グランゴン③
「グランゴン」

自然災害が原因で怪獣が現れたとするなら、現実の世界である今、怪獣頻発期かもしれません。
そんなことを思わせたウルトラマンマックスに登場した怪獣第1号であったグランゴンは地底怪獣でしたね。
地底怪獣という設定はそれまでも何度か用いられていましたが、何故か2本足歩行型怪獣であったときもありました。
ウルトラQ第1号怪獣ゴメスもそうだし、ウルトラマン80第1号怪獣であったクレッセントもそうでした。
地底怪獣とは地中を掘り進み、それは両腕先で掘り進むのはどうしても無理があって、まして立って掘り進む怒できはしないだろうという思いから、2本足歩行型怪獣に地底怪獣には無理があると思ったんです。
グランゴンは基本的に4つ足怪獣で、地中を口で岩石等をかみ砕くことで前進するというもので、グランゴンの身体の核であったマグマコアは、その行動上マグマに近い成分の岩石をかみ砕くことで体内に入れてしまい、マグマ近くに身を置いてしまったことで異常活動してしまった証拠のよなものです。
このマグマコアが身体の中心にできてしまったことで、それが出来てしまうまで長い時間が通夜されたことがグランゴンの体内組織を変えていってしまったかもしれません。
大火を吐くというグランゴンの大きな武器は、長い年月をかけてそうした体内組織が出来てしまった証のようなものですね。

地底怪獣、地中怪獣かもしれませんが、こうして考えてみると四つ足怪獣という設定の方が無理がなく、それは地底成分を体の一部としたように、鉱物資源をも同様にしてしまったことでグランゴンの身体の組織はもはや人間の手に負えるようなものではなくなっていました。
グランゴン①
こうした四つ足怪獣は大好きですよ。
怪獣が怪獣らしくある姿をほぼ揃えていたからです。
対極的な要素を身にまとったラゴラスとは対になりながら、そうした設定を施したことでグランゴンの存在も明確になりましたからね。

地上に出れば身軽になることもあって2本脚で立つことも空中に浮かぶこともありましたが、こういうシーンは見る目を引き付ける要素が多く、見応えがある怪獣ということになりました。
グランゴン②

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