ミズノエノリュウ(壬龍)②
「 ミズノエノリュウ」

大地を司る地球の護り神、それがミズノエノリュウでした。
大地の精霊のような存在で、そういう意味ではウルトラマンガイアと同じような存在かもしれません。
東京の水脈を司っていた地脈が、十干でいう壬の形となっており、人間が地球という惑星で生き続けるのに必要な水と大地はそうした壬に護られていたことによるものかもしれず、まさしくそれは神の使いのような精霊を案じなければいけないことだったかもしれません。

ウルトラシリーズ初期は、開発という自然破壊行為への警鐘や無責任な宇宙への進出により手痛いしっぺ返しのように怪獣や宇宙人を登場させたことが多くありました。
その後、手を変え品を変えて無秩序な開発という行為に対して警鐘を鳴らそうとしてはいましたが、これはいつの間にかそうした警鐘も身近なものに置き換えられていました。
ウルトラマンは宇宙からやってきたいわば宇宙人でしたが、これも平成に入り宇宙人というよりは地球という惑星に存在する精霊のような存在になっていました。
というよりも宇宙から飛来したものと政令のようなものが相半ばするような感じですかね。
根幹は光であり、その光をどう捕えるのかということですが、光は希望であり、また精霊の証ということなのかもしれません。
そしてそれは人が知りえないことですけど、知りえないことで手を出していい範囲はあるものです。
地球という惑星は人間だけのものじゃないというのは、こんなところから来るのでしょう。

人が手を出してはいけない領域とは、そこに精霊が潜み、手を出してしまった人間に対して警鐘を鳴らす、それが東京という地脈の中ではミズノエリュウということだったのかもしれません。
ミズノエノリュウ(壬龍)⑥
こういう精霊が怒ってしまうと手が付けられません。
人間など及ぶところではなく、ウルトラマンガイアでさえ手が付けられないどころか、その念動力で弄ばれそうになっていました。

それほど、恐ろしいという次元ですら超えてしまう精霊の鳴らした警鐘に人間は反応しなければなりません。
人が踏み込んでいい範囲とは、実は地球という惑星自体では狭いものですけど、それでもそこで生きていくしか人には生きていくことができないのです。
それが定めであり、それを知らしめたのがミズノエリュウだったのかもしれません。
犯してはいけない領域を弁えて生きろ、とそういうことだったのでしょう。
ミズノエノリュウ(壬龍)



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