HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:バルタン星人

3
「バルタン星人5代目」
バルタン星人5代目①
初代ウルトラマンの時にバルタン星人は3代目まで登場しています。
最も3代目は実体がない上、メフィラス星人の配下という信じられない登場でした。

バルタン星人も初代登場時に、バルタン星は科学が進み過ぎて自滅し、そこに住んでいたバルタン星人は放浪の旅に出てしまったことが説明されていました。
つまり気が振れたバルタン星人の一人の科学者が母星を滅ぼしてしまったわけです。

たまたま立ち寄った地球で、地球人類に出会い、地球という惑星の魅力に取り込まれたことはいいとして地球人類を邪魔者扱いしたことと同時に自らの弱点がスペシウムエネルギーにあったことまで暴露された上に、初代ウルトラマンにスペシウム光線を浴びせられるという屈辱からウルトラマンを敵視して宿敵扱いしたことで何度も登場してきたことは、登場する度に状況と展開が異なっていた上にバルタン星の科学力が進んでいたとしても、それは地球人類の科学力と比しての話であって、ウルトラ族には対抗されてしまっていたことに見どころと見ごたえがあったと思われました。
バルタン星人の科学力が進み過ぎていたことはうまい具合に使われていたと思いますが、地球人類を下に見たという具体的言動がなかったことが幸いした大きな例だと思われます。
帰ってきたウルトラマンが4代目に当たるものと思われますが、これもその延長にあったと思われ、この時のバルタン星人Jrは主役ではなかったことがいい効果があったと思います。
しかし、久しぶりに出てきたのはウルトラマン80の時でしたけど、地球人類どころかウルトラマン80まで下等に見てしまった上に、母星を失ったはずなのにバルタン星に下等生物を収容しようとしていたことにおける設定条件上の矛盾が出てしまって、実は優れた科学力と生体能力を持った宇宙人がバルタン星人だったという魅力が失われていたように思います。

ひたすら暴走してしまった科学力を持ってしまったバルタン星人がどこに行こうとしてしていたのか、どこに向かうのか、ウルトラ一族をどう捕えようとしていたのか、バルタン星人としてのこだわりbを現した方がよかったのではないかと思いました。
バルタン星人5代目


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5
タイニーバルタン④
「タイニーバルタン」

バルタン星人を超科学力を持つ宇宙人と設定していたことは面白ったと思います。
科学力も行き過ぎると自らの母星さえ滅亡させてしまい、そこには母星という惑星は必要としないところまで行ってしまったのかという考え方もあるかもしれませんが、母星を失ってしまうということは自分の足許を失ってしまうということで、大きな乱れが生じてしまうことになります。
科学力が行き過ぎる状況は、その流れと勢いに沿ったような先進派というような過激派と、穏健派が当然のように出てきますけど、譲許を冷静に見るような穏健派は少数派となるようです。
ダークバルタンはまさしく過激派であり、これを諫めようとしたタイニーバルタンは穏健派。
制服侵略方面に高い科学力を発揮していたダークバルタンとは対照的に、それ以上の科学力はまるで魔法のように感じられたタイニーバルタン。
おそらくバルタン星人の母星は滅亡してしまったものの、自分たちの生い立ちを知る材料は自分達の孫存在を見失わないための大事なもので、それを自覚してタイニーバルタンはどこかで保持していたのでしょう。
バルタン星人は実はもともと人間の古代人のような姿をしていたということは、このタイニーバルタンの活躍で知ることが出来ました。
ということは人間も科学力を進化さていますが、もう間違っているかもしれませんが、その方向を間違えるとバルタン星人のようになってしまうということなのかもしれません。
子供チックに、女の子チックにタイニーバルタンを表現していましたけど、いつの世も女性の純粋さと冷静さが世の中の均衡を保つキーになるのかもしれないと思うと、このタイニーバルタンはこれで立派な成人以上の存在だったのかもしれません。
タイニーバルタン③
タイニーバルタン





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5
「超科学星人ダークバルタン」
ダークバルタン⑤
バルタン星人は初代ウルトラマンで登場して以来、幾度となく登場していましたが、超科学力を持つ侵略者でありその中で穏健派と過激派があるなどとは思いもしませんでした。
全体として超過激派であり、それは高い科学力がどこまでも高まり、その果てが見えないためにその科学力の反動を思い切り受けてしまった果ての姿がセミのような異形であり、高い科学力を輸していたとは言えそんな知的生命体が踏み込んではいけないところへ踏み込んでしまった末路のような姿でした。
元から反重力を扱ってしまう能力がありましたが、これを光線として使い、その反重力光線を放つ両腕先の巨大なハサミからは熱戦をも放ち、超巨大化能力はウルトラマンマックスをも大きく上回って、クローン技術を使って四散した体の再生能力や多数の分身能力など、超高度な科学力は自らの肉体をも大きく変形させていました。
元が実は人間と同じ古代人の姿をしていたとのちの判明していましたが、どこがどうなってセミのような姿になってしまったのかは想像もできませんが、人間の姿では生み出されてしまったエネルギーは抱えきれないために肉体が大きく変化してしまったと考えられます。
怪獣が出てきた時、核実において漏れた放射能を浴びた動物が大きく変化してしまったものとして説明されていましたけど、そうした核実験や核戦争が繰り返され、想像もできないほど肉体が変化してしまい。抱えた超能力は自らの力では抑えられないものとなってしまったのでしょう。
ダークバルタン⑦
ダークバルタンの超巨大能力に対し、ウルトラマンマックスも超巨大能力を発揮したりしていましたけど、それにはとんでもないエネルギーが必要だといいうことが分かり、それを操れるほどにバルタン星人のいわゆる進化は行きついていたように思います。
限度を超えた進化は自らを滅ぼす一つ要因となり、しかし、その限度はウルトラ一族ですら知ることが出来なかったことかもしれません。
ウルトラ一族も元々超古代人のような姿からディファレーター光線という人工太陽爆破のエネルギーを浴びた姿で数々の超能力を持ってしまったことを思うと、バルタン星人の場合も同じような境遇となったものの、過激派という闇に方向性が向かったために、他民族侵略行為を図って滅ぼうしてしまうウルトラ一族とは正反対の方向へ行ってしまったように思います。

地球人が言うところの極端な核使用の悲劇が招いてしまった姿がダークバルタンであり、これはあってはならないことで絶対に防がなければいけないことというメッセージとして受け止めています。
ダークバルタン⑥






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5
バルタン星人(2代目)④
「バルタン星人2代目」

バルタン星人は、初代ウルトラマンの時だけで3体出てきます。
まあ、3代目はフォログラフでしたけどね。
世間的なイメージは2代目の方が強いでしょう。
初代バルタン星人は、ウルトラQの時に登場したセミ人間に忠実に本格的に侵略者に仕立て上げた感じが強くありました。
しかし、初代ウルトラマンの時の撮影は過酷を極め、徐々に撮影が放映に追いつかない事態が忍び寄ってきました。
バルタン星人も初代から2代目に至るまでそんなに時が経っていたとは思えないのに、初代バルタン星人の着ぐるみは修復できないほどの劣化を招いていたことは、着ぐるみの保存まで手が回っていなかった撮影の困難さが招いていたことだったかもしれません。
初代に比べ、顔の部分を始めとした全身がシャープになった2代目は、顔の凹凸があった初代バルタン星人の着ぐるみを再利用したものではなく、改めて用意されたものだそうです。
イメージは当然のように初代を引きずっていましたから、リアルで見ている頃はその違和感には気づきませんでしたが、今になって見返してみるとその違和感は相当なものですね。
バルタン星人は別称・宇宙忍者でしたから、その能力や背景には様々なものがあり、隠された能力がありそうなものが感じられました。
バルタン星人はしかも執念深く、同胞が初代ウルトラマンによって葬られたことで再挑戦を仕掛け、自らの弱点であった成分を多く含む必殺スペシウム光線を防ぐためのスペルゲン反射光を備えていたことと、八つ裂光輪をはねつけてしまう光波バリアーを展開していました。
それと同時に分身能力を使って、初代ウルトラマンをR惑星に連れ出すという周到ぶりでした。
初代に比べ、さらに未知の能力を展開し自らの弱点を補うのと同時にその狡猾さは、予想もしない展開を招いていたことに、ウルトラマンに登場した最高の傑作宇宙人であった要素が凝縮されていたように思いますね。
今でこそ、特撮番組としてのウルトラマンは子供番組なって必要以上に低年齢層が見る番組となっていますが、初代ウルトラマンの頃は子供も大人も入り混じってみていた番組であったことは、こうした隠れていそうな多くの魅力があったからこそでした。
バルタン星人(2代目)③
バルタン星人2代目のこうした狡猾さと多種の渡る能力による展開は怪奇性と相まって、どうなるんだろうというワクワクした展開になっていましたが、それに対峙しようとした初代ウルトラマンも謎の多い超人・超能力者でした。
スペシウム光線が必殺技であるというイメージの定着は、スペシウム光線を放つシーンを多くしなければいけないことと、そのエネルギーを使っての八つ裂き光輪という切断技を効果的に出すことで測られなければいけなかったわけですが、それが防がれても更にテレポーテーション能力を出していたことは新たな引出しを出してみる者を引き付けていたことに他なりません。

スペルゲン反射光も光波バリアーも、バルタン星人は常に使って展開していたわけではなく、スペシウム光線や八つ裂き光輪をはねつけた後、バルタン星人2代目が攻撃に打って出ようとしたときには展開しておらず、まさしくその隙を突いたような八つ裂き光輪によるバルタン星人2代目の真っ二つという切断と、スぺシム光線による念の入った留めの入れ方は、超能力合戦の展開の果てに行きづいたスカッとした爽快感みたいなものがりました。
バルタン星人(2代目)



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3
スラン星人②
「スラン星人」

地球制服を狙いながら、騙しの手口を使ったスラン星人は、平成版バルタン星人のようでもありました。
世が平成の時代となって、ウルトラマンティガが始まって以降は、ウルトラマンの設定が地球の希望という光がうんだものや怪獣を懐柔してしまうという慈悲の心のウルトラマンというのがHEROとなっていたため、昭和という時代背景が生んだ名作宇宙人バルタンは、過去のものになりそうでもありました。
ウルトラマンコスモスの映画版に出てきたバルタン星人ベーシカルバージョンは痛快でもありましたけど、それが基本形というものでもなかったでしょう。
時代が平成となってもバルタン星人をどこかでやりたいという想いは、制作サイドに大きく秘められていたと思います。

ウルトラマンマックスは、ウルトラシリーズ第1期に回帰する部分もあってその時代の怪獣たちを復活させる反面、オリジナルの怪獣も織り交ぜていました。
スラン星人はオリジナル宇宙人でしたけど、見た目が細く鋭くなりながらもう一つインパクトがないバルタン星人をどこかで感じさせる宇宙人でした。
高速移動によって残像を生み出し、それに惑わされた相手を破壊光線や手から出す反重力光線で攻撃することを得意としていたようですが、その戦法が多種でバリエーションに飛んだものではなく、外見的にも均一感があって、バルタン星人をほ彷彿させるものではありませんでした。
目を惹かれたのは、高速移動に長けていたところで、この能力だけはウルトラマンマックスを上回っていたことで、幻惑し、苦戦を強いらせたことでした。
この局面をどう打開していくのかに注目させられましたけど、マクシウムソードで残像を打ち消してしまったことの演出は痛快でした。
逆に言えば、ウルトラマンマックスを幻惑させただけで決めてに欠けてしまったしまったことがスラン星人のインパクトを奪っていたように見えましたね。

どの宇宙人、怪獣も見た目のインパクトが必要かと言えばそうでありませんが、制作する方がバルタン星人を意識していたならば、バルタン星人を思い切り彷彿させるものがあってもよかったと思いますね。
スラン星人①

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5
バルタン星人⑥
「バルタン星人」

「フォッフォッフォッフォッフォッ」という笑い声が印象的で、ウルトラQに出てきたセミ人間を思わせるその姿からは、知性だけでなく、戦闘能力を初めとした超能力の豊かさを感じました。
人間を硬直・仮死状態にする赤色凍結光線、攻撃時に使用する白色破壊光弾、分身能力と瞬間移動能力、飛行能力と身体のミクロ化と巨大化等々。様々な能力が披露されていました。
存在感と怪奇性、いや不気味さが表現されたこのフォルムは、別名宇宙忍者と評されたのも当然で、当時は実写でもアニメでも忍者ものが流行った時代でしたから、これを特撮怪獣ものに持ち込むのも当然のように思われますが、神出鬼没で様々な超能力の中で侵略宇宙人に忍者のイメージを出していくのも大変だっただろうと思われます。

バルタン星人にはこうしたバリエーションに飛んだ超能力の豊かさからは攻撃的というイメージはわきません。
母星であったバルタン星を「狂った科学者」による核実験により失ってしまい、たまたま宇宙旅行中だったことから難を逃れた20億3千万人の仲間と共に宇宙船で放浪していたということでしたけど、それでも通信技術に優れてもいた部分もあっものの、母星に起きた悲劇を確認するためにも一旦は母星に帰っていたかもしれません。
そこで被爆し身体能力が歪みながら信じられないほどの変化を遂げたのか、元々特殊能力を秘めていたのが長期にわたったであろう宇宙飛行で変異をもたらしたのかは分かりません
バルタン星人の長野能力は何処から生まれた者かは分かりませんが、安住の地を求めて旅をし、たまたま地球を発見し立ち寄ったことを思うと、侵略しようという意思は見えないところに攻撃性は必要ないことが攻撃性という目では見られない印象を作っていたと思われます。
しかし、それでも宇宙空間での旅には何が起こるか分からないところが多く、様々な事態を想定したかのような特殊能力は、もともとバルタン星人という生命体に宿っていた能力に火をつけていたということかもしれません。
バルタン星人①
欧州バルカン半島は、別名武器の弾薬庫と呼ばれたところです。
そういうところを全て踏まえてバルタン星人の命名となったと思われますが、そんなバルタン星人でも苦手とする物質があり、それがスペシウムだったというところがバルタン星人登場のミソですね。
スペシウムを多く含んだものが初代ウルトラマンの代名詞・スペシウム光線だったわけで、科学力に優れたバルタン星人が初代ウルトラマンの存在を知らなかったことは有り得ません。
人間との地球における同居案は、一旦納得しかけたものの科学特捜隊の一人がバルタン星人の数の多さに驚いたことから、バルタン星人が一方的に破棄して好戦的になっていきます。
進んだ科学力を持ち、生命という概念がなかったバルタン星人が、科学力に劣り優れた能力もなかった人間にじれて感情が耐えきれなかったかもしれません。
しかしそれが初代ウルトラマンを引き出す要因になり、最後は全身にスペシウム光線を浴びて倒され、バルタン星人すべてが乗船していた宇宙船も宇宙に運ばれてスペシウム光線で、、、という結末でした。
特殊能力に優れた宇宙人にも盲点があり、またそれがスペシウム光線であったところに、盲点とスぺシウム光線のアピールが施されていたようなこの話の最期は、何とも言えない悲劇めいたものを感じましたね。
バルタン星人⑤

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