HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ジャンボーグA

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「ジャイアントロボット・ゼロ」
ジャイアントロボット〈ゼロ〉②
4年ぶりになりますか、ジャンボーグAの件に書いて書くのは。
昨日書いたケラゲルゲという超人バロム・1に養生した怪人もそれ位でしたけど、特にジャンボーグAについては放映当時、自分の住む地域では放映されておらず、雑誌から知っただけの存在でしたから忘れてることも多く、記憶を掘り起こすのも一苦労ですね。

ジャンボーグAの企画自体は、初代ウルトラマンの企画段階で既にあったと言います。
HEROがロボットという点に円谷プロが難色を示して没となったらしいですが、ウルトラマン生誕10周年ということでウルトラ兄弟でいえばウルトランタロウの頃、多くの様々な特撮HEROが登場しましたが、ジャンボーグAはその中の一つであり、企画後10年経って陽の目を見たHEROということになりますね。
ジャンボーグAは単にロボットいうことでもなく、そのころすでに立案されて成功していたサイボーグ(アニメではサイボーグ009で既に成功していました)に目をつけ、サイボーグというと等身大HEROといことになりますが、これをジャンボ・ジャイアントにする上で地球外生命体を引き入れ、セスナに登場した人間がセスナごと変身してしまうというと途方もない案が採用されました。
斬新と言えば斬新ですが、変身後のジャンボーグAがウルトラマンとウルトラセブンを合わせたような姿にそれほどに違和感は感じませんでしたね。
今ほど繊細で細かい時代じゃなかったことで、とりあえずHERO然としていたため、TVで放映されていなかったことを悔しいと思っていました。
そのジャンボーグの相手はグロース星人。
グロース星からの指令で、生物や無機物を怪獣へと変える光線を発射する機能が搭載いされた“アンチステッカー”という杖を常時携帯して怪獣を登場させていましたが、ジャイアントロボット・ゼロはアンチゴーネが乗り込んで操縦していたとはいえ、ジャンボーグAのような巨大なサイボーグというよりはロボット怪獣だったような感じがしました。
両目から発射する怪光線や右手のカノン砲、左手の火炎放射器と換装式のパワーアームという多くの武器を携えて向かってきましたが、ジャンボーグAほどの柔軟性がなかったことが災いした印象です。
サイボーグは人造人間、人造人間といえば実写ではキカイダーがいましたが、キカイダーは人造人間であってロボットではなく、そこには心を持とうとした点が決定的に違っていました。
この点からすると、ジャイアントロボット・ゼロにはその点がなくアンチゴーネによって操縦されていたことがすべてでしたから、やはり巨大ロボットというべきだったでしょうね。
ジャイアントロボット〈ゼロ〉①


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2
チタンガー
「チタンガー」

主演HEROがサイボーグなら、敵方怪獣もサイボーグ・ロボット。
グロース星で製造されたサイボーグ怪獣が地球に送り込まれるという設定で、ジャンボーグAは展開しました。
サイボーグ怪獣という邪悪なものを作り出すのだから、グロース星人だけが奇抜とうことだけではなく、サイボーグ怪獣にも奇抜さが度が過ぎるほど出ていたものもありました。
姿だけが奇抜、、、というのもあった記憶がありますが、チタンガーはその中の一つでしたね。

サイボーグの怪獣というのですから、様々な能力と巨体をさせて動かすための素体要素にも思いfが行っていてほしかったとも思います。
チタンガーの身体を構成する金属は、その名の通りチタンの合金。
鉄と同等の丈夫さの他に鉄合金よりもしなやかになり、外部要素に左程影響されない合金でしたけど、これって地球上でもかなり多くみられる金属ですね。
まるでサイボーグ怪獣を作るには都合のいい金属だったという具合にも見え、チタンガーは火は吐くは、爪先が超高温になるはと、チタンが金属としての限界点まで耐えうる能力を秘めたサイボーグ怪獣だったようにも感じました。
ただ、特撮HERO番組初期によくみられる特殊能力を持ってしまった主人公の自惚れ、、、
それに目を回してしまうチタンガー。

そういう話に登場してきた意外に意味がなかった怪獣となっていたことは残念でした。

地球にもよく見受けられる金属要素ではなく、理屈では分かっていながらも環境の異なるグロース星でしかない金属要素を設定し、それを利用した怪獣であってほしかったのは理想でしょうけど、あまりにありきたりな怪獣で姿だけが奇抜そのものでした。
チタンガー②






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3
ルバンガーキング①
「ルバンガーキング」

ジャンボーグA放映の頃は、もう特撮番組から離れていたと言うこととファイヤーマンと同様、自分の住んでる地域ではTV放映が見当たりませんでしたから、主人公や敵の設定等はほとんど分かりません。
随分と時が経ってから見たという感じですね。

ジャンボーグAに登場した怪獣は、まずネーミングがすごいなという感じでした。
このルバンガーキングもそうで、どういう具合でこういう名前になったのかは知る由もありませんけど、ほとんど思いもしないネーミングだったと思います。
見た目、特に頭部に特徴があたようですけど、敵型宇宙人アンチゴーネが壊れて散らばっていた宇宙人の人形を怪獣化したのがルバンガーキングということらしいですね。
なんでも、聴くところによるとこの壊れていた人形はシルバー仮面のチグリス星人だと言うことみたいですけど、そうだとすれば非常にマニアックで、しかもルバンガーキングとチグリス星人は全く似ていませんでしたね。
まあ、飛行するセスナがジャンボーグAに変身してしまうというとんでもない設定でしたから、そこに登場する怪獣についても同じようなものだったかもしれません。

ルバンガーキングにチグリス星人の隠された能力でも見られるのかなと思ったら全く関係ありませんでしたね。
顔の周りにあった分厚そうな鰭は、ジャンボーグAのビームエメラルドを跳ね返していましたけど、光線を放つタイミングに問題があったとしても、この撥ねつけたシーンがルバンガーキングの印象を決めたようにも感じました。
背中にカノン砲があったらしいですが、そういうことも併せて攻守ともに頑丈そうなイメージが湧きました。
頭部の角をサーベルのように使うことなど強力そうな武器と装甲を持っていた怪獣でしたけど、ジャンボーグAが始まってすぐに登場したこととアンチゴーネの作り出した怪獣ということで、存在感がそれほどでもなかったことが残念だった気がしました。
ルバンガーキング③

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3
キングジャイグラス③
「キングジャイグラス」

ファイヤーマンと同じく、ジャンボーグAも自分が住んでた田舎町では放映されていませんでした。
一見、ウルトラセブンの目のようでしたけど、ファイヤーマンのようにその井出達に興味はわきませんでしたね。
近年、怪獣映画でジャンボーグAを変形させて登場したものがあり、「ジャン・ファイト!」という掛け声を発するようなシーンがあって、これって何だろうと思ってたら、それはジャンボーグAの変身時の掛け声の様でした。
で、改めて見てみたら昭和の特撮の匂いがプンプンで、いろんな怪獣が面白おかしく出ていましたね。
このジャンボーグAは、特撮HEROそのものよりも、変身体の人間が軽快な感じで、その主人公と地球防衛軍を構成していた隊員たちの掛け合いの方が目立っていました。
ジャンボーグAはウルトラマンタロウとかファイヤーマンと同時期の特撮番組でしたけど、純粋に怪獣を楽しむと言うことが基本にありながら、原点回帰というよりもそこに至るまでの変遷にロボットと宇宙人という色付けをしていたところに特徴があったような気がします。

宇宙人によって遣わされたロボットHERO対侵略宇宙人の厳命を受けた怪獣との戦いは、メカと生物の戦いのような気もして、時に興味深い要素も散りばめられていました。
その第1号怪獣であったキングジャイグラス。
怪獣然としていたことはもちろんでしたけど、巨大な腕に思い切り特徴がありましたね。
見た目の奇抜さはあったものの、その巨大な腕から表現される怪力と口から超高熱火炎や煙、それにその牙はダイヤモンドより硬いときたら、以前出てきた怪獣たちの基本的な要素もしっかり踏襲されていました。
こういう怪獣にジャンボーグAがどう対処していくかが問題で、これだけの強力要素があると地球防衛軍には適う敵ではないことは分かりましたけど、その線引きがより強力だったような気もします。
キングジャイラスは、ジャンボーグAのヘッディングキラーで倒されますが、技自体がとんでもないものでなんだかすごいものを見てしまった印象が残った怪獣でもありました。
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