ヤモゲラス
「ヤモゲラス」

ヤモリ男からヤモラー、そしてヤモゲラス。
グッとなネーミングでした。
その眼付と赤黒いボディは手作り感満載で、見応えがありました。
いい時代だったと思います、環境はなってないのに極端な話、想いがすべてをいい具合に変えてくれて。
ヤモゲラスはただのボクサーに苦戦するほど、戦闘能力には欠けていたようですが、手足がまるで吸盤のように天井に這い、ある意味神出鬼没のようなところがありました。
ホラーまではいかないけど、怪奇性たっぷりのその井出達は、仮面ライダー放映開始当初の大きなテーマでしたから、それに似あっていた改造人間の一人でしょう。
ヤモゲラス①
デンジャーライトという破壊力満点の破壊光線を出す設計図を奪い取って、ハンドタイプのデンジャーライトを作り出すとは頭脳的に優れていたかも知れません。
本格的にデンジャーライトを作り出し、それを発揮しようとして仮面ライダーを白い泡で繭状に固めてしまったところを見ると、そこに持ち込むまでの知略に苦心し、それこそがヤモゲラスの本性だったのかもしれませんね。

しかし、デンジャーライトの設計図を奪取し、ショッカー首領の指示によって「大規模な破壊工作を企てようとしたとき、ヤモゲラスがその前に行っていた姑息な作戦から飛躍していたことと相まって詰めを誤ってしまい、形勢が逆転して自らがデンジャーライトを浴びて最期を迎えてしまいました。
この時のヤモゲラスの命乞いは、デンジャーライトの威力を最も知っていたのがヤモゲラスであり、自らの身体を持ってそれを知らしめてしまったのは悪党らしい最後でもありました。

考えてみれば、ヤモゲラスは仮面ライダーの必殺技で倒されなかった初のショッカー改造人間となっていたのですね。
ヤモゲラス⑦
ヤモゲラス④