HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:グロンギ

3
ラ・ドルド・グ
「ラ・ドルド・グ」

グロンギ怪人が興じようとしたゲゲルというゲームは、人を殺めてその数を競うというとんでもないものでしたけど、グロンギ怪人からしてみれば一種のゲームでしたから管理者は必要だったし、その数の管理も必要だったことでしょう。
算盤のようなカウンターボードで数をカウントする様子は常に不気味であり、どこかインディアンのような井出達とその不気味さからは、コンドル型怪人であったラ・ドルド・グは想像できるはずもありませんでした。
その外見の不気味さから意外と力があるのに、あえて隠してゲゲルのひそかな管理者だったような気がアします。
最後の最後に正体を現した時、トンファーという武器からは超古代にも拳法があったのかと思うほど、見事に使い、ゴ族の最強怪人であったゴ・ガトル・バと見事に渡り合っていました。
コンドル種であったことを裏付けるような飛翔能力の前にゴ・ガトル・バもたじたじのようなところもありましたけど、やはりそこまでの力ははなく、グロンギ怪人唯一の人間に倒された存在だったことを思うと、屈強な肉体を持っていたグロンギ怪人の中でも屈強さは若干追い付いていなかったようにも思いました。
それでもコンドル種としては、珍しく見事に不気味さと強烈さが出ていたと思います。


    このエントリーをはてなブックマークに追加

5
ゴ・ガドル・バ②
「ゴ・ガトル・バ」

仮面ライダークウガはクワガタ虫がモチーフだったということでしたから、より強力そうなモチーフを敵であるグロンギ怪人に持ってきたのは正解だったと思います。
しかも、仮面ライダークウガが歴戦の中で覚醒していった様々な形態をも持っていたゴ・ガトル・バはより以上に強力そうに見えましたね。
仮面ライダーを仮面ライダー1号から紐解く時、仮面ライダーも敵の秘密結社が作り出す改造人間もそのモチーフにカブトムシがそれほどいなかったのは意外なことでした。
改造人間とか怪人とかが考案されるとき、動植物にモチーフを求める中で特にそれが昆虫に行くとすると、昆虫の王様だったカブトムシは扱いづらいモチーフだったかもしれません。
カブトムシといえば力・パワーのイメージと存在感だと思うのですけど、それを怪人に持ってくるのはその道筋が大事だったかもしれません。
ズ族からメ族へ、そしてゴ族とくる中でグロンギ怪人も段階を踏むように強力になり、最強と思われたゴ族もその中でより強力となりつつ、リーダーとしての存在を争うような中で存在感を争うようになりました。
けれど、明確な集団ではなかったもののゲゲルというグロンギ特有のゲームというテーマを掲げたことでそこに群がるグロンギ族がいわば集団となっていましたからその指南役とともにリーダー格が出てくるのも当然の流れでした。
その流れで最後に出てきたゴ・ガトル・バは強力さと共に人間体からして威風堂々として圧倒的な存在感があり、リーダーは俺だと言ってるような存在でした。
一話でカブトムシの強力さと存在感を出すのは無理があったかもしれず、こうした流れでゴ・ガトル・バが登場してくるのはこれ以上の演出はなかったのかもしれません。
ゴ・ガドル・バ④
様々な形態に覚醒していた仮面ライダークウガと同等の形態を有していたゴ・ガトル・バ。
仮面ライダークウガがアメイジング・フォームに覚醒しなければ敗れていたと思われるゴ・ガトル・バは、仮面ライダークウガと共に現代におけるリントとしていた人間の科学力の共同戦線の前に敗れ去ったということになるでしょうけど、闇の力の限界点的存在だったということかもしれません。
ゴ・ガドル・バ③






    このエントリーをはてなブックマークに追加

5
ゴ・バベル・ダ②
「ゴ・バベル・ダ」

すごい怪力と剛力でした。
一条刑事の筋肉弛緩剤混入の弾丸打ち込みという援護がなければ、仮面ライダークウガもやられていたんでしょうね。

フォームチェンジは何も仮面ライダークウガの専売特許じゃなかったと言うことでした。
超古代で戦い合ったグロンギ怪人とリント戦士とは言え、同じ時にお互いが切磋琢磨して戦い合っていたのでしょうから、刺激を受けていなかったと言うことはないでしょう。
ゴ・バベル・ダには人間体の他に格闘戦を得意とする格闘体と自慢の剛力を発揮する剛力体がありま知った。
格闘体でも仮面ライダークウガのマイティフォームを一撃で仕留めそうになり、マイティキックによる封印パワーをも跳ね返すほどの肉体の強さはそのまま精神力の強さにもつながっていました。
剛力体は仮面ライダークウガのタイタンフォームによる鎧をもボロボロにするほどで、先ほど書いたように一条刑事の援護がなければ危なかったところです。
リントの戦士の相棒・ゴウラムの援護と起点がなければ、ライジングビートゴウラムアタックという合体技も編み出せず、もう一つ違った意味での仮面ライダーには愛車ならぬ相棒が必要だと感じさせられました。
ライジングパワーと同等かそれ以上の能力の持ち主がグロンギにいたということは驚きもしましたが、物語の進行上いずれ出てくるだろうとは思っていました。
仮面ライダークウガもグロンギ怪人もズ族だけでも信じられないパワーを持っていましたが、ゴ・バベル・ダの剛力は軽くそれを上回っていましたから、上には上があると言うことでしょう。
これでグロンギ族のトップではなかったのですから、グロンギ族がもっと組織だってゲゲルを進めようとしていれば、警察どころか自らの能力の発見と探りを繰り返す仮面ライダークウガも当然のように倒していたんでしょうね。
ゴ・バベル・ダ④
ゴ・バベル・ダ⑥





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ゴ・ジャーザ・ギ
「ゴ・ジャーザ・ギ」

グロンギ怪人もゴ族登場で、より極力担ったことは分りました。
それに相対する仮面ライダークウガも、その強力さに呼応するように強化され、ライジングの力を得ることとなりました。
そのライジングの力でも、正面から言ったのではかなわない存在が出てきます。
ゴ・バベル・ダの登場でそれが分かりましたが、そうした強化体を持つグロンギ怪人ゴ族の中に紅一点の存在があったことは結構驚きでした。
それがゴ・ジャーザ・ギでしたけど、サメ種のグロンギ怪人ということで海の中での行動を得意とし、その人間体も他のグロンギ怪人に比しても見た目では変わらない冷静さを持ち合わせ、知能も高く現代科学に順応したその行動は、メスとしての怪人としては画期的だったかもしれません。
メスの怪人とか改造人間はより単純とか、持ち合わせていないはずの色気を使っていたなど、メスに対する思い込みがありましたが、知性でその特徴を出し、しかもグロンギ怪人のゴ族の中でも最強三人衆に入ってくるなど、能力の高さというか強力さはゴ族の中でも群を抜いていました。

強力・剛力ということならゴ・バベル・ダもそうでしたけど、ゴ・ジャーザ・ギには知性の高さがあったということもあって、仮面ライダークウガもライジングの力でも正面からでは敵わない状態でした。
銛を使用する俊敏体・剣を使う剛力体の形態を持ち、初の形態変化を行うなどその強力さは見て取れましたけど、仮面ライダークウガがフォームチェンジしながらライジングカラミティダブルソードでようやく封印パワーを送り込めたのは、単に強力怪人中のトップに存在した怪人の証のようでした。
ゴ・ジャーザ・ギ①





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ゴ・ザザル・バ2
「ゴ・ザザル・バ」

このグロンギ怪人は、何をモチーフとしていたのかがリアルで見た当初は分りませんでした。
鉤爪のような爪を装着し、その指先からこれ以上ないと思わせるような強力な強酸性の毒液を飛ばし、あまりの強力さにその毒液が気化した空気でさえも吸ってしまえば強力な武器となってしまう始末に負えそうもないグロンギ怪人でした。
しかも、グロンギ怪人にありがちな人間体でもその性格の歪みは異常な短気であり、ゲゲルとは無縁の自分の気でゲームをするかのようなその行動は、一定の法則があったとはいえ、その強酸を中和しようとした弾丸を喰らっても、仮面ライダークウガの決め技を3度も耐えてしまうほど、強烈な存在だったと思います。
グロンギ怪人がズからメへ、そしてゴと強力になっていく中、警察機構も対処力を新たに開発していくなど対抗しようとしていましたが、このゴ・ザザル・バが短気ではなく、もっと冷静沈着であったならば、末恐ろしい顛末になっていたかもしれません。
仮面ライダークウガもマイティフォームやタイタンフォームという接近戦で力を発揮するタイプでなく、距離を置いて戦うことを特徴とするドラゴンフォームやペガサスフォームで対抗しようとしていたのは、距離を置いて戦う他方策がなかったためです。
うまい具合にビートゴウラムも使い、戦い場所まで連行できたのは敵を見据えた作戦勝ちだったと思うのですが、それにしてもゴ・ザザル・バの防御力とその武器の強烈さにはただただその戦いを見るばかりでした。
ゴ・ザザル・バ





    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ズ・ゴオマ・グ④
「ズ・ゴウマ・グ(強化体)」

グロンギ怪人は超古代の怪人であり、下手に力と超能力が各個にあったがために人間体でいるときもひねくれ者だったことが多くありました。
良く言えば癖があるとも言えるのですが、怪人だけにひねくれ者と言った方が良いかもしれません。
水中を進む者もいれば空を飛ぶ者もいましたが、特に自分の出所に拘ったわけではないのでしょうけど、究極の力という破壊力・強さを求めてグロンギ怪人の出所であった・九郎ヶ岳遺跡周辺へと移動して遺物を回収し、東京へ舞い戻ると言うことを繰り返していたズ・ゴウマ・グは飛行能力を持っていたこととグロンギ怪人の中では最下級であったズ族であったところで、力を求める意思が歪んで強かったかもしれません。
その意思力と怪人と言えど長野と東京の間を飛行能力で往来を繰り返し、メ族やゴ族に虐げられていたことを思うと肉体も鍛えられていたかもしれません。
しかし、ズ族とメ族、ゴ族の差は絶対的なものと思われ、そうした肉体力の向上だけでは上級族への転化は図れなかったでしょう。
遺物発掘の最中、究極の闇の力の持ち主ン・ダグバ・ゼバのバックルの一部を発見し、自らに取り込むことでズ・ゴウマ・グの身体能力は飛躍的に向上しました。
それは仮面ライダークウガのマイティキックもタイタンソードによる攻撃も問題にしない防御力もあって、おそらくゴ族に匹敵するものだったのでしょう。

これを自分が求め得た力と思ってしまったところにズ・ゴウマ・グの悲劇はあったのでしょうね。
バックルの本来の持ち主であったン・ダグバ・ゼバの前に瞬殺されていましたから。
ズ・ゴオマ・グ⑤






    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ゴ・ジャラジ・ダ
「ゴ・ジャラジ・ダ」

ゴ・ジャラジ・ダはハリネズミ型のグロンギ怪人だったと思います。
この怪人がグロンギ族の中にいたにいたのは分りましたが、その強力さがの段階が上がったゴ族の中にいたというのはよく分かりませんでした。
ハリネズミ型でしたから、身体中に生えていた体毛のような針に特徴があると思いましたけど、ゴ・ジャラジ・ダの白い頭髪が目立っていましたが、この頭髪が針として武器になったわけではなく、胸にさげている鉤針状の装飾品のようなものを極小化して、ターゲットとみなしたものの脳に打ち込むことが主な武器でした。
ただこの装飾品は極小化状態から打ち込まれた脳の中で元の状態に戻ることで、脳自体に脳内出血を起こし、脳梗塞状態に落とし込んでゲゲルを達するというとんでもない武器で、元の状態に戻るまで4時間ほど時間を要し、その間、手術どころかMRI検査でもどうすることも出来ないものでした。
打ち込まれた者は打ち込まれたという自覚があったばかりに、4時間もの短時間の中で自分に降りかかってしまう落命という運命に絶望し、その状態を見て悦に入ってるゴ・ジャラジ・ダが悪魔のように見えましたね。
ただ、ハリネズミ型のグロンギ怪人だっただけに、その装飾品は古代の勾玉のようにしか見えず、目立っていた頭髪が強力な針であってほしかったと思います。
グロンギ族のゴ怪人だけに、見た目以上の強力さ、皮膚が硬くて異常なまでに丈夫だとか、秘められた能力の発揮具合が強力だとかという肉体的強さは感じず、フィンガースナップはまだしも爪を噛む癖とか、被害者の悲哀に落ち込まされた状況に参加して楽しもうとするなど、肉体的協力さよりも精神的な歪みとゴ族であってゴ族になり切れてない未成熟さもありました。

ゴ・ジャラジ・ダのターゲットも少年クラスを狙うという弱者狙いにあったためにその極悪さと未熟さが共存してたかのようで、それを増長させ、仮面ライダークウガを果ての凄まじき戦士であることを想像させるほどにその憎悪感があふれていたために、自らが招いてしまった惨劇で倒されたように思います。
ゴ・ジャラジ・ダ②






    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ゴ・ガメゴ・レ①
「ゴ・ガメゴ・レ」

ギャンブルを嗜むギャンブラーと、モチーフとなったリクガメに共通点はないものの、リクガメという丈夫さと超パワーの持ち主で融通の利かなさにギャンブルを持ち込んで、ザギバスゲゲルに結び付けたのは究極の闇への挑戦権を得るという意味においては、融通が利かなそうに見えて実は様々な挑み方をしてたんだという現れだったんじゃないかと思います。
ゴ・バター・バの印象も強烈なものでしたけど、そのゴ・バター・バに続いて登場したゴ・ガメゴ・レもそれと同等かそれ以上の衝撃がありました。
仮面ライダーが始まった頃に鎖付き鎌を武器とする改造人間としてかまきり男が登場しましたけど、装飾品から鎖付き鉄球を振りかざし、武器としたゴ・ガメゴ・レは印象としてそんなものじゃありませんでしたね。
装飾品ですから、大きさは極々小さく、ゴ・ガメゴ・レが人間体から怪人となっても武器として利用する、或いはザギバスゲゲルに挑もうとしなければ小さいままでしたけど、いざその意思を持った時にはスイカ状の大きさまで強大化していました。
スイカ状の大きさの鎖付き鉄球となり、これを振り回す武器となればこれほど恐ろしいものはなかったかもしれません。
大規模爆発など、被害を受ける身となれば知らぬ間に衝撃を受けていたと言うことになるかもしれませんが、目の前に迫る恐怖としてはこれほど強烈な危険性はないということです。
肉体内部からではなく、外からの衝撃は肉体が受ける衝撃を目で見てしまうこととなります。
そんな巨大鉄球をいくつも振り回すゴ・ガメゴ・レの怪力さも相当なものですが、その怪力に比例するように身体全体が装甲と化していて、仮面ライダークウガ・ライジングタイタンのライジングカラミティタイタンにも耐えてしまった程の装甲の強固さと肉体の異常なまでの強さを感じました。
ゴ・ガメゴ・レ②
グロンギ族がゴ族が登場してからというもの、仮面ライダークウガも各フォームにおいて金の力に目覚めて対抗してましたけど、ゴ族の強烈さは目に見えて上がっており、金の力も一つだけでは対抗しきれず、様々な工夫が必要となっていました。
ゴ・ガルメ・レにしてもライジングゴウラムで衝撃を与えつつ郊外まで運び、ライジングマイティキックで何とかし止めましたけど、金の力にしても限界点にまで来ていましたね。

平成の仮面ライダーはほとんど多種多様なフォームを持っていましたが、仮面ライダークウガを見るにグロンギ族を強烈にさせるという意味での展開が早すぎた感が残りました。
敵の怪人の強化、それに対抗する仮面ライダーの強化がフォーム多様化を招いて、肝心の物語の展開都会人の存在感の強さに焦点が充てきれてない嫌いも残りました。
ゴ・ガメゴ・レ③






    このエントリーをはてなブックマークに追加

5
ゴ・バター・バ⑥
「ゴ・バター・バ」

多分、強くて最もカッコいいグロンギ怪人でしたね、ゴ・バター・バは。

今や平成から令和にかけての仮面ライダーはライダーらしいところはなく〇〇レンジャーの宝庫府へ行ってしまい、残ったのは仮面ライダーという名前だけになってしまいましたが、その平成初の仮面ライダーであった仮面ライダークウガでは、様々な試みが見られました。
仮面ライダーとくればバイクなんですけど、仮面ライダークウガはトライチェイサーという警察から与えられていたバイクを使っていました。
仮面ライダークウガも古代の戦士であり、太古の昔では馬に乗っていたところをバイクに置き換えていたところがありましたけど、それをグロンギ怪人にも適用し、古代は馬でありながら現代ではバイクを駆使し、ゲゲルを遂行させようとしていたのがゴ・バター・バでした。
紅いマフラーは仮面ライダー1号や仮面ライダー2号が纏っていましたが、仮面ライダークウガでもまかなかったこの紅いマフラーを纏ってバギブソンを駆るゴ・バター・バは、仮面ライダーの原点を意識させていたグロンギ怪人でした。
バギブソンとは現代語に置き換えればナイクロンとなり、仮面ライダーの原点であったサイクロンを意識したネーミングであったことはどこかで聞きましたけど、バイク乗り、ライダーとしての腕前は仮面ライダークウガよりも上だったのかもしれません。
ビートチェイサーというある意味スーパーバイクが出てこなければ、トライチェイサーでのバイクバトルはしっかり仮面ライダークウガを上回っていましたし、見応えも十分でした。
ゴ・バター・バ⑤
ここに来てとにかく強力になったグロンギ怪人は、身体の骨密度や筋肉量と密度がかなり強力になっていたためか、無欠の怪人のように見えてしまったところ、ゴ・バター・バは噴煙を嫌うという欠点みたいなものがありましたね。
しかし、仮面ライダークウガとしてもフォームチェンジしてもかわされて圧倒されてしまうゴ・バター・バの力を見るに、パワーアップしていないと戦いにもならなかったかもしれません。
金の力、ライジングの力を得、愛車もビートチェイサーになってバイク的にもゴ・バター・バを上回って、ようやくマイティ・キックで倒すことが出来ましたけど、この時のゴ・バター・バの爆発ぶりは身体の骨密度や筋肉量と密度がかなり強力になっていた上に内臓していたエネルギー濃度は信じられない位高かったのでしょうね。

設定と物語の流れ自体に仮面ライダーの原点と、ゴ・バター・バの強力さが際立った話でした。




    このエントリーをはてなブックマークに追加

4
ゴ・ブウロ・グ①
「猛禽類」

インテリめいたグロンギ怪人でした。
人間体でいるときのポーズがいかにもインテリ然としながら、グロンギ怪人最上位の「ゴ」族第1号。
飛行能力を有するグロンギ怪人はこれまでも登場していましたが、飛行中妙な怪電波が出てしまうことは多かったところ、ゴ・ブウロ・グにはそれがありませんでした。
いわば吹き矢が武器でしたけど、その球に猛毒があったわけではなく、フクロウなどの猛禽類が捕食した後の食べかすがその球のほとんどだったことを思うと、それまでのグロンギ怪人の中でも猛烈な威力と速さで噴出されたことが推測できます。
ライジングブラストペガサスはフクロウが元ですが、そうとは思えない位の肺活量とそれを支える筋力が身体を支えていたのでしょう。
仮面ライダークウガも、その威力の前には危なかったことも確かなことですが、破れかぶれで放ったライジングブラストペガサスがゴ・ブウロ・グの左の翼を貫通し、一旦退いたものの、その後の回復力までもが驚異的でした。

身体を支える筋力が並外れていると、筋力に支えられている身体も心も相当な部類に入るんでしょう。
仮面ライダークウガも更なる力を得なければ、その力の前には為す術もなかったといったところでしょうけど、ゴ・ブウロ・グの威力が「ゴ」族の一員であった証拠は倒されて身体が爆発する時の爆散自体が並外れていたところにも表れていました。
ゴ・ブウロ・グ②





    このエントリーをはてなブックマークに追加

このページのトップヘ