レギュラン星人④
「レギュラン星人」

レギュラン星人登場の話は、まずウルトラシリーズなのに仮面ライダーストロンガーが出てると思いましたね。
レナ隊員の父親役だったんですけど、生き別れのようで実はお互いがお互いを思っていた親子関係を演じていて、そこがベースで物語が展開してました。
どんな境遇にいても親子はお互いを思いやるとか信用してうというのが基本としてあると思うんですけど、租jの対局にいたのがレギュラン星人でした。

仲間どころか自分の身内でさえも平気で裏切り、それを他人のせいにするところは、自らに要因があったことをそれで隠していくという卑劣極まりない宇宙人でしたけど、それはレナ親子と対極にあってそれだからこそ際立て身だったものです。
まあ、理解できない歪んだ性格だったというものでしょうけど、巨大化し、ウルトラマティガとの闘いでもその歪んだ計画は浮き彫りとなっていました。
レギュラン星人は両手から敵を捕獲する光線を放っていましたけど、これは等身大の時にはなっていたもので、狡猾な作戦を遂行するには巨大状態よりも等身大であった方が使い勝手とその歪んだ考えによる動作が取りやすかったんでしょうね。
巨大化すると、その両手から破壊光弾を連射していましたけど、破壊力的にはもう一つで決め手に欠けていたため、卑屈な戦い戦局を自分に有利に運んでいくしかなかったんでしょうね。

レギュラン星人は飛行能力も持って、飛行戦いに持ち込んでいましたけど、飛行んもうりょくという点でも明らかにウルトラマンティガのスカイタイプには劣っていました。
ここでも卑屈な戦略を講じましたけど、結局は自らの破壊光弾とランバルト光弾の打ち合いとなり、相殺されて敗れ去りました。
歪んだ心の持ち主は純粋な信頼関係の前には無力だったというところでしょうか。

それにしても仮面ライダーストロンガー役だった俳優さんは、それ以来に見たんですけど、実に好演してたことににちょっとした驚きがありましたね。
レギュラン星人⑤