HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ウルトラマンダイナ

5
「宇宙スパーク大怪獣 バゾブ」
バゾブ⑤
宇宙人だろうが怪獣だろうが、基本生き物ですので動力源としてのエネルギーが必要です。
それぞれ何を食べているのかということになりますが、地球人の物差しで考えればの話で、食べることで体を動かす必要のない生き物もいるかもしれません。
特に怪獣は本能で生きる獣ですので、何を動力とするかは好き嫌いによることが多いのかもしれません。
それも本能めいた気概で動力、つまり行動する力を得ますので、それを好み過ぎる嫌いがあるのかもしれません。
ウルトラマンダイナに登場したバゾブは電気エネルギーを好み過ぎるあまり、磁力が強く、それを武器としたり身を守るものとして利用していましたが、利用というと知力があるように思われますが、これも本能に基づいて電気を得ようとし、相手の攻撃から身を守るということなんでしょう。
電気は大気中にある電子以外のものは知能に優れた生命体が作るもので、それをあらゆるものの活動エネルギーとして使います。
火の発見から電気を自分で作り、効率よく多くの電力を発生され、そして貯めることは人間が生きる上で必要なこととなり、欠かすことができないものです。
バゾブは本能で電気を得ようとし、人間は自ら作り出した電気を守るという本能と人工の攻防戦のようにも見えました。
本能で行動していたバゾブは、本能ほど強いものはなく、人工はそれには勝てないような気もします。
ただ、その本能による行動から絶対に守らなければならないものもあるはずで、バゾブの盲点を探り当てたスーパーGUTSの研究心は人間という知力を持つ者としての最高点だったようにも思えました、
ただ、見つけたことはいいとして対抗策がうまく取れず、それは自体が急すぎて犠牲を伴うことになっていたかもしれません。
ウルトラマンダイナは人間体がスーパーGUTSの隊員でしたから必死になっていたスーパーGUTSの攻撃の意図を読んで、光子体となってトルネードサンダーと一体化したドリルスピン戦法は見事で見応えがありました。
バゾブ



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3
「生物兵器 メノーファ」
メノーファ②
人の感情は様々です。
都合の良し悪しではありませんが、人ひとり生きていく中には様々な感情、しかも思いもつかない感情が状況によっては湧いてきたりして、それがいいことなのかよくないことなのかは分かりません。
相当強烈なもの、或いはインパクトが強いものでなければ忘れてしまうものがほとんどであるためです。しかし、これらの感情は生きていく上で必要な感情であり、その中にはいいものもあればよくないものもあるでしょう。
しかし、人の感情はバランスをとっているのです。
だから、よくない傾向があるからと言って不要なのかと言えば、そうとも限りません。
全体的にバランスをとっているからで、不要=悪とか要=善とはならないものです。
この悪と書いた感情をマイナスエネルギーとした場合をモチーフとした特撮にウルトラマン80
に登場した怪獣がありました。
それ以来の登場となったウルトラマンダイナに養生したメノーファ。
メノーファは、ナルチス星人によって作られた、或いは培養された生物でしたけど、人の感情に陽とイ陰があるとしたら、そうした感情を沸かせるに相当なエネルギーが必要と思われますから、マイナスエネルギーを科学的にナルチス星人に操作するにしても人ひとりのマイナスエネルギーではなく、しかもその時のマイナスエネルギーは天井知らずの面がありますから、ナルチス星人がど同化したということとは無関係にメノーファの身体は不定形で巨大なものになっていきました。
感情が湧くには電気的要素が伴いますから、メノーファにはあらゆる電気エネルギーが吸収されてしまうかもしれません。
ウルトラマンダイナのソルジェント光線もつうようするどころか吸収されていましたから。
メノーファの身体を構成していたマイナスエネルギーを攻略しなければ倒せなかったかもしれません。
あくまでナルシス星人が作り上げたものですから、マイナスエネルギーの核となっているところがあって、それを更生させてマイナスエネルギーを失くせばいいのですけど、マイナスエネルギーの増大に伴う電気的要素からメノーファの身体についた傷をつくこと、ウルトラマンダイナのストロングタイプ・トルネードアタックでそこをついてマイナスエネルギーを分散・消滅させて結果的に倒せたようにも見えました。
メノーファ③


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3
「サタンラブモス」
サタンラブモス
人工知能、今でいうところの人工AIはそもそも人間が作り出したものです。
ほんのわずかなズレや間違いが、AIの誤作動を招き、悪くすると手の付けられないこととなりますから、これに頼り切りになってしまうのは怖いものです。
外見が人間好みだったラブモスは、そもそも土星の衛星探査のために作り出され利用されたものでしたけど、人工知能を携えたメカが探査とはいえ宇宙空間に出してしまうと、どこで影響を受けるか分かりませんし、予想し得ない誤作動が起こること尾なりますね。
ラブモスの人工知能がその誤作動を起こして暴走した姿が、サタンラブモスだったようですが、GUTS及びスーパーGUTSの科学力の粋を集めたこのロボットは、何故か防御力が高まり、多彩な攻撃力はうっかりするとウルトラマンダイナをも凌駕する存在となっていましたね。
土星の衛星に残っていた謎の遺跡の影響かもしれないこの人工知能の誤作動は、人間の手の付けられない領域まで達していて、それはもう人の考えなど及ばない次元で様々な手法能力を駆使してきますから、そう思うと便利だからと言って人工知能を作り出してしまうことは怖いことです。
今でいう人工AIも、どこでどう暴走するのか分かりませんし、作り手の人間の思い違いがあったりすると、とんでもない答えを出してしまうこと思うと、人は楽せずに自分の手を汚して前に進まないと破滅を招くような気もします。サタンラブモス①


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4
「宇宙格闘士 グレゴール人」
グレゴール人③
格闘技家であったとされるグレゴール人は、広大な宇宙でNo.1の格闘技家を目指して、その途上ウルトラマンダイナの存在を知って地球にやって来たとされています。
この後、格闘家である宇宙人飛来は何度か目にしましたが、その初めがグレゴール人だったかもしれません。
特撮の世界において宇宙人とくれば基本的に侵略者。
でも、グレゴール人を始めとした格闘家には侵略の意図がなかったという純粋に戦いに気を向けてその準備をしていたところが面白かったですね。
偽ウルトラマンダイナに化けてモンスアーガーⅡを倒すというデモンストレーションは、モンスアーガーに苦戦したウルトラマンダイナを知ってる者にはインパクトがあっただろうし、堅牢な剣状の4本の電磁柱で構成されたリングを出現させた後、中継カメラのような役割を持った3機のUFOでテレビの映像回線を奪取して、人類に自分の活躍と本物のウルトラマンダイナを圧倒する様子を見せつけるのは、偽ウルトラマンダイナの正体がグレゴール人であったことを後に知らしめる必要があったにせよ、宇宙人特有の能力を駆使した戦略だったのでしょう。
それでもグレゴール人自身が格闘家として強いものでなければいけないところ、圧倒していたわけですから相当なものだったことは想像がつきますね。
この広大な宇宙においての格闘家となると、どんな拳法等に使い手だったのか知りたかったような気がしましたが、グレゴール人のウルトラマンダイナに対する挑み方は、ウルトラマンダイナは何のために戦うのか、誰のために戦うのかという戦いの意味と何を背負っているのか再認識させたという意味においては、大きかったと思いますね。
グレゴール人は、その強力な格闘能能力を背景に人類を騙すものではなかったところにも救いがありました。
グレゴール人④


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5
「ニセウルトラマンダイナ」
ニセウルトラマンダイナ④
HEROに偽物はつきものです。
初代ウルトラマンの偽物はザラブ星人、ニセウルトラセブンはサロメ星人の作り上げたロボットでした。
必ず、HEROの偽物が登場したわけではないですが、本物との差異がどこ?と翌々見入って夢中になっていたことが思い出されます。
それだけ偽物登場に注目が集められたということだと思いますが、ウルトラマンダイナに登場した偽ウルトラマンダイナはグレゴール人が化けた者でしたけど、相当出来がよかったと思います。
特撮と本格CGの端境期が平成ウルトラ三部作だったように思いますが、CGという技術に溺れていなかった手作り感のような気合を感じます。
設定も初めて地球にやって来た宇宙人が侵略目的ではなく、本物と戦い自らの能力と力を誇示することにあり、侵略者と誤解されないよう偽物に化けたということなど、注目すべきことが多く見受けられました。
地球に飛来する宇宙人は邪な想いを抱いて正面からやってくるか、秘密裏にやってくるかでしたから斬新だったよ思うと同時に時代を感じていました。
侵略ということで自らの意思、能力を誇示しようとするものは、その時点で闇の力に屈しており、どこかにもろさがありました。
自らの能力、力を誇示するには誤解を解いて、本物に挑戦するということも一つの方法であり、能力によっては本物・挑戦者のどちらに転ぶかわからない面白さがありましたね。
ニセウルトラマンダイナ③
本物同様タイプチェンジ能力もあって、本物との決戦ではミラクルタイプとなって敢えて区別されようとしていました。
ダークソルジェント光線やダークスラッシュ等タイプチェンジしても使っていた能力は変わりませんでしたけど、その光線等の能力が本物のそれを上回っており、タイプチェンジすることはサイキックパワーも使えたと思いますが、それも敢えて本物に沿ってその能力を使うことで、自らの能力の高さを誇示しようとしていた具合に見えました。
宇宙は広いですから、宇宙人皆侵略者ということではありません。
力・能力比べといっても格闘戦にあえて挑むもの、本物と同様の超能力と立ち回りで挑むものと多種多様でしょう。
昭和と平成のウルトラマンではテーマとした光の力の意味合いが異なっていましたけど、徐々に人だけでなく希望というものにそれを求めていたように思います。
背負う者と何もない者の差が、最後に現れて勝負を決していましたが、それはに背ううトラマンダイナに化けていたグレゴール人も認めて去っていったところにもう一つの魅力がありました。
ニセウルトラマンダイナ①


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4
ガラオン①
「ガラオン(2度目)」

ガラオンは初代も2代目もありません。
最初の登場した時、エネルギー切れを起こして行方不明になってしまい、秩父山中に隠されいたことからも1対だけというのが分かります。
ウルトラシリーズも当初はどこかユニークさを表現していたこともありますから、ガラオンのように正面から笑いを起してしまう展開は珍しく貴重なこともあってこうして2度も登場してきたのは分かります。
考えてみれば初代ウルトラマンの時に三面怪獣ダダとしてダダが登場して面白おかしく見られましたから、そのロボット版と考えても可笑しくないと思います。
宇宙人が製造したロボットと言えば謎のエネルギーで稼働することが多く、謎であることがどこかユニークさを引き出していたこともありました。
しかしガラオンは電気エネルギーであり、発電機で大量の電気が必要だったものの、主であるミジー星人にそこまでの思考力と行動力がなかったことが致命的ではありました。
元々身長400メートルもの超巨大ロボットととして考案されていたガラオンが、頭部だけで登場してしまったのはそれに見合う電気が発電できなかったことによるものが大きいと思います。
だから秘密裏に製造し、時間をかけざるを得なかったところ、ミジー星人たちの忍耐力のなさとせっかちさが秘密が秘密でなくなり、必要だった電気も自分たちで生み出すのではなく、どこからかダッシュせざるを得ないところ、作戦の立案も最後までの実行力に欠けていました。
大きく大量の電気と言えば雷。
これがガラオンに落雷したことでウルトラマンダイナも苦戦してしまうほどになってしまいましたっが、結局はそれも底をつくことで2度目の登場もソルジェント光線で完全に破壊されてしまう結末でした。
完全体のガラオンも見てみたかった気もしますが、大体泣き・笑い・怒りの三面ロボットであったところにミジー星人の忍耐力のなさと短絡さが出ていた気もしますが、これが余計に笑いを引き出していたものと思いますすね。
ガラオン





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4
ガイガレード
「彗星怪獣 ガイガレード」

直径200キロの彗星に潜んでいたとされる怪獣ガイガレード。
直径200キロの彗星など途方もない設定でしたが、その彗星に潜んでいたなどもっと信じられません。
彗星は宇宙空間を高速で流れていく岩石のようなものですから、そこに命あるものがいるはずもなく、彗星の流れと共に彗星と何らかの因果関係があって引かれるように一緒に飛行していた怪獣だったものと思われます。
真空状態の宇宙空間を流れていく岩石は非常に硬く、従ってガイガレードの体表も非常に硬いものでしたから、巨大彗星と一途に流れていく破片の中に何らかの原因があって岩石自体に命が宿ってしまい、考える間もなく怪獣となってしまったようなガイガレードは彗星自身ではなかったのかと思います。
子の彗星自体はブラックホールの影響が強く、引き込まれて排出される中で彗星自体が勢いを出し、ブラックホールに引き込まれる中に怪獣の命があってもおかしくはありません。
まるで異次元から出てきてしまった彗星と共に怪獣が一緒の流れにいたということかもしれず、そのためかガイガレードの腹部には底の浅いブラックホールのようなものがありました。
まるで初代ウルトラマンに登場したドラコのようで手先が鎌となっており、その腹部の様子からすると帰ってきたウルトラマンに出てきたベムスターのような怪獣でもありました。
ただ彗星怪獣と評されるように非常に硬い体表は、ドラコやベムスターをも上回る怪獣でもあったガイガレード。
平成という時代に登場した宇宙怪獣としては、デザイン的にも優れた怪獣だと思いましたが、このガイガレードがウルトラマンダイナの最終回にも登場していたことには驚かされました。
ガイガレード②





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3
ギガンテス
「巨大猿人 ギガンテス」

人は遠い祖先の経緯の中に猿人がいたりするものですから、怪獣を扱うとなると猿人や類猿人が出てきたりしますね。
人の祖先の一つですから、巨大であるわけないのですから、そこに理屈を並べて等身大の猿人やきょうだいな猿人が出てきたりします。
人はその祖先の一つであった猿人や類猿人に知らず知らずのうちに興味が湧くんでしょう。
でもそれは猿人・類猿人という怪獣ではない怪人・怪物です。
怪獣が見たくてウルトラマンを見てると物足りなさは残り、ウルトラセブンに登場しゴーロン星人のように無理に怪獣や宇宙人のように描いてしまうとどうしても違和感多く残ってしまいます。
ウルトラマンダイナに登場したギガンデスも、雄雌に分けて表現しましたけど、そこには人の祖先であったことを大きく意識しながら猿人を描こうとして優しさや凶暴さを描こうとした違和感がありました。
特にこれが行けないという感じはしませんでしたけど、人を意識し怪獣のイメージを出そうとしてそれが違和感として残ってしまった感じです。
怪獣だから倒さなければいけないということはないと思いますが、それでもその昔猿ではないゴリラをイメージしてキングコングを怪獣として表現した時に残った違和感が、この時も残ってしまったかbがありました。
ギガンテス②




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3
チェーン星人
「双体宇宙人 チェーン星人」

左半身に青が目立ち、右半身が黒い身体と沈着冷静で頭脳明晰なため知的な言動が特徴であるチェーン星人レフト。
右半身に赤が目立ち、左半身が黒い身体と肉体派で粗暴な言動が特徴が特徴であるチェーン星人ライトト。
異なる性格と異なる身体で、全く異なる個体でありながら、侵略行為を為すということについては共通でした。
いわゆる攻め方が異なると言うことだけど、このチェーン星人が半味という位に相違して見えたけど、この2体が組み合わさって1つになるという類のものではなかったようです。
これだけ正反対の個体が重なり合って1体になってしまうと、精神崩壊が起ってしまうからです。
身体的の対象的で、向きが異なると言えど、身体の半身が黒い身体であったと言うことは闇に支配されてるところが外見的にも多いと言うことで、それが侵略行為に出ていたと言うことかもしれません。
侵略という攻め方に違いはあれど、おそらく心身的にも闇に支配されていることは、既に自分自身に負けていたということかもしれません。
偶像の世界に出ていかなければ戦えないというのはチェーン星人レフトの特徴の表れでもあったわけですが、そういう手段に出なかったチェーン星人ライトも特殊能力を有し肉弾戦を好むと言っても、然程のものではなく、この辺りが2体は一つになり切れなかった盲点だったということかもしれません。

こういう設定の侵略宇宙人は、いやこういう設定の侵略宇宙人だからこそ、偶像の世界を使っていたのかもしれません。
でも、それは時代が早すぎたのかもしれませんね。





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3
デマゴーグ
「スーパー必殺怪獣 デマゴーグ」

電装の世界のモチーフを宇宙人の力で実体化し、ロボット怪獣を出してしまうようなパターンは、平成という時代に入ってからのものかもしれません。
元々が電装の世界ですから、いろんな能力を持たせようと思えばできるだろうとは思いますが、それは実体化することのないいわば空想の世界だから面白みがあると思うんですけどね。
こうした電装の世界に入り込むようなことは昭和という時代に後期にも見られましたが、それは時代が早すぎて演出が拙いものでした。
これは時代が追い付いていなかったためすが、だからと言って平成初期だからよかったという訳でもありません。
電装の世界を現実化させるには実体化する設定を結論として、そこに導くか、或いは電装の世界がはっきりと現実の世界とはまるで異なるということが必要だったかもしれません。
時代が平成となるか否かで特撮の世界にも撮影技術としてCGが持ち込まれるようになりましたけど、そういう意味でもまだ追いついていない違和感が残っていました。
これは時の進行という時間が解決してくれるような気もしますが、技術力の向上をもたらす想像力の深さと広がりが必要なのかもしれません。
電装の世界をゲームに求めてしまったところにも問題があったかもしれないウルトラマンダイナに登場したデマゴーグ。
電装の世界のモチーフが元であり、ゲームの操縦者如何で様々な能力が設定できたかもしれません。
操縦者のゲームに没入する意思を宇宙人が乗っ取り、悪用して現実化させてしまったというところでしょうけど、その外見が恐竜ティラノザウルスであったというのはウルトラマンダイナ特有かもしれませんが、創作者の遊びがあったと見るべきでしょうね。
電装の世界はやはり空想の装飾であり、その世界で終わってほしかったと思いますね。
デマゴーグ③





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