HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:仮面ライダー1号

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「岩石大首領」
岩石大首領⑦
仮面ライダーが戦った敵組織は、ショッカー・ゲルショッカー・デストロン・GOD・ゲドン・ガランダー帝国・ブラックサタン、そしてデルザー軍団と8つの敵組織がありました。
デルザー軍団は誰がリーダーなのか、実質ジェネラルシャドウやマシーン大元帥がそれだったみたいですけど、伝説の妖怪が体を宿して姿を現したり、半機械人間だったりと作り手は必ずいたわけで、その作り手が首領ということになるでしょうけど、デルザー軍団登場ではその存在の影を完全に潜めていました。
GOD・ゲドン・ガランダー帝国では声色を変えたり、大幹部的存在であった十面鬼、ゼロ大帝が全面に出てきてしまっていたため、本島に欠けの首謀者のような存在がいるのかなと思っていました。
仮面ライダーストロンガーに主役が移り、敵組織がブラックサタンになった時、その首領の声色がデストロン当時と同じになったため、影の暗躍者たる存在はひょっとして同じであり、それは人間なのかと思うようになりましたね。
歴代秘密結社の大幹部を従えるほどの存在で、ショッカー・ゲルショッカーが壊滅した時に実体が出ず、ひたすら通信機のようなもののの確認がなされたところを見ると、有無を言わせない科学力が進んだ未来人か、もしくは宇宙から飛来した生命体と考えていました。
どちらにしても、仮面ライダーの最終回での首領の取り扱いは存在を感じさせながら明かさずといった中途半端な内容で結末を迎えていましたので、デルザー軍団の改造魔人が歴代組織の大幹部と同等以上の能力を持ち、デルザー軍団がそれまでの秘密結社とはレベルが違うとは言え、仮面ライダーシリーズとしての最終回と銘打ったことは大首領の姿を明かさないわけにはいかなくなったということでしょう。
それがまさか岩石大首領とは思いませんでしたね。
仮面ライダーシリーズは敵組織と言えど等身大で、ウルトラシリーズのような巨人を扱うには等身大との対比に必要が出てきてしまいますから、どうしても見劣りしたものです。
それが身長が不明なほどの巨体を有する岩石大首領とは、、、
岩石大首領の体の岩石はなんで出来ているのか分かりませんでしたが、あれだけの巨体となるといくら仮面ライダーが鋼の骨と人工筋肉で出来ている改造人間と言えど等身大でしたから、適うわけがありません。
正面からでは束になって挑もうと無駄ということです。
歩くだけで大地を揺るがし、目からは破壊光線を発し、口からは火炎弾を発することだけでも適わない要素満点だったところに加えて、岩石大首領の身体を構成する岩石が幾重にも重なっていたこともあって体に見た目以上の柔軟性があったことから、腕力脚力発揮のための動きが俊敏であり、足元を抄うような攻撃も無駄のように思えましたね。
岩石大首領⑩
火を吐いたりしていたわけですから、等身大の改造人間が挑むにはその体の内部に入り込む以外になく、そのヒントは仮面ライダーXがGOD大幹部・キングダークとの戦いにあったのかもしれません。
ただそれに比することも出来ない体を有し、火炎弾まで吐いていたわけですから、単純に口から体内に入るにはそれ相応のエネルギーと俊敏性が要求されていたと思われます。

岩石大首領はそれでも意思持った活動体でしたから、体のどこかに核があったことは確かで、そうなると機械生命体ではないのですから、同じ人間でも科学の進んだ未来人ではなかったこととなり、やはり謎の宇宙生命体ということになりますが、それが岩石大首領の体内にどう潜んでいたのかに興味が湧きます。
長年仮面ライダーを見、敵組織の首領が分かりそうで分からなかったじれったさを解消する位の表現力とアピール力がもっとあってもよかったとは思いましたが、折り重なる事情を思うとこういう具合にせざるを得なかったのでしょうね。
岩石大首領②


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仮面ライダーSPIRITS~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像①


























「仮面ライダーspirits~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像」

考えてみれば人の肉体の筋・肉・骨等を強靱化するために切り刻むことなどとんでもないことです。
人であるならば考えつかなそうなことで、これを実行してしまった秘密組織はショッカーから始まりますが、この組織を作った者は人間じゃないということ、人の体をよく知る者、そして洗脳脅迫が持つ武器能力の大きな一つだということですかね。
洗脳しきれなかった改造手術者がショッカーから脱出したことで本郷猛は思いだけが人間であることに留まりましたが、その科学者は自ら犯したことの罪に苛まれ、脳だけが人間であり肉体は化け物同様となってしまった本郷猛は、人間であるフリをしなければ生きていられませんでした。
そうした犠牲者を生むショッカーは、それこ突飛過ぎて秘密結社であることを建前としてる限り犠牲者親族がいくらアピールしようと世間は知らずに時が過ぎるところでした。
戦うことで自分の存在意義を知ることに気づいた本郷猛は、孤独に戦い続けなければいけませんでしたが、それがショッカーと戦う風となることでそれが自らを化け物同様としてしまったショッカーへの抵抗であり、人類の実は大きな味方となっていたことが真実だったと思いますね。
孤独であることは地獄の苦しみであり、理解者はいれどこればかりはどうしようもないことだったものの、そうした本郷を追う者がいました。
それが一文字隼人だったわけです。
設定上はフリーカメラマンでしたから、戦場カメラマンのようなものかと思いましたが、ショッカーによるテロ行為を目撃してしまったことでショッカーを追うようになり、その中で仮面ライダーに出会ってしまいます。
これは目撃してしてしまっただけですが、一文字の興味心をそそりました。
それが蝙蝠男の頃であり、サラセニアンの頃でようやく出会う音になっていたこととは思ってもいませんでした。
公式設定ではバイクレースの中でのカメラマンであり、その中で本郷と知り合いになっていたということでしたので、思い切った展開だなと思いましたけど、この方が自然な流れでしたね。
仮面ライダーSPIRITS~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像④




















唯一の抵抗勢力となってしまった仮面ライダーに対してショッカーも黙ってみてたわけではありません。
ゲバコンドル戦の時に、別の場所で抵抗勢力を罠にはめて一掃しようとしたときに一文字の存在を知り、同時に首領の狙っていたレベルアップした改造人間を死神博士が作り上げていました。
新型仮面ライダーともいうべきこの存在は、脳改造まで施されていたために死神博士のいいなりのような存在でしたけど、俗にいうところの偽仮面ライダーでしたね。
ショッカーが作り上げたこの新型仮面ライダーは一文字を含めて全部で6体。
脳改造寸前に本郷が手術室にたどり着いてしまったために、脳改造が施されず、一文字もまた本郷と同様の苦しみ・孤独を味わうこととなってしまいました。
それでも先行した本郷がいてくれたために自分の存在意義を知るまでに時間は要さなかったみたいですが、脳改造が施されていなかったばかりに脳神経と改造されてしまった肉体が結びつかず、戦う中での苦しみ、痛みのようなものが少しずつ自我を取り戻していったようです。
本郷が孤独から抜け出すまで意外と時間がかからなかったみたいですけど、その間には一文字という犠牲がついていました。
これはもちろん本郷の意思でも一文字の意思でもなく、あくまでショッカーの悪業の犠牲の上に成り立ってしまったことですが、こういう展開だったからこそ、本郷と一文字の結びつきは深く、後にダブルライダーと呼ばれる所以になったのでしょう。
正式な物語の序章はここまでで、すべての始まりはここからだったということかもしれません。
仮面ライダーSPIRITS~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像⑤
仮面ライダーSPIRITS~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像②
仮面ライダーSPIRITS~孤独・新たなる鼓動・皮肉という肖像⑥





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ゴースター⑦
「ゴースター」

正式ではなかったけど、ショッカー日本支部2代目幹部となった死神博士の作戦立案と生体改造手術の効果は、仮面ライダー旧1号を捕獲し、その脳波をコントロールされてしまうことで仮面ライダー旧1号と仮面ライダー旧2号が相まみえるシーンに出ていました。
ここが大きな見どころでしたけど、この話に出てきたショッカー改造人間はゴースターでした。
それまでのショッカー改造人間の改造素体は人間に動植物の特徴を盛り込んだもので、それは一つの動植物を取ったって見方が変わったもの、こういう演出があるのかと大いに勉強になったものでした。
それまで知らなかった動植物もでてきたりして。
それがスノーマンの登場で架空の怪物までモチーフとするのかと思いましたけど、それでも怪物でしたからね。
どこかで納得するものはあったりしました。
それがゴースターとなると、改造素体が溶岩・マグマ。
無機質、無機物と言えばそうなるでしょうけど、なんせ溶岩ですから人の手が付けられるものではないという思いが先に立ちました。
火山弾を武器にした改造人間がゴースターでしたから、活火山付近の岩石で身を固まる中でわずかな量のマグマを内蔵させていたというところでしょうけど、あくまで改造人間ですから改造素体のほとんどが人間であるはずで、触接マグマに触れないよう岩石をその体内に盛り込むには相当な技術と繊細さがなかったらいけないはずです。
それでも岩石とはいえマグマの体内流失を防ぐものだとしたら、マグマの影響は岩石に相当与えているはずで岩石の温度も高くなっていたはずですから、素体の人間の忍耐力にかけて生体改造が施された改造人間がゴースターだったと思われます。
その身を守る岩石は自然石だったはずですから、その生体改造手術に成功したゴースターの体は相当上頑強なはずで、摂氏5000度の高温に耐えてしまうというほどでしたから、ライダーキックを跳ね返してしまったということも当然だったかもしれません。
ゴースター⑤
仮面ライダー単体では破壊力に限界があるから防御されても仕方のないところはありますが、これが仮面ライダー1号・仮面ライダー2号のダブルライダーとなるとそのエネルギーは無限に近く、それはお互いの波長が同じであり大きく通じるところがあったからだということが、このゴースター登場の話には込められていたように思います。
ゴースター登場は死神博士のもたらしたものでしたけど、これだけ頑強な改造人間を倒すには意志が通じ合うことが何よりも大事だということをダブルライダーに悟られてしまったことも、結局死神博士がもたらしてしまったことのように思います。

そういうことは抜きにしてもショッカー初期においては大幹部をも凌ぐ強豪改造人間が、実はゴースターだったということはあまり言われていませんが、それにはとんでもないもの、人が手を付けられないものまで手を伸ばし使わないといけないということの裏返しだったのかもしれません。
ゴースター①






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スノーマン①
「スノーマン」

ショッカー初代大幹部ゾル大佐がその様態であった黄金狼男の正体を現しても仮面ライダー2号との死闘には勝てませんでした。
さらなる展開はどうなるかと思ったところで、この頃にはすっかり仮面ライダーには1号と2号がいて、今は仮面ライダー2号が日本を守り、仮面ライダー1号はどうなっているのかと話題にもなっていました。
個人的にはすっきりしてダークヒーローのイメージが抜けた仮面ライダー2号が好みでしたけど、当初の仮面ライダーであった仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が揃う場面を見てみたいという希望も出てきていました。
そんな折、いきなりヨーロッパを戦場としていた仮面ライダー1号が登場してきたことには驚きましたね。
ただ、俗に言われる桜島1号で、スタイルとデザインが変わってはいましたが。
この桜島1号も、仮面ライダー1号がカッコよくなったと話題にもなりました。
その仮面ライダー1号のライダーキックを跳ね飛ばしてしまったのがスノーマンでした。
ショッカーは世界征服が目的であり、そのため世界各地に支部がりましたが仮面ライダーが1号から2号へと存在する日本支部の作戦進行が遅れていたため、ショッカーヨーロッパ支部在任中の大幹部死神博士が日本制服の任を担うことになり、その手始めとしてスノーマンがその補佐を務めることが任務であったために、スノーマンも来日することとなりましたね。
日本には仮面ライダー2号がおり、仮面ライダー1号からの連絡はあったものの、作戦遂行上どうしてもスノーマンは仮面ライダー2号と対峙することは避けられないものとなりました。
スノーマンは訳せば雪男であり、伝説上の化け物です。
伝説上の化け物にショッカーが目を付けたわけですから、雪男は実在するのかということも考えられましたが、やはり伝説上の存在だったらしく、スノーマンの姿から連想できるのは雪だけであり、そこに得体のしれない怪人・怪物を組み合わせてみたといったところのように見えました。
仮面ライダー1号のライダーキックを跳ね返すだけの体力があったわけですから、その活動エネルギーは相当なものだったと言えなくもないですが、仮にも雪男の怪人ということでしたから冷凍弾とか冷凍ガスといった極寒の武器を使うのではなく、活動エネルギーはマグマにあったためにマグマ弾を発してみたりとイメージとは正反対の設定であったところに面白みがあったようなに思います。
スノーマン⑥
マグマを活動源としていたためかスノーマンが降り立ったところは桜島でした。
桜島は活火山活動が今でも活発なところですけど、いわば高熱地ですからスノーマンとしてはわが得意の地だったのかもしれません。
地熱活動が盛んなところでの戦いは、スノーマンにとっていくら活動してもエネルギーの補充が効き、そのためもあってか仮面ライダー2号も苦戦を強いられました。
体力があり怪力のスノーマンでしたから、仮面ライダー2号との力比べも見てみたかった気もしましたが、こここも仮面ライダー2号の窮地を救うように仮面ライダー1号がサイクロン乗って登場し、ショッカー改造人間対仮面ライダー1号・仮面ライダー2号のダブルライダーが相まみえる期待の、そして初男シーンであったことが特筆されるべきでしょうね。
戦いぶりは初めて共闘したにもかかわらず、息の合った戦いぶりであったことは、ダブルライダーがここまでくる変遷には並大抵のものではなかったということの裏返しであり、協力改造人間であったスノーマンも息の合ったダブルライダーの前には倒されるしかなかったのかもしれません。
スノーマン⑧





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ダブルライダー(旧)④
「ダブルライダー(旧)」

仮面ライダーが撮影の裏側として、主演俳優のバイク事故による負傷がのために一時的にせよ降板することなど当時としては全く知りませんでした。
そこで仮面ライダー2号の登場となったわけですが、日本を主戦場とする仮面ライダーが仮面ライダー2号だとすると仮面ライダー1号は何処へ行ってしまったのか、それは一文字隼人の口から本郷ライダーこと仮面ライダー1号はショッカーの一味を追ってヨーロッパに向かったと言われていました。
仮面ライダー1号の降板が突然だったため、仮面ライダー1号がショッカーによって幽閉されたとか人知れず倒されてしまったのかとも思いましたから、一文字隼人の説明にはどこかでホッとするものがりました。
そうか、本郷ライダーは海の向こうで戦っているんだという思いが湧き、いつの日か仮面ライダー1号と仮面ライダー2号が並び立つ日が来るのだろうなと思って、ワクワクした感じになりましたね。
それが大幹部ゾル大佐が仮面ライダー2号によって倒された直後、ヨーロッパで活動していた本郷ライダーがそのプレーンと共に現れてきました。
単純にライダーキックが効かなかった怪人スノーマンは、ショッカーが苦戦していたショッカー日本支部に向かって来日し、仮面ライダー2号でも苦戦を強いられるほどでしたから、通常のショッカー改造人間よりも強力だったと思われます。
これもショッカー2代目幹部死神博士の生体改造技術が上がって改造人間が強力化していたためと思われますが、特にこのスノーマンは仮面ライダー単体では倒せないほどだったと思われます。
脳改造が施されていないのは仮面ライダー1号・仮面ライダー2号の共通したところでしたが、それ以外の肉体はまるで兵器のように改造されてしまい、人工筋肉や鋼の骨組み、それに小型原子炉を起動させるための風力エネルギー転換装置の内蔵は異常なまでに強力化された肉体にどれだけ改造されていなかった肉体がついていけるかが問題でした。
その脳付近に装着されていた超触覚アンテナも仮面ライダー1号・仮面ライダー2号共通のものでしたが、人工筋肉量の多い仮面ライダー2号の送信力の方が強力だったのでしょう。
脳改造されていなかったわけですから、その意思は純粋であり、その意思を超触覚アンテナで送信、或いは受信することでお互いがテレパシー交換のように思いを飛ばすことが可能で、それがほとんど同時期にか生体改造を受けていたことで仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の結びつきを強くさせていたものと思いますね。
何人仮面ライダーが同jに登場したとしても仮面ライダー1号・仮面ライダー2号のようにまとめるようにダブルライダーと呼ばれ、自己認識していたのもそれだけ他の仮面ライダーよりも結びつきが深く強かったためで、仮面ライダーのパイオニアのような存在でした。
ダブルライダー(旧)②
息の合った攻防と展開は、ダブルライダー以上の存在はなく、スペック的にはどうかとも思われますがダブルライダーとなってまるで2人で一人のような存在は、仮面ライダー史上最高の存在だったと思います。
スノーマンの時はそうでもなかったけれど、同時に戦うたびに余計に息があっていったのは、スペック的なことではなく、本郷猛と一文字隼人の想いが同じ境地にあって交わるようになっていったからだと思いますね。
夢にまで見た仮面ライダー1号と仮面ライダー2号との共演。
食い入るように見いていたことを思い出します。
演出、スタッフの方も同共演させたらいいのかは桜島編の頃までは手探りだったのでしょうね。
まだ本郷ライダー役の俳優の負傷は癒えたわけでもなく、その点を考慮しても割引感が難しかっただろうと思います。
しかし、ダブルライダーが同時に登場したこと自体が重要で、仮面ライダーシリーズはこの設定がったからこそ盛り上がっていった大きな一つの要因だったと思いますね。
ダブルライダー(旧)⑧






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原始タイガー⑧
「原始タイガー」

100万年もの太古に生き物の王様として君臨していたサーベルタイガー。
デストロンの大幹部となっていたキバ男爵の祈祷により長き眠りから目覚めさせたのはサーベルタイガーの末期に出てきたサーベルタイガーの一種・スミロドーンでしたが、ドーブー教の魔術の祈祷によるものだったためか、スミロドーンは魔力を持っていました。
このスミロドーンは女であり、いわゆる魔女でしたから、デストロン首領の言ってたような女とは全く違った存在だったのでしょう。
本郷猛を陥れ、風見志郎をバイクチェイスで打ち負かし、といったところは女は女でも魔女であり、牙型バイクを乗り回して仮面ライダーV3も仮面ライダー2号をも翻弄したように見せていたのは、魔女たる証のようなことだったのかもしれません。
奇妙な宗教の祈祷とは言え、100万年もの長き眠りから目覚めたところには一筋縄ではいかない生命力と魔力が宿っていて、しかも太古の昔、あらゆる生き物の頂上に立っていたとされたサーベルタイガーだったという所以かもしれません。
その魔女・スミロドーンの正体が原始タイガーであり、それまでの改造人間という生体改造を施された怪人とは違って、魔術と生命力、そして誇りのようなもので怪人化したものでした。
おそらく大幹部ドクトルGが倒され、呪術の起点となった魔術を呼び起こす者にデストロン首領は目をつけていたのかもしれません。
キバ一族は、ドーブー教の祈祷によって眠りを目覚めさせるか魔力を宿らせることで存在した一族ですので、改造人間というよりも怪人だったのでしょう。
魔の力は想定できない力ですから、その魔力と生命力に支えられた原始タイガーはキバ男爵の最後の切り札であり、単体としては仮面ライダーを上回っていたと言うことは納得できるところがあります。
人間体であったスミロドーンは正に狡猾で人間体であった仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、仮面ライダーV3を本来の原始タイガーの姿に変わったところで翻弄し、一度は仕留めたような恰好になっていましたけど、これは人間体と本来の姿を使い分けたような原始タイガーの狡猾さが出ていたと思います。
火を吐く大怪獣ではありませんけど、火を吐く怪人原始タイガーは、その火は改造人間・仮面ライダーと言えど耐えられぬ業火であり、原始タイガーというサーベルタイガーをモチーフにした怪人の武器としてはよく似合っていましたね。
原始タイガー⑤
火と虎って、よく似合う思ううんです。
虎の体表との兼ね合いでしょうけど、現実の世界の虎もその祖先であるサーベルタイガーも火もそうですが、元来が狩猟の生き物で好戦的なところがありますから、口から生えた牙がよく似合っていました。
上顎から生えて口の中に納まりきらずに口の外に出ていたほどの長い牙は、牙がるだけで敵への威嚇になり、サーベルタイガーの場合はそれがそれまでのものより長かったということで他の生き物を寄せ付けない存在だったのでしょう。
その火と牙が印象的であった原始タイガーは、身体に生えていた体毛の先に猛毒が仕込まれており、この猛毒を使ったような作戦で本郷猛の捕獲にも成功していました。
手足の指先の爪も攻撃用の武器でしたけど、元々が好戦的であった虎の怪人だけあって、腕力に優れていたことの効果を上げていたと言うことになりますね。

これだけの存在と武器を備えていた原始タイガーですから、生体改造を受けて改造人間という超人となっていたとは言え、仮面ライダー単体では対応できず、仮面ライダー1号・仮面ライダー2号・仮面ライダーV3のエネルギーを合わせたライダートリプルパワーでしか対抗できなかったというのも納得できた最後の決めでした。
原始タイガー





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仮面ライダー旧1号⑤
「仮面ライダー旧1号」

昭和40年過ぎには数多のHEROが登場し、巨大HEROから等身大HEROへと移り変わっていくこともありました。
その多くが単発もので、シリーズ化したのはウルトラマンと仮面ライダー位だったかもしれません。
仮面ライダーも当初は長きにわたり、、、などということもなく、他のHERO作品と同じくその趣を変えて如何に視聴者の目を引き付けるために面白みを出すのか、創意と工夫、それに独特の発案に基づいて単発ものとして作られていたみたいです。
仮面ライダーは独特の能動的変身ポーズを持っていましたが、そんな仮面ライダーたちの中で唯一変身ポーズを持っていない仮面ライダーが仮面ライダー旧1号でした。
性能的にはベルトの風車ダイナモ(タイフーン)に風圧を受けコンバーターラングにて風力エネルギーに転化して、エナージ・コンバーターに蓄積され、超小型原子炉が起動されます。
そのエネルギーが人工筋肉の内部を通り、肉体だけが仮面ライダーになって最後に頭部が仮面に覆われて、変身が完了するといったもので、タイフーンに風を受けることが変身への大きなポイントでした。
愛車サイクロンを走行することで風を受けるか、高い場所から落ちることで受けるかとなっていましたが、ここにスイッチを入れるように変身ポーズを持ち込む発想がなく、自然発想や偶発的に風を受けて風車ダイナモに風を受けるという変身の要素は、長く仮面ライダーが続くかもしれないという想いはなかった現れです。
特異な変身HEROを作り出したい、そんな思いから生まれた仮面ライダーが仮面ライダー旧1号だったのでしょう。
性能的にあれだけ優れたメカを有し、超小型原子炉まで持ち出すなど、仮面ライダー旧1号を生み出した緑川博士やショッカー化学陣は相当優れた存在だった割には、タイフーンが自力では回せないというオチまでついてこれは当時、注目されてはいなかったものの面白く注目すべきところだったかもしれません。
仮面ライダー旧1号
ウルトラマンを始め、仮面ライダーも当初は怪奇性を打ち出し、それをどう表現するかで見応え・面白みを出そうとしていました。
時代を反映していたのはそういうことと技術的なこともあったのでしょうけど、仮面ライダー旧1号は全体的に黒っぽい濃緑色で覆われ、目が薄めのピングだったりくっきり赤っぽかったりしていたことは、怪奇性を表現したかったあまりグロテスク的にしてみたりして謎の存在感を出したかったためかもしれません。
陽の光を感じるところではそれがかえって見応えがあったりしましたが、暗闇とか夜になってしまうと見辛くなってしまったのは、思いもしなかった反比例効果なんでしょう。
第2話蝙蝠男の時などはそれが顕著に表れたものです。
ある意味ダークHEROのような感じがあって、それは意外と黒という色・意味に憧れを感じていた世間の表れかもしれず、知らず知らずのうちにそれを仮面ライダーで表現していたのかもしれません。
この時の仮面ライダー旧1号が思った以上にカッコよかったと思ったのは、仮面ライダー2号登場以降でしたから、人なんて対比的な何かが出てくるまで何がよくて何がよくないのかは、意外と気づかないものかもしれません。
仮面ライダー旧1号⑨
性能的にはジャンプ力は垂直飛びで15.3m、幅跳びで48.7m、人より広い視界と赤外線による暗視能力、ズーム機能を持つ複眼Cアイ、周囲4キロメートルの音を聞き取れる常人の40倍の聴力の超聴覚器、4km四方の電波を感知できる超触覚アンテナ、対怪人用の脳波探知機で半径100m以内に怪人がいると特殊な波長を捉え点滅するOシグナル、100トンの衝撃を吸収する足のショックアブソーバなど、こういう性能を搭載した改造人間が仮面ライダー旧1号でした。
あくまで改造直後の性能ですけど、これだけの能力を秘めながら脳改造を施されていなかったために脳と身体の神経がうまくつながっておらず、これがうまく連動するまでは時間を要したものと思われます。
しかし、歴代の仮面ライダーの性能的な基本はここにあったと思うと、ショッカー化学陣はとんでもないものを作り上げてしまったと思うのです。
改造人間という人間でありながら人間でないという悲哀は、物語的に怪奇性に繋がっていきましたけど、改造素体はあくまで人間であり、その素体が天才科学者でありかつ運動能力にも相当優れた者だったということもあって、基本的性能は基本を知ると言うことと神経を脳とつながることが肉体の鍛錬で向上していくという人間臭さも十二分に表現していました。

仮面ライダーは超人です。
人間でありながら人間でないという割には人間臭い存在で、その性能を知るに至りライダーキックやライダーパンチという基本技も威力向上となり、バリエーションも増えていきました。
仮面ライダー1号を演じた俳優の事故がなければ仮面ライダー2号は登場せず、事故があってしまったことにより仮面ライダー旧1号はわずか13話となってしまいましたが、実に今でも見応えがあり、そのわずか13話の中での変遷は魅力たっぷりで貴重なことでした。
仮面ライダー旧1号⑪





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ユキオオカミ①
「ユキオオカミ」

仮面ライダーシリーズは視聴率的に仮面ライダーV3 の時が最高だったとされますが、それは第1話・第2話において仮面ライダー1号・2号のダブルライダーが仮面ライダー3号である仮面ライダーV3を生み出した話の時で、当初評判だった機械合成改造人間の登場初期に限られると言っても過言ではなく、後にライダーマン登場で持ち直していましたけど、やはり
ダブルライダーと仮面ライダーV3が登場した第1話と第2話ですね。
当時、新しい仮面ライダーであった仮面ライダーV3とはと興味深かったことが第一だとは思いますが、そのストーリーも見応えがあったと思います。
仮面ライダーブームは仮面ライダー2号登場によってもたらされたものですが、それでも同じような姿をした仮面ライダー1号が出てきたりすると嬉しかったものです。
その次作であった仮面ライダーV3では原子爆弾を内蔵したカメバズーカを倒そうとダブルライダーは太平洋上まで飛行し、大爆発したシーンを見た時ダブルライダーの姿はもう見られないのかと思ったものの、どこかでまた登場するかもしれないと淡い期待を持ったものです。
ダブルライダーが生きているかもしれないというシーンはいくつか見られ、映画では登場していましたがTVでの登場はユキオオカミ登場の時でした。
ストーリーの持っていき方がよく、ユキオオカミのウルトラブリザードを浴びて拉致されてしまった仮面ライダーV3の窮地を救うべく、ダブルライダーが本郷猛・一文字隼人という人間体から登場し、変身シーンも見られるという見る者のツボを抑えたような登場の仕方は待ちに待ったダブルライダーはやはり生きてたんだということと、仮面ライダーと来れば仮面ライダー1号・2号は肝的存在で絶対に外せないものだということを証明していたようなものです。
仮面ライダー2号が主演なら何時仮面ライダー1号が出てくるのか、仮面ライダー1号が主演なら仮面ライダー2号は何時出てくるのかという期待感は仮面ライダーV3の時も生きていた、あんなに盛大にすがたをけしたのに、と言うことなんでしょう。
ユキオオカミ④
そうした期待を集めたダブルライダーの登場でしたが、仮面ライダーV3単体では対抗できないほど強烈な存在だったのでしょうね、ユキオオカミは。
確かキバ一族の改造人間で、謎のドーブー教の呪いの祈りの中から登場しただけに牙がその証であり、ユキオオカミに生き血を吸われた者は狼人間化し、言いなりになってしまうという能力はキバ一族の改造人間共通のような能力でしたけど、何と言ってもウルトラブリザードでしょうね。
ユキオオカミの口から発射されるウルトラブリザードは射程距離も長くはなく、特に範囲に拡散されるものでもありませんでしたが、何と言っても絶対零度の雪吹雪でしたからね。
仮面ライダーV 3と言えど、まともに浴びてしまってはあっという間に凍ってしまうことになります。
こうした強烈な武器を持ちながら、狼の改造人間でしたから力の強く俊敏性にも長けていたために単体では仮面ライダーの身体能力をも上回ることになってしまい、そこで仮面ライダー1号・2号のダブルライダーの登場となったのでしょう。
ユキオオカミ③





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タイホウバッファロー③
「タイホウバッファロー」

デストロンの機械合成改造人間は、大幹部ドクトルGの正体だったカニレーザーまででした。
何かしらの機械・メカなどを改造人間の主武器・主能力とした機械合成改造人間は、機械の部分が目立ちながらも見た目にそれほどの不自然観がない立派な改造人間だったと思います。
機械の部分は考え方次第の使われ方で、攻撃していく上での主武器がこれだと思うと、強く記憶に残る改造人間もいました。
仮面ライダーには映画も作られ、映画だけに登場する改造人間もいれば、TVと映画両方に出てしまう改造人間もいました。
確かにTVで大ブームを起こしていたのですから、TVも無視できませんが、今と違って当時は劇場に行かなければ映画は見られなかったのですから、仮面ライダーを映画としてやる場合は登場する改造人間も物語も映画オリジナルであってほしかったと思います。
仮面ライダーV3でも、TV版第2話が映画として取り上げられましたが、オリジナルのものもあり、その映画のメインだった改造人間がタイホウバッファローでした。
このタイホウバッファローを見ると、どうしてもカメバズーカを思い出します。
いずれも大砲とバズーカ砲という強力な火器を背負い、どちらがより強力だったのかは分りませんが、カメバズーカが背中にバズーカ砲を1門抱えていて、戦闘員の補助を必要としたこともありましたが、単独で打つことの方が多く、命中度はさほど変わらなかったと思います。
それがタイホウバッファローとなると大筒である大砲2門でしたからね。
1門でも破壊力が凄いところ、それが2つあるわけですから、まともに食らえばいくら仮面ライダーであろうとも木っ端みじんになってしまっただろうとも思います。
ただ、タイホウバッファローはその2門も大砲を両肩に担いでいたこともあって、命中度という意味においては戦闘員の補助がないと正確さが落ちてしまい、単独で打つと乱発であり命中度は落ちていましたね。
基本はバッファローということだけに大砲を打つ衝撃に耐えてしまう身体の強さがあり、身体が強固であったカメバズーカを上回っていたと思いますが、身体が重く、小回りが効かないこともあって距離を置いて戦う戦法をとっていたことはカメバズーカと同じでした。

タイホウバッファローとその物語は、幻の放射性元素であったサタンニウムの在処を巡る攻防でしたけど、サタンニウム自体は四国山地の中にあるとされていましたから、サタンニウムの在処を探る展開は配下の機械合成改造人間に任せ、大砲を持っていただけに四国山地の爆破に本来はその役目があったと思われます。
面白かったのは裏設定で、タイホウバッファローの設定と創出自体が、実は水瓶に乏しい四国に山を切り崩してダムを建設するためにデストロンの科学者であった結城丈二の発案にあったということで、恐ろしい爆破能力を持つタイホウバッファローという改造人間の創出自体が人体の改造を伴うという実は非人道的なことであったということでした。
タイホウバッファロー
タイホウバッファロー自体は、豪放磊落に見えて実は親分肌でもあり、映画だけあってまさかの仮面ライダー1号・2号の登場もありましたが仮面ライダーV3も含めた3人の仮面ライダーはタイホウバッファローの目の前でその配下にあった再生改造人間を駆逐していきましたけど、再生改造人間が多数あっただけに知らず知らずに押していきながら状況がジリジリとしたものだけあって、大幹部ドクトルGがタイホウバッファローに一斉射撃を命じ、タイホウバッファローがその命に対して今攻撃したら配下の再生改造人間が全滅してしまうというところに、そういう親分肌の一面が出ていたと思います。
上司の命は絶対であり、それが秘密結社デストロンにおいては尚更です。
戦意を消失したわけではないでしょうけど、タイホウバッファローの気が削がれたことも事実だったように思われ、結局は仮面ライダー1号・2号のライダーダブルキックで勝負をほとんど決していたところにV3キックを喰らってしまっては、いくら強固なタイホウバッファローと言えど倒されて止むなしだったのでしょうね。
タイホウバッファロー⑤






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仮面ライダーSPIRITS~転・影の切り札・トモダチ・ガランダー
「仮面ライダーSpirits~転・影の切り札・トモダチ・ガランダー」

北海道から始まった仮面ライダーZXの戦いは、北海道でまだ戦う気持ちに十分な踏ん切りがついていないままスカイライダーと共闘し、ある程度決心がついたように京都へ赴き仮面ライダー2号との共闘となりました。
そして大苦戦した四国での戦いは、どこかライダーマンが状況判断と指南役となる中、仮面ライダーV3によって戦士たる心構えを伝授され、四国を掬うと同時に異次元にいただろうJUDOとの邂逅となり、そこを切り抜け、島根で苦戦する仮面ライダーXとの共闘となりました。
ここでGOD/キングダークを仕留めたものの、Spiritsの隊長・滝の不遇な状況によって戦いの流れは底でいったんは止まったように思えました。
その時でも仮面ライダーアマゾンや仮面ライダーストロンガー、仮面ライダー1号は多々い続けていたわけで、中国地方の島根にいた仮面ライダーZXはどこへ向かうのか、、、
仮面ライダーアマゾンは九州・阿蘇でゲドンと交戦していましたが、各地での戦いはどうなっているのは気になるところでした。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー①
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー②
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー④
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑤
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー③
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑦
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑧






















































































ネオショッカーを倒し京都へ向かった仮面ライダーZXの後、単身ネオショッカー大首領に立ち向かったスカイライダーが激闘の末、ネオショッカー大首領を大回転スカイキックで打ち破ったものの大負傷を負い、6日も昏睡状態の末、いきなり東北方面へ向かうことになりました。
スカイライダーが無事だったことにホッとしたところがありましたが、その頃仮面ライダーストロンガーは再生タックルとの邂逅、単身最大の再生改造人間を抱えたショッカーに立ち向かっていた仮面ライダー1号は、負担が大きいところさらにデルザー軍団が表れ、そこに負傷の癒えた仮面ライダー2号が参戦。
新たな場面を迎えようとしていました。
仮面ライダーZXが到着する前、九州阿蘇では再生したモグラ獣人が十面鬼ゴルゴスの指示のもと火山脈を掘り進みマントルの誘導を果たしてしまったことで阿蘇山付近での大噴火が間違いない状況の元、仮面ライダーアマゾンはギギの腕輪とガガの腕輪の合体させたことでインカパワーを発動し、火山噴火を防いだもののパワーを使ったことで身体が思うように動きださないところをつけ込まれて、ガガの腕輪を奪取されていました。
時空魔法陣によってガガの腕輪を装着した十面鬼に、ジャングラーから銛を打ち込んだことで十面鬼から火炎攻撃を受けながらも仮面ライダーアマゾンは十面鬼と共に沖縄へ向かう事となりました。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑨
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑩
仮面ライダーZXが阿蘇についた頃は仮面ライダーアマゾンは沖縄に向かった直後であり、そこで仮面ライダーアマゾンを知る有力な少年マサヒコと対面することとなり、臆病な性格はそのままのモグラ獣人をキーに、仮面ライダーアマゾンを知ろうとします。

沖縄でのガランダー帝国というか意思を暗闇大使に乗っ取られたままのゼロ大帝との激戦の序章はここまでですが、トモダチという名の元、人を守ろうとする仮面ライダーアマゾンは基本的に戦うことを良しとしないものの、人を守るために戦う事を身上とした仮面ライダーアマゾンに同調した仮面ライダーZXの行方が図られ、同時に既に登場していた各地の仮面ライダーの様子が図れるようで物語としては一時の休息のようでありながら既に登場し各地の仮面ライダーの状況と仮面ライダーアマゾンの話は仮面ライダーストロンガーの話と同時に進むだろうという興味を惹かれました。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑪
























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