HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:キカイダー

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「ブルーバッファロー」
ブルーバッファロー②
見るからにその色といい、大きな角といい、水牛を当時の技術でロボット化したらこんな具合になるんだろうと思います。
その装甲が相当なものだったらしく、県攻撃や電撃、鉄球攻撃も耐えうるほど頑強だったことがイメージと似合っていていい作品だったように思いますね。
ダークから逃げ出した女性を連れ戻すことを任としていましたけど、怪奇なロボットを創作し排出するダークが組織としてはプログラマーはダークの組織に秘密を知る者として逃がしてはいけなかったのでしょうけど、それよりも見た目以上の怪力とその装甲やパワー型ロボットならではの武器を思うと、初めから対キカイダー用として登場させてみたら、どうだったのかなと思います。
キカイダーのダブルチョップも通用するようには思えなかったし、大車輪投げも投げるまでには持ち上がりそうもないその体躯、そしてその頑強さから必殺電磁エンドも通用するのかなと思いましたけど、それはまあHEROのお決まりの決め技で。これが通用しない展開、キカイダーが始まって間もない頃でしたから早すぎることだったかもしれません。
大きなミサイルにもなる角は、ミサイルとして飛んでいくのではなく、投げつけるところがとにかく面白いと思って見てました。
ブルーバッファロー⑤


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3
オレンジアント①
「オレンジアント」

蟻社会は女王蟻の元、働き蟻というオスの蟻が働く構図になってるわけですけど、女王蟻の方が身体も大きめで、いわゆる女社会になってますよね。
そんな蟻をモチーフにしてたのがオレンジアントだったわけですが、この場合、強くて特徴がある方がダークロボットのモチーフになりやすかっただけで、雄雌の区別は関係ありませんでした。
初期ダークロボットは、モチーフになっていた動植物の能力に意外と忠実で、オレンジアントは蟻酸発射を得意とし、その威力も拡張され、なtんと灯台まで溶かしていました。
怪人とかロボットのモチーフが蟻である場合、この蟻酸はよく武器となってたり大きな特徴であったところ、オレンジアントは、片手先が強烈蟻酸を発射し、もう片手先からは爆発力の高い棘ミサイルのようなものを発射していました。
蟻は地中に巣を作り、体内に強烈な蟻酸を持っていることがあるため、そこを強調することは多いものの、そこに加えてもう一つの武器を持っていたことは結構珍しかったと思いましたね。
この爆発力の高い棘ミサイルのような武器は強調されることはありませんでしたが、そもそも脳の小さい蟻型のロボットが像農的にも肉体的にもすぐれていたと判断された人間を求めて拉致しようとしていたこと自体が、ことの矛盾を感じて面白かったですけどね。

オレンジアントに関しては、ダークロボットということよりもオレンジアント登場を中心とした人造人間の悲哀を演じたかった想いが出ていましたね。
人造人間はエネルギーパックを装填するだけで食事の必要がなく、アレンジアントの蟻酸を浴びてしまったキカイダーが修理を受ける際、不完全だった良心回路に手を入れられるのを嫌うなど、改造人間とはまた違う悲哀みたいなものがあったのは、キカイダーは人間から作られたというものではなく、ロボットに人間の心を植え付けようとした果てに招いたものだったような気がします。
それにオレンジアントが一役買ってしまったというところなんでしょうかね。
オレンジアント



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3
グリーンマンティス②
「グリーンマンティス」

キカイダーを見る前には当然のように仮面ライダーに夢中になってました。
仮面ライダーを見ていた頃もキカイダーを見ていた頃も、小学生のガキでしたから、記憶なんてアテにはなりません。
面白いものに興味を持ち、そして夢中になる。
こういうことは子どもがもっとも純粋であり、その時の記憶なんてリアルである時よりもずっと後で貴重な財産になったりするものです。
キカイダーは若干ながら漫画から見てました。
その当時の漫画は白黒であることが当然で、滅多にカラー版なんてなかったですからキカイダーに出てくるダークロボットの名に何故色めいたものが付き、実際にはどんなもんだろうと思ったこともありました。
TV特撮番組としてキカイダーが始まり、その頃は仮面ライダー放映開始から時間が経っていたこともあって、ネーミングに色がついていたことも忘れていましたが、そういうことを思い出したのはこのグリーンマンティスの時でしたね。
なんだか仮面ライダーの初めのころに出たかまきり男みたいだ、、、とそんな感想でしたね。

グリーンマンティスはカマキリがモチーフでしたから、体色とネーミングが緑色に近いのは、今にして思えば当然のことでしたけど、ダークロボットはモチーフとなる動植物とそのイメージからくる色が大きなポイントだったように感じてましたね。
グリーンマンティスの主武器は、右腕の電磁鎌と左腕の鎖鞭で完全なチェーンでしたけど、これって仮面ライダーのかまきり男もそんな武器をもっていましたね。
しかも、かまきり男も緑の体色のイメージがありましたし、かまきり男自体目に大きな特徴があったため、グリーンマンティスを見てかまきり男を思い出したわけですね。
かたや改造人間、かたやダークのロボット。
面白かったのは、どちらも同じような武器で怪力の持ち主とその特徴があったわけですけど、記憶の範囲では翅というか翼みたいなものを持ちながら飛行能力がなかったのか、そういうことについての象徴的なことがなかったことも共通していました。
キカイダーは開発者であった光明寺博士が記憶を失った状態で放浪し、それをダークが追いかけるという図式であり、常に開発者である博士が意識されていましたけど、それを追いかけ始める頃のモチーフとしてはグリーンマンティスは登場させやすかったのかもしれませんね。
グリーンマンティス④

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4
グレイサイキング①
「グレイサイキング」

人造人間キカイダーに関しては、珍しく漫画版から入っていったんですけど、実写版になるとどんな具合かなと思って見始めました。
この頃になると特撮慣れも手伝って、毎回見るようなこともなかったんですけど、それでも主人公であったキカイダーのデザインが素晴らしく、印象に残るものとなりました。
ギル率いる悪の秘密結社ダークとキカイダーの対比が顕著であり、どうしてもそこ目が行ってしまってダークロボットまではしっかり見てなかったような気もします。
キカイダーは光明寺博士によって、ダークの支配下にありながら秘密裏に作られた人造人間でしたけど、時を同じくして表向きはその光明寺博士によってダークロボットが13体も作られ、その第1号がグレイサイキングでした。
グレイサイキングはその名の如く、体色がグレーであるサイ型のロボットであり、そのためパワー型のロボットとなっていました。
10万馬力のパワーを有し、鼻のようなところについていた赤い角はドリルのように回転し、相手を破壊できる能力を持っていましたね。
だからこそのダム破壊作戦のリーダーだったわけですが、どうも思考回路の方は敢えて単純に作られていたようです。

グレイサイキングはキカイダーと同時期に作られていましたけど、キカイダー自体はギルに歯向かうように不完全ながら良心回路をセットされて作られていましたが、それは秘密裏に作られていたからこそであって、表向きはグレイサイキングのように破壊活動に長けたロボットの製造が第1義だったんでしょう。
パワー型は時として単細胞に作られることがありますけど、グレイサイキングはキカイダーを作った光明寺博士が作っていたと言うことは敢えて単細胞に作ることで、ギルに対する反骨精神が出ていたのかもしれません。

人造人間キカイダーの戦いは個々から始まっていきますが、ダークロボットはそのほとんどがカラーをネーミングしていたことに気が付くまでは時間を要してしまいました。
その第1号としてグレイサイキングを起用したのは、体色的にも青と赤とバラエティに富んだキカイダーの対極にあるものとして描きたかったからかもしれません。
グレイサイキング②
グレイサイキング③

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