HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:ブラックサタン

4
ブラックサタン大首領②
「ブラックサタン大首領」

サタン虫に支配されていたと言っていいでしょうね、組織としてのブラックサタンは。
人の脳髄に寄生し、寄生」された人間を支配するのは最早人間のすることではないでしょうね。
そのサタン虫自体が人間のしゃれこうべの様でしたけど、これがそもそも悪魔の権化だったんでしょう。
サタン虫はブラックサタンを支配するほどの大量な数がいましたけど、人の気を支配してしまう能力としての力が強めのものがガンマー虫、そしてサタン虫もガンマー虫も通常の昆虫より一回り大きなものでしたけど、リーダー格で能力も強く、身体的にも飛びぬけた大きさをもってサタン虫全体を支配していたのがブラックサタン大首領となるのでしょうかね。
人間ではないその対極にいた悪魔のような存在がブラックサタン大首領でしたから、宇宙人ではなく異次元人でもない悪魔という想像上の存在が実体化してしまった者だったかもしれません。
いわば外来の存在だったわけですけど、人で言うところの悪意を持って自分以外のものを支配してしまおうという存在は、自分以外には信頼を置かないものだと思いますが、ブラックサタン大首領は組織としてのブラックサタンを機能させるために直系の大幹部にしかそれを置かなかったのでしょう。
直系の大幹部としては最終的にデットライオンでしたけど、その前のタイタンは直系というよりマグマ帝国を支配し配下に置いたことでその長を直系の大幹部として認識したということだったかもしれません。
ジェネラルシャドウは魔の国出身であることは分っていたのでしょうけど、タイタンが倒れることなど思ってもみなかったブラックサタン大首領が、あくまでブラックサタンを組織として暗躍させることに執着していたためにやむなくブラックサタン外部から大幹部として招き入れたというところなんでしょうけど、サタンのペンダントを与えることが大首領としての信頼の証であることは大幹部も大首領も分かっていたことでしょうね。
ブラックサタンの最高機密がサタンのペンダントに込められていて、それ次第でブラックサタンがどうにかなってしまうものだったという事ですけど、それなら最高機密が何だったのかは最後まで明らかにされませんでした。
ブラックサタン大首領
ブラックサタン大首領は巨大な蜘蛛の様な腕をしてましたけど、その腕先には猛毒が込められしゃれこうべのような顔面からは火炎を吐いたりしてましたけど、何処か身体から浮いていた感がありました。
最大の能力は瞬間移動能力ダったように思えましたけど、ひょっとして実体の存在としては意外と希薄で空気ののような存在だったのではないのかなと思いました。
サタンのペンダントに込められた最高機密とは、そのペンダントによって光の屈折を操り、ペンダントの使用法によって屈折した光の反射具合でブラックサタン大首領の姿が見えるというものだったというものではなかったのでしょうか。
サタンのペンダントは最終的に仮面ライダーストロンガーに奪われ、それを首にかけた状態で行動していましたから、仮面ライダーストロンガーの動き自体はサタンのペンダントの光の反射を様々なものとし、大気中に当たる光が様々に角度が点くものでしたからブラックサタン大首領の身体が見えたり見えなかったりすることが瞬間移動能力と思われ、その姿が見えた時こそが攻撃のチャンスという事だったのかもしれません。
攻撃能力そのものが浮いた感じがしたのはそのせいで、しかし信用するとかしないとか言ってた時点で意外とレベルの低い大首領だったと言うことになったのかもしれません。
デルザー軍団の存在を弁え、実は恐れていたということこそがその証だったということになるのでしょうね。
ブラックサタン大首領④



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3
デッドライオン
「大幹部デッドライオン」

雇われ幹部とか直系の幹部とか言われていたのが、仮面ライダーストロンガーを創出してしまった秘密結社ブラックサタンでした。
雇われ幹部というのはジェネラルシャドウのことでしたけど、直系幹部の扱いを受けたタイタンも元はと言えばマグマの地底王国の主でしたし、一つ目タイタンが仮面ライダーストロンガーに敗れても百目タイタンとして復活するまで何とか待ったのは外野から召喚したとは言え、直系・直属の幹部として扱わなければブラックサタンは組織として機能しなかったことをブラックサタン大首領はどこかで分かっていたからだったかもしれません。
そしてジェネラルシャドウをどうしても信用しきれなかったのは、実はジェネラルシャドウが魔のから出てきた魔人であることをどこかで察知しながらも、ブラックサタン自体からは大幹部が出てこず、百目タイタンに拘らざるを得なかったかもしれません。
ブラックサタンが創出した奇械人は身体のほとんどがメカであり、メカ以外の中枢にはサタン虫を蔓延らせていたがために自我が出難く、いったん作り上げてしまうとそこから上昇していかないものでした。
サタン虫を使って大首領の意思の元に置いたわけですから、奇械人が大幹部に昇格することなどありえず、大幹部としてはどうしても外部から召喚せざるを得なかったという背景がブラックサタンにはあったということになるでしょう。
そうした奇械人だらけの組織に中で、最高幹部と位置付けたデッドライオンが出てきたのは、奇械人創出とは別に科学陣にその旨伝えておいたという事なんでしょうけど、そのために「サタンのペンダント」が存在し、ようやく創出できたデッドライオンにそれを持たせたと言うことかもしれません。
デッドライオン⑤
しかし、特殊能力をほとんど持たず、デッドハンドと脱着式の鬣だけでは仮面ライダーストロンガーどころかデルザー軍団の誰の足元にも戦闘能力は及ばないことは明らかでした。
「サタンのペンダント」をブラックサタン大首領からの信用の証として扱わせ、現場に重く向かせたのは、現場に赴く大幹部が少なかった歴代組織の中でも大首領の意地を感じるところでしたけど、デッドライオンが姿を消している間に、ジェラルシャドウの策略にハマって先に大首領が倒されてしまっては、デッドライオンは頼るところもあてもなくなってしまい、そのまま放浪してしまったのは大幹部らしからずというところでしたね。
デッドライオン③





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4
ブラックサタン⑥
「凶悪超獣 ブラックサタン」

一つ目から破壊光線を発し、両手の指先から発射するミサイル、口から物体を炎上させる発火性ガス、尻尾の先から槍状のミサイルを放つなど、多くの武器を持っていたブラックサタン。
ウルトラマンAに登場し、ヤプールの傘下に入っていた宇宙仮面により創出されていただけに超獣という分類でしたけど、超獣はヤプールの超獣製造機によって宇宙怪獣と地球上の動植物を融合させたものであっただけに、ブラックサタンは多彩な武器を持っていたことでの超獣というイメージでした。
怪獣単体だと、怪力の持ち主という肉体のパワーを感じさせるものの他には火を噴くとか、特殊能力はそれほど持たず、ましてや身体のどこからかミサイルを発射するとかいうものは、身体のどこかにメカが内蔵された超獣のイメージがあります。
怪獣が出てくる中には、肉体組織の異常な発達があるはずですが、肉体組織はメカを生み出さないのです。
ブラックサタンを見ていると、そう言うことに気が行ってしまいますし、元々がハリボテの作り物に宇宙仮面が命を吹き込むことで超獣化したものですから、イメージとしては超獣かもしれませんが、言ってみれば異常生命体で、気を持たぬものだったのかもしれません。
ブラックサタン③
宇宙仮面の万能ブレスレットから活動エネルギーを得ることで行動するブラックサタンは、際限のない行動力と多彩な武器を振り回していましたけど、すべての武器は宇宙仮面からの活動エネルギーでしたね。
ウルトラマンAに対し有利に戦いを進めていたものの、言ってみれば気がないエネルギー補充だけの超獣は、本能だけで動くものよりも始末が悪かったかもしれません。
しかし、気がないだけにエネルギー補充が経たれれば戦局は一変していました。

怪獣や超獣を操る宇宙人と操られる怪獣や超獣は、怪獣・超獣に多少の気があったればこその面白みがあったのかもしれず、実は超獣の中味がハリボテだったということになると、面白みは削がれてしまうものかもしれません。
ブラックサタンの場合は、多彩な武器を披露したことでそこをカバーしてたのかもしれませんが、ヤプールも次々に繰り出す超獣が打倒されて、底をついていたのかもしれません。
ブラックサタン⑧





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3
奇械人アルマジロン
「奇械人アルマジロン」

忠誠心も度が過ぎると腰巾着のような存在になってしまいます。
大幹部百目タイタンが倒された後、ブラックサタン直径の大幹部として着任したのはデットライオンでした。
あんまり大幹部という感じはしませんでしたけど、それでも装甲の強力さとデットハンドは使い方によっては強力な武器にも見えました。
このデットライオンに忠誠を誓った奇械人がアルマジロンでした。
アルマジロの改造人間はよく出てきていたと思いますが、共通してたのは装甲の強力さとそれを利した身体全体を丸めて転がり突進する攻撃法でした。
アルマジロンは、左手が鎌となっていましたけど、装甲の強力さと言いこの左手の鎌といい、もう一人のデットライオンという感じでした。
デットライオンは大幹部として招集されたわけですから、ある程度の知略はあったのでしょうけど、この知略のところだけがその差だったのかもしれません。

どうしてもアルマジロの改造人間と言えば、ショッカーの時のあるマジロングが出てきてしまいますが、いずれにしてもその表情の作りが面白く、アルマジロンはその顔の出来の面白さに行動まで目が行ってなかったかもしれません。
いつもデットライオンと行動を共にしていた感じがしますが、大幹部に忠誠を誓うことは当然かもしれませんが、大幹部を通してブラックサタン大首領への忠誠が薄かった気がしました。
まさの大幹部デットライオンの腰巾着であり、大幹部がいなければ自ら知略を有して動くということが出来なかった感じがします。
それに奇械人もここまでくると奇抜な感じがせず、うっかりすると仮面ライダー初期のアルマジロングよりも戦闘能力が劣っていたのではないかと思いますね。
弱点は装甲に覆われていない腹部とされていますが、その腹部が開けっぴろげのような感じでしたしね。
存在感とか印象という点からすると、ここで奇械人が最後という意味でもかなり惜しい感じがしましたね。
奇械人アルマジロン②





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3
奇械人ハサミガニ②
「奇械人ハサミガニ」

大幹部百目タイタンが倒されても、雇われ幹部と揶揄されたジェネラルシャドウドウがブラックサタンには残っていました。
だけど、ジェネラル車道の存在を無視するかのように次の大幹部がやってくるまでのつなぎ役、或いはその舞台設定のために従来の流れに沿った改造人間が出てくることはよくあることです。
ブラックサタン要塞島を建設するための労働力を確保する任務を背負った奇械人ハサミガニの登場は、その両方を背負っていたものですが、雇われと揶揄されていたとはいえ大幹部としてジェネラシャドウを無視したようなこの展開は、ブラックサタンとして外様には信頼を与えない、或いは与えられない事情があったように思います。
次の大幹部の存在を知らされていたと思われる奇械人ハサミガニは、その登場の舞台を作ることとつなぎ役でありながら、従来の奇械人としてのプライドが高いものがありました。
そこまで強力な感じはありませんでしたが、主武器とした脱着式の左手の大きな鋏は切断力が高く、遠くの敵に投げつけることも出来るものでしたけど、棘が映えた胸の装甲を左右に開いて発した白い泡は、それを浴びた者に幻覚作用をもたらし、しかも電波電気を遮断する能力があったことから、タックルも仮面ライダーストロンガーも封じる威力があって、この白い泡こそが奇械人ハサミガニの肝となった武器だったように思います。

この白い泡を浴びた仮面ライダーストロンガーは変身を解除されてしまったわけですから、そこでアジトへ連れ帰らず、その場で自らの左手についていた大きな鋏で処刑を敢行すれば、、、と思ったものです。

また、ジェネラルシャドウとしっかり連携さえしておれば、その場で仮面ライダーストロンガーを倒すことも出来たでしょう。
ジェネラルシャドウと袂を分かち、新しい大幹部登場に功を立てることを目指したことでの奇械人ハサミガニの行動は、ブラックサタン大首領の指示があったとはいえ、やはりつなぎ役でした。

デザイン的には奇械人だけに正に奇怪でありながら単純さが多かった奇械人ハサミガニ。
ここからブラックサタン大首領が倒されるまでの間はデルザー軍団が出てくるまでの大きなつなぎだったような気がします。
奇械人ハサミガニ①





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5
百目タイタン⑤
「百目タイタン」

改造人間としては、とってもカッコいい改造人間でした。
仮面ライダーストロンガーの頃になると、単なる改造人間というより名前からして奇抜な感じで主人公の仮面ライダーストロンガーも元をただせば改造電気人間でしたからね。
ブラックサタンの改造人間も奇械人という具合の範疇の中、タイタン自身も改造火の玉人間でした。
地底王国の魔王とされたその設定は、地底の奥深く地殻とマントルの間でマグマに耐えるという事を超えて、マグマを体内エネルギーにしていたというとんでもない改造人間でした。
人間と呼ぶにはタイタンのどこに人間的要素が残されていたのかは分かりませんが、体内の活動エネルギーであったマグマの調整ができ、通常は紳士然としながら仮面ライダーストロンガーと戦おうとする時の戦闘スタイルは、如何にも地底王国の魔王であり、改造火の玉人間そのものでした。
リボルバータイプの「タイタン破壊銃」や目玉を外して火球にするファイアーボールが主な武器だったようですが、マグマを体内にエネルギーとして蓄えていただけあって、さしもの仮面ライダーストロンガーも百目タイタンに触れる事すらままならないこと自体が、何よりの武器だったように思います。
一つ目タイタンが強化されて30倍もの強さになっていたこと自体。無理を強いてマグマの増強を図っていたみたいですが、そのマグマが体外に溢れ出てしまっていたことが弱点のようになっていましたね。
見た目魔王というだけあって、魔力を感じたものですが、身体中についていた目をファイヤーボールとして投げつけるだけではなく、この目に魔力を持たせていてもよかったと思います。
冷酷・非常な性格は自らのパワーアップを図るために、配下の奇械人すら利用してしまっていましたけど、その性格は度が過ぎていて部下からの信頼を集めるというより、大首領からの信頼を得るためだけに動いていた感がありました。

秘密結社の大幹部ということですから、これはこれでよかったのかもしれませんが、長く続いていた戦いの中、上ばかり見ずにリーダーシップをとることも肝要だったように思います。
途中から雇われ幹部としてジェネラルシャドウが登場し、あたかもタイタンがブラックサタンの生粋の大幹部のようでもありましたが、タイタンの肩書が地底王国の魔王であり改造火の玉人間という事を思うと、雇われまではいきませんがタイタンも生粋のブラックサタンの大幹部ではなかったようです。
だからあそこまで冷酷・非常に徹することが出来たのかもしれませんが、ブラックサタンの大首領というより歴代の秘密結社を陰で操っていた大首領が、ブラックサタンと共に地底王国までも同時に配下において血の掟の元、連携させようとしていたのかもしれません。
百目タイタン
百目タイタン③





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4
奇械人ドクガラン
「奇械人ドクガラン」

そうか、幼体が孵化する時って熱を帯びるんだというのが奇械人ケムンガが奇械人ドクガランになる際の発見でした。
卵の中の様態については謎が多く、解明できてないことが多い中、これは面白いかもと思っていました。
奇械人ケムンガの孵化行為の中、殻を破れず苦戦していた仮面ライダーストロンガーはエネルギーを吸い取っれるように人間体に戻ってしまいましたね。
それでも幼体が孵化するのに熱を要することに気づいたころで、これを促進させるように電気ストリームを発動させ、殻を破る行為を奇械人ケムンガの孵化に任せて、これを達成していました。
幼体の孵化は、古くはショッカーのドクガンダーにまで遡ります。
改造人間は素体が生物とは言え、特殊能力もパワーもメカに頼ることが多かったはずですから、その改造人間が孵化してしまうこと自体に謎があります。
生物要素の部分が孵化行為に及び、それを持ち込まれた人間である部分が影響を受けることに然程の影響はないと言うことかもしれませんが、その生態に大きく影響していたはずのメカはどうなってしまうんですかね。
奇械人ケムンガであれ、奇械人ドクガランであれ、大幹部百目タイタンの配下にあり、百目タイタンは地底王国の王でしたから、元来がマグマエネルギーの影響下で熱さがその源ということだったのかもしれません。

奇械人ドクガランはショッカーのドクガンダーと同様、毒蛾の改造人間ですから羽根とは思えないメカ的なその翼のようなところから巻き散らかす毒鱗粉が武器でした。
ただ、これは翼を使わないとどうしようもないわけで、ドクガンダーが滑空能力を使い仮面ライダー2号を苦戦させたような飛翔能力を奇械人ドクガランも使うのでしょうけど、それは地底王国という決められたテリトリーに限ってのことだったのかもしれません。
地上とは異なる特殊環境下にあったと思われる地底王国でこその改造人間が奇械人ドクガランだったのかもしれませんね。
それならそれでもっと地底王国にこだわった演出が充てもよかったのかもしれません。
口吻から発射する猛毒の槍も奇械人ドクガランの主武器でした。
この猛毒性の槍も毒鱗粉がその源だったと思われますが、奇械人ドクガランの体内にメカを持ち込まないとこの槍の創出はできません。
変身能力もあったみたいですが、この槍こそが奇械人ならではのことだったと思いますが、この槍が突き刺されることで仮面ライダーストロンガーに敗れ去ったのは皮肉なことだったことかもしれませんね。
奇械人ドクガラン②







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3
奇械人ケムンガ
「奇械人ケムンガ」

大幹部一つ目タイタンが百目タイタンになり、途中から雇われ幹部としてジェネラル・シャドウが参入したものの、よく考えてみれば百目タイタンも地底王国からやってきた外部幹部でした。
卑劣で残忍な性格は自らの部下でさえ捨て駒のように扱ってしまう、、、奇械人エレキイカがそうだったように。

ブラックサタンの科学陣が輩出してきた奇械人という改造人間は、排出するネタはタイタンが出していたかもしれませんが、改造手術を終えた後の奇械人の性能までは把握してなかったように思います。
タイタンの宿敵であった仮面ライダーストロンガーを倒そうとする狙いについては、ブラックサタンもタイタンも同じだったとは思いますが、地底王国の王であったタイタンは狙いがそれだけではなかったように思います。
ブラックサタンが輩出した奇械人は、大幹部として君臨したタイタンの配下にいたに過ぎない、と言うことかもしれません。
しかし、次々と配下の奇械人が仮面ライダーストロンガーにあしらわれるように倒され、自らも一度は仮面ライダーストロンガーに倒されていたことで、一国の王としても焦りがったはずです。
配下の奇械人の性能をしっかり把握して、それを生かすような作戦を立案し、、、タイタンはプライドが高く、目的を遂げるためには手段は択ばないというのは聞こえはいいかもしれませんが、作戦の立案自体に大いに問題があったということになるでしょう。
奇械人ケムンガのケースもそうでした。
奇械人ケムンガは他の人間に化ける能力を持ち、さらに口から白糸を吐き出して相手を封じ込める能力があったわけですが、この糸は奇械人ドクガランに変態するためのんもう力でした。
この白い糸で作られた繭は、真空状態になっていった上に防御力が異常なまでに高かった、、、百目タイタンは奇械人ケムンガが仮面ライダーストロンガーに卵を産み付け、繭状態となって繭の中に仮面ライダーストロンガーを封じ込めた段階で勝負はあったわけです。
放っておけば勝手に勝てるのに、繭を奇械人ケムンガと仮面ライダーストロンガーもろとも爆破しようとした、そのこと自体が百目タイタンの功をあげることでの焦りと奇械人ケムンガの性能を熟知しておらず、捨て駒のように扱っていた漏れがあったように思いますね。

歴代の秘密結社の中での大幹部は生え抜きであったことがほとんどでしたけど、こうしてみるとブラックサタンは組織力が弱かったことが大幹部を外部から召喚するしかなかったことにつながっていたかもしれません。
奇械人ケムンガは、この繭の頑丈さが防御力が強いとされることが多いですけど、攻防は一体と考えるとこの防御力が実は攻撃能力につながっており、仮面ライダーストロンガーもこれには敵わなかったという事なんでしょうね。
奇械人ケムンガ②





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4
サメ奇械人③
「サメ奇械人」

大幹部一つ目タイタンが百目タイタンとなり、雇われ幹部としてジェネラルシャドウが参入しても打倒仮面ライダーストロンガーは果たせず、特に百目タイタンにはブラックサタン大首領からの圧力と自らの功を焦るものがあったと思います。
打倒仮面ライダーストロンガーを狙いつつ、世を征服しようとする目的もあったわけですから。ひたすら打倒仮面ライダーストロンガーを果たそうとしていたジェネラルシャドウとは置かれていた立場が違っていたわけです。
それでも百目タイタンは身辺警護とサポートを果たす役目を奇械人にも背負わせていました。
それだけ焦りがあったという事になると思いますが、こうなるといつでも足元を狂わせる存在が出てきてもおかしくはありません。
この頃の奇械人はブラックサタン発足当時の奇械人よりも強力になっており、その一人がサメ奇械人でした。

よく仮面ライダーは跳躍力はあるものの飛行能力がないので、空中戦」で苦戦するとされていますが、
海中においても度々苦戦していました。
仮面ライダー1号・仮面ライダー2号のようにライダーラングがあって推進力を得ている仮面ライダーや深海改造人間として開発されていた仮面ライダーXがいますが、どの仮面ライダーも体内にボンベを持ち、水中活動時間は維持出来たり、推進力を得ていたりしますが、いわゆる水圧からくる圧迫感で思ったような動きができていなかったことも甲斐抽選で苦戦する原因でした。
仮面ライダーは水中で特殊能力があったわけではないので、魚類等をモチーフとした改造人間に苦戦するのは当然のことで、勝機を見出すには陸上に引き上げることが大きなポイントでした。
サメ奇械人は、多分攻守の攻の分野に秀でた奇械人だと思います。
陸上でもシャークロケットで仮面ライダーストロンガーを吹っ飛ばしていましたし、なんといっても強力な渦潮を招く渦巻き地獄という技が強力でした。
大幹部百目タイタンの作戦が、とにかく仮面ライダーストロンガーを海中に引き込み、サメ奇械人に攻め続けさせていれば勝負は分らなかったかもしれません。
デザイン的には非常にユニークですが、能力的には海中における攻めの能力に長けていた強力改造人間です。
そのためか攻守の守る面はもう一つだったみたいで、タックルの脳天唐竹割を喰らってみたり電波投げで投げ飛ばされてみたりという面が見られました。

焦るブラックサタンには攻守に優れた奇械人を作る余裕みたいなものは、もうなく組織自体が弱体化していたのかもしれませんね。
サメ奇械人①
サメ奇械人②



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3
奇械人アリジゴク①
「奇械人アリジゴク」

蟻地獄はよく特撮もののモチーフになっていた気がします。
なんてったってアントライオンですからね。
怪人にも怪獣にもなれるような気がします。
しかも蟻地獄が最も生きてくるのが砂場であり、この砂場に巣を作って獲物を¥が駆るのを待つのは、それこそ地獄に落ちていきそうな感じがします。
砂場は砂漠の一角とすれば、そこでの行動は水分のない砂に足場を食われてしまい、そこを得意の場とする怪人はまだしも、その怪人を倒そうとするHEROにとっては踏ん張りがきかず、しかもイタズラにエネルギーを失ってしまう地獄の場のようです。
ショッカーの改造人間に始まった蟻地獄をモチーフとした改造人間は地獄サンダーでしたが、ブラックサタンの改造人間はまさしく蟻地獄のような奇械人アリジゴクでした。
かなりメカ的要素が前面に出ていましたが、片腕に装着するドリルが蟻地獄を作り、百目タイタンと痛み分けに終わった仮面ライダーストロンガーも変身前に埋められてしまっていました。
対仮面ライダーには、仮面ライダーに変身させないことが最も効果的だったと思うと、奇械人アリジゴクは装着されるドリルで蟻地獄を思い切り利して仮面ライダーストロンガーに立ち向かえば、砂地には水がないことを思うと。仮面ライダーストロンガーは戦えば戦おうとするほど、エネルギーを消費して不利になったことでしょう。

仮面ライダーストロンガーと大幹部百目タイタンとの決戦が痛み分けとなり、お互いに負傷を修復させるための科学者の争奪戦となって、その科学者の争奪戦に奇械人アリジゴクが使われたこと自体が惜しい気がしましたね。
立花藤兵衛にそっくりの科学者というのが焦点のような話、実は奇械人アリジゴクの本来の能力を失わせていたような気がします。
砂地には水分がないため電気エネルギーを得るどころか発生させるのも叶わず、奇械人アリジゴクはカブトローさえ持ち込ませなければ、仮面ライダーストロンガーと対等以上の戦いが挑めていたのかもしれません。

ブラックサタンの奇械人も終盤に差し掛かった時点で打倒仮面ライダーストロンガーのために大幹部百目タイタンを生かそうと奇械人を持ち駒のように使ってしまい、能力を発揮させなかったところが惜しい気がしました。
奇械人アリジゴク②



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