メダン②
「毒ガス怪獣 メダン」

ガスを吸収し、一酸化炭素を吐く呼吸でエネルギーを蓄えて巨大化していった怪獣がメダンでしたね。
メダンは卵状態で宇宙から飛来し、地球上の天然ガスに反応して孵化しました。
天然ガスと言えば化石燃料から発生するガスで、使い方を間違えなければ動力エネルギーの源として貴重なものでしたけど、ガスそのものは人体には有害な物質です。
あくまで地球上の化石から湧き出てきたガスが天然ガスですから、根本的に宇宙怪獣であったはずのメダンがこの天然ガスに敏感に反応していたこと自体は面白かったと思うんです。
ガスを吸収し、一酸化炭素を吐くということは体内に有毒ガスを蓄えられる期間を有し、それがないと活動できない怪獣とも云えそうですが、この怪獣メダンの呼吸自体も結局は酸素がないとできないことです。
酸素吸入を調整することでメダンは吸収していたガスを発火させることもできたと思うのですが、それをやってしまうとメダンそのものが大爆発してしまうことから、敢えてそれを控え、ひたすらガスを追い求めて吸引し、週に危険性をまき散らすことで混乱を引き起こすことがメダンの存在意義のようでした。
呼吸自体は地球上の生物とは逆のような感じですが、酸素をどうするかで毒性そのものをエネルギー源としていたのでしょう。
宇宙空間というのではなく、特殊な大気のある惑星から飛来してきたと考えた方がよさそうです。

メダンのような怪獣の対抗策は、とにかく引火させないようにすることですが、それを無視してしまうと怪獣退治とは言え破壊行為となり、それが成功してもメダンが爆発してしまうことでメダンの破壊では済まないことになりそうです。
そうするとうっかり手出しはできず、その上で対処となれば凍らせることしかないわけですが、メダンという巨大な生物を冷凍状態にするにはどれだけの冷度にしなければいけないのかを図らなくてはなりませんね。
それが分かっただけでも当時の地球防衛軍は優れた科学力を持っていたことになりますが、それでもメダンは細胞状態になっても復活してしまう再生能力があったことが苦戦を強いられる大きな要因になっていました。
こうした怪獣は、人間の手だけではなくウルトラマンと共同戦線を張って対処すべき怪獣だったと思いますが、地球防衛軍がメダンを氷漬けにしてウルトラマン80が宇宙へと運び、サクシウム光線で破壊し尽くしていたことは見事な展開でした。
メダン