ビーコン②
「電波怪獣 ビーコン」

電離層に生息していた怪獣がビーコンでしたね。
電離層に生息していただけあって、背中に多数あった突起物で電波を吸収し、ビーコンが見た光景を電波で送るという電波の中継基地のようでありながら生物然としたところに怪奇性がありました。
当時でも多くの電波が飛び交い、今では電離層を地して宇宙衛星をまでも電波が多く飛び交うようになり、その電波は宇宙空間まで飛んで行ってるものですから、ビーコンは地球怪獣ではなく、宇宙怪獣といった方がいいでしょう。
空中を浮遊している状態は、地球上の引力や重力の影響を受けていないようなことからも宇宙怪獣のようです。
ビーコンの発する電波は、ビーコンが見た光景を映し出すもので、地上のTVなどはすべてその影響をもろに受けてしまっていたように、電波・音波を利用して映像を見、相手の位置を図る機器に大きな影響を及ぼしていましたね。

ビーコンは電波怪獣ということでしたけど、顔の正面はまるで信号機であり、無数に変えていた背中の突起物も大きな3本柱があって、外からの電波を受けて信号が点滅するような感じもしました。
眼はあくまでカメラのようでしたけど、その目からスペシウム光線を相殺してしまうほどの破壊光線が放たれていました。
多数の電波は、ビーコンの体内で電気エネルギーに転換され、浮遊するビーコンの身体の下部からは帰ってきたウルトラマンを気絶させてしまうほどの電気ショックを発していました。
非常にユニークかつ謎の多い怪獣であったことは、MATの戦いぶりと帰ってきたウルトラマンの対処の仕方にかなり戸惑うことが多かったことからも伺い知れます。

こういうビーコンのような怪獣を発案した方も、ビーコンをどうやって表現すればいいのか、帰ってきたウルトラマンにどう対処させたらよかったのか、はっきり見えていなかったのかもしれません。
まあ、帰ってきたウルトラマンは人間ドラマ性に重きを置いて展開し、そこが面白かったわけですが、こういう製作者すらよくわかっていないようなビーコンのような怪獣は、帰ってきたウルトラマンの特徴の一つだったのでしょうね。
ビーコン④
ビーコン⑥