HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ウルトラマン80

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「バルタン星人5代目」
バルタン星人5代目①
初代ウルトラマンの時にバルタン星人は3代目まで登場しています。
最も3代目は実体がない上、メフィラス星人の配下という信じられない登場でした。

バルタン星人も初代登場時に、バルタン星は科学が進み過ぎて自滅し、そこに住んでいたバルタン星人は放浪の旅に出てしまったことが説明されていました。
つまり気が振れたバルタン星人の一人の科学者が母星を滅ぼしてしまったわけです。

たまたま立ち寄った地球で、地球人類に出会い、地球という惑星の魅力に取り込まれたことはいいとして地球人類を邪魔者扱いしたことと同時に自らの弱点がスペシウムエネルギーにあったことまで暴露された上に、初代ウルトラマンにスペシウム光線を浴びせられるという屈辱からウルトラマンを敵視して宿敵扱いしたことで何度も登場してきたことは、登場する度に状況と展開が異なっていた上にバルタン星の科学力が進んでいたとしても、それは地球人類の科学力と比しての話であって、ウルトラ族には対抗されてしまっていたことに見どころと見ごたえがあったと思われました。
バルタン星人の科学力が進み過ぎていたことはうまい具合に使われていたと思いますが、地球人類を下に見たという具体的言動がなかったことが幸いした大きな例だと思われます。
帰ってきたウルトラマンが4代目に当たるものと思われますが、これもその延長にあったと思われ、この時のバルタン星人Jrは主役ではなかったことがいい効果があったと思います。
しかし、久しぶりに出てきたのはウルトラマン80の時でしたけど、地球人類どころかウルトラマン80まで下等に見てしまった上に、母星を失ったはずなのにバルタン星に下等生物を収容しようとしていたことにおける設定条件上の矛盾が出てしまって、実は優れた科学力と生体能力を持った宇宙人がバルタン星人だったという魅力が失われていたように思います。

ひたすら暴走してしまった科学力を持ってしまったバルタン星人がどこに行こうとしてしていたのか、どこに向かうのか、ウルトラ一族をどう捕えようとしていたのか、バルタン星人としてのこだわりbを現した方がよかったのではないかと思いました。
バルタン星人5代目


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「昆虫怪獣 グワガンダ」
グワガンダ
マイナスエネルギーって気が付かないだけで、そこかしこにあったりします。
ウルトラマン80での怪獣登場は、そのマイナスエネルギーがテーマでした。
徐々にそれがどこかにってしまい、いつものウルトラ番組になった感がありましたけど、グワガンダはそういう意味では久しぶりのマイナスエネルギーで出現した怪獣でした。
この場合のマイナスエネルギーは、飼っていたクワガタムシの面倒を任せられた少年がロクに面倒も見ず、クワガタムシを死なせてしまったことで、本来の飼い主出会った少女の怒りを買ったということでしたけど、恨みつらみ、悲しさから生み出た怒りだったのでしょうね。
そうした感情がマイナスエネルギーであり、それでもこれをエネルギーというのかは疑問でしたけど、怪獣そのものよりも怪獣を生み出してしまった要因こそが悲哀が込められたマイナス要因だったのでしょう。
怪獣自体をマイナスのもの、悲劇のヒロインに仕立てあげたくてマイナス要因をエネルギー扱いにして怪獣出現につなげたのかもしれません。
怪獣と言えど行動するわけですから、エネルギーが活動エネルギーとして必要なわけで、マイナス要因をエネルギーに起き変えたのでしょう。
でも、クワガタムシに罪がなかったのですから、グワガンダがウルトラマン80に倒されず、本来の姿に戻り生き返ったことに安心しました。

クワガタムシの怪獣と言えば、初代ウルトラマンの時に登場したアントラーや帰ってきたウルトラマンの時のノコギリンなどがいましたが、それに比べるとグワガンダは怪獣然としておらず、昆虫然としての印象が強かったように思いますね。
グワガンダ①


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「三つ首怪獣 ファイヤードラコ」
ファイヤードラコ
ドラコという名が入っていた怪獣だったので、初代ウルトラマンの時に登場して活躍することなくレッドキングに痛めつけられてしまったドラコがどのようにリニューアルされるのかと淡い期待がありました。
翌々でもないですが、ファイヤードラコはファイヤードラゴンのいわばネーミング上のなり損ないだったのですね。
ドラコは宇宙怪獣、ファイラードラコは地球怪獣ということになりますが、信仰の対象ともなるドラゴンですがそのドラゴンは良い意味でも悪い意味でも人に恐れられるところが肝であり、ドラゴン自身が己惚れるか何者をも導こうとするかでその立ち位置が変わるような気がします。
ドラゴンは万物の祖であり神に近い存在とされるところがありますから、それだけでも信仰の対象になり得るはずですが、ファイヤードラコはもともと数百年前に飲んだくれて人里を荒らしまわっていた存在だったらしいですから、そういう意味で人に恐れられた存在だったのでしょう。
酔い潰されて三首の根元を斬首されて退治されたものの、その際に竜玉というファイヤードラコの生きる肝が抜け落ち、斬首されたはずの3本の首が逃げ去ったところを見ると、ファイヤードラコは神に近い存在ではなく、怪獣といういわば化け物だったのでしょうね。
三つ首竜のうち、赤い首は火吹き男、青い首は怪力男、白い首は何故か少年に化けたということは、これが一体化しても付け入る隙はあったように思えます。
この少年が合体のきっかけを作ってしまったもの改心した、、、でもそれまでは火炎攻撃と噛みつき・頭突きでウルトラマン80はある程度の苦戦をしていました。
まるでキングギドラのミニチュア版のような感じがしましたが、この手の怪獣は結構好きですね。
できればせっかくドラコという名が入っていたのですから、初代ウルトラマンの時のドラコをどこかで意識させてほしかったと思いましたね。
ファイヤードラコ①


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「巨大怪魚 アンゴーラス」
アンゴーラス①
ここ数年地球温暖化が問題視されていますけど、ウルトラマン80放映の頃もそれは当然のようにあったものでしょう。
公害という環境汚染は、大気・海・陸地すべてで起こっており、その公害をどうするかは1980年どころか1970年代にも問題となっていました。
海については俗にいうヘドロが顕著でしたけど、そこまでいかないまでも海洋汚染は海に限らず河川でも起こっており、比較的浅いところで起こっていました。
しかし、海には海流があり、被害のなかった海域にもその海洋汚染は広がり、しかも海の深いところにも影響が及んでいたのでしょう。
海の深いところと言ったって、人の手が及ばず、陽の光も届かない深度が相当なところでしたから海洋汚染の影響が広がってしまうまで相当な時間が必要だったのかもしれません。
しかも環境開発とか工業化だけではなく、核実験の影響もあったものですからその深海から奇形魚が出てきても可笑しくはありません。
見た目アンコウのようで明らかに奇形魚だったアンゴーラスが浅瀬にまで出てきてしまったのは、そうした海洋汚染とか核実験の影響で海そのものが温暖化されていた証かもしれません。
ウルトラQや初代ウルトラマンに登場したラゴンのように深海部で一定の文明を築いてしまった一種の哺乳類のようではありませんでしたけど、共通したのはアンゴーラスも親子で登場したように魚類でありながら哺乳類のようであり、知能は高めであったことに現れていました。
決して悪意のある、或いは独特の文明を築いていたわけではないことが救いでしたけど、アンゴーラスは人間の勝手な文明という名の公害、温暖作用の犠牲者だったのかもしれませんね。
アンゴーラス


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「硫酸怪獣 ホー」
ホー(メビウス)③
失恋がそのままマイナスエネルギーを生んでしまうとは思えませんが、失恋した時の落ち込みがひねて恨みとか怒りを生んでしまう時、そこにマイナスエネルギーを生んでしまうのでしょう。
それさえなければ失恋は成長につながるきっかけになるものだと思いますが、人間の感情なんてそこまでうまくできてないのかもしれません。
時に怒り、時に恨みを生んでしまうのは状況のなせる業とそこに至るまでの変遷が要因なのかもしれません。
しかし、この感情は生まれても外に表現しなければいいのであって、思うに古き時代よりも今の時代の方が顕著ですね、
ストーカーとかよく言われてますけど、失った感情の果てにというよりは失うことの恐れがそれを生んでしまっているのかもしれず、世の中が便利になっていくというのに人間の感情は逆へ行ってしまう傾向が見られます。
ウルトラマン80に登場した硫酸怪獣 ホーは、演じる方法を変えれば今の時代に登場してほしい怪獣だったように思いますが、ウルトラマンメビウスに登場した硫酸怪獣 ホーは、そうした恨みとか怒りの感情が生んでしまった怪獣ではありませんでした。
学校の同級生が、先生を思い会いたいと同窓会を開くも肝心の先生に同窓会参加の意思がなく、再開を楽しみにすることはそこに成長を目で見たいと思うところ、その先生の正体はウルトラマン80だったという信じられないような状況で、ここに先制でありたいものの自分はウルトラ戦士なんだという自覚が会ってはいけないというマイナスエネルギーを生んでしまっていたのかもしれません。
ここで登場した硫酸怪獣 ホーは決してマイナスエネルギーではないエネルギー波が、そんなウルトラマン80の感情に反応して硫酸怪獣 ホーの姿になってしまった幻影だったのかもしれません。

マイナスエネルギーとマイナスエネルギーのようなものは明らかに違います。
ウルトラマン80が戦士と言えど、感情を持った超人ですから抑えの利くエネルギー波を生んでしまったとしてもおかしくなく、そこは超人ですからマイナスエネルギーのようなものを生んでしまったものの抑えが効いたということだったのかもしれません。
ホー(メビウス)①


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「工作怪獣 ガゼラ」
ガゼラ①
絶望とか後ろ向きの心がもたらすことにエネルギーが発せられ、それがマイナスエネルギーだとしたら、便利になり進化した世の中でもどうにもならないことはあるもので、進化した分、そこに発生してしまうマイナスエネルギーはより濃く、深淵のふちにいるようなものになってしまうものかもしれません。
このマイナスエネルギーは生気のない無機質なものにまで取り付いてしまうものなのならば、その無機質なものを作ってしまった作り手の心情にひきよせられるものなんでしょうね。
成功確率がとにかく低い手術を受けなければいけない状況において、生きることをあきらめらるものなどいないわけで、賭けに等しい状況に身を置く辛さはどうしても前向きになれないものです。
そうした辛い状況に身を置いた者と邪な心を持った者の心に宿るエネルギーがともにマイナスエネルギーだとしたら、神も何もあったものじゃないと思いますね。
ウルトラマン80に登場したガゼラは、そのつらい状況に身を置かれてしまった少年が、趣味で作った工作怪獣にマイナスエネルギーが宿り、倒そうとする者の攻撃エネルギーをすべて吸い取って晦渋化してしまったものらしいです。
粘土等工作物で作った趣味の未完成品でしたから、少年の気づきで弱点が露呈し倒せましたが、これが邪な心を持った者が精工・緻密に完全品程度のものだったらどうだったのでしょう。
辛い状況に身を置いた者と邪な心を持った者に心には差があることをはっきりさせなければいけなかったでしょうね。
ガゼラ





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「すくらっぷ幽霊船 バラックシップ」
バラックシップ
ウルトラセブンにの時に登場したアイアンロックスがモデルであることは明らかでしたね。
アイアンロックスがミミー星人によって製造され操られていたのに対し、バラックシップは沈没していた貨物船に積み込まれていたコンピューターが何かの拍子で再稼働し、磁力を発したことで海の底に眠る鉄くずを身に纏い、他の沈没船を巻き込んでプロミラミングされていた通りマゼラン海峡から東京に向けて動き出してしまったものでした。
マゼラン海峡は南アメリカ大陸の南極に近い位置にあって。岬の崎は細かい島々の間の海峡でしたから、磁極に近いこともあって磁力が働いてしまったのかもしれません。
鉄くずとは言っても沈没船のそれがいくつも集まったものですから、よほど強力な火力で対抗するか、空中旋回でバラックシップの上空を速い速度で旋回して、磁力を振りほどいた隙に攻撃を仕掛けるほかないようでした。
宇宙人によるものか、自然の磁力によるものかの差はあれど、海底に眠る沈没船の鉄を利用していたものという意味では、アイアンロックスもバラックシップも同じであり、斬新さはありませんでしたけど、戦争の影響を受けていたものとしての時代の差は感じました。
自然の力でそうなってしまったバラックシップには、意思があるようで、電気コードが足を絡め取ったりしてウルトラマン80を苦戦させていましたね。
鉄に廃止など宿ることはあり得ませんが、ただ自然の力は疎んじてはいけないことはこの時のウルトラマン80の戦いぶりを見ていれば分かるものと思います。
バラックシップ②





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ゾラ①
「植物もどき怪獣 ゾラ」

植物をモチーフとした怪獣となると、グリーンモンスやマンモスフラワー、ケロニアなんかが思い出されます。
いずれも植物の花唇・花びら、そして花が化け物状となって、植物の血液みたいな葉緑素がその怪獣の体を流れ、それが活動エネルギーとなって動き出していたような気がします。
ケロニアのように要らぬ知恵を持って、怪獣と化してしまう者もいましたが、そこまでいかなくても植物特有の知恵は持っていたと思いますね。
植物は肉体を持ち800ませんが、花唇や花、葉が葉緑素を持って植物の体となって肉体の代わりになっていました。
ということはそれらの怪獣は植物の体を有していただけあって、光合成をすることで命を保ち、身体を向上させていたということになります。
しかし、ウルトラマン80に登場したゾラは、光合成をしないのに、タンポポの綿毛のような幼体から光合成をおこなわないどころか酸素を吸収して巨大化し、花粉を吐き出し、それが猛毒花粉となって相手を攻撃していました。
植物というと二酸化炭素を吸収し酸素を吐き出すという大気の浄化をする者のイメージがありましたが、ゾラは見事にその逆を行っていました。
植物のイメージは地球上のもののイメージが強いですが、その逆をいくわけですからゾラは惑星産というわけではなく、宇宙生物の域に入る植物のような怪獣ということになるでしょう。
見かけは植物のようですから植物として扱うと見事なしっぺ返しにあいそうで、実は怪獣ということになるわけですからその意思をもって体中に生えていた蔦を鞭のような武器として使っていたと思われます。
植物のように見えますから光線等火焔やエネルギー砲に弱そうに見えますが、その実態は怪獣ですから、肉体派の怪獣のように攻撃するのが最もだと思われますね。
ゾラの武器であった花粉を封じる前にその蔦を何とかしてしまえば仕留められるように見えましたから、ウルトラマン80がウルトラダブルアローで切断攻撃をして作詞有無光線で仕留める攻撃法は納得の仕留め方でした。
ゾラ



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ザタンシルバー
「侵略怪獣 ザタンシルバー」

悪魔のような高い科学力を有して侵攻してきた ザタン星人。
きっと、その母星もそうした高い科学力を駆使しなければ住めないような劣悪な環境だったのでしょうね。
環境に左右されない存在としては、ロボットがありますけど、ザタンシルバーは当初怪獣と思ってインました。
実はロボットであり、金属製の体表でありながら金属反応のない特別性であり、装甲という意味でも相当なものがあって、あらゆる攻撃を受け継ないようなところがありましたね。
こうしたロボットが、巨大であり、体表が鱗のようなもので包まれ、それが金属藩のがしない金属であったことが高い悪魔のような科学力で作られていたことを現していました。
まるで鮫のような感じがしましたけど、これは作り手であったザタン星人の意図が現れていたんでしょう。
ただ、高い科学力で優れたものを作っても、盲点というものがあるはずで、ザタンシルバーは丈夫な装甲に対して体内が脆かったことにあったようです。
1点集中攻撃で丈夫な装甲の1か所に攻撃を集中し、装甲を薄くしていくとか亀裂が入れば付け込めるはずでした。

サタンシルバーは見た目怪獣であるところ、その実態はロボットであったということを思うと、以前はロボットはロボット然とし、合体したり離散したりして高性能ぶりを発揮していましたが、ザタンシルバーを見てると時の経過とともに、ロボットの在り方も図分と変わってきたなと思わされました。
ザタンシルバー①





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キャッシー②
「渓谷怪獣 キャッシー」

確かに帰ってきたウルトラマンに登場したゴーストロンに似ていたキャッシー。
身体はともかく頭部のコブのようなところに特徴がありそうで、超高温火炎を吐くところまでは似ていました。
ただ、その特徴ある頭部が小さめにで残されていたために、同種の怪獣であって、ゴーストロンがアーストロンと兄弟であったというところまではいかなかったようです。
火を吐く怪獣はどうしても肉食ですが、設定上とんでもない分量の肉を食べるらしいですね。
その肉を消化しきれないうちは火を吐き、昇華して空腹状態になると黒煙を吐くというところはユーモラスでもありました。
それでいて好戦的ではないところは、3000年近く眠り続けるという長い冬眠に耐えられるだけの辛抱強い性格の持ち主だったかもしれません。
肉食だから火を吐き怪力の持ち主、けど目を覚ましていれば空腹感に負けて暴れるように行動するものの、長い眠りに落ちるというところは、理屈が通じない怪獣だったかもしれません。
現実には恐竜をネタに町おこしをする地域があったりしますが、特撮の世界で怪獣をネタに村おこしをしようとするのは、このキャッシーが長い冬眠に耐え好戦的ではないところを存在をネタに村おこしを図った人間のエゴが垣間見えたような気がします。

しかし、この怪獣の名がキャッシーとは、、、
秘境・鬼矢谷に潜んでいた怪獣だけにその谷の名を文字ってネーミングされたようですが、少なくとも人間の名みたいで似合わず、ゴーストロンの酷似種ならばそれに見合ったネーミングはなかったものかと思ってしまいました。
キャッシー①




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