HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

ゲドン

ゲドン改造人間第5号~モグラ獣人4

モグラ獣人①
「モグラ獣人」

モグラ獣人には、改造人間とか獣人としての魅力はあまり感じませんでした。
モグラの獣人だけあって、その庭は地中であったもののわずか十メートル位で、そのため両手先がシャベルのようになっていました。
地中を掘り進む能力だけでも特殊能力には違いなく、そういう意味では獣人という改造人間なんでしょうし、モグラ獣人の肌がツルツルした感じなのも、地中を掘り進む上での抵抗を無くそうということだったと思います。
けれど、その戦闘能力は仮面ライダーアマゾンも去ることながら、他の獣人ぬに比べても明らかに劣っていました。
ゲドンよりもガランダー獣人の方が強力でありましたけど、ガランダー獣人どころかゲドン獣人にもかなわない状態でした。
そこにゲドンの狙いはギギの腕派の奪取であることに口を滑らせてしまいましたから、まあ、言ってみればおっちょこちょいでしたね。
でも、ゲドンの配下にいた頃はまだプライドがあったことから、自分の能力を度返しした態度は悪態をついていたようなところがあり、返ってそういうところが十面来鬼の怒りを買い 苦手な太陽光を浴びせられる日干しの刑に処せられるところでした。
ここで、モグラ獣人の言に反して、生き長らえさせるために刑に処されそうになっていたモグラ獣人に、仮面ライダーアマゾンが水を与えたことが転機となって、ここからモグラ獣人の魅力が出てきました。
十面鬼の怒りを買ってしまったモグラ獣人はバイクに引きずられて見るも無残な処刑をされそうになったところを仮面ライダーアマゾンが目撃してしまったことが水を与えて救出劇を演じることになっていったわけですけど、ここに「トモダチ」という仮面ライダーアマゾンの琴線に触れる何かがあったはずです。
そして時間差をおいてモグラ獣人も、その気に感じるところがあったからこそ、仮面ライダーアマゾンのサポート役に徹していったのでしょう。

元々モグラ獣人は戦闘能力に乏しかったわけですから、地中を掘り進む、そしてゲドンの内部を知る獣人としての隠密行動は、正にモグラ獣人の本来の魅力はそういうところにあったという訳です。
モグラ獣人
仮面ライダーシリーズにおけるサブキャラとして、まず思い出されるのは仮面ライダー1号、2号の時のFBI捜査官でもあった滝和也の存在でしょう。
ともすると主人公の存在すら食ってしまいそうな滝の存在感は大きく、FBI捜査官であったことが前提としてあったことから、ゲルショッカー壊滅と同時にダブルライダー物語が終わりを告げた時、舞台から去ったのは主人公のダブルライダーではなく、滝でした。
不自然さを感じつつも、この演出が実は仮面ライダーとしての番組に大きく影響を与えていたのは、仮面ライダーV3の時のデストロンハンターの登場の時にはっきりわかりましたね。
もの足りないデストロンハンターは佐久間一人になり、しかもほとんどインパクトがなかったこともあって、サブキャラもそれなりのインパクトがないといけないし、なければないでその存在感の大きさに気づくことになります。
それでもまさか敵組織の改造人間が仮面ライダー側に寝返って、魅力たっぷりとなる展開は予想しませんでしたね。
それがモグラ獣人です。

モグラ獣人はやっぱり闇の改造人間であり、それが仮面ライダーアマゾンの「トモダチ」となったことで、マサヒコの「トモダチ」ともなり、触れ合うことで世間を知ってそれが隠密行動に役立っていくことにもなります。
当時としては文明の利器の代表みたいなものでもあったラジオに、モグラ獣人が近づこうとしたのはその表れです。
その行きついた先がキノコ獣人を迎えての、自らの命を顧みないこうどうだったのでしょう。
戦闘能力に大きく劣るキノコ獣人に挑んだことで、その胞子を得て解毒剤精製に大きく役立ったことはモグラ獣人のサブキャラとしての極致だったかもしれません。
それは仮面ライダーアマゾンの「トモダチ」として行動してるうちに、自分のソン竿を役立たせるには、、、ということにどこかで気づいていたことの現れだったかもしれません。

仮面ライダーアマゾンの物語はモグラ獣人なくてはありえない、、、そんな気を強くしましたね。
モグラ獣人④

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ゲドン改造人間第4号~獣人大ムカデ3

獣人オオムカデ③
「獣人オオムカデ」

節足動物・昆虫であるムカデは、基本的に肉食であると同時にムカデ=百足というように関節が多く、その多数の関節から出てる多足が特徴ですね。
ムカデって、その中には本当にオオムカデがいたりするんですけど、毒性があって噛まれたりすると危険な動物です。
昆虫の割には力もそれなりにあって、結構な存在感があったりするものと思ってました。
このムカデに獣性とか野生とかあるのかなと思いますけど、それ以前に人が飼い慣らすことなどとは無縁の生き物なんでしょう。
仮面ライダーアマゾンに出てきた獣人は、動植物にインカ帝国の秘術により人間の知能、あるいは頭脳そのものを移植した怪人でしたけど、ムカデのように基本的に身体が然程ないものはその特性を大きく捉えて人の知能を独自の方法で埋め込むことが必要だったと思います。

獣人大ムカデ登場の物語は、ジャングラーと仮面ライダーアマゾンの出会い、暗黒組織ゲドンの秘密が主なテーマとなって展開しており、獣人大ムカデの存在感は基本的に薄かったことが残念でした。
後に仮面ライダーZXのTV版が作成された時、再生怪人として出ていましたけど、その時まで獣人大ムカデのことをほとんど忘れていて、誰だこの怪人は?と思ったほどでした。
動植物の外見が思い切り表現されたのが、それまでの改造人間とコンセプトが異なっていたのが獣人でしたけど、獣人大ムカデは見れば見るほど、そのコンセプトは従来のものを踏襲してしまった感じがします。
節足動物がモチーフというのは外見的に分かることですけど、意外にムカデにはパワーがあったり、その体液には毒性があるということはアピールされませんでした。
大ムカデにもなり得たその能力は、人知れぬところに潜める能力があって、人知れず行動することには長けていました。
ただ、この時期の獣人は獣人大ムカデに限らず、獣性を意識し過ぎるあまり、秘密裏の行動と裏技のような特徴に生き過ぎてしまい、肝心の戦闘能力についての特性が表現されませんでした。
ムカデがモチームなのですから、無数の関節からなる身体で仮面ライダーアマゾンを締めあげる能力を発揮していても面白かったと思うんですけどね。
獣人オオムカデ⑥
獣人オオムカデ①

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ゲドン改造人間第3号~カマキリ獣人3

カマキリ獣人①
「カマキリ獣人」

以前書いた「ジャングラー」というマシンは、仮面ライダーアマゾンとは対極にあるようなバイクでした。
南米アマゾンの秘境からやってきた仮面ライダーアマゾンは、インカ文明上の秘術によって生体兵器のようにされた改造人間ですからメカニック要素とは無関係ですし、一方バイクはスーパーマシンとなってメカニック要素の頂点にあるようなものですから、相容れないような関係に思われがちです。
しかし、仮面ライダーアマゾンは、姿が仮面ライダーのようで仮面ライダーという冠を背負っているものですから、バイクは愛車とならなければいけない関係であったはずです。
この2つを結びつけるせってんとして立花藤兵衛が登場してくるのは当然の成り行きでしたけど、それがやっと第3話にして、なんとオートレーサーとして登場してきました。
そこにゲドンが絡み、カマキリ獣人が登場してくるわけですが、人間を襲えば仮面ライダーアマゾンをおびき寄せることができると十面鬼ゴルゴスに入知恵されて行動してくるところに、初めてバイクというメカを見て混乱してる仮面ライダーアマゾンという要素が絡まり合って、カマキリ獣人の思惑通りに事が運んでいくどころか、人殺しという濡れ衣を着せられてしまいます。

ここに余計に仮面ライダーアマゾンと立花藤兵衛の関係がしっかりさせていく素地が出来上がっていくわけですが、この第3話はそうしたことが重要だったのであって、カマキリ獣人はまるでおまけのようなものでした。
両腕先の鎌が最大にして唯一の攻撃要素だったカマキリ獣人は、得体の知れない白い泡を吹き出し、敵を身動きできないよう固めてしまう武器も持っていました。
ただ、仮面ライダーアマゾンを倒すとかギギの腕輪を奪うほどの攻撃能力はなく、戦闘能力に若干の弱さがあったということは、作戦立案に問題があったということも言えそうです。

クモ獣人、獣人吸血コウモリともに最後は十面鬼ゴルゴスに処刑されたことを思えば、カマキリ獣人は初めて仮面ライダーアマゾンにやられた獣人ということになりますが、最後のモンキーアタックからジャガーショック、そして大切断という仮面ライダーアマゾンの攻撃の流れは、そうしたことも意識されていたかもしれません。
カマキリ獣人③

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ゲドン改造人間第1号:クモ獣人3

クモ獣人④
「クモ獣人」

ゲドンの場合は、設定上改造人間なんですけど、ゲドン怪人という方がピタッときます。

仮面ライダーの初期中の初期は、改造人間ですから人間に動植物の要素を強力に植え付けて、想像もできないほどのオドロオドロしい人間のようなものという印象が強いです。
仮面ライダーはショッカーから作り出された改造人間ですけど、人間でありながらメカ的要素の能力と外見が前面に出たショッカーとしては珍しく、そして科学力の大きな実験の結果に出てきたような印象もあります。
仮面ライダーも仮面ライダーアマゾンまで行くと、原点に帰ることが初めて意識され、それが野性味を出すことにつながっていったようです。
獣性、野生・・・それが改造人間としての原点という具合に思ったのでしょうが、実写版仮面ライダーも漫画版仮面ライダーも、生物学的でありながらメカニック部分を身体の抱えることで、動植物の特徴を引き出そうとしたものだったという具合に見えました。
そこには獣性、野生というよりもそれとは一線を画したような怪奇性が思い切り表現されて、面白味につながっていったという具合に考えます。
仮面ライダーアマゾン企画時に想定された原点回帰は実は思い込みによる思い違いであり、そういうこととは切り離して仮面ライダーアマゾンを見た方が、独自の味が出ているように思えます。

その第1号ゲドン改造人間が、クモ獣人でした。
ショッカー改造人間第1号が蜘蛛男だったことによるオマージュみたいなものだったのでしょうけど、思い返すことができるのはクモ型改造人間だったという設定だけで、クモ獣人のそれは全くの独自の魅力だったという具合に思えます。
ゲドンの組織を強化維持し、アマゾン奥地からギギノ腕輪を求めて日本までやってきた中で、人の生き血を吸い、その人肉を喰らって活動の糧とするための主な戦力として位置づけでクモ獣人は活動を始めました。
このクモ獣人は、十面鬼ゴルゴスの指示による改造手術によって出てきたというよりも十面鬼ゴルゴスの呪文と術によって出てきた怪人と見るべきでしょう。
猛毒を秘めた錦糸状の蜘蛛糸は、絡められるだけで人間の身体は解けてしまうほどの強力武器でした。
だから、闇の組織としてのゲドンの先兵として活動するにはウッテツケだったわけですけど、蜘蛛から獣性を大きく引き出すことには無理があったようです。
武器は優れていても、戦闘能力という意味での体力的なものには、もう一つのものがあったという感じです。
クモ獣人②
ですけど、そういう点があったものの、行動状況や良く見えなかったですけど、クモ獣人の外見的なものには、それまでの仮面ライダーに登場した歴代の改造人間とは一味も二味も違う面白味があったと思いますね。

何故か、仮面ライダーアマゾンの話は画面的に映りが良くなく、ボーっと見えていてそこが最大の不満ではあったわけですけど、それでも原点回帰を目指したものが、実は方向性を変えた独自の面白味があったということに気づくまで時間がかかりました。
クモ獣人⑤

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