ベムラー①

ベムラー

ウルトラシリーズにHEROを登場させる企画として試行錯誤が繰り返される中、宇宙人ベムラーが地球を救うという企画があったそうです。
その後、レッドマンという企画を経て初代ウルトラマン登場となっていき、ベムラーは没ということになりますが、宇宙人ベムラーとはどんなものだったか知りたいような気もします。
少なくとも地球を救おうとする宇宙人らしいですから、何らかの超能力みたいなものを持つということが、どこかでイメージされていたんでしょう。

折からの怪獣ブームに乗ったように、ウルトラQは成功作品となりました。
ここから新しいHEROを登場させるわけですから、かなり画期的なことで冒険めいたことではありましたけど、その一方もう一つの主役である怪獣の充実化も図られなければなりませんでした。
でも、大怪獣「ゴジラ」の成功は、怪獣というイメージがそこに引っ張られてしまい、デザイン的にゴジラとは一線を画したようなデザインの怪獣でも、本格的に怪獣に取り組もうとすると、どうしても「ゴジラ」の影響を受けてしまう。
そんな時代でもありました。
「ゴジラ」の影響とは、恐竜というイメージの中で怪獣が創作されてしまうということです。
難しいですよね、恐竜のイメージから抜け出した怪奇な獣の演出などは。
それから50年位時が経とうとしてるのに、日本以外、特に米国等で制作される怪獣は恐竜そのものと言っていいですから。

企画段階で出ていた宇宙人ベムラーのイメージは、初代ウルトラマンの第1号怪獣として登場してきたベムラーに若干の影響があると思われます。
宇宙墓場からウルトラ一族の何名かに連行されるベムラーが、連行していたウルトラ一族の一人を殺めて地球にやってきてしまったことは、それだけ怪獣ベムラーが凶暴・悪質な宇宙怪獣だったと連想されます。
ですが、初めて見た初代ウルトラマンでのベムラーは、尻尾に強烈なパワーを秘めていそうではあったものの、腕が退化して縮小化し、実は格闘が苦手だったというのは怪獣としてはありえない設定でした。
大地での上でも水の中でも生息し、活動できるのは生命力が強そうな感じもしましたけどね。
初代ウルトラマンが放映される前の連想されたイメージは、巨大な宇宙人と巨大な怪獣が激しく戦い合うというものが強かったのですから、ベムラーが格闘戦が苦手など夢にも思いませんでした。
ですけど、巨大HEROがどんな具合に戦うのかが連想されてもいない時代でしたから、存在感だけでも強烈なイメージがあったベムラーは、これが怪獣だと言われればそういうものだろうと思わざるを得ませんでした。
ベムラー③

この格闘自体がイメージしにくいベムラーが悪辣凶暴な怪獣であったのは、ベムラーが口から熱線のような青色光線を吐くが如く、宇宙空間では青い球体となって超能力を存分に発揮できていたからではないのか、と思います。
初代ウルトラマンやゾフィが初めて地球にやってきた時に赤い球体になってやってきた時の対極のように、ベムラーは青い球体であったのは、正義の宇宙人対極悪宇宙怪獣という図式を踏襲したようで、ベムラーの正体は宇宙空間において初めて発揮できていたのではないかと思われます。

企画段階の宇宙人ベムラーは、その名だけではなく、超能力を有した宇宙生物というところにエッセンスが生かされていたのかもしれませんね。
ベムラー


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