パワーアーム②
「パワーアーム」

仮面ライダー4号の称号を仮面ライダーV3に送られたとはいえ、ライダーマンは改造されたのは右腕だけで後はヘルメットと連動した強化スーツで行動する生身の人間でした。
人間離れしてたのは頭脳だけだったと言っても過言ではないライダーマンは、その頭脳を活かしたインサイドワークで戦うの、はないかと思いきや、そういうシーンが見受けられなかったのは少々残念ではありました。
唯一改造された右腕はアタッチメントを装備し、ロープアームを始めとした脱着可能の様々な装備を携えていましたけど、この武器とも補助ともなる装備は、今にして思うとかなり画期的ではありました。
ライダーマン出現の根幹となったのは、大幹部ヨロイ元帥の濡れ衣で処刑されそうになって右腕を溶かされてしまったことにありましたから、当初、自らが言ってたように復讐の鬼と化し、人間離れした頭脳を活かせなかったのは仕方のない状況でもありましたね。

仮面ライダー4号の称号を贈られたのは、プルトンロケットを太平洋上まで持って行った後だったので、それまでは姿が仮面ライダーに似ているという印象が先走り、どうしても戦闘能力に優れているだろうという想いが強く、それにそぐわないシーンが続いてしまったのには、違和感を感じないわけにはいきませんでした。
銭湯補助用の代表格がロープアームだとしたら、戦闘用はドリルアームと並んでパワーアームが層だったんだろうと思います。
万力型アタッチメントであったパワーアームは、これで相手をなぎ倒そうとするものでしたけど、挟み込んで締め上げるパワーも想定としてあったんではないかと思われます。
デストロン戦闘員との格闘シーンでもロープアームで突き攻撃やなぎ倒しシーンを見るにつけ、ここはパワーアームだろうという想いがあったにもかかわらず、然程パワーアームが使われなかったのは残念だったように思いますね。
パワーアーム①
ヘルメットと連動した強化スーツは、どのようにパワーアームに連動したのでしょう。
パワーアームでデストロン改造人間と渡り合える状況を作り出せていたのですから、右腕以外の生身の身体と身体的バランスを保つのは、非常に難しかっただろうと思います。
それだけデストロン改造人間の持つパワーはすごかっただろうということは想像できますが、それに太刀打ちできるパワーアーム自体は優れものだったことは明らかです。
そこで思い切り役だったのがヘルメットと強化スーツではなかったのかと考えます。
どれほどのパワーがあったのかははっきりしませんが、うまく使えばデストロン改造人間を倒すことも出来たライダーマンの攻撃用アタッチメントだパワーアームだったと言えるでしょうね。

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