チタンガー
「チタンガー」

主演HEROがサイボーグなら、敵方怪獣もサイボーグ・ロボット。
グロース星で製造されたサイボーグ怪獣が地球に送り込まれるという設定で、ジャンボーグAは展開しました。
サイボーグ怪獣という邪悪なものを作り出すのだから、グロース星人だけが奇抜とうことだけではなく、サイボーグ怪獣にも奇抜さが度が過ぎるほど出ていたものもありました。
姿だけが奇抜、、、というのもあった記憶がありますが、チタンガーはその中の一つでしたね。

サイボーグの怪獣というのですから、様々な能力と巨体をさせて動かすための素体要素にも思いfが行っていてほしかったとも思います。
チタンガーの身体を構成する金属は、その名の通りチタンの合金。
鉄と同等の丈夫さの他に鉄合金よりもしなやかになり、外部要素に左程影響されない合金でしたけど、これって地球上でもかなり多くみられる金属ですね。
まるでサイボーグ怪獣を作るには都合のいい金属だったという具合にも見え、チタンガーは火は吐くは、爪先が超高温になるはと、チタンが金属としての限界点まで耐えうる能力を秘めたサイボーグ怪獣だったようにも感じました。
ただ、特撮HERO番組初期によくみられる特殊能力を持ってしまった主人公の自惚れ、、、
それに目を回してしまうチタンガー。

そういう話に登場してきた意外に意味がなかった怪獣となっていたことは残念でした。

地球にもよく見受けられる金属要素ではなく、理屈では分かっていながらも環境の異なるグロース星でしかない金属要素を設定し、それを利用した怪獣であってほしかったのは理想でしょうけど、あまりにありきたりな怪獣で姿だけが奇抜そのものでした。
チタンガー②