HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ウルトラマンヒカリ

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ババルウ星人(メビウス)④
「暗黒星人 ババルウ星人」

擬態力というか擬態能力に優れた宇宙人だったババルウ星人。
ウルトラマンレオに登場した時はアストラに化けて、その兄だったウルトラマンレオのみならずウルトラ6兄弟まで騙していました。
ウルトラマンメビウスでは心を入れ替えたハンターナイトツルギに化け、悪事の限りを尽くし、人間を騙していました。
ハンターナイトツルギはウルトラマンヒカリですが、惑星アーブで守り切れなかったアーブの知性体の怨念を鎧として纏ったことでの姿は、後にババルウ星人との戦いで再び惑星アーブを訪れたときにはアーブの大地と共鳴してウルトラマンらしい光の鎧となっており、敢えてその力を抑えるようにハンターナイトツルギの姿になっていたと思われます。
ハンターナイトツルギことウルトラマンヒカリはナイトブレスを装着していたことが最大の特徴でしたけど、ひょっとするとババルウ星人はハンターナイトツルギのこの最大の特徴に拘り過ぎていたかもしれません。
ファーストコンタクト時点でハンターナイトツルギがこのナイトブレスを装着していたかどうかは分かりませんが、ババルウ星人のこの擬態能力は相手を戦わずしてよく研究し見ていた結果だったかもしれません。
ナイトブレスまで擬態してしまったことが仇となり、生まれ変わっていたハンターナイトツルギに倒されますが、これは研究して化けたまではよかったのですが、思い込みの度が過ぎた結果だったのかもしれません。
ババルウ星人(メビウス)①





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3
ディガルーグ②
「宇宙量子怪獣 ディガルーグ」

ディガルーグという宇宙怪獣は、キリスト教の教えである三位一体を文字だけ使った三身一帯の怪獣で、三体の怪獣がそれぞれ実態と幻を有し、一体ではセンサーにも反応しませんでした。
見た目三体に見えたディガルーグはどれもが実態を有しながら、幻の部分が多かったこともあって生物の熱反応で反応するセンサーには、センサーが感じる熱量的に「薄かったんでしょうね。
ウルトラマンメビウスに出てくるGUYSの新しい武器であったメテオールショットのお披露目のために考案された怪獣だったのでしょうが、実は1体であるところ3体に見えるディがルークは陽を吐いたり電撃をくらわせたりしてましたけど、3分の1しか実体がないのに1体のそうした攻撃は従来の1体の怪獣のような効果があったようです。
ですから3体が合体して一つい実態を出した時、攻撃能力は3体分になるという理屈に合わないディがルークの能力はまさしく難解な宇宙怪獣でした。

こうした怪獣にはエネルギー砲のような光線技は通用しにくかったのでしょうね。
3体で1つの実体を有したディがルークは、肉体の密度が従来の怪獣の3倍以上あって、これを貫いたり破壊するにはウルトラマンメビウスと言えど、主な決め技あったメビュームシュートを最大限のエネルギーを集約しても倒し切れなかったのでしょう。
その昔、帰ってきたウルトラマンが初めて対峙した宇宙怪獣ベムスターに対し、、必殺のスペシウム光線も吸収されたようにウルトラマンメビウスがディガルークにメビュームシュートを放っても密度の濃そうなその肉体には弾かれていたものを思います。
ウルトラマンメビウスもウルトラ6兄弟の門下生ですから、ベムスター戦における帰ってきたウルトラマンの教訓が生きていたのかもしれません。
こういう身体の密度が濃そうな肉体を持つ怪獣には、切断にもっていくのが効果的だったと思われます。
ウルトラマンメビウスがウルトラマンヒカリと融合し、もっとも密度の濃い攻撃法といえば刀技に長けていたウルトラマンヒカリの長所を背負ったメビュームナイトブレードがより効果的だったと思われますから、そういう攻撃、仕留め方をしたんでしょうね。
ディガルーグ①



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3
サラマンドラ(メビウス)①
「サラマンドラ」

サラマンドラのように一片の細胞からでも再生してしまう怪獣は、切断技でいったん倒してもその後にきちんと処理していなければ、また蘇ってしまいます。
喉にある再生酵素の分泌器官が弱点であり、最大の特徴であったサラマンドラの解呪としての設定は、ウルトラマン80の時もウルトラマンメビウスの時も変わりがなかったようです。
ですが、ウルトラマンメビウスの時は過去のデータがありました。
もともとゴルゴン星人が連れてきて地球を貶めようとした宇宙怪獣の残骸を、おそらく研究のためとはいえ、何が要因で蘇ってしまうかわからないのですから、保存されていたという設定には驚きがありました。
何かしらの刺激で蘇ってしまったサラマンドラが出現したとき、相対峙したのはウルトラマンヒカリでしたけど、もともとが戦士ではなかったウルトラマンヒカリは、過去のデータを探ることができていなかったのかもしれません。
意外と簡単そうに切断によって倒されてしまったサラマンドラは、ウルトラマン80やUGMを大苦戦させた怪獣であったことは、その後にわかったことです。

口からとんでもない超高温火炎を吐くサラマンドラは、最大の特徴であった再生能力を発揮する源になっていた再生酵素の分泌器官がある喉は超高温火炎を吐く源にもなっており、喉を叩くためにサラマンドラの正面に回らなければならないのは、超高温火炎による攻撃にさらされる危険が高いということでした。
強固な身皮をもってウルトラ戦士の光線技にも耐えてしまうサラマンドラは、それでも戦い様によっては地球人にも倒せる怪獣であったことが、物語にポイントでした。
ウルトラマン80の時もそうでしたけど、「フォーメーションヤマト」を使い切ったことでサラマンドラの再生器官の破壊に成功していました。

最期はウルトラマンヒカリとウルトラマンメビウスがナイトシュートとメビュームシュートで仕留めていましたけど、サラマンドラのも一つの特徴であった丈夫な体皮を地球人がどうやって打ち破るのかも見てみたかった気もしましたが、ウルトラマンメビウスが主人公であるところで最後に絡んで見せたということなんでしょうね。
サラマンドラ(メビウス)⑥



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5
ザムシャー
「宇宙剣豪 ザムシャー」

ザ・武者。
それをザムシャーとして、自分の剣技に絶対の自信をもって宇宙を駆け巡っていた宇宙の剣豪でした。
こういう存在は面白いですね。
ザムシャーに敗れ去ったマグマ星人に兄弟を設定し、地球に飛来する時にはバルキー星人を自慢の星切丸という剣で切り裂き、しかも圧倒してやってきました。
ハンターナイトツルギが剣の使い手ではありましたが、ザムシャーが剣技で自分の名をあげようとする存在とは思いませんでした。
剣技に優れ、星切丸という剣が名剣でしかもザムシャー自体、鎧で身を包まれているというところが如何にも乱世にいたと思われる武者そのものであり、こういうアプローチで宇宙人を現すことは平成の世ではないと思っていました。
しかも、剣技で自分の名をあげることに専心し、どこかの星や世界を征服宇するとか侵略するとかという欲目とか邪な思いが一切なく、自分の名をあげようと剣で存在感を出していた者に挑もうとするその流れで地球にやってきてしまったというところが、意外に純粋でした。
バルキー星人との戦いで、オオシマ彗星が幾多となって地球上に降り注ぎ、そのためザムシャーの想いとは裏腹に戦うことに専心できないウルトラマンメビウスとGUYSの中で、そのことにも気を取られず、、「戦うこと以外に興味はない!」としてハンターナイトツルギ=ウルトラマンヒカリを追っていたこと自体が物語を面白くしていました。
ザムシャー④
ザムシャーの星切丸はウルトラマンヒカリによって折られていましたが、それはウルトラマンメビウスとの戦いでメビュームブレードと交わったことで既に折られていたことを知った意味をザムシャーが知ったとき、それは初めて何かを背負って戦うことの重みをザムシャーが悟ったとき、ただの剣豪で終わらないザムシャーの存在感を出していました。
だから、ウルトラマンメビウスの最終話辺りに再登場してきたわけですが、それだけでは物足りなかったザムシャー登場の演出でした。
平成には珍しい傑作だったと思います。
ザムシャー⑤



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