バングゴング1
「バングゴング」

仮面ライダーシリーズの登場してた改造人間は、何かしらのモチーフがあって、そのモチーフは地球上のものでした。
少なくとも仮面ライダーBlackまではそうでしたが、仮面ライダーBlackも超古代の生物らしきものにモチーフを求めたがために、時として何が何だかわからない、者も多くありました。
それが仮面ライダーBlackRXまでくると怪魔界という異世界から位ヒス帝国の再建を図ろうとして等身大の怪獣みたいなものやロボットがやってきましたから、そのモチーフは怪魔界に求めることとなり、従来の改造人間=怪人というわけにはいかなくなりました。
モチーフが分らない、異世界のものに求めているのなら立派な怪人です。
クライシス帝国の隊長たちが生体改造を図って、怪魔界の改造人間を作り出そうとしても、そのクライシス帝国の住人とは人間と呼べるのか、またそのモチーフはちきゅ人類に理解できるのかと思うと、そこで創出されるものは怪人ですね。
怪魔異生獣バングコングは、クライシス帝国のある世界の青ナメクジのモチーフがあるらしいですが、難ともわかったようでわからない怪人ですね。

地球上の一般のナメクジは身体のほとんどが水分であり、決まった身体を持っておらず、塩によって水泡に帰してしまうものです。
そこから発展させたのでしょうけど、バングコングはなんと影に同化し、影から影への移動もできるようです。
しかもいきなり不意を突いて実体化し、敵に襲い掛かるという能力からすると、散在して捉えどころのない数ある敵を打ち砕いていくには、最適の怪人だったように思えます。
バングコングという名からすると、ゴリラのような感じがしますけど、モチーフがクライシス帝国という異世界のナメクジでしたから、どんな能力を持っているのか図れないところがありました。
仮面ライダーBlackRXはバイオライダーに変身することも出来ましたから、ゲル状の仮面ライダーとゲル状の怪人の対決は、それまでの仮面ライダーでは考えられないことでした。
どちらが実体化してしまうのか、そこにポイントがありましたね。
バングゴング③



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