HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:シルバー仮面

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「ジュリー星人」
ジュリー星人②
シルバー仮面は何故シルバー仮面になったのか、それが疑問でした。
銀の力、シルバーの力とは何だったのか、そういうことです。
光子ロケットの設計図をめぐる攻防戦、これは光子エネルギーが多くの宇宙人に恐れられ、このエネルギーがどういうものだったのかに尽きると思われました。
光子エネルギーは後にマジンガーZで光子力として原子力に変わる夢のエネルギーとして発展していきますが、それとは異なるものだったのでしょう。
光子エネルギーとしてその名を出すことで夢を見させる狙いあったのかもしれませんが、これがシルバー仮面誕生に行きつくまでの説明みたいなものが欲しかったと思います。
宇宙人に立ち向かうシルバー仮面にはこれといった決め技がなかったため、そう思わせられましたが、ヨーロッパの騎士を思わせるその井出達から銀の力を正式にアピールするということでの決め技が見たかった、そう思いました。
何故、疑問が多かったそんなシルバー仮面でしたけど、真剣に見ざるを得ないところでジュリー星人には真剣に見ながらもクスッとしてしまいましたね。
地球人でいう胸の部分に顔があり、怒ると涙を流し、腕のように見えるものは、実は発達した耳であって、胸部からは破壊光線を出すという人間を基本において宇宙人を連想しちゃいけないと思わされましたね。
ジュリー星人は話すことはできないものの人間に化ける能力もあり、人並外れた跳躍力に特徴がありましたけど、最終的に車の運転をしていたところシルバー仮面に邪魔をされ、交通事故を誘発されるというどちらが悪者かわからない展開で壁に衝突して炎上する炎の中で死んでいったというシルバーの力の披露もジュリー星人の跳躍力もまったくないところでの結末は、こういう特撮番組だと思いながらも、疑問ばかり出てきてしまい、よくわからないまま終わってしまい、残された者の悲哀しか感じに帰結でした。
ジュリー星人


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ピューマ星人①
「ピューマ星人」

シルバー仮面に登場した宇宙人は、地球人科学者がまさかの発明をした光子ロケットの奪取を主眼としたものでしたから侵略行為そのものの宇宙人でした。
全くの侵略宇宙人には地球生物が通じるものはないというのは難しいことでしたでしょうけど、時に奇抜な宇宙人が出てきたりすると目を見張ったものです。
そう意味では地球生物にもろにモチーフを求めてしまったのがピューマ星人だったような気がします。」
動物のピューマそのもののようで、電撃の火花を放つ特殊能力を持った2本脚のピューマ。
見た目と思い込みがあったものの、脳が少なそうに見えて血液型がO型の人間がピューマ星人の基地まで移送されてしまうという伝送装置をTVに設置して策略を練っていたことには、驚かされました。

まあ、侵略行為をするという事は高い独特の知性があったという事ですけど、見た目と裏腹であったことは特撮番組の侵略宇宙人の魅力だったと思います。

もう何十年も前の特撮番組で、レンタルですら見ることが難しいシルバー仮面に登場した侵略宇宙人でしたから、細かくは覚えていません。
しかし、シルバー仮面には代表的な決め技がなく、言ってみれば戦闘中に起こる様々な事象のどさくさに紛れて侵略宇宙人を倒してしまう感じでしたけど、代表的まではいかなかったものの、ピューマ星人はシルバーキックなるもので倒されていた珍しい侵略宇宙人でした。
ピューマ星人



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3
シャイン星人②
「シャイン星人」

自らを光の支配者と呼んでいたシャイン星人は、何故光子ロケットを欲しがったのでしょうね。
原子力に対して光子力が更に進化したエネルギーなら、光子ロケットのエネルギー源もその進化したエネルギーだったはずで、一旦飛び立ってしまえば捕球要らずの新エネルギーだったかもしれず、地球人類にとってのみならず、知性ある生命体にとっては夢のエネルギーだったかもしれません。
その光子エネルギーも光とは無縁どころかかなり密接だったと思われ、その光を支配する知的生命体がシャイン星人だったとしたら、何も光子エネルギーを狙わずとも侵略行為は容易だったと思われます。

シャイン星人は、人間身体を構成する細胞を壊死させるほどの冷光線の使い手で。人の想像を超えるところの寒さを得ていた宇宙人でもありました。
なんでも、その力を得るためなのか月に甲5回は氷風呂に入ると言うことですが、それほど冷気を得ていた宇宙人が身体から火を噴いて最期を迎えていくシーンには、実は光とか炎は対極にあるエネルギーだったのではないかと思います。
それが分かっていたからこそ、自らを光の支配者と呼んで、光で攻められることを良しとせず、偶然に戦いの最中に火花が飛んだところで怯んでしまったことが、目的を果たせず、、、となってしまったということでしょう。

シャイン星人のデザインに見えるのは、かなり異質で細かい分子で出来ていたように見えましたけど、こ
の分子は氷の世界のもので、そのままなら銀色の体色に見えていたところ、シャイン星人の身体に灯が当たってしまうと氷に灯が当たった時の氷の屈折の関係で、金色に見えました。
こういう姿はかなり斬新だったと言わざるを得ませんね。
シルバー仮面もHEROとしてはかなり異質でしたけど、シャイン星人と併せてそのほとんどが手作りだった昭和の特撮の世界でなければ、こういういい意味での細かさが表現されたモノは出てこなかったでしょう。
シャイン星人③

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キルギス星人①
「キルギス星人」

キルギス星人とシルバー仮面の絡みは、そんなに目立つものではありませんでした。
キルギス星人の最期がどうだったも覚えていませんしね。

奇声を発しながら黄色い毒ガスを吐き散らすシーンがなんとも印象的だったし、奇妙であったわけですが、何でもこの黄色い毒ガスは浴びてしまった者の体色が変化し、毒に侵されて行くシーンを演出したかったそうで、これは失敗に終わってしまったものの、効果をこうしたことで上げていこうとする試みは、シルバー仮面放映の時代背景を思うと何とも斬新な想いだったと思いますね。
このキルギス星人登場の話は、人類が宇宙進出とか開発を図ろうとしたことに警告らしきことを発しようとしたことが物語の軸になっていました。
無骨や宇宙進出に専心し過ぎて、それ以外のことに想いを馳せられず、宇宙空間などまるで分っていなかった人類が分からない宇宙空間を地球上から見た要素だけで決めてかかることは非常に危険であるわけですけど、こういうテーマの基に物語を構成したのは、ウルトラセブンにいくつか見られました。

ウルトラセブンよりも時間が経っているというのにシルバー仮面の物語を見ていると、まるで時は衰退しているのではというほど、画像的にはよくはありませんでしたが、これはシルバー仮面は等身大HEROであったことと信じられない位低予算で抗争と工夫のみで作られた物語であり、制作プロダクションも駆け出し状態であったことと無縁ではないでしょう。
そうしたことを背景に、物語はカラーであるところ演出されたシーンは白黒に近かったのは、キルギス星人の存在感を上げるのに有効だったかもしれません。
頭部の左右上方についていた電球のような器官は目であるのか何であるのか分からず、顔の中にあった窪みは口なのか何なのか分からないままでしたが、全体として奇妙な感じを演出するのに大いに役立ち、白黒映像効果も手伝って、意外と面白かったと思いますね。

月の石を持ち帰るのも、他の惑星にロケットを打ち込んだりするのも、人類がやっと具体的に宇宙を知る第1歩を踏み出そうとしたことに他なりませんから、それ以外の状況を知るにもその方法を持ち得なかったということになりますが、その人類の姿を快く思っていなかった宇宙人がいたとしてもおかしくはないですね。
こうしたキルギス星人のような宇宙人がいることを知ったのもまた、宇宙の一つの要素を知ったと言うことで、そこからまた考えを深めればいいことだったのかもしれません。
キルギス星人②

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チグリス星人④
「チグリス星人」

仮面ライダー放映開始から半年、変身ブームが世の中を席巻し、同時に特撮HERO番組が乱立した時期でもありました。
放送局と番組制作プロダクションで、番組の色合いは様々でしたけど、それでもウルトラシリーズと仮面ライダーという番組は大きな2本柱で、それを追うような番組がほとんどだったのはよく覚えてますね。
そんな中で異色の存在だったシルバー仮面。
若干遅れて始まったミラーマンと、表と裏の番組でした。
放送開始第1話の初めのほとんどが暗闇の中にいるようでしたけど、これはシルバー仮面第1話に出てくる侵略宇宙人チグリス星人とのクライマックスが最初に撮影された際、火花が本当にチグリス星人の着ぐるみに燃え移ってしまい、着ぐるみが火だるまとなって辛うじて燃え残った頭部を生かそうとした苦肉の策で演じられたシーンということでした。
でもそれがチグリス星人という存在を決めることになり、ひいては番組のイメージを引き出すことになっていきました。
チグリス星人③
両腕先がカッター状のかなり丈夫そうな器官となっていたチグリス星人は、不気味な存在で人間に擬態する能力もあって知性が高そうな侵略宇宙人でした。
一見猫か豹のように見えてしまうチグリス星人の背中の上部に突き出ているような大きなコブは、チグリス星人の脳がつまった器官であり、地球上の生物としては考えられない意味での宇宙生物がチグリス星人であるという意識付けの大きな要因となっていました。
見慣れたウルトラマンなどの登場する宇宙人とは一線を画したようなシルバー仮面に登場する宇宙人は、このチグリス星人から始まりましたけど、苦肉の策の演出だったとは言え、暗闇を使った演出はこうした宇宙人に良くハマり、まさしく侵略宇宙人というイメージがピタリとくるものでした。
カッター状のかなり丈夫そうな両出先は、チグリス星人の格闘においての主な武器でしたけど、この器官から放たれていた閃光のような弾丸は、ほんのりとした闇の中での戦いにおいて見る者の目を奪うものであり、非常に効果を感じましたね。

侵略と名のつく宇宙人とは、本来チグリス星人のように知性があって攻撃力もあり、闇という色合いが似合うものではなかったのかと思う位、感覚的にピタリと来る感じは今でもよく覚えていますね。
チグリス星人⑥

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