ダロン②
「タコ怪獣 ダロン」

ギマイラの怪獣化光線の影響を受けてタコが怪獣化してしまったのがダロンですが、怪獣化する過程で他故伊賀の要素も取り込んでしまった館がありました。
元々の大きさが異様に巨大化する変異過程では、その身体の生命エネルギーが電化することがあります。
それがダロンにとっては大きくなったのでしょう。
8本もの大きく長い脚で絡め取られたようなウルトラマン80が、ダロンの感電攻撃にあっていたのは印象的でした。

タコは球体のような感じでそこにグニャグニャした足が8本ある生き物ですが、知能はほとんどありません。
そのタコが怪獣化してしまうと本能だけで暴れると思いますが、ウルトラマン80への感電攻撃はダロンの意思がなく、いわば本能といっても自分が怪獣化したことの自覚なんてなかったでしょうね。
足以外の身体の部分が球体ではなく、丸太のようであったのはダロンの元がタコだけではなかったことの表れかもしれません。
怪獣という巨体を支えるためのものだったかもしれませんが、厄介だったの身体の巻き付くような8本の足だったのでしょうね。
ダロンの目には意思力が感じられません。
これはギマイラの意思で気が付くことなくタコが怪獣化させられた証拠でしょう。
自分の意思なく、暴れる怪獣で厄介な8本もの足があったことで、ウルトラマン80が苦戦したのも当然だったかもしれません。
ラブラスが自意識を取り戻さなかったら、もっと危なかったかもしれませんね。
こういう怪獣には切断攻撃が役に立つものですが、ピンポイントで一撃するのも時間を要せず倒せるものですが、それには敵の虚を突く必要がありました。
まさしく、ラヴラスの自意識の取戻しはそれを引き出し、ウルトラレイランスで葬ったのは至極効果的な仕留め方でした。
ダロン④



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