レッサーボガール⑦
「レッサーボガール」

捕食時には瞬時に大口を開き、背中の羽根状の器官で空間を食い破るかのようにして、空間の歪みに消える能力、、、レッサーボガールは知能性能的にボガールモンスよりも劣るとされたからことから、そのネーミングとなりました。
確かにボガールモンスには擬人化を始めとしたさまざまな能力があり、捕食の際に背中に広げた羽根状の器官で捕食するのも得意な能力だったと思います。
次元が異なる能力は、捕食自体を大きな口で行いながら、ボガールモンスで言うところの背中に広げた羽根状の器官は次元を食い破るためもので、それで捕食行為自体を見えずらくするものでした。
喰らう器官と思いがボガールモンスとレッサーボガールとでは食い違っていたという事だろうと思いますが、能力自体は次元の狭間を利用するという特異な能力がレッサーボガールには本能的に備わっていたのでしょう。

通常は人間大であり、何体かの者でつるむように行動し、そのうち一体でも死んでしまうと捕食の対象になってしまうのは、共食いのようなものです。
それで巨大化して本物の怪獣になってしまい、次元を食い破る能力まで発揮してしまうところに、知能の低さと怪獣としての怖さが同居していました。
共食いは知能が低い、或いはない獣が行う事ですから、知能的にボガールモンスより劣っていたというのは確かにそうでした。
ただ、それは獣としての本能に近いところのことであり、怪獣としての怖さはウルトラゾーンというある種の異次元に存在してたことで増長し、ある種の納得感があったと思います。

レッサーボガール登場の話は、ウルトラマンメビウスが地球に向かう最中に人間の姿を有するにあたってのモデルとされた人間登場の話でしたけど、ウルトラゾーンという異世界がレッサーボガールと相まっていましたが、ウルトラマンメビウス序章の主力怪獣はボガールモンスでしたから、同種のレッサーボガールを登城させたこと自体には納得感がありました。
非常にユニークな怪獣でしたけど、怪獣は本来捕食に走っていた時代があり、それが獣であるということからも
怪獣らしい怪獣だったと言えるのかもしれません。
レッサーボガール⑥

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