウルトラマンの最後には、命を2つもったゾフィがやってきました。
ウルトラセブンの最後にも、そのゾフィ的存在の登場が想定されていたそうです。
初代ウルトラマンは人間ハヤタと同化しましたが、本来はあくまで別個体だったものの、ウルトラセブンにおけるモロボシ・ダンはウルトラセブンそのものでした。
設定的な違いの中、HEROは死なないという大前提のもと、どうやってウルトラセブンにゾフィ的存在を演じるのか、今となっては過去のことですけど、そうやって考えると非常に興味がわくところです。
地球上での活動エネルギーが切れかけ、朦朧とした意識の中でモロボシ・ダンの脳裏に浮かんできたのはセブン上司でした。

ウルトラセブンは本来ウルトラ戦士ということではなく、光の国の恒点観測員であったことはこの時のセブン上司から語られたことです。
しかも恒点観測員340号ということは、ウルトラセブンと同様の姿をした観測員が340人以上いたことになります。
だってウルトラセブンとセブン上司は同じ姿をしていましたからね。
その恒点観測員が、地球上の人間が命を問わず同じ人間を救おうとした姿に感銘を受け、戦士として地球にとどまり、まさしく自分の命をも問わず外敵から地球を守り抜く姿勢は、後のウルトラ戦士に受け継がれていきますが、それはこの時のウルトラセブンの在り方に大きなきっかけがありました。
そしてそのウルトラセブンの姿を見ていたのは、光の国の防衛軍であり、セブン上司であったわけです。
セブン上司
光の国にいただけでは、地球上で命をも顧みず戦い続けるウルトラセブンの意味など理解できなかったのでしょうね。
広大な宇宙の平和を守るためには、ほんの一瞬のような地球という惑星のことなど知る由もなかったのかもしれません。
だから、瀕死の状態でありながら命を賭して人間のために戦おうとするモロボシ・ダンに対して、変身してはいかん!という言葉を投げかけたのでしょう。
人間のことよりもまず自分の命を、、、というところでしょうけど、それでも変身を強行し、最後まで戦い抜いたウルトラセブンの気持ちはようやくセブン上司に通じたものと思いたいです。
何万年も生きるウルトラの戦士たちに比べれば、人間の命はわずかなものでしたけど、ここに命の炎を灯しそれに呼応するかのような初代ウルトラマンの姿に気づいたのはゾフィであり、ウルトラセブンの時のセブン上司であったと思いますから、ここでようやくセブン上司がゾフィにオーバーラップしたといえるでしょう。


ながらく円谷プロでは忘れられていた状態のセブン上司は、外部からの問い合わせで意識されたそうです。
このセブン上司は、ウルトラセブンの脳裏に念波や気で浮かび上がった姿でしたから、本来はもっと別bの姿をしていたのかもしれません。
でもそういうところに意味があったのですから、これを変えて再来させることはしてほしくないですね。
セブン上司③




ウルトラ怪獣第8号:ウルトラセブン~キュラソ星人5

キュラソ星人③
「キュラソ星人」

まさしく勝手気ままな殺人鬼だったキュラソ星人。
コスモポリタス第8惑星のキュラソ星で大罪を犯し、母星から逃れて地球に飛来してもその罪を犯していました。
宇宙人が殺人鬼という設定は、怖いですよね。
ガソリンを好み、人を殺めながらガソリンを求めてさまようキュラソ星人は、頭部に生える角のような器官を発光し、人を意のままに操る能力がありました。
描写が当初はスペースポニーという一人乗りの宇宙船が乗り捨ててあった昼間から始まりましたが、闇の中へと舞台が移っていきました。
時間の経過というところからそうなっていったわけですけど、闇夜に浮かぶキュラソ星人は、怪奇的そのものでした。

ウルトラ第1期にはその怪奇性と不気味さが、よくあったと思います。
怖いもの見たさに顔を覆った指の間から、なんとか怪獣や宇宙人を見ようとするのは怖いもの見たさという好奇心にほかならず、その好奇心は怪奇性に引き出されていました。
アンバランスゾーンという不安定さをテーマにしたウルトラQで作られた流れは、その後初代ウルトラマン、キャプテンウルトラ、そしてウルトラセブンと流れてきていました。
アンバランスという感覚は怪奇性を自然と生み出し、当時の特撮はそれがある事が絶対的な条件であったと思いますね。
その中に勧善懲悪を持ち込み、更に展開していったと思いますが、それは怪獣・宇宙人のデザインと大いに関係していました。
ウルトラQに登場したケムール人という傑作宇宙人は左右非対称のそれこそアンバランス感覚満載のデザインであったわけですが、このケムール人は後に初代ウルトラマンに登場し、ゼットン星人に姿を変え、さらに色調をも変えたキュラソ星人となっていきました。
傑作だったケムール人は、傑作だっただけに手を入れてしまうと、、、とも思いましたけど、ゼットン星人もキュラソ星人もやっぱり傑作だっただけに、手に入れ方次第でこういう展開も歩めるんだと妙に感心してました。

様々な要素を持ち込んだところに工夫の苦心さが出てますけど、元来が科学力の高いケムール人という侵略宇宙人であったという根幹みたいなところは不変だったと思いますね。
キュラソ星人も、一人乗りの宇宙船でやってきたところなどは、キュラソ星自体は進んだ科学力を持った生物系惑星であった証拠ですし、宇宙に拡散する電波でこの殺人鬼キュラソ星人が逃亡したことを警告してきたこともそうでした。
そこにこのキュラソ星人自体には催眠を仕掛ける能力と、ガソリンを常食としていたこと、果ては火を吐く能力まであったことなど、設定自体は宇宙怪獣のようで高い科学力を持っていたこととはバランスが取れないアンバランス感覚がタップリでした。
キュラソ星人
アンヌ隊員を催眠状態として操り、ポインターを奪うだけでなくウルトラホーク1号のβ号まで奪って逃亡しようとしましたが、分離状態であったウルトラホーク1号のドッキング作戦で窮地に追い込まれて苦し紛れに火を吐き巨大化しましたけど、墜落したβ号の火に引火して自滅しました。
これもウルトラHERO が出てくる番組で、そのHEROと戦うことなく結末を迎えたこと自体は非常珍しいケースで、その演出自体が実に印象的でした。

このウルトラセブンが放映された当時は「キュラソ」という発音が難しかった時代でもあり、台本自体にキュラソとあったりキユラソとあったりして混合したことが徹底できなかった原因でもありましたけど、番組作りに本気になりながら肝心の宇宙人のネーミング自体が徹底出来なかったとは、時代のおおらかさといい加減さが混在していかにも昭和らしい現われでもありました。
なんでもキュラソ星人はドラキュラのキュラから持ってきたらしいですけど、酒場にあるリキュールがその感覚としてあったところ混在してしまったようですね。
「キューラソ星人」とモロボシ・ダンが言ってしまったことは時代を反映してた貴重なシーンでした。
キュラソ星人①

RAH リアルアクションヒーローズ ウルトラセブン 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥29,990から
(2018/3/21 22:20時点)



大怪獣シリーズ ウルトラセブン 登場ポーズ 全高約25cm PVC製 塗装済み完成品フィギュア 一部組み立て式

新品価格
¥33,877から
(2018/3/21 22:20時点)





ウルトラ怪獣第7号:ウルトラセブン~ペガッサ星人5

ペガッサ星人①
「ペガッサ星人」

ペガッサ星人の場合は、自然現象により母星が荒廃したことにより生き延びる術を完全人工都市に求めて宇宙を漂流する格好となったようです。
宇宙空間に浮かぶペガッサシティは、宇宙船や宇宙母艦の上を行くような見た目よりはるかに密度の濃い人工都市だったようで、その密度はなんと地球人が見たものの8万倍だったようですから、高度な科学力を有していたというのは外見だけでも分かりそうなものです。
母星が荒廃した例は、過去にバルタン星人がいましたけど、この荒廃は狂った科学者の暴走によって引き起こされ、いわば人の手が付けられない自然の力ではなく、進み過ぎた人の科学力によって引き起こされたことでしたから、ペガッサ星人とは出発点が異なり、そこから安住の地、惑星を求めて他の惑星を侵略する行為に出てしまったのかもしれません。
ペガッサ星人は、自らの力を高めて空気も水もなんでも人の手で作り出してしまい、人工物に全く頼らないで生存することを可能とした次元まで科学力を高めていたのですから、侵略するという行為自体はペガッサ星人にとっては全くうまみがないかったことになります。
争いごとを好まないような感じですけど、ここまで高められた科学力は平和のために温存すると言うことではなく、どうやっても生き延びるという種族として当たり前の考えが、高所に位置していたことが忘れられていたようです。

こういうところがバルタン星人とは異なるところですけど、ペガッサ星人とバルタン星人の有していた高度な科学力は向いていた方向性がまるで異なり、次元が異なっていたと言うことになろうかと思います。
侵略という意思のない宇宙人が、とある事情でけがを負いながらも地球の地上に降りてきて、地球側の人間と触れ合うことは、それだけでも利害関係が立ってしまいそうです。
ペガッサ星人はペガッサシティを創出しそこで生きながら宇宙を漂浪していたのに対し、地球人は地球という惑星で何とか生きてきたといういわば自然に頼る生き方しかできない存在でしたから、対極にあるというよりは持っていた科学力に大きな差があったと見るべきでしょう。
惑星の荒廃を人工都市を作っての乗り切ろうとしていたペガッサ星人に、M78星雲人であったウルトラセブンは自分たちもひょっとしたらこういう道を歩んでいたかもしれないと感じていたかもしれません。
ペガッサ星人③
高度な科学力は有していたものの、自らの肉体には特殊な能力はなかったのかもしれません。
人工物の中で生きていると、外の生命体に触れるのは用心深く臆病になってしまうことがありますね。
それがペガッサ星人にとってはダークゾーンという暗い小さな闇の中に自分を喰ことで線引きをしていた、、、その闇は異次元だったかもしれないけど、言うなればそんなものが作れる能力がペガッサ星人の能力だったかもしれません。
自然の影響を受けない肉体は変異してしまうことが多いyと思いますけど、それがペガッサ星人の姿に十分表れており、異次元というか異空間を作り出せることはそうしたことと元から持っていた性分が異常発達してしまったものかもしれません。

しかし、確かに侵略という意思はありませんでした。
用意周到に動力で動けるペガッサシティに対し、自然の産物である地球は当然のようにそれが出来なかった、、、しかし、衝突を避けようとして地球側にその意思を告げ、そして交渉しようとしたところにペガッサ星人は地球人類を重んじたような気がし、それが事をなせなければ地球が吹っ飛ぶ規模の爆弾を持ち込むという音に繋がっていたような気もします。
ペガッサ星人がそういう爆薬を持っていたこと自体は分かりますが、地球人類がペガッサシティを吹っ飛ばすほどの破壊力を持った爆薬を持っていたこと自体は納得できませんでしたね。
でも、こうでもしなければ物語は進みませんでした。

ウルトラセブンのアイ・スラッガーの打撃により闇夜に走って行ってしまったペガッサ星人は、何処へ行ってしまったのか、、、これは今でも謎のままです。
でも、そこがいいんですよね。
ペガッサ星人⑤

メディコム・トイ RAH リアルアクションヒーローズ ペガッサ星人 1/6スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み可動フィギュア

新品価格
¥13,400から
(2018/1/30 22:06時点)



怪獣無法地帯 モンスターギャラリー No.83 放浪宇宙人ペガッサ星人 未組立未塗装キット

新品価格
¥17,800から
(2018/1/30 22:07時点)



ギガンティックシリーズ ウルトラセブン 全高約500mm PVC製 塗装済み完成品 フィギュア

新品価格
¥21,000から
(2018/1/30 22:08時点)



ワイドショット~ウルトラセブン5

ワイドショット②
「ワイドショット」

初代ウルトラマンから始まったウルトラHEROIは、2作目がウルトラセブンでした。
この頃はまだ、ウルトラ兄弟という設定はなかったものの、怪獣がTVに出てくるものとしてウルトラQ,初代ウルトラマン、そしてキャプテンウルトラに続くものでしたけど、この頃は特に怪獣への興味が強く、侵略宇宙人と言われても何が何だか分からない頃でした。
とにかくウルトラHEROの戦いが見たい、そんな一心で見ていたような気がします。
初代ウルトラマンが怪獣を倒す必殺技としてスペシウム光線がありましたけど、こういう必殺技に狂喜していた頃ですね。
ウルトラセブンには怪獣よりもそんな侵略宇宙人が数多く登場し、中には外見上怪獣のような宇宙人も出てきてました。
怪獣から侵略宇宙人へと倒すべき相手は推移してましたけど、それは怪獣が持っていたような能力というより、様々な手段で地球を侵略しようとするものが宇宙人であって、それは怪獣よりも人間に近いような感じがするという点で、視点が変えられたような気がします。
そしてそんな宇宙人を倒すには、より知恵と能力が必要ということで、ウルトラセブンには初代ウルトラマンが放っていたスペシウム光線のようにこれが最大の得意な技が絞られると言うことが避けられていたような感じもしました。
だから、アイ・スラッガーやエメリウム光線を見た時はいい意味で驚き、ウルトラセブン委はこうした技以外にもっともっと技があるのだろうという気分になりました。
ただ、必殺技が多様化すると焦点ボケを起こしかねないというキライはあったように思います。
ウルトラセブンが最初に放った必殺技はアイ・スラッガーでしたけど、極端な話、アイ・スラッガーはウルトラセブンの突起した身体の器官を取り外して敵に投げつけることで切断してしまう技であり、次に放たれたのがエメリウム光線でしたけど、これはビームランプから放たれる光線技だったためか光線量が絞られてしまい、初代ウルトラマンのスペシウム光線を見慣れた者にとってはどこか物足りなさはあったと思います。
〇〇+イウムというネーミングが踏襲されたエメリウム光線に見られるように、ウルトラセブンはシリーズものという意識はなかったにせよ、初代ウルトラマンが視聴率的にも大成功をおさめ、人気が出たが故に政策が追いつかなかったところを踏まえて、ウルトラセブンにもどこか初代ウルトラマンの設定を意識したモノがあったと思います。
それがウルトラセブン3大技の最後に出てきたワイドショットでした。
スペシウム光線が両手をクロスさせることで表現したように、ワイドショットは両腕でL字型を構成した子の必殺技は、後のウルトラ戦士の必殺光線のモデルになっていましたね。
スペシウム光線に比べると、身体側に引付け気味の位置から放たれていたワイドショットは、光線量が多めになっていたこともあって強力さが増していたような気分にさせられていました。
ワイドショット
ウルトラセブン第13話に登場したあい路セス星人との戦いにおいて初披露されたのが、このワイドショットでした。
アイ・スラッガーも跳ね返され、エメリウム光線も弾かれたアイロス星人戦は、意を決したようにワイドショットの発射ポーズをとるウルトラセブンの姿には、慎重さを感じましたけど、これってウルトラセブンの全エネルギーを集中させるためとワイドショット使用後は活動エネルギーがほとんど残らないことを意識して、ワイドショットを必ず決めるためにわずかな隙でも見逃さない姿勢が見て取れました。
ウルトラセブンの持つ必殺技でも最強の部類に入るワイドショットは、必ず敵を仕留めないといけなかった背景を持ち、それは恒点観測員だったウルトラセブンが戦士としての意識変換をしなければいけなかった技でもありました。

その為に威力調節が可能であったことは、対ユートム戦で明らかなとおりであり、絶対にワイドショットで倒さなければいけなかったことは使用頻度の低さで証明されています。
侵略宇宙人の乗った円盤に使用頻度が高かったのは、それを撃墜させれば宇宙人そのものを根絶やしにさせることができる狙いもあったのでしょう。
逆にその使用にしくじった例が、ガッツ星人戦でした。

特にウルトラセブンに初代ウルトラマンを求めていたわけではないでしょうけど、見る者の視覚に訴え出るには光線技が良かったわけで、それがこれだけ使用状況が絞られると強力さがにじみ出てくる効果もありました。

当初、ワイドショットはネーミングされておらず、ウルトラビームとはこのワイドショットを指していたようです。
ディファレーター光線がウルトラセブンの体内でエメリウムエネルギーに転化され、そのまま使われたのがエメリウム光線だったのに対し、ディファレーター光線への純度が高かったのがワイドショットだったと思いますね。
ワイドショット④
ワイドショット⑤

CCP 1/6特撮シリーズ ウルトラセブン(ワイドショット2.0Ver)

新品価格
¥16,200から
(2018/1/3 00:43時点)



ウルトラセブン Blu-ray BOX I

新品価格
¥49,800から
(2018/1/3 00:45時点)



ギガンティックシリーズ ウルトラセブン 全高約500mm PVC製 塗装済み完成品 フィギュア

新品価格
¥24,400から
(2018/1/3 00:46時点)


プロフィール

モン太











現在の閲覧者数:



にほんブログ村

にほんブログ村 テレビブログ 特撮ヒーローへ
にほんブログ村

にほんブログ村 テレビブログ 特撮へ
にほんブログ村

ブログ王ランキングに参加中!


エンターテインメントランキングへ

Twitter

仮面ライダー Blu-ray BOX 1

新品価格
¥25,616から
(2017/2/18 08:45時点)

仮面ライダー Blu-ray BOX 2

新品価格
¥26,079から
(2017/2/18 08:47時点)

仮面ライダー Blu-ray BOX 3

新品価格
¥32,832から
(2018/3/18 09:23時点)

仮面ライダー Blu-ray BOX 4 <完>

新品価格
¥20,615から
(2018/3/18 09:28時点)

ウルトラセブン Blu-ray BOX I

新品価格
¥24,616から
(2017/2/18 08:47時点)

ウルトラセブン Blu-ray BOX II

新品価格
¥24,642から
(2017/2/18 08:48時点)

ウルトラマン Blu-ray BOX I

新品価格
¥13,944から
(2017/2/18 08:48時点)

ウルトラマン Blu-ray BOX II

新品価格
¥14,244から
(2017/2/18 08:49時点)

ウルトラマン Blu-ray BOX III (最終巻)

新品価格
¥36,800から
(2018/3/18 09:34時点)

タグクラウド
ギャラリー
  • ウルトラ怪獣第20号:ウルトラマンガイア~ニセ・ウルトラマンアグル
  • ウルトラ怪獣第20号:ウルトラマンガイア~ニセ・ウルトラマンアグル
  • ゴルゴム怪人第20号~アネモネ怪人
  • ゴルゴム怪人第20号~アネモネ怪人
  • ウルトラ怪獣第20号:ウルトラマンダイナ~ギャンザー
  • ウルトラ怪獣第20号:ウルトラマンダイナ~ギャンザー
  • ドグマ改造人間第20号~バチンガル
  • ドグマ改造人間第20号~バチンガル
  • ドグマ改造人間第20号~バチンガル
最新コメント
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
記事検索
  • ライブドアブログ