コスモリキッド④
「コスモリキッド」

捕食、、、当時聴き慣れなかった言葉がコスモリキッドにはありました。
帰ってきたウルトラマンでは、ツインテールがグドンの捕食の対象となっていましたけど、具体的に表現されることはありませんでした。
表現の仕方によっては、捕食も演じてよかったと思うんですよ。
ただ、いつの時代でも特撮の世界では捕食シーンの演じ方は難しいらしく、思い切りグロテスクになるかあっさりしてしまうかのどちらかだったように思います。
コスモリキッドは、一つの特徴として長く伸びた舌で人間を捕食すると言う者がありましたけど、その存在は何故か同時期に存在してしまったライブキングの捕食対象になっていたようにも見えました。
コスモリキッドの捕食のシーンはグロテスクさを避けるためか、あっさりという感じもしましたけど、然程能力のない怪獣だったのに、多くの能力の一つみたいに演じられて、要するに演じられ方が下手だったんですね。

そういう捕食は、コスモリキッドが液体状態の時に発揮されていましたけど、本来巨大怪獣なのに液体と化して気取られないでいられた能力は、それまであったようで非常に面白い設定だったと思います。
液体と化していられるということはダメージも少なくて済むし、回復も図られ、移動するにしても逃げるにしても非常に有効で、こういう能力を持った怪獣がそれまであんまり見られなかったことが不思議にも思えました。
要するに水だから電撃に弱かったということは分かりましたが、冷凍化されてZATに粉砕されて最期を迎えてしまったのは逆に不思議でした。
粉砕されれば、粉状態から液体状態に戻り、復活していく側面もアリだったと思うからです。
このコスモリキッドは、その名の通り、能力的な面から考えても宇宙怪獣であったことは間違いないと思いますが、ライブキングの咬ませ犬の如き怪獣で、見た目にも特撮技術の意外な手抜きが感じられてしまい、残念でした。
コスモリキッド③

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