バックルビーム⑤
「バックルビーム」

ウルトラ戦士の決め技は、各自のエネルギーを生み出すウルトラ心臓から身体中を駆け巡らせて決め技を発射するタイミングと強弱や方向性のコントロールをつけやすい腕先や頭部から放たれるものがほとんどでした。
敵を倒すため、或いは状況を打破するために放たれるのですから、それは当然のことでしたけど、ウルトラセブンのエメリウム光線やウルトラマンAのパンチレーザーを除き、両手をクロスさせるかL字に組んで放たれるのは、光線量の問題やエネルギー集約力を高めるのに、最適だったからだと思います。
それはまるで固定観念のように、ウルトラ戦士の決め技といえば腕先から放たれるもの、時にワンポイントとして額のビームランプから放たれる、それがまた楽しいものでした。
これは各ウルトラ戦士がウルトラ念力の使い手だったということと無縁ではなかったでしょう。
ウルトラ念力を込め放たれなければ、より強力にはならないといったところでしょう。
ウルトラ戦士は、ウルトラセブンを除き、皆カラータイマーが胸にあったことからその背後にはウルトラ心臓があって、そこからエネルギーが生み出されているのですから、これも当然のことだったかもしれません。

ウルトラマン80も得意技はサクシウム光線で、頭上で両手を伸ばしてL字体型を作り、両手をLj字にして発射するものでした。
これがウルトラ戦士特有のポーズと思えば、そこに不思議はありませんでしたが、よく見てみればウルトラマン80の腰回りにはほかの戦士にはないバックルのような器官がありました。
考えてみれば、ウルトラ戦士が決め技となる光線を放つとき、腰が入るわけですからそこもエネルギー集約ポイントであったはずです。
しかし、バックルのような器官があったのはウルトラマン80だけでした。
ウルトラマン80はそのバックルからサクシウム光線よりも強力とされるバックルビームを放つことができ、それは単独で決め技となる場合やサクシウム光線との連携で使われる決め技光線でした。

発射する前の構えは、ほとんどサクシウム光線の時と変わらないのですが、発射しようとする力点が腰であったために余計にエネルギーが凝縮して集約しやすく、バックルビームは連続光線というよりは光弾の強烈な連続発射だったというのもそのためなんじゃないかと思います。
しかもバックルビームは放射状に発射するために効果は広範囲に及び、ある意味とんでもない光線技だったんじゃないかと思いますね。

これ以降、登場するウルトラ戦士はやっぱり両腕先をクロスさせる光線技やウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトのように身体を燃焼させるような技が決め技となっていますけど、それまでのパターンを踏襲するかあるいはインパクトが強いことが用いられているものと思います。
バックルビームも相当インパクトが強かったと思いますから、これがまた見られればいいなと思いますね。
バックルビーム
バックルビーム①
バックルビーム②



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