トンダイル
「トンダイル」

あまり印象に残らなかった怪獣に、ウルトラマンタロウに登場していたトンダイルがいました。
この怪獣を見た時は、人を丸め込む何かしらの特殊能力を持っていた怪獣とは思っていましたけど、それがカエルをモチーフとした怪獣だとは思ってもみませんでした。
似ているなとは思いましたけど、怪獣ライブキングの着ぐるみを改造したもののようですね。
どうにもこうにも作りが良くない、デザインが良くないことと軽々しさがあって、そこがウルトラマンタロウに登場した怪獣が見栄えのしない大きな特徴でした。

カエルをモチーフにしてしまった怪獣には、ほとんど覚えていません。
仮面ライダーシリーズの改造人間ではガマギラーとかガマ五右衛門、ガマ獣人とかいましたが、カエルはカエルでもガマガエルでしたね。
カエルは水辺でジャンプしたり、雨上がりの気配を感じるものでしたけど、改造人間にしたってもう一つ特徴をつかまないとやりづらかったと思います。
ガマガエルであればガマの油もありましたし、それがもう一つの特徴だったかもしれません。
しかし、それは等身大の怪人ならではのことかもしれません。

昔は小学生の頃、学校の生物研究でカエルの解剖を理科の授業で行っていました。
そういうところからもカエルは解剖の対象でもあり、ある意味ひ弱なところがあって脆弱感があったため、怪獣のモチーフとするには足りないことだらけだったかもしれません。
昔から地底で眠っていたトンダイルが、舌を伸ばして自ら吐く泡でカプセルを作り出しては人を閉じこめて食用の保存を図っていたとは怪奇なカエルのなせる業ではなかった思いますけど、カエルには気持ち悪さもありましたから、こういう怪奇性を持たせることで怪獣を演出するほかなかったかもしれませんね。
トンダイル1