HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:バロム1

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イカゲルゲ②
「イカゲルゲ」

グロテスクという感じよりも、非常にユニークさが感じられた外見のイカゲルゲ。
細かさが強調されてグロテスク感たっぷりだったフランケルゲの次に登場したイカゲルゲは、外見上の細かさはなかったものの、特に上半身についてはイカらしく多数の足が頭部から生え、しかも古風なメガネをかけたようなイカゲルゲの眼が傑作でユニーク感満載でした。
イカゲルゲの頭部から生えていた以下の足にはきちんと吸盤があって、それは足というより大きく強烈な無知のようでもありました。
外見的には単純そうできちんと細かい細工はなされていたわけです。

イカゲルゲの時は、まだドルゲ魔人ではなくドルゲマンと言われ、ドルゲの細胞をイカに埋め込んでみたらこういう想像もできない反応の末にイカゲルゲは生まれてきたといったところでしょう。
その姿は、さしものドルゲも想像できなかったかもしれません。
だけど、自らの細胞埋め込んだドルゲマンでしたから、人間の脳細胞に寄生してその自由を奪ってしまうというPLG細胞というものが操れていたのかもしれません。

決してお気に入りのドルゲマンではなかったし、特にイカゲルゲの前に登場していたフランケルゲと対照的だったがために印象に残ったのかもしれません。
頭部からのイカの足も去ることながら、その頭部からイカ墨まで吐いてくるとは、如何にもバロム1らしい怪人だなあと思いましたね。
イカゲルゲ④






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フランケルゲ③
「フランケルゲ」

バロム1に登場したドルゲの使者である悪のエージェントは、何とも奇抜で言いようのない姿をしてましたね。
オコゲルゲの時も感じましたが、フランケルゲにはオコゲルゲとは異なる気味の悪さがありました。

大極悪人である囚人を悪の魔物に変えてしまう展開はこれまでもありましたけど、それがフナムシとドルゲ細胞を融合させたことで現れてきたのがフランケルゲでした。
このドルゲ細胞は人間の弱みにつけ込んで増殖させるものと考えられますが、その弱みが極悪人の心へのものだとすると、増殖が異常な倍増をするかのように、よりグロテスクなものへと変化してしまうものの様です。
もう一つの要素であったフナムシがどう作用したのかは、フランケルゲの姿からは想像できませんが、当初は悪の極悪人が下地にあったこともあって、フランケンシュタインのようだと思っていましたね。
電気ショックでフランケルゲが登場したこと、身体中に地に流れが感じられることや片目が塞がれている状態の姿などは、フランケンシュタインの要素が満載だったと思うんです。
実はフナムシがよそうだったなどと言うことは、フランケルゲの手足に見られるくらいで、こういう特撮番組の等身大の怪物を見るときは特に上半身の顔面部分に目が行ってしまうため、気が付くことはかなり難しいと思いますね。

でも、この移植時の電気ショックがフランケルゲの武器になっていました。
ただすべてにおいて超人だったバロム1には、フランケルゲの電撃も通用せず、武力として圧倒できてなかったところが敗因となっていましたね。
人の弱みにつけ込む悪人など、バロム1の敵ではなかったというところだったんでしょうかね。
フランケルゲ②

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オコゼルゲ②
「オコゼルゲ」

仮面ライダーがキックなら、パッチでHEROを作り出そうとしたわけではないだろうけど、まるでアメフトの選手のような井出達だった超人バロム・1。
漫画「ゴルゴ13」の作者がこういう世界にも出てくるなんて、夢にも思いませんでした。
番組制作のいきさつは分かりませんけれど、仮面ライダーで火のついた変身HEROとして出てきた者の一つでしたね。
超人バロム・1と言えばバロム爆弾パンチが後の決め技となりましたけど、番組開始当初はそれもありませんでした。
けれどその斬新なデザインからなる井出達は注目してましたし、強力なパワー型のHEROで後に決め技になったバロム爆弾パンチは、そのパワーが思い切りストレートに表現された技で、これも注目に値しました。
漫画の世界から飛び出してきたような超人バロム・1は、主題歌も面白かったですけど、正義と平和の使者コプート呪と悪の使者ドルゲという対立構図はよくあるパターンではあったものの、そのドルゲが出現させて来るドルゲ魔人は、それまでの怪人などでは表現されることになかったグロテスクかつ直線的でありながら斬新さがあって、知らず知らずのうちに気になる者となっていました。

そのドルゲ魔人の第1号がオコゼルゲでしたね。
ドルゲが自らのドルゲ細胞をオニオコゼと融合させ、悪のエージェントとして出現させたものでした。
ユニークな怪人は他のHEROものでよく見かけましたけど、このオコゼルゲを見た時はぶっ飛びそうになりましたね。
目がむき出しで、体表はオコゼのように鰭もあり、何故か火を噴く能力、、、
悪の使者=悪のエージェントということは、想像を超えたところにある超能力者のようなものですから、確かにオコゼルゲ自体は想像を超えていました。
コプーのエージェントを倒すために魔人ドルゲが作り出したオコゼルゲでしたけど、それは超人バロム・1を正確に把握したものではなく、また自らの意思というよりそれを基本としながらもドルゲ細胞を移植させたことによる超能力が全てであったところに、超人バロム・1との差があったようにも思えました。

オコゼルゲを倒した超人バロム・1の技は、バロム・カットのような投げ技だったように思いますけど、決め技が確立されることなく始まった番組としては、このグロテスクさが如実に出たオコゼルゲがもう一つの主人公のようでもありました。

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