マグネドン④
「磁力怪獣マグネドン」

惑星には磁極があって、その磁極が引き合うことで引力や重力が発生します。
惑星同士も引き合うのは、お互いに磁極があって引き合うためかもしれません。
潮の満ち引きがあるのも、月との関係にあるように。
だから地球も同様で、地球上に生きる者はすべてその磁力に影響されます。
北極と南極。
そのうち、大陸という大地があるのは南極だけです。
大地のあるなしで磁力の影響が変わることはありませんが、帰ってきたウルトラマンに登場した磁力怪獣マグネドンは大地ではなく、北極の海の底のマグマが固まって命を宿した怪獣です。
いわゆるマグマ溜りに何らかの力が働き、命が宿った者と思われますが、北極の海の底のマグマ溜りだと大きく磁力が働くというよりは、磁力そのものだったかもしれません。
磁力がマグマを引き寄せ、いわば生きる岩石の塊となったような獣がマグネドンというわけです。
マグネドンの身体の生えていた10本位の赤い角は、磁力を外向けに発し引き付ける能力とマグネドンの身体を構成する大きなカギとなっていたわけで、だから爆破されてもその磁力で再生し続けてしまうように思います。

磁力は人体に影響を与えますが、微量であれば気になるどころかの磁力がなければ人は生きられません。
けど、マグネドンのような巨体となって獣という怪獣であれば大いに有害なわけです。
大き過ぎる磁力は、通常の人にとっては引力や重力が大きく負担となって身体の組織も圧っされてしまい、その場にとどまることすら難しくなってしまいます。

ウルトラブレスレットというスーパー兵器を得た帰ってきたウルトラマンが超人であるからこそ、通常の人以上に負荷がかかるはずで、全うに戦えなかったはずですね。
帰ってきたウルトラマンにも磁力を反転させる超能力はあったのでしょうけど、マグネドンの持っていた磁力は惑星そのものと言っていいはずですから、その帰ってきたウルトラマンの超能力も効き目は薄かったかもしれません。

マグネドンを最終的に倒すには、磁力が働かないところで、、、ということで宇宙となったのでしょうけど、これだけ磁力が強いとなると、マグネドンにはうっかり近づくことも出来なかった中で、遠い宇宙にまで運ぶこと自体が奇跡だったはずです。
しかも、磁力が働かない宇宙区空間などあるはずもなく、そうであれば宇宙の果てまで行かないといけなかったかもしれませんね。
マグネドン①
マグネドン



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