TDスペシャル
複数のウルトラ戦士の共演は、初代ウルトラマンの最終回から続いていました。
昭和の時代で顕著だったのはウルトラマンAとウルトラマンタロウだったのでしょうね。
ウルトラ5兄弟とかウルトラ6兄弟とか言われていましたから、危機に際しては各ウルトラ戦士のエネルギーを一人のウルトラ戦士に集めて究極のエネルギー光線を発したり、ウルトラ兄弟が一体となる多重合体で強力光線を発するというもので、それは当時凄く見応えがありました。
ウルトラ戦士の出そろった形で最強光線を使うようなシーンは、唯一ウルトラマンタロウの時にありましたが、インパクトとしてはもう一つだった感がありました。
それでも昭和の時代のウルトラ物語は時空的につながっており、ウルトラ戦士もウルトラ兄弟という絆を感じさせるものでしたから、お互いがお互いをカバーし、魅力を出すという意味ではよかったのかもしれません。

平成に入ってからのウルトラ戦士の共演はウルトラマンダイナの映画版で、でした。
ウルトラマンティガがウルトラマンダイナの最大のピンチで現れてきましたが、これはウルトラマンダイナのみならず、戦おうとするすべての人たちがあきらめることなく、今の状況に敢然と立ち向かおうとする希望という名の光の中から現れたウルトラマンであり、ウルトラマンティガの時に出た希望の光と同じ状況であったことから従来のウルトラマンティガとは別物でありながら、光の世界から償還されたような新たなウルトラマンティガだったと思います。
いわば、これが希望という名の絆の象徴だったのでしょうね。
ティガクリスタルから発せられたエネルギー光線で仮死状態にあったウルトラマンダイナは蘇り、表立っての共闘が始まりました。
復活したウルトラマンダイナも、新たなウルトラマンダイナだったんでしょうね。
TDスペシャル①
TDスペシャル②
TDスペシャル③
TDスペシャル④
TDスペシャル⑤
TDスペシャル⑥
ウルトラマンティガのゼペリオン光線、ウルトラマンダイナのソルジェント光線のダブル光線がTDスペシャルでしたが、撃ち込まれるクイーンモネラの身体近くで集約していたことにより、単なるダブル光線ではなく、意味も破壊力も想像以上のものだったと思います。
ウルトラマンティガも従来のウルトラマンティガではなく新たなウルトラマンティガであり、そお子から発せられたゼペリオン光線も異質なものだったと考えられ、ウルトラマンダイナもまたニュー・ウルトラマンダイナであったことから最強のソルジェント光線だったはずです。
こうした最強の状態であった複数のウルトラマンの最強光線の共演を見たかったという希望が、この時かなえられたような気分になりましね。

この時のTDスペシャルは、グリッターゼペリオン光線とグリッターソルジェント光線の共演だったかもしれません。
TDスペシャル⑦
TDスペシャル⑧
TDスペシャル⑨
TDスペシャル⑩



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