エレクトロファイヤー⑥
エレクトロファイヤー⑦
エレクトロファイヤー⑧
「エレクトロファイヤー」

仮面ライダーストロンガーはカブト虫のパワーと電気エネルギーを取り込んだ改造人間でした。
昆虫の王・カブト虫の象徴のようなパワーを仮面ライダーストロンガーに感じることは少なかったですけど、当初の決め技がストロンガー電キックでしたし、電気エネルギーを利用した様々な技が披露されましたから、電気アリキの改造人間という印象はかなり強いです。
電気と言っても日常に使うものなれど、現実にも漏電やショートなどで火の気が上がることがありますし、感電することで危ないこともありますから、人間の作り出すエネルギーの象徴のようなところが多分にあります。
その電気の改造人間ですから電気を利用した技があって当たり前のようですが、歴代の仮面ライダー、特に初期の頃は5万ボルトの電気にも平気でいられる改造人間であり、兵器と化したその肉体から繰り出される技は、電気パワーが源でありながら隠された超能力のようになっていました。
仮面ライダー旧2号も放電能力でショッカー改造人間を仕留めたことがありましたし、仮面ライダーXもエレクトリックパワーがありました。
けれど、電気をメインに表舞台に引き上げたのは仮面ライダーストロンガーでした。
その仮面ライダーストロンガーの繰り出す技の中でも1,2を争う様な有名な技だったのがエレクトロファイヤーでしたね。

仮面ライダーストロンガーのベルト・エレクトラーには常時5万ボルトの電圧が帯電されていることから、エレクトロファイヤーは最低5万ボルトの電圧があったということになります。
手先のアームを擦り合わせて作り出した電気エネルギーを、大気或いは大地等の導電体を通して離れた敵に流し込む技がエレクトロファイヤーでしたし、手先のアームはエレクトラーが源のはずですから5万ボルトということになろうかと思いますが、導電体を通して電気を流し込む最中に空気中などから電気を取り込むところもあったと思われますから、5万ボルト以上の電圧があったと考えた方がよさそうです。
変身前も手袋を外すことで使用可能らしかったですね。
仮面ライダーストロンガーは他の仮面ライダーに客演した時、エレクトロファイヤーのポーズをとりながら“電ショック!”と叫んでいたことから、混同する向きも多かったと思いますけど、あくまで電ショックは導電体を使わない感電技だと思います。
そこをしっかり区別して演じて欲しかったと思いますね。

エレクトロファイヤーは決め技としてではなく、時に繋ぎ技のように使われていましたけど、敵型改造人間との格闘において仮面ライダーストロンガーに形成有利となるよう、或いは一層戦いの流れを引き込む独特で電気改造人間らしい技でした。
水中で使われたものは決め技となりましたけど、それについてはまた後日書こうかと思います。

それまでの仮面ライダーとは見かけが異質な感じの仮面ライダーが仮面ライダーストロンガーでしたけど、このエレクトロファイヤーを放つシーンは、象徴的でいかにもカッコいい仮面ライダーであったところがその地位を上げてくれたと思いますね。
エレクトロファイヤー⑨
エレクトロファイヤー⑩

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