HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

ゴルゴム

ゴルゴム怪人第6号~オオワシ怪人3

大ワシ怪人
「オオワシ怪人」

改造人間が怪人となっても、仮面ライダーにとっては空を飛ぶこと自体は叶わぬ夢であったようです。
仮面ライダー1号、2号は、自らに飛行能力がなかったため飛行能力を有する改造人間に苦戦を強いられたことを自戒でもするかのように、仮面ライダーV3には26の秘密の一つとしてグライディングマフラーという能力を与えました。
けれど、その能力は自覚されることがなかったのか、使われることなく、ツバサ大僧正率いるツバサ軍団という飛行能力を有した改造人間には敗れることもありました。
その仮面ライダーV3から仮面ライダーBlackまで、飛行能力があったのはスカイライダーだけでしたが、これは例外中の例外ということだったかもしれません。

仮面ライダーごとでそのジャンプ力は異なりますが、そのジャンプ力は足回りの良さも伴っていましたし、機敏性に長けていましたから、もう一つの何かがあれば飛行能力を有する改造人間には対抗出来たものと思います。
それがバイクでした。
仮面ライダーの愛車であるバイクはスーパーバイクでしたから、その性能をどこまで出せるのか我ポイントだったのかもしれません。

仮面ライダーBlackの愛車はバトルホッパーでした。
仮面ライダー1号・2号と同様、仮面ライダーBlackもバッタをモチーフとした改造人間でした。
しかも、その愛車バトルホッパーはバッタの生まれ変わりのようでもありました。
仮面ライダーBlackもやはり飛行能力を有した怪人は得意ではなかったらしく、オオワシ怪人にはやはり苦戦を強いられましたね。
その曲面打開をなしたのはバトルホッパーであり、このバトルホッパーを上手く使ったことでオオワシ怪人の背後を取れたことが大きく影響しました。
オオワシ怪人は、大鷲らしくその鋭い爪と嘴で敵を攻め立てましたが、そういう攻撃に持ち込むまでに目から幻覚光線を発射できたからということになりますね。

鷲はその戦闘能力を生かすように大きく羽ばたく能力がありますが、狙った獲物は逃さない眼力があります。
それはまるで大空の帝王のようですが、この辺りを上手く表現したのがオオワシ怪人のような気がしましたね。
オオワシ怪人登場の話は、飛行能力を持った敵に苦戦をさせられたそれまでの仮面ライダーと、物語はともかくオオワシ怪人のデザインと描写が良かったことに気を取られていました。
大ワシ怪人②
大ワシ怪人⑤

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ゴルゴム怪人第5号~ヤギ怪人3

ヤギ怪人②
「ヤギ怪人」

思うにヤギと言って脳裏に浮かぶヤギの姿は、人に飼われたヤギが多いと思います。
こう言っては何ですが、家畜とかペットまがいのヤギは、その昔ありがたいものだったと聞きます。
でも、人慣れしてないいわば野生のヤギは、結構喧嘩っ早く、迂闊に近づくと怖いものです。
ギリシャ神話やローマ神話の中には、そうした野生のヤギを神格化したものもあったような気がします。
仮面ライダーBlackに登場したゴルゴム怪人のヤギ怪人は、そうしたことから設定された怪人だったように思いました。
ゴルゴム怪人自体が、太古の昔から生き長らえてきたまさしく怪人でしたから、ある意味ヤギ怪人はその象徴だったのかもしれません。

ホラー色の強かったヤギ怪人登場の話は、村人が崇め奉った存在がヤギであり、その正体はゴルゴムの怪人でした。
ヤギ怪人の頭部に生えた角が、ヤギ怪人の全てと言っても過言ではなく、角から発せられた神経ガスは、これもやはり人を操ってしまう催眠声によって人を思うがままにするというとんでもない麻薬のようなガスでした。
ヤギ怪人の登場した話は、とにかく見えずらいもので悪戯にホラー色を強くしたものでしたけど、火に浮かぶヤギ怪人の様は悪魔か神かといった具合で、仮面ライダーという番組がもともと持っていたオドロオドロした感じを強くしたものでした。
仮面ライダーBlackは仮面ライダー0号を目指していたものですから、そうした感じを出すべく秘密結社も大怪人たちに組織されるゴルゴムでしたけど、番組には仮面ライダー1号から仮面ライダースーパー1まで歩んできたものがあり、仮面ライダーZXのスポット的な話で一旦昇華しながら、次の仮面ライダーBlackで仮面ライダー0号を目指してしまったことについては戻り過ぎの感があったと思います。
それも仮面ライダーBlackの初期段階での話で、ここは徐々に改善されて行くのですが、ヤギ怪人の話は一旦始まった設定が深みにはまりそうだった話でもありました。

紫色の破壊光弾や高熱火炎を放つという攻撃能力も持っていたヤギ怪人は、角が全てでありここをやられてしまうと一気に弱体化してしまうところを仮面ライダーBlackに見破られ、ライダーチョップからライダーキックでやられて行きますが、最後はありきたりの展開でありながら、物語の当初は気味悪く、ホラー色が強過ぎた話として記憶に残りました。
ヤギ怪人

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ゴルゴム怪人第4号~ノミ怪人3

ノミ怪人
「ノミ怪人」

ノミってそんなに凝視したことはないけど、その昔シラミの改造人間が出たりしたこともあったし、ノミも怪人モチーフの一つだった割にこれまで改造人間や怪人のモチーフになっていなかったことが不思議な感じもしました。
ノミ、シラミ、ダニという小さな小さな生き物には、まともに考えたら病原菌の源のような細菌がありそうです。

ノミ怪人を見るに、ノミってこんな姿をしてたのかと思うと同時に、ノミ怪人は「恐怖心を取り除く血液エキス」を体内で精製し、それを人に移すことでその副作用である「臆病ホルモン」に転化してしまう能力を湯していました。
このエキスや副作用の産物であるホルモンは、病原菌の源が連想されますね。
そういう意味では、ノミをモチーフにした怪人もありかな、なんて思いました。
仮面ライダーBlackは仮面ライダーの原点回帰以上の仮面ライダー0号を目指していましたから、そこに登場する怪人もそういうことを意識していたのでしょうけど、そういう意味での王道からは外れていた怪人だと思います。

ノミだけに、俊敏性が最大の特徴であるところ、ライダーパンチで足を破壊されたところで勝負はありました。
恐怖はそれに打ち勝とうとする気構えこそが最大の人間のチャレンジであり、そこを無視してエキス注入によって恐怖心を無くしてしまうことは、人間性の無視もいいとこでした。
だからゴルゴム怪人だったんでしょうけど、こういうところを仮面ライダーBlackに対する武器として有効に使えていなかったところにノミ怪人の弱さがりました。

まあ、創造主でありながらゴルゴムは仮面ライダーBlackの弱点を人間側から探ろうとしたところで巻けていましたね。
ノミ怪人①

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ゴルゴム怪人第3号~クワゴ怪人3

クワゴ怪人⑦
「クワゴ怪人」

ゴルゴム怪人って、暗黒組織ゴルゴムが人間に動植物の能力を移植し、何万年も生きられる生命力を宿させる怪人でしたが、その源となる動植物は太古の昔から生き長らえてきたもので、改造手術の上で出てきた者は知能的には人間を感じるものの、外見と能力的には動植物の特性がより強いものと思っていました。
だから、源種を思う時、それなりに理解・解釈できなければいうけないところ、それがクワゴ(桑蚕)と来て分かる人はほとんどいなかったかもしれません。
仮面ライダー初期の改造人間の中には、そういう意外な動翼物がエッセンスとなり、特撮HERO番組でありながら、動植物の図鑑を見るかのような教育番組のような側面がありました。
仮面ライダーBlackは、いわば仮面ライダー0号を目指した番組でもありましたから、ゴルゴム怪人によってそういう側面も引き出そうとしていたのかもしれません。
クワゴはカイコの源種ということで、そこには蚕を包む糸がテーマとなりそうですが、それも蚕が分かればこその設定だったと思いますね。

糸を武器に出来そうなのは、何も蜘蛛に限ったことではないです。
蜘蛛は糸を吐き出し、ある種自分の武器のようにしますが、クワゴは身を守り成長させるものとして使われていたものですが、そこから発展した蚕は大変に人間にとって役立つものでした。
まさしく、糸ありきの生物ですが、これをゴルゴム怪人に生かそうとするとやっぱりクモ怪人のようになってしまいます。
しかし、それでも姿を現したクワゴ怪人はデザイン的に優れたものでした。
クワゴ怪人を考えた人って、相当そういう方面に造詣が深い方だったんでしょう。

クモ怪人と同様、クワゴ怪人の吐き出す糸は何重にも巻き込むことで、鋼鉄状の糸のように頑丈で丈夫なものだったと思います。
クワゴ怪人は、腹部も含めて6か所以上の意図を吐き出す器官を持ってましたから、仮面ライダーBlackもあっという間に丸め込まれたシーンがありました。
仮面ライダーBlackがキングストーンを体内に備えた改造人間でなければ、当然のようにキングストーンフラッシュは使えなかったわけですし、このキングストーンフラッシュによって窮地を脱しなければ危なかったという強力さがあったのがクワゴ怪人でした。
ただ、生命力豊かなゴルゴム怪人としては、その特徴はなかったかなと思うんですけど、そこも含めた設定とデザインが施されていれば、物語ももっと深く違ったものになったんでしょうね。
クワゴ怪人③

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ゴルゴム怪人第2号~ヒョウ怪人3

ヒョウ怪人
「ヒョウ怪人」

ヒョウは獲物を待ち伏せる、もしくは獲物に忍び寄って跳躍して捕らえることから仮面ライダーBlack第2話にヒョウ怪人として出てきたんでしょうね。
この頃はまだ、悪の秘密結社ゴルゴムとは言っても何もわからないに等しい状況で、その組織を知る、或いは秘密の一端を知る人が得も言われる不気味さを漂わせながら、仮面ライダーBlackという物語の導入に一役買ってました。
外に情報を漏らすことを許さぬのが悪の秘密結社の決まりごとのようなもので、歴代の昭和の仮面ライダーたちが戦ってきた秘密結社にはそういう怪奇性が常につきまとってました。
ゴルゴムにとって、仮面ライダーBlackはまだブラックサンであり、創世王候補の一人であって自らの組織を壊滅に追い込む存在だとは認識していませんでした。
それどころか、創世王候補の一人ということは世間に漏れ伝わってはいけないことで、その一端でも漏らしたものは闇から闇に葬り去られるということだったんでしょう。
だから、暗殺者が必要だった、、、
ここにより暗黒のエッセンスが濃い組織感が描かれており、暗殺を得意としたヒョウ怪人の出現は欠くことのできないものだったと思われます。

瞬時に人を殺めたところを見るだけでもその俊敏さに脅かされ、手先の爪の鋭利さはとんでもない武器だと思いましたね。
その俊敏さは、特に走っていくシーンにおいて鮮明に描かれていますが、そこだけでなく戦闘シーンでも身の切り替え方や素早いジャンプにおいて、身体の柔軟さと共に印象的でもありました。
仮面ライダーBlackにバトルホッパーという愛車が無ければ、戦闘状態にも持ち込めなかっただろうと思うと、その俊敏さとスピードは特筆ものだったと思いますね。
ヒョウ怪人①
ヒョウ怪人④

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