レザイト①
「光熱魔石 レザイト」

様々な結晶があります。
いわゆる原子核のような感じですけど、それを繋ぎとめるものがないと結晶はやっぱり結晶で、いくら重なり合っても動くはずがありません。
異常な高熱を発したレザイトは、液体窒素を打ち込まれて身体の組織バランスが崩れ、破壊されたような形になった熱反応があった自体で、それは生命体であることがはっきりしてました。
表面の結晶体を繋ぎとめるものは、この後リパルサーミサイルを撃ち込まれたことで手足のようなものが生えて、行動できるようになりましたけど、そこにはやっぱり何らかの生命が宿っていたのでしょうね。
地球人類が想定するような生命体は、大気と水を基に手足と目鼻口があるものと思いがちですけど、そういうことは一切通用しない生命体だったのでしょう。

レザイトの発する高熱は、メルトダウンを起こしてしまうかもしれない状態にまで行ってましたが、それは地球制圧への一つのきっかけに過ぎなかったのは、人類がレザイトのメルトダウンを防ぎに出てくることまで根源的破滅招来体は想定していたんでしょうね。
それとウルトラマンガイアがどこまでレザイトに対抗してくるのか、ウルトラマンガイアがそもそも何者なのか、いろんなことをレザイトを通して探っていたような気がします。

単純な結晶体の集まりのようなレザイトは、その意思とは有無関係に根源的破滅招来体によって地球に差し向けられ、どのような効果が上がるのか、それと結晶体とは言っても一筋縄ではいかないところをどう見抜いて対抗してくるのか、いろんな要素が含まれていました。
結晶体のような怪獣と言えば帰ってきたウルトラマンにプリズ魔がいました。
プリズ魔の逆バージョンのようなレザイト。
そこには魔性の力があったと思いますね。
レザイト⑥