HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ガラモン

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ガラモン(2代目)④
「ガラモン(2代目)」

いいものは何度出てきてくれてもいいんです。
同じ番組でシチュエーションを変えなければ。
ガラダマ状で地球に飛来してきたガラモンは、干上がったダム湖の中で活動をはじめ、ダムを破壊して行動を開始していました。
と、ここでガラモンは実はロボットで、別に飛来していたガラダマの中にあった電子頭脳の発する特殊電波で動いていたことを探り当てられ、電子頭脳を電波を遮断するように覆い隠されたことでガラモンは活動を停止していました。
後に登場したセミ人間たち遊星人が、地球侵略のために遣わしたことが分りますが、ダムを破壊していたガラモンはそうした遊星人により大都市に向かされようとしていたと考えられます。
大都市内でのガラモンの暴れまわる姿、そんなものが見たい気は高まっていましたし、電波を遮断されていた田氏頭脳は破壊されわけでも真相が突き詰められたわけでもなかったわけですから、ガラモンは再登場するだろうと思いましたね。
電子頭脳が奪取され、奪取した中年男が巧みに逃亡していきますが、奪取された時点で電波遮断がなくなったため、新たに飛来した2体のガラモンが東京で暴れることになっていました。
ダムでのガラモンの動く姿も印象的でしたけど、大都会で暴れる姿も、侵略者の派遣したロボットはこうでなくちゃと思うところがりました。
ガラモン(2代目)
物語的には電子頭脳を奪取した中年男が、逃げ去ろうとするところを追っていくことに焦点が集まっていましたけど、電子頭脳は抱えられたまま電波は遮断されていなかったわけですから、ガラモンの動きに制約されたところはなく、電子頭脳内にはガラモンへの指示プログラムが撃ち込まれていたと思われます。
こうしたことからしても遊星人たちの科学力は地球人のはるか先を行ってたわけですが、外見上怪獣然としていたガラモンが、電波送信により行動するロボットだったとは何度見ても驚きです。

電子頭脳は結局取り戻され、中年男は実はセミ人間の下っ端で使命を失敗したことで処刑されますが、電子頭脳の真相は明らかにされずで終わってしまいましたが、使命を失敗したセミ人間もろとも焼き尽くされてガラモンの動きは止まったという結末を期待していました
初めて登場したときも再登場ひた時もガラモンはその活動を呈したとき、口から泡を吹いていましたけど、ここにも実は完全なロボットではなく、生体改造のようなサイボーグではなかったかと思われるような描写がありました。
ガラモン(2代目)⑥




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セミ人間③
「セミ人間」

リアルタイムで見てた時は気づかなかったものの、初代ウルトラマンの時に登場した名作・バルタン星人を見た時、バルタン星人の原型はウルトラQのセミ人間にあったんだと気が付きましたね。
当時はまだ、バルタン星人はいなかったのですから当然ですけど。

チルソニア遊星からやってきたセミ人間はチルソニア遊星人であり、あのガラモンを操っていた侵略宇宙人でした。
外見上、怪獣に見えていたガラモンが実は宇宙人であったことは、ガラモンが初めて登場したときにガラダマに内蔵されていた電子頭脳が発していた電波で操作されていたことからするとロボットなんですけど、それでも見事なフォルムであったガラモンは怪獣であってほしかった思いが強くありました。
ロボットであった場合、その操作主がいるはずで、操作主にはそれなりの存在感が求められていたと思います。
チルソニア遊星は、遊星だけに惑星や恒星のように留まっている星ではなく、宇宙空間を周遊している星だと思われますから、生命体がいるとは考えにくいです。
もしいたとしても、それは少数であり高い知性があるとは考えにくいところ、セミ人間はそうした遊星から来た宇宙人ですから、地球人には図りにくい存在感があったと思います。
いわば常識みたいなものが通用しない生命体であり、その生命体が地球侵略のためガラモンを派遣し、失敗してもその電子頭脳を取り戻すためにまた地球にやってきたのは、チルソナイト遊星人であったセミ人間を知ることのできる何かがあったのかもしれません。
いわば謎めいた宇宙人がセミ人間であり、それが侵略行為に出てきたことが徐々にわかってくることは、迫りくる脅威と薄気味悪さがまとわりついた恐怖感がありました。

セミ人間が登場してくるまで、ウルトラQには明確に侵略宇宙人が出てきていなかったのですから、余計にセミ人間に対する怖さみたいなものは、立派な存在感となっていました。

だから、後にセミ人間を原型としたバルタン星人登場となったのかもしれません。
セミ人間②
セミ人間



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ガラモン④
「隕石怪獣 ガラモン」

ガラモンは隕石怪獣という肩書はありますけど、その正体はロボットでした。
宇宙金属であったチルソナイトでできていたガラモンは、身体中に生えていた多くの突起のような部分が、先に落下していた隕石の中にあった電子頭脳化から発せられていた特殊音波を受信するアンテナの役目を果たしていました。
謎の遊星人の意図した電子頭脳からの特殊音波は何を意味していたのかは分かりませんでしたけど、その指令によって動き出したガラモンは、謎だらけであったところに恐ろしさがありました。

今にして思うと、こうしてガラモンはロボットであったことが分かりますが、リアルタイムで見ていたころは当然のようにその理屈はわかりませんでしたから、見た目ですっかり謎の怪獣という感じで見ていましたね。
当時は怪獣ブームの最中でもありましたから、そこでロボットとは思いもせず、でも実態はロボットであったとしても見た目、外見は怪獣のように作られていたものだと思います。
ガラモン
期待していたもの、それが得体のしれない怪獣であったことは明白でした。

当時、今のようにスマートな感じの強い犬は飼い犬であることが多くなってきている時とは違って、番犬に代表されるていかのようにスマート感はあまりありませんでした。
それこそ荒れた野良犬には、顔の作りが崩れていて鼻が半分陥没して、目月もあれていたような犬をよく見かけたことがあります。
そうした犬が題材になったかどうかはわかりませんが、ガラモンのデザインは犬と人間の顔を併せ持ったものであると聞いたことがあります。
ガラモンの鼻のようなところは半分陥没しているような感じであるところ、目は人間のようです。
この顔つきのデザインが、身体中に生えていた突起物のような棘と骨だけのような手足と相まって、得も言われぬバランスを産んでいたようです。
ウルトラQにはペギラ、カネゴン、ケムール人等々名作怪獣顔いですけど、こうした名作怪獣は作ろうとして出来あがってしまった者ではありません。
デザインのきっかけになった者はあるにせよ、そこから発生させた上に出来上がったバランスが絶妙な怪獣としてのデザインを産んでいた、、、、そうは言えないでしょうか。

ガラモンはそうした産物であり、これをもう一度やれと言ったってできないでしょう。
後にガラモン2代目やピグモンが出てきますけど、ガラモンほどの名作を1度きりにしてしまうのは惜しいことでした。
こうして出来上がってきたところのガラモンは、名が無く、単にモンスターとだけ呼ばれていましたね。
とある地方では隕石のことをガラダマと呼び、そのガラダマから現れたモンスターということでガラダマモンスターとだけ設定されていたようです。
後に、このガラダマモンスターがガラモンと呼ばれるようになったわけですが、いいモノを作るデザインと設定だけに衷心して、名付けのことなど後回しになっていたのかもしれません。
でも、それだけガラモンは名作だったと言えるでしょう。
ガラモン②








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