ハンミョウ獣人⑦
「ハンミョウ獣人」

ハンミョウ獣人を見た頃、ハンミョウってなんだ?と思いました。
ハンミョウを調べてみてもピンとくるものがなかったせいか、ハンミョウ獣人登場の物語には怪人・改造人間の特性としてグッとくるものがなかったように思います。

地震発生装置なんて言うとんでもない武器は、秘密結社の改造人間の能力が発揮されることで地震めいた事が起こることはあっても、その発生装置としてメカが開発され利用されたことはこのハンミョウ獣人の時が初めてだったかもしれません。
ハンミョウとくれば、異常に発達した下顎を利用して他の昆虫を捕食してしまう肉食本柱であることに目が行き、ハンミョウ獣人もその下顎を武器として鋼鉄をもかみ砕き、時には投げつけて効果を出してしまう武器にもなっていました。
跳躍力にも優れていたと頃がありましたから、仮面ライダーアマゾンの跳躍力とジャガーショックとの競い合いにしても面白かったかもしれません。
こうしたハンミョウ獣人と人工地震がどう結びついていたのかはわかりませんが、この装置を使ったことで、仮面ライダーアマゾンを地下深く埋めてしまったことと、そんなとんでもない境遇にさらされて絶体絶命になった仮面ライダーアマゾンがギギの腕輪に秘められたインカパワーを発動したことが、最たる見どころだったのでしょうね。
インカパワーをどう表現するかについては様々なアイディアがったことと思います。
後にスカイライダーで超振動が特徴の一つとして表現されましたが、これは最新の技術によるものでした。
仮面ライダーアマゾンの必殺技・大切断もその切れ味を異常なほどにしていたことの一つに、古代インカ文明のたどり着いた一つの帰結点として超振動があり、大切断はそれによりとんでもないこう顔出していたことと思われます。
最新の技術と太古の技術のたどり着いた一つの共通点が超振動にあったことは、意外と面白いことです。
太古の技術が生んだ仮面ライダーアマゾンが、最新の技術の一つである地震発生装置を操っていたハンミョウ獣人の罠にはまり、インカパワーを発動させなければいけなかった展開に面白みがありました。
結果的に仮面ライダーアマゾンは、大切断でハンミョウ獣人を葬り去りましたけど、この時の仮面ライダーアマゾンにはインカパワーがあふれていた状態だったのでしょうね。
ハンミョウ獣人①



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