HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ウルトラマンアグル

4
「超空間波動怪獣 クインメザード」
クインメザード③
この目で見ることができても、触れることができないものは、その物体を構成する分子・量子が自分たちが存在する時限・時相と異なり、しかも連続性がないとするのは波動生命体の定義みたいなものでしたけど、これはウルトラマンガイアの人間体が先行していた量子物理学につながるところが大きく、ヴジョンの竜と戦っていた幻影かもしれなかったウルトラマンガイアにも通じるところがあったのかもしれません。
こうした別時相の存在量子自体が、存在の連続性自体がないわけですから自ら知性を持つことはないわけで、それが知性をもって行動するのは誰かに行動させられている、いわゆる操られている存在だったといえるかもしれません。
波動生命体というクラゲ上の浮遊物体がメザードからクインメザードまでくる間につけていった知能は、段階を追って地球人類を蔑み、邪魔扱いする根源的破滅招来体の憎しみたいな感情が増幅し、人の脳にある勘定を覗き見することでその歪んだ感情が増していったことの現われだったのかもしれません。
この時既に歪んだ感情から戻っていった元アルケミースターズの位置んであったウルトラマンアグルの人間体の心の拠り所でもあった存在を利用した紛い者の象徴がクインメザードだったかもしれず、それを操る根源的破滅招来体はどれだけ卑屈だったかわかりません。
でもそれだけ根源的破滅招来体は何者でどんな姿と能力を備えているのかということに、期待感みたいなものがありました。
クインメザード
操られていたといっても人の脳を覗き見し、攻撃することさえ通じないクインメザードは、倒さないことには気味悪く世の混乱を増長させる存在でしたから、倒さないことには根源的破滅招来体の思いのままに人類は進んでしまうことになりかねませんでしたね。
XIGによって怪獣の闘争本能を抑制させる実験として怪獣を操作する装置であったパーセルという開発がなされていたとはいえ、それによって次元に歪みが生じてクインメザードが苦しんだのは。クインメザードに知性を持たせた根源的破滅招来体の失敗だったのかもしれません。
そこに打ち込まれたリキテイダーで効果が上がったのは、その苦しみがクインメザードを構成した量子自体が粒子と相まって、との存在する次元の量子とシンクロして攻撃可能になったということかもしれません。
クインメザード⑥




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5
ゾーリム②
「巨獣ゾーリム」

何と巨大なのか、ゾーリムを見た時の正直な感想です。
ウルトラマンよりも大きな怪獣はこれまでも登場していましたが、その比じゃありませんでした。
XIGの戦闘機が米粒ほどにしか見えず、ウルトラマンガイアやウルトラマンアグルもそれよりはマシという感じで、ゾーリムに比べれば、、、という感じでした。
ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルのエネルギーのぶつかり合いで生じた衝撃を根源的破滅招来体に利用されて発生したワームホールから出てきてしまったのがゾーリムでしたけど、根源的破滅招来体の存在自体が地球人類と同じだけではなく、異次元にも存在できた異常な存在だったということなのかもしれません。
ワームホールから出ていたのはゾーリムの頭部と長い首だけで、全体像を現すことがなかったということは胴体自体がワームホールの向こう側にあって、異次元だったのかもしれません。
人間が存在する3次元には物理的にゾーリムそのものが存在することには無理があるでしょう。
ウルトラマンガイアは地上の戦士、ウルトラマンアグルは海の戦士だとすると、地球という惑星が生み出した超人であり超人どうしのぶつかり合いで生まれてしまったエネルギーは、地球という惑星が持つエネルギーを超えていたのかもしれません。
そこを超えて登場してきたゾーリムは、根源的破滅招来体に利用されていたとはいえ、人間には想像すらできない怪獣だったかもしれません。
光量子コンピューター・クリシスの暴走は、このゾーリムの登場パターンに呼応したような軌跡だったことはクリシスすら根源的破滅招来体の掌の上にあったという大きなポイントの中で登場した怪獣がゾーリムでした。
地球という惑星が抱えていたエネルギー以上の存在が必要になったわけで、そこでウルトラマンガイアのスプリームバージョンの登場となったわけです。
だから、ウルトラマン単体では地球の抱えていたエネルギーを超えられず、ゾーリムの外側からの攻撃に衝撃が与えられず、ウルトラマンガイア・スプリームバージョンの登場はそれ以上の戦士の登場となり、しかもゾーリムの口から体内に入ってからのフォトンストリームは痛快でもありました。
ゾーリム③






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4
ディグローブ
「超巨大天体生物 ディグローブ」

見た目、小惑星のようでしたけど確かに頭と尻尾が付いていました。
となれば、信じられないほど巨大な生物・怪獣という事になりますけど、当然のように小回りが効かないので攻撃性にはつながらず、どうして木星付近に現れたのか、が不思議でした。信仰進路を会えたこともそうだったんですけど、根源的破滅招来体によるものです。
ディグローブ自体には何らの意思なく、宇宙を漂浪する巨大天体生物といったところで、根源的破滅招来体に利用されてしまったいわば犠牲者。
これだけの巨体で、実は生物だったなんて信じられないことですし、人間にはまだまだ知らないことが多すぎるという感想を持ちましたね。
理論理屈はともかく、こんな巨体を地球にぶつけられてしまっては、地球は破滅してしまいます。
爆破してしまおうと地下深く眠っていたゾンネルを覚醒させ、ゾンネルの甲羅をこじ開けてこれも小型原子炉のようなエネルギーをディグローブにぶつけようとし、ウルトラマンガイアはその爆破の広大な影響をバリアによって食い止めようとしていました。

ディグローブが攻撃的でなかったことがある程度の救いになっていましたが、ウルトラマンガイアとウルトラマンアグルの地球という惑星に対する考えの相違がはっきりしていましたが、それはあくまでこの時点でのことです。

それにしても天体を怪獣に模してしまうとは、、、というのが率直な思いでした。
地球生成の頃、巨大隕石が地球に衝突したと言われていますが、それはまだ地球上に穂tの生物が発生しておらず、衝突によって気性も大きく変わって氷河期が到来してしまう事にもなったらしいですが、この時の巨大隕石を怪獣に置き換えて考察されたのがディグローブだったんでしょうね。
ディグローブ②





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5
ゾンネル⑤
「甲殻怪地底獣 ゾンネル」

甲殻類の怪獣の甲殻の部分は、巨体を有した怪獣だけに頑丈で強力なイメージがあります。
怪獣ブームの先に登場した大怪獣ガメラも、その甲殻の部分である甲羅は至極頑丈で、その甲羅が付いている胴体の中に手足どころか頭部まで隠してしまうところに面白みがありました。
甲殻類怪獣ですから、甲殻の部分にも意思が通され、その分丈夫さも半端ではないものがあったと思います。
甲殻怪獣ですから、どこか両生類のように水辺や水中で活動するのが得意のような気もしますが、この部分は自らの身体やその意思を隠す重要な部分ですから、必ずしもそうではなく、そこには人の思い込みが見え隠れしてたような感じがします。
この甲殻の部分に自らの武器であり、生命エネルギーを込めて高めていた怪獣がいたとすると、それは地底不覚眠っている地底怪獣という事も十分考えられました。
ウルトラマンガイアに登場した甲殻怪地底獣 ゾンネルは、そうした怪獣だったと思います。
小型太陽のような核融合炉をその甲殻の中に潜めていたという事は、地底といってもそ深さはかなりのものでマグマやマントル近くで、そこで培養されていたのかもしれません。
培養というと違うような気もしますが、少なくともゾンネルの生存条件はそこにあって、生体エネルギーを維持どころか、向上させるにはそこしかなかったのでしょうね。

ウルトラマンガイアには時に根源的破滅招来体であっても怪獣であっても、時に傑作が登場しましたが、このゾンネルはまさしくその傑作怪獣だったと思いますね。
大怪獣ガメラが意識され、地球空洞説も利用したような設定だったゾンネルは、あまりの核融合炉の影響がウルトラマンアグルに察知されて眠りを妨げられ、無理矢理背中の甲羅をこじ開けられようとしていました。
こじ開けることで、宇宙から地球を狙っていたディグローブを撃つことを狙ったようですが、ゾンネルの甲羅の中にあったエネルギーは生体エネルギーであり、核融合エネルギーでもあったことから、この上ない攻撃武器である反面、ゾンネルの命を懸けたエネルギーだったかもしれませんね。
太陽は広大ですが、そのエネルギーを凝縮した核エネルギーは、生きている惑星なら惑星内部に必ずある者で、おそらくゾンネルはその影響を大きく受けた地球怪獣だったのでしょう。
どう表現していいのかわかりませんが、ゾンネルはゾンネルⅡとなって再登場しますが、もっと強力に演出してもよかったと思います。
なんといっても核融合エネルギーが、命の源だったのですから。
ゾンネル⑧
ゾンネル④





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3
ニセ・ウルトラマンアグル
「ニセ・ウルトラマンアグル」

特撮HEROものには、正義の味方の偽物はつきものです。
ウルトラシリーズでは、初代ウルトラマンの偽物はザラブ星人だったところから、宇宙人が化けたものやロボットだったりと、その時々の物語の設定で様々なあり方がって面白かったと思います。
その時々のウルトラHEROの在り方で、偽物があり得ないときもありましたけど、本物と偽物の区別は目の様子に求めていたのはザラブ星人が化けた初代ウルトラマンの偽物以来の伝統のようなものです。
ただ、以前はその偽物は本物と区別しにくく、本物と見間違うことが前提だったのは、その偽物が何者かがわかっていなかったためにあり得た設定でした。

偽物でありながら偽物でない、そんな感じがなんとも言えない味を出していたように思います。
ですけど、ウルトラマンガイアに登場したニセ・ウルトラマンアグルは、アルギュロスがウルトラマンアグルをコピーしたものであることがあからさまでした。
外見だけではなく能力までもコピーしたことにより、ウルトラマンアグルそのままでしたが、口元が吊り上がって笑う表情は、いかにもアルギュロスでした。
あくまで、地球外からアルギュロスがウルトラマンアグルを凝視し、コピーしたのがニセ・ウルトラマンアグルでした。
が、あくまでコピーであり、コピーは本物を超えられないのは特撮の世界も現実の世界も同じ事のようです。
ですが、本物がそのコピーを超えるには自分の持っている力以上のものを引きだすことが必要のようです。
ニセ・ウルトラマンアグル①



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4
アルギュロス
「金属生命体 アルギュロス」

金属生命体 アルギュロスは、液体金属を怪獣や宇宙生命体にもしたものとしては初めてではありませんでしたけど、こうした怪獣を見ると、随分と時代が進んだという気がします。
金属の生成が始まった時代から液体金属は発生したのでしょうけど、そうしたものを特撮の世界に持ち込むのは、撮影技術と映像技術が進化してないといけません。
特撮の世界は、あり得ない事象を如何にリアルに見せるかが肝でしたから、撮影技術と映像技術が進化してもそれだけでは漫画チックになってしまいます。
ただ、液体金属のモチーフはリアル感に迫り過ぎては描き切れないので、この境目というか、どう織り交ぜるのかが難しいところです。
CGありきではないですが、CGがないとこうした液体金属は描けなかったでしょう。
映画まで行くと撮影技術と映像技術には金がかけられますから、繊細な演出もできるでしょうけど、ことTV番組としてはかなり難しかったと思います。
だから、アルギュロスをニセウルトラマンアグルに変えていったのでしょう。

アルギュロスを追っていたのは、ウルトラマンアグルだったからこそのにせウルトラマンアグルだったのでしょうけど、ウルトラマンアグルは主人公ではありませんでした。
あくまで主人公はウルトラマンガイアであり、ウルトラマンアグルはウルトラマンガイアをサポートするものでしたから、いずれウルトラマンガイアに偽者ヲ出すにしても、アルギュロスはそうした位置づけでいてほしかったと思います。

片腕が刃、もう一方の片腕がバズーカ砲にも変えられるアルギュロス、いかなる姿にも変えられ表情が似やつくこともあるという具合に、液体金属を上手に使った一例なんでしょう。
極端に言えば金属からできてるのでアルギュロスは一種のロボットかもしれませんが、何処か宇宙人のようで作り手である根源的破滅招来体の意思が反映されているところからも、ロボットとして見た方がよかったのかもしれません。
アルギュロス①



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4
リキテイダー
リキテイダー①
リキテイダー②
リキテイダー③
「リキテイダー」

「プロノーン・カラモス」というアルケミースターズの未確認粒子観測センサーでの実験中に出逢った海の青い光がウルトラマンアグルの源だったようです。
その「プロノーン・カラモス」のコンソール画面に表示された「AGUL」のローマ字からウルトラマンアグルという名が設定されたようですが、 「アグル」という語自体は造語で、「agressive(=攻撃的な)」「agreement(=同意・承諾・契約・協定)」「悪」を掛けているみたいです。
ウルトラマンガイアの時代を時系列で並べた時、ウルトラマンガイア登場の4年ほど前にウルトラマンアグルは誕生していたみたいです。
地球の大地の精霊が生み出したのがウルトラマンガイアであることに対して、海の精霊が生んだ超人がウルトラマンアグルのようですが、物語上、ウルトラマンアグルは主人公ではなく、準主役であり、粋な正義の味方ではなく、低く太い声や目付きからは少し悪役っぽいクールさが感じられるましたが、それは人類を抹消することにより地球を救う、という目的のために行動していたため、余計にニヒルな感じと合わせて気になってしまう存在感がありました。
ボディが深い青色だったことは、大海の精霊が生んだ所以でしょうけど、地球という惑星はそのほとんどが海ということもあり、底知れぬ超能力を感じてしまいました。

その一つがリキテイダーです。
両腕を上下に分けた時点で、それぞれの手先にエネルギーを集約させながら影響しあい、それを身体の前で集約、両腕のエネルギーをそうしたことで球体にまとめて凝縮し、前方に打ち出す技でした。
大海の精霊が秘めるパワーの程は伺い知れませんが、地球という惑星は神秘めいているところがまだまだ非常に多いものですから、それが凝縮されて必殺技としてしようされるとなると、とんでもない破壊力がったと感じます。
古くはウルトラマンAのエネルギー光球という必殺技がありました。
エネルギーを球体にまとめるとなると意外に少なく、またそれだからこその強力さがあったと思いますね。
エネルギー光球は光の国で生まれた宇宙の超エネルギーの集約ですが、リキテイダーは純粋に地球という惑星のパワーが源でありながら、神秘的という意味では宇宙も地球も関係なく、エネルギー光球に勝るとも劣らない破壊力があった思います。

ウルトラマンアグルの両拳で打ち出されるところを見ると、ウルトラマンアグルの肉体的パワーも影響して強力さを向上させていたと思いますね。
リキテイダー④
リキテイダー⑤






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3
ボグラグ①
「ボグラグ」

海水と同じ成分塩化カリウムで身体が構成されていた怪獣が、ボグラグでしたね。
身体のほとんどが海水の如き液体だったものですから、体温が非常に低く、熱反応がほとんどなかったためにレーダーで探知できず、またエイ期待で構成されているその身体にはミサイルが通用しませんでした。

ウルトラマンアグルがブレードで切り裂いても、ウルトラマンガイアによるキック攻撃で頭部を吹っ飛ばされても意にも留めず、再生してしまうその能力は、単に怪獣を倒すと言うことだけでは効果が上がりませんでしたね。
こうしてみるとボグラグは怪獣だったのか、はたまた根源的破滅招来体のもたらした災いだったのか分かりません。
しかし、ボグラグの身体全体を見てるとクジラが思い起こされ、根源的破滅招来体に目をつけられた地球には異常気象によってさまざまな異常現象が巻き起こされる予兆のようなものだったのかもしれません。
ウルトラマンガイアやウルトラマンアグルの出現は、根源的破滅招来体が迫ってるこに対しての地球という惑星の意地の現れだったのかもしれませんが、それと同様に正反対の減少も起こっていたようです。

まるで海水のようなボグラグの身体を思うと、身体としての核が分からない身体を持つ怪獣などいるんだろうかという気にもさせられます。
怪獣とは不可解な生き物ですから、こうしたボグラグのような掴むに掴みきれないような感じのものも怪獣の一つの現れだったのかもしれませんし、こうした海獣ならぬ怪獣が出てきてしまうのも地球上の環境が人知れずとんでもない変化が起こっていたことの表れと考えるべきでしょう。

そんな正体不明のボグラグでしたけど、外見上は正統派怪獣の登場のように思えました。
海水と同じ成分の液体で出来てる身体のボグラグでしたから、切り裂いても部分的に打撃を加えても、すぐ再生してしまいましたが、元は海水という液体だけにとんでもない熱を持った攻撃には蒸発してしまうしかないと思ったところ、リキデイターを受けたことによって霧状に蒸発してしまったのは海獣らしい結末でした。
ボグラグ④

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4
アパテー②
「アパテー」

意思ある液体の金属生命体が、宇宙から飛来したのがアパテーでした。
ウルトラマンガイアの登場は、根源的破滅招来体という人間にとっての招かざる生命体が、人間の意思に関係なくあらゆる生命を根絶させるためにあらゆる方法を用いていた概念みたいなもので、それを防ごうとする地球という意思が生んだ戦士の登場でした。
地球の意思を受けていたわけですから、ウルトラマンガイアの登場はインパクトが大きく、それは良しきに着け悪しきにつけ、これに影響されたのは地球上に生きる者だけではなかったようです。
宇宙の彼方からこれを察知して見ていたアパテーは、ウルトラマンガイアを招かざる者として見ていたようです。
根源的破滅招来体は人間の概念みたいなものですけど、それが実体化したのが物語の後半になって登場してきた怪獣たちであり、当初は測り切れない意思のようなものだったと思うんです。
直接的なのか間接的なのか、或いは無接触状態でありながらその配下にいたかもしれませんが、根源的破滅招来体とアパテーは全く無関係だったとは思えません。
アパテーは、逆にウルトラマンガイアを根源的破滅招来体にとっての招かざる敵として捕らえてやってきたのかもしれません。

液体金属生命体だけあって、身体の変形は様々であり、飛行形態や登場当初の姿から強化形態、果ては槍になってしまうなど、これで意思があるのかと思える位、人間の感覚的には信じられそうもない怪獣でした。

アパテーとはギリシア神話に出てくる女神ですけど、パンドーラーの箱の中の災いの一つであるということですから、開けてはならない人間にとっての災いの箱を、地球の意思で空けてしまったようなものですね。
この辺りを調べていけばいくほど、奥の深さを感じてしまいますけど、それは勝手な想いかもしれません。
しかし、確かに地球にとっては招かざる敵であり災いであったのが根源的破滅招来体であり、アパテーはその先鞭をつけていくにはもってこいの生命体だったように思えます。

コッヴは根源的破滅招来体ではありませんでした。
それが分かるまでは時間がかかりましたけど、根源的破滅招来体の意を受けたような敵とウルトラマンガイアが初めて刃を交えたのが、このアパテーでした。
クァンタムストリームで一旦倒されたように見えて、すぐさま立ち上がったのは、まだウルトラマンガイア自体に迷いとたどたどしい部分があったからでしょうね。
だから、それがなかったウルトラマンアグルのフォトンクラッシャーで倒されたのでしょう。
ただ、そこは変形可能な液体金属生命体でしたし、人間の思う生命という概念が当てはまらなかった怪獣でもありましたから、後に影響が及んでいくのも見逃せないところでした。
アパテー3
アパテー①

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