HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

ウルトラマンタロウ

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ怪獣第11号:ウルトラマンタロウ~デッパラス3

デッパラス
「デッパラス」

怪獣の生業は、あるものの突然変異と言うことが多く、それは天変地異や自然環境の変異など自然に沿ったものが多かったですね。
ウルトラシリーズもウルトラQから始まってウルトラマンタロウまででも相当な時間が経過し、様々な取り組みがなされていました。
そうした取り組みの中で原点が忘れられていたようにも見えましたが、それでも時折原点に触れていたようなところも見えていました。
ウルトラマンタロウに出てきた怪獣デッパラスはセイウチの突然変異体であり、何故変異したのかは明かされませんでしたが、皮下脂肪が厚いセイウチそのものでした。
北極近辺で変異したデッパラスは、何に引き付けられたのは地底を掘り進んで都市部に地下好き、偶然口に触れたケチャップみたいなものに触れてしまったために、その匂いと味を求めてさらに都市部に近づいていました。
突然変異体とは言っても、生来の性格そのままに巨大化してしまったデッパラスは、こと知恵に関してはセイウチそのままで、ZATのミラー攻撃に翻弄されて倒されました。
そこから生来のものが変わってしまったらしく、かなり凶暴となって再生しますが、そうした再生能力みたいなものはセイウチにはなく、ただ海のギャングみたいになってしまったことはセイウチの生来の凶暴さが極端に表現されたみたいです。
火を吐いて攻撃するなどはその例でしたけど、セイウチの大きな牙は知るまで成長し続ける特徴のようでミサイルのように飛ばしてしまうのは非常にユニークでした。

どうもここまでくるとウルトラシリーズがアンバランスゾーンと相まって表現しようとしたユニークさは、怪獣の姿だけではなく、設定やその性格まで至ってしまい、歪んだユニークさが目立ってきていました。
ウルトラマンタロウはそうしたことが入れ込まれて番組が作られていきましたけど、これは明らかに行き過ぎです。
本来ウルトラシリーズがウルトラHEROや怪獣によって表現しようとしたことを忘れてしまい、再表現しようとするまでには至りませんでした。
全てがそうではなかったのですが、間違ったユニークさがデッパラスには混じり込んでいて、怪獣としての表現はよかったものですから、残念ではありました。
デッパラス②






ウルトラ怪獣第10号:ウルトラマンタロウ~アリンドウ3

アリンドウ
「大羽蟻怪獣アリンドウ」

架空なのか実際に存在する物質なのかは分かりませんが、新建材が燃える時に発生する物質であるPG-500を吸収して突然変異した羽蟻がいくつも巨大化して、火炎攻撃にさらされた結果、合体して生まれてしまった生物がアリンドウと名付けられて怪獣化していました。

建材が燃える際に発生する物質は、可燃化しやすいガスですから、そこに火炎攻撃されてしまって倒しきれないとなると、そうした可燃ガスを満載してアリンドウは生まれしまったわけですから、火炎攻撃というか火を噴く怪獣というのも分かるような気がします。
しかも基本が蟻の集合体ですから、蟻酸を吐く能力があるのも当然のことで、こうした能力を体内に備えていたのですから、羽蟻が合体した怪獣とはいえ、身体はかなり丈夫だったと思いますね。

蟻という昆虫は獰猛ですから、その食欲もスゴイものがあって、新物質を浴びて突然変異したのなら、元から持っていた本能的なものと突然変異の末に身についてしまった能力というのが融合してしまうことも十分考えられますから、強靭になった顎に砕かれるその先に食べてしまうというより、顎で砕いてしまうものが新建材とか建築物になっていてもおかしくはないですね。
ウルトラマンタロウの得意技ストリウム光線が通用しないというのは、それだけ強力な怪獣だったということになりますが、決してシリアスではなかったウルトラマンタロウには似つかわしくない解呪だったかもしれません。

強固な肉体を持つものは、怪獣であれ改造人間であれ、温度差を持って攻撃していくことに倒すヒントみたいなものがありますが、ウルトラマンタロウのウルトラシャワーからファイヤーダッシュという攻撃の流れは、そういうことの表現だ多のかもしれませんね。
アリンドウ②






ウルトラ怪獣第9号:ウルトラマンタロウ~トンダイル3

トンダイル
「トンダイル」

あまり印象に残らなかった怪獣に、ウルトラマンタロウに登場していたトンダイルがいました。
この怪獣を見た時は、人を丸め込む何かしらの特殊能力を持っていた怪獣とは思っていましたけど、それがカエルをモチーフとした怪獣だとは思ってもみませんでした。
似ているなとは思いましたけど、怪獣ライブキングの着ぐるみを改造したもののようですね。
どうにもこうにも作りが良くない、デザインが良くないことと軽々しさがあって、そこがウルトラマンタロウに登場した怪獣が見栄えのしない大きな特徴でした。

カエルをモチーフにしてしまった怪獣には、ほとんど覚えていません。
仮面ライダーシリーズの改造人間ではガマギラーとかガマ五右衛門、ガマ獣人とかいましたが、カエルはカエルでもガマガエルでしたね。
カエルは水辺でジャンプしたり、雨上がりの気配を感じるものでしたけど、改造人間にしたってもう一つ特徴をつかまないとやりづらかったと思います。
ガマガエルであればガマの油もありましたし、それがもう一つの特徴だったかもしれません。
しかし、それは等身大の怪人ならではのことかもしれません。

昔は小学生の頃、学校の生物研究でカエルの解剖を理科の授業で行っていました。
そういうところからもカエルは解剖の対象でもあり、ある意味ひ弱なところがあって脆弱感があったため、怪獣のモチーフとするには足りないことだらけだったかもしれません。
昔から地底で眠っていたトンダイルが、舌を伸ばして自ら吐く泡でカプセルを作り出しては人を閉じこめて食用の保存を図っていたとは怪奇なカエルのなせる業ではなかった思いますけど、カエルには気持ち悪さもありましたから、こういう怪奇性を持たせることで怪獣を演出するほかなかったかもしれませんね。
トンダイル1





ウルトラ怪獣第8号:ウルトラマンタロウ~タガール2

タガール②
「タガール」

ウルトラシリーズ開始以降も、前も大タコ怪獣というかタコをモチーフとした怪獣はいました。
キングコング対ゴジラでも、名前は不明ながら出ていましたし、その時の大ダコ怪獣はウルトラQでスダールとして流用されていました。
ウルトラセブンでもガイロスというタコの足の吸盤に特徴を見出そうとした怪獣が出ましたし、帰ってきたウルトラマンでも二本足の球体怪獣であったタッコングはタコの怪獣でした。
ウルトラマンタロウの後のウルトラマン80でも、ダロンという凶暴な怪獣が出ていました。
いずれもタコという海中生物の特徴をどこに見出すのか、その演出に大いに苦労して怪獣を上手く演出していたと思います。

それは怪獣自体を表現したいとする想いから生まれてきたと思いますが、それはタコという生物の存在自体に工夫をもたらしたことからのものです。
タコ自体が怪獣となってしまうのですから、それは人間からしてみれは島にようにみえそうなところ、タコの頭部ってデコボコがないですから、嶋を含んだ風景に何かを訴えても無理があり過ぎでした。
しかも墨を勢いよく吐き出すことも、タコの特徴を素直に出したにすぎず、演出不足は明らかでした。

タガールのデザイン自体が思い切りよくなくて、見るに堪えない怪獣でした。
ウルトラマンタロウと直接対峙することなく、退場しましたけど、それが唯一の救いだったような気がします。
タガール


ウルトラ怪獣第7号:ウルトラマンタロウ~ガンザ3

ガンザ②
「ガンザ」

大ダコ怪獣はその昔、大怪獣ゴジラのシリーズにも出ていました。
その記憶が残っていたので、どうしてもガンザではなくスダールの方に気が取られました。
タコはカニを喰らうのは聞いていたので、すっかりスダールがメイン怪獣と思いきや、ウルトラマンタロウの第7話ではガンザがメインの怪獣でした。
捕食行為ではなく、カニ型の怪獣でしたから両手先の鋏の部分が強調されなければならず、そうなるとその鋏でタコの手足など切断できるだろうと思い、大ダコ怪獣とカニ型怪獣という2匹の怪獣対決という解呪としての争いになればカニ型怪獣の方が有利だろうと素直に考えましたね。

ガンザの両手先の大型の鋏は再生能力があった上に、ロケットパンチの如く投擲も可能という優れものでしたね。
溶解液も噴射してましたから、そこでウルトラマンタロウが苦戦する要因があったわけですけど、ガンザはやはりカニ型怪獣だけあって背中の甲羅も結構なインパクトがありました。
物理的な攻め方ではこの甲羅をどうにかするのは出来なさそうに見え、そこに両手先の鋏でしたから海中戦闘となると結構な相手だったのかもしれません。
丈夫な身体を有する怪獣にも弱点はあるわけで、ウルトラマンタロウが力づくでガンザの甲羅を引きはがしていったのもそういうところに気が付いていたのかもしれません。

ウルトラシリーズにはよく出てくるパターンの怪獣でしたけど、面白いと言うかウルトラマンタロウという番組の傾向は日本昔話的な要素が多分にあったところが気になりました。
ガンザは背中の甲羅が剥がされて倒されますが、そのガンザの身体から通常の蟹が大量に出てきて、それが怪獣になりうる要素があったことから、ウルトラマンタロウの特殊光線が浴びせられてその要素が防がれたことから、人間の食用になって行ったことです。
怪獣は設定として超自然現象か被爆で身体の組織が大きく変異し、通常の生物が化け物化するところに基本みたいなものがあったはずです。
倒されるべき怪獣が人の食用になってしまうところに違和感があって、その違和感を薄めるために日本昔話の要素を絡めていったというところでしょうか。
でも、そのために印象度が堕ちたことも否めませんでした。
ガンザ④

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ウルトラ怪獣第6号:ウルトラマンタロウ~ジレンマ2

ジレンマ
「ジレンマ」

その昔、初代ウルトラマンの頃に宝石を食べる怪獣としてガマクジラがいましたね。
ガマクジラはその姿がユニークでなんとも憎めないもので、基本はクジラに置きながら設定そのものもユニークでありながら、海獣としても結構な強力怪獣でした。

ウルトラマンタロウの頃になると怪獣製作上のネタが切れたのか、アイディア尽きかけていたのか、モチーフをそれ以前に求めてしまう傾向が出てきました。
ウルトラマンAの頃も、最後の頃はベロクロン2世など、以前活躍した超獣を再登場させたりしてましたけど、それは同一番組内のことでどこかで納得できるものがありました。
ウルトラマンタロウというネーミングからして、ウルトラシリーズをやり過ぎてるキライはありましたけど、遂に怪獣にもそれが現れてきたかと思ったのが、このジレンマでした。
ガマクジラ同様宝石を食べてしまう怪獣で、ナメクジの様ではありましたけど、酸を吐くなど納得できない演出もありました。
武器ともなるジレンマの舌は、宝石を食べるためのものだったと思うんですが、これもガマクジラを思い起こさせるものでした。
でも、ガマクジラほど記憶に残る怪獣ではありませんでした。
ジレンマなんていうネーミングには捻りもなく、デザインそのものもそうでしたけど、、造形がかなり乱暴で怪獣然としていなかったからです。

面白いものを必死で工夫とアイディアで作っていくという特撮のプライドが、どこかで崩れていいたような気分になっていましたね。
ジレンマ③

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ウルトラ怪獣第5号:ウルトラマンタロウ~クイントータス、キングトータス、ミニトータス2

キングトータス
「クイントータス、キングトータス、ミニトータス」

クイントータス、キングトータス、ミニトータス途上の話を見ると、いろんな要素が要素が根底にあったような気がします。
ウルトラマンタロウに最も近い題材としては帰ってきたウルトラマンでのシーゴラス・シーモンス登場のセッティング。
ストーリー上のモチーフとしては初代ウルトラマンの時のグリーンモンスの要素もあったような気がします。
古くは大怪獣ゴジラの話が、シリーズものとなって太平洋上の孤島が舞台となった話のエッセンスもあり、そうなると大怪獣ガメラ的な要素もあったような気がします。

手にしてはいけない得体の知れない卵、文明を持ってしまった人類が見てはいけない怪獣の逸話等々。
怪獣と言えど命を持った生物とすれば、繁殖行為は自然の行為ですけど、それが人類のものとは異なることは当然と言えど、興味を持ってしまうのが人類であると言えそうです。
怪獣は天然の獣みたいな存在ですから、そうした人間の行為に気を切らすことは大いにあり得ることですね。

クイントータスとキングトータスの卵を懐柔のものとは知らずに研究し続けるのなら分かるけれど、食べてしまうのは愚の骨頂。
研究の対象を食に持って行くのは、人間としては短絡的でしたけど、こういうストーリーにしてしまったのはありえない展開だなと思いました。
そういう人間の行為に気を切らしてしまったのは、母親でもあったクイントータスで果ては狂ってしまったがためにウルトラマンタロウと戦う羽目に。
クイントータスは怪獣でしたから、狂ってしまったら手を付けられませんね。
心ならずも戦い、そして倒してしまったことに負い目を感じていたウルトラマンタロウは、ミニトータスと共に向かってきたキングトータスを共に気をそらすように宇宙へ連れ出して、何故か地球周辺に訪れていたウルトラセブンにその身を預けていました。

ウルトラマンタロウという番組は何故か童話的要素が多く取り入れられていました。
戦士の物語なんだから、もっと野卑に斬新に戦闘的に行ってほしいところ、この頃はウルトラファミリー全開でしたからウルトラの母が基点となって物語が始まったり、他のウルトラ兄弟の客演が多かったりと大団円的な要素が主流となっていましたね。

でも、やっぱり基本は怪獣退治の専門家であって欲しかった、そういう番組作りをしてほしかったと、クイントータス、キングトータス、ミニタートス登場の話を見て思ったものです。
クイーントータス①
キングトータス③

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ウルトラ怪獣第4号:ウルトラマンタロウ~ライブキング2

ライブキング
「ライブキング」

ウルトラQから始まったウルトラシリーズは、当初の想いとしてシリーズ化されるということはなかったものの、怪獣、ひいてはウルトラマンやウルトラセブンというウルトラHEROで視聴者を夢中にさせるということが主眼だったと思います。
今回はこんな怪獣が出てきたけど、次はどんな怪獣かなとか、今回のウルトラセブンはこんな技使ったけど次はどうかなとか、いろんな思いが出て想像力が豊かになっていく様々なエッセンスがそこかしこに提供されてたと思います。
とにかく情報量量や伝達方法がなかった時代でしたし、作り手の方もどうな具合のセッティングと技法を使ったらリアル感が出て夢中にさせられるのかなという想いが充満し、それがブラウン管から伝えられると、もう夢中という言い方以外に表現方法はなかったと思います。
それは楽しませるというものではなく、作る方も見る方も夢中になるというものでしたし、今に時代によく言われる何をやっても楽しまなければ、、、という余裕があるというものではありませんでした。
そうした怪獣ブームもウルトラHEROがシリーズ化し、長い時が流れる間に作る方も見る方も夢中になるということを忘れていたようです。
多くの怪獣を作っていけば、いずれは迎えるネタ切れはウルトラマンAの頃に訪れていたようですけど、それでもまだ真摯に夢中になれるものを作りたいという想いは残っていたような気もします。
ウルトラマンタロウが登場してくることになると、夢中になると言うことに代わって楽しませることに主眼が移行し、それは視聴者のターゲットを低年齢層に下げていくということにつながっていきました。
ウルトラマンタロウはネーミングはともかく、子どもたちに大人気であった割には、それに登場する怪獣には人気がないのはそうしたことがあったからだと思いますね。
一言で言えば、作り手の方に真摯さが無くなってしまったということになるでしょう。
一時でもこういうことになれば、元に戻すことは難しいことですから、ウルトラシリーズ第2期も次作のウルトラマンレオで一旦終わりを告げたのも当然の成り行きだったかもしれません。

そのウルトラマンタロウに登場した怪獣ライブキングは、能力はともかく、その外見と笑い声のような鳴き声が印象的でした。
何でものみ込んでしまうその能力は、基本的に肉食であり、ウルトラマンタロウの腕を折ってしまうほどの怪力を生み出していました。
大きく出っ張ったライブキングの腹は、いまでいうメタボの象徴の様です。
大した火炎放射能力まであり、極めつけは何度バラバラにされても復元してしまう再生能力はまるで不死身のようで、外見とは似つかない強力怪獣であったと思います。
このライブキングについては、とにかくその笑い声のような鳴き声が癇に障るものでした。
その昔、初代ウルトラマンが笑うことがありましたけど、どこか宇宙人のような笑い声は超人HEROも笑うことがあるんだということに感心しさえすれ、この笑い声を聞いて楽しむなどと言うことはありませんでした。
怪獣は強さを競い、様々な特殊能力を発揮して見る者の気を引き付けることに意味があると思っていましたので、ライブキングの笑いにはあきれるばかりでしたね。
ライブキング①

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ウルトラ怪獣第3号:ウルトラマンタロウ~コスモリキッド2

コスモリキッド④
「コスモリキッド」

捕食、、、当時聴き慣れなかった言葉がコスモリキッドにはありました。
帰ってきたウルトラマンでは、ツインテールがグドンの捕食の対象となっていましたけど、具体的に表現されることはありませんでした。
表現の仕方によっては、捕食も演じてよかったと思うんですよ。
ただ、いつの時代でも特撮の世界では捕食シーンの演じ方は難しいらしく、思い切りグロテスクになるかあっさりしてしまうかのどちらかだったように思います。
コスモリキッドは、一つの特徴として長く伸びた舌で人間を捕食すると言う者がありましたけど、その存在は何故か同時期に存在してしまったライブキングの捕食対象になっていたようにも見えました。
コスモリキッドの捕食のシーンはグロテスクさを避けるためか、あっさりという感じもしましたけど、然程能力のない怪獣だったのに、多くの能力の一つみたいに演じられて、要するに演じられ方が下手だったんですね。

そういう捕食は、コスモリキッドが液体状態の時に発揮されていましたけど、本来巨大怪獣なのに液体と化して気取られないでいられた能力は、それまであったようで非常に面白い設定だったと思います。
液体と化していられるということはダメージも少なくて済むし、回復も図られ、移動するにしても逃げるにしても非常に有効で、こういう能力を持った怪獣がそれまであんまり見られなかったことが不思議にも思えました。
要するに水だから電撃に弱かったということは分かりましたが、冷凍化されてZATに粉砕されて最期を迎えてしまったのは逆に不思議でした。
粉砕されれば、粉状態から液体状態に戻り、復活していく側面もアリだったと思うからです。
このコスモリキッドは、その名の通り、能力的な面から考えても宇宙怪獣であったことは間違いないと思いますが、ライブキングの咬ませ犬の如き怪獣で、見た目にも特撮技術の意外な手抜きが感じられてしまい、残念でした。
コスモリキッド③

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ウルトラ怪獣第2号:ウルトラマンタロウ~オイルドリンカー3

オイルドリンカー②
「オイルドリンカー」

超獣と怪獣、何処に線引きしていいのかなんてわかりません。
超獣は異次元人ヤプールによって作り出されたもの、或いはその怨念が残ったもの、、、とすれば、ウルトラマンAとの戦いがそのすべてであるべきところ、何故かウルトラマンタロウに出てきました。
ヤプールの怨念、潰えることなく、、、といったところでしょうけど、ウルトラマンタロウという新しいHERO登場の出先でしたから、超獣という設定そのものには限度があって、怪獣と区別されるものという意味での登場だったのかもしれません。
あくまで超獣はウルトラマンAの宿敵となった異次元人ヤプールあってのものであり、ウルトラマンタロウでは怪獣が相手というビジョンを打ち出したかったのかもしれません。

、、、ということで超獣オイルドリンカーが出てきました。
鼻先と頭上に生えた大きな角が外見的な特徴でしたけど、超獣と言えば宇宙怪獣と地球上の生物の融合となりますが、オイルドリンカーは正式にどんな地球産の生物だったのか、ということは明らかにされていません、
外見的な特徴は、ひょっとしてトドかな、とも思いますが、身体つきからは断定できませんね。
ただ、食料として石油を摂取するため、世界中の産出国や石油輸送のタンカーを襲っていたということでから、あながちトドじゃないとは言い切れないかもしれません。
この摂取した石油を源に火炎攻撃がオイルドリンカーの主武器となっていました。
言い換えれば、火を噴く大怪獣とすべきところ、オイルドリンカーは超獣ということでした。
どこか物足りないオイルドリンカーの印象は、その性格が如何にも暴れん坊につきまとう慌て者というところだったんでしょうかね。
ヤプールの怨念も実体がなくなってしまったこともあって、思い切り薄れてきてしまった、、、怨念もここまでくれば執念かとも思いますが、それとオイルドリンカーの登場は無縁ではなかったんでしょう。

暴れん坊で慌て者の性格は、人間に翻弄され、挙句の果てには怪獣アストロモンスに捕食されてしまったところまで影響してしまい、超獣の衰退をイメージしてしまいました。
だけど、このオイルドリンカーを持ってウルトラマンタロウに登場してきた怪獣は、超獣よりも強いんだという具合にはならないと思いますね。
オイルドリンカー①

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