スピットル①
「スピットル」

襟巻怪獣と言えば古くは初代ウルトラマンの時にジラースがいましたね。
首周りに特徴のある怪獣はジラースにとどまらず、ガボラやケムラーなどがいましたけど、首周りの襟に特徴がありながら、しっかり怪獣然としたデザインから出てきてる見応えのある怪獣たちでした。
どの怪獣も楽しめたし、本気で見入ってしまいましたけど、そこから35年も経って襟巻怪獣が見られるとは思いませんでしたね。
それがスピットルでした。
時代が平成に入り、ウルトラマンネオス、ウルトラマンティガ、ウルトラマンダイナと出てきましたが、そこに登場した怪獣たちのデザインにはもう一つの感じがあったものの、ウルトラマンガイアではストーリーはともかく、怪獣たちに目を見張るものが出てきて、それはそれは喜ばしいと思っていました。
一時ブームになったエリマキトカゲは時代が昭和でしたし、時代が変わると共に当然のようにブームが去って、そこにはエリマキトカゲの影は見ることが出来なくなりました。
ジラース、ガボラ等々はエリマキトカゲがブームになるずっと以前のものでしたから、やっぱりこうした怪獣たちが出てきた初代ウルトラマンの時の怪獣は名作だったと思います。
怪獣のデザインがよくなったウルトラマンガイアの時に、ひょっとすると襟巻怪獣みたいなものが出てくるかなと思いましたけど、根源的破滅招来体という前提があった物語の展開上、エリマキトカゲのようなペットではなく、強力怪獣をと考えられていたとしてもおかしくはないですね。
ウルトラマンコスモスは、怪獣を懐柔して同じ地球に住む仲間としていこうとした側面が大きかったことから、いわゆるペットがモチーフの元となったのかもしれません。
スピットルのモチーフがそこにあったかどうかは分かりませんが、エリマキトカゲの突然変異体とされたスピットルの姿を見るに、一時でも夢中になったペットを思いさせるのは姿だけではなく、全体的にその影響があったと思いますね。

飛行機の爆音に驚いて、それを敵視して溶解液を吐き出すのは、昔の要素に満ちた怪獣らしいと思います。
でもそこはウルトラマンコスモス登場の怪獣で、初めてカオス化しなかった怪獣でしたから、後頭部近くに麻酔を打ち込まれて鎮められた結末は、やっぱりなという感じがありました。
スピットル②

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