リックバック
「怪魔異生獣リックバック」

リックバックは、クライシス版吸血鬼といったところでしょうか。
クライシス帝国のあった惑星の中のカミラ族という種族が、リックストーンと呼ばれる赤く光る石の一部を持たされて秘密裏に地球へ飛来して隠密行動をとっていたようです。
この赤い石には、これを持つカミラ族の細胞を移植してしまい、それが次から次へと鼠算のように増殖して得しまういわば吸血鬼に嚙みつかれた効用があったようです。
クライシス帝国のあった惑星では、特殊環境にあった惑星に起こり得る怪奇現象が怪奇なものと理解されず、それでも種の繁栄まで行かなくとも、その継続のためにはこのカミラ族の細胞を捕食することで言わば大いに役に立っていたようで、その細胞の乱獲のためにカミラ族が絶滅に瀕し、リックストーンという赤く光る石自体がカミラ族の増幅に役立っていたようです。

カミラ族はリックバックが地球に姿を見せる10年前にやってきていたらしいですが、カミラ族が次々に倒れていったのは、クライシス帝国のあった惑星と地球の環境が全く逆の環境にあったためかもしれず、リックバック自体はカミラ族の生き残りの監視と活用のために出てきたのかもしれませんが、カミラ族には悪意はなかったのかもしれません。
クライシス帝国の犠牲者だったのかもしれず、リックバック自体と切り離して考えなければならないかもしれません。

吸血鬼は十字架と葫に弱かったものですが、リックストーンを利したリックバックの行為は吸血鬼のようなものでしたけど、リックバックとリックストーンをまとめてつぶさないと、倒すことに意味がなかったのかもしれません。
怪力と両手の大き目なカッター自体がリックバックのぶきでしたけど、特殊能力があったとはいえ、仮面ライダーBlackRXならば倒すこと自体は容易とは言えないまでも無理がないところでした。
ただ、リックバックの体内にはリックストーンがあったこと自体が厄介なことでしたね。
リックバック②