HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:仮面ライダーBlackRX

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「隊長ゲドリアン」
ゲドリアン②
仮面ライダーシリーズの秘密結社には、大首領の意思を受けて作戦の指揮を執る大幹部が登場しましたが、仮面ライダーBlackの時の敵組織ゴルゴムからその大幹部の意味合いが変わっていきました。
仮面ライダーBlackRXの敵組織はクライシス帝国でしたけど、このクライシス艇庫も太陽を挟んで地球の反対側にあるとされた別惑星の極一部の者たちがその枠手を手中に収めようとし、その惑星のバランスが崩れて惑星の寿命が尽きようとした要因を何故か地球の大気汚染等による地球人類の驕りにあるとし、これを追い払って自分たちが移り住もうとしたことでの侵略行為を働くというまさに宇宙人のような行為で、ウルトラシリーズと異なったのはその宇宙寺院たちが等身大であったといいうことでした。
このクライシス帝国にも貴族がいたらしく、そこおから抜擢されたマリバロン、ボスガンという種戦力もさることながら、クライシス帝国のゲドラー域という暗くて寒い地域に生息し、どこか虐げられていた者たちから抜擢されたゲドリアンが、従来の大幹部に相当する隊長の抜粋されていたこと自体、出生地域による差別がそこにも見え隠れし、これを隊長に抜粋していたジャーク将軍に恩義を感じていたという設定が、斬新といえば斬新でした。
従来の大幹部の上には大首領という構図が、隊長の上に将軍がいて更に皇帝という大首領がいる上、其の皇帝の化身である査察官まで登場したということは、指揮命令系統がという統一されておらず、しかも出生の場まで違っていたとなると考えと思いの相違があって当たり前だったと思います。
ゲドリアンはジャーク将軍とくアイシス皇帝に恩義を感じて忠誠を誓っていたことが言動に現れ、特に最後のジャーク将軍がクライシス皇帝によって最後通告をうけて存在の危機にさらされたとき、自らの体内で培養していたげドルリドルを登場させて、仮面ライダーBlacklRXをあと一歩まで追い込んだ時に出すマダーの横やりとその後のほかの隊長立ちどころかジャーク将軍までがゲドリアンをスケープゴードに仕立て上げようとしたことが、それまで自らの出生からくる卑屈さと相まって、いやそれがなくてもゲドリアンを登場させたこと自体誰のためだったのかと思うとき、ゲドリアンの暴れようはそれまで四大隊長たちがまるでまとまっておらず、指揮命令系統が統一されていなかったことが十分すぎるほど現れてしまった現れでした。
ゲドリアン⑨
特にゲドリアンがお気に入りというわけではありませんでしたけど、何かにつけて横槍を入れるダスマダー大佐は目障りであり、これがクライシス皇帝の化身であったということは自分で自分の足を引っ張っていたということになり、何のために登場してきたのかまるで意味ないことのように見えました。
また、ゲドリアンの最後とそれまでの行動を思うと、大幹部クラスを何人も登場上させてしまうと徒に高いプライドみたいなものが邪魔をして何も進まないどころか、逆の目になると感じました。
それは仮面ライダーV3においてデストロンの大幹部ドクトルGがショッカー・ゲルショッカーの歴代大幹部を復活させた時のことと酷似しています。
卑屈になっていたゲドリアンを隊長の地位まで引き上げたジャーク将軍の意図はどこにあったのか、それがわからず、追いつめられると宇宙人であれ保身に走るのは人間と同じだなと思いましたね。
ゲドリアン⑦


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5
「ゲドルリドル」
ゲドルリドル⑥
ダスマダー大佐とは何者、クライシス皇帝直属の特別査察官ということでしたけど、悉く㈣大隊長の指揮した作戦履行の邪魔をして仮面ライダーBlackRXをあと一押しで倒せる場面での介入は「ダスマダー大佐の肩書は肩書だけであってクライシス皇帝の分身かと思いましたけど、そも介入による被害者はクライシス帝国にほとんどが存在していました。
ゲドルリドルもその一体です。
最後通告として赤い液体が滴り落ち容器がそれで満たされると大爆発を起こし、死をもたらすという最終時計をジャーク将軍に送り付け、㈣大隊長に一体であったゲドリアンが自らの体内で培養していたゲドルリドルを使って、仮面ライダーBlackRXを倒すことで㈣大隊長を救おうとする行為に打って出て、ゲドルリドルがもう1歩で仮面ライダーBlackRXを倒せる場面で介入したのもダスマダー大佐でした。
この介入がなければそれが果たせたでしょうに、この介入がヤブヘビとなって仮面ライダーBlackRXにとどめを刺すどころか結果的にクライシス皇帝が倒されるところまで行ってしまったのですから、皇帝と呼ばれるほどの寛大さの微塵もない勝手な独裁者だったのでしょうね。
この介入で両手首を失ったゲドルリドルは幼虫状態の芋虫に戻ってしまい、この介入こそが自らの裏切りだったにもかかわらず、任務に失敗したとしてゲドリアン処刑に打って出ようとしたことがゲドリアンの怒りを誘い、クライシス要塞に忍び込んだゲドリアンがクライシス要塞のエネルギーをゲドリアンに吸収させて増強させ、またもや仮面ライダーBlackRXを劣勢に追い込むなど、あらゆるエネルギーを吸収しあらゆる攻撃をも跳ね返してしまう最強戦士だったのかもしれません。
尻尾でエネルギーを吸収する間を突かれて尻尾を分断されてしまったことは、ゲドルリドルどころかゲドリアンさえも失ってしまうことになり、クライシス帝国のために㈣大隊長を守ろうとしたゲドリアンがその身を削って生み出したゲドルリドルは、行き過ぎたダイスマダー大佐の保身のために犠牲になってしまった感が強く残りました。
悪の組織派幹部たちが何人いようとまとまれないところが醜聞をさらすことになってしまいますが、ここに皇帝その者が絡んでしまっては配下の者は完全な犠牲者であり、ゲドルリドルは持っている能力は相当なものがありながらその象徴のような存在になってしまったのは怒りしかわきませんでした。
ゲドルリドル③


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4
「百目婆ァ」
百目婆ァ①
百というのは言い過ぎだとしても多くの目を持つ怪人は、仮面ライダーストロンガーの時の百目タイタン以来でしたかね。
どちらも妖怪という名を借りた怪人でしたけど、百目婆ァは魔の能力を持った謎の存在というところでしたかね。
魔の力、能力を持つというのはまさしく妖怪であり、クライシス帝国が思いもかけない苦戦状態を強いられなければ、クライシス帝国本星で眠りについたままだったはずで、クライシス帝国側の怪魔妖族としては最後の切り札だったかもしれず、本来は呼び寄せたくなかったかもしれません。
多くの目がその目を見た者を幻惑し、長く生きながらえてきたのも生命力を盗んで自らの生命力に加えてきたからでしょう。
実体は大きな眼球に尻尾が付いた化け物でしたが、様々な若い命を得てきたところからもそれが基になって様々な能力が駆使出来たというところですけど、多くの命を得てきたと言ってもそれを裏返せば決して不死身の存在ではなかったはずです。

多くの目を持つ怪人は、本来どこかに実眼があるものですけど、百目婆ァの場合はなんと百目婆ァの持っていた杖の先にあったようです。
この実眼さえ見なければ、或いは潰せれば惑わされる不利さも解消できたでしょうけど、これだけ多くの目と杖にさえ目があった状態からするとそれは至極困難だったでしょうね。
本来の姿が大きな目であり、そこへ取り込んで敵を幻惑するところでなく、完全に自分を見失わせるところに百目婆ァに最大の能力と持ち味があったはずですから、ここから逃れられてしまうと、そこで勝負あった感は強かったですね。
それでもひょっとすると大妖怪になり得た百目婆ァはかなりの強敵であり、クライシス帝国側があまりに百目婆ァの存在を尊重し過ぎて、使えなかったことが敗因となってしまった気がします。
百目婆ァ⑤


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4
「ガイナジャクラム」
ガイナジャグラム③
怪魔獣人、怪魔ロボット、怪魔妖族、怪魔異生獣ときたクライシス帝国の怪人たちで、もっともそれまでの怪人・改造人間に近く、それでいて別次元の怪人らしかった怪魔獣人や怪魔異生獣が最も見ていて抵抗がありませんでした。
その怪魔獣人の最大最強戦士と呼ばれていたのがガイナジャクラムで、クライシス帝国に生きる住人に地球上でいうところの虎が盛り込まれ、獰猛さが突出してあったように思えましたが、体表に見えた身体の模様がブーメランのような投擲ぶきになっていたところにどこかで見たような怪人のように思えました。
仮面ライダースーパー1の映画に登場したストロングベアのような感じでしたけど、ここまでブーメランを使い切るような怪人ではなかったところ、ガイナジャクラムにしてもあくまで一つの武器ということで、虎だけにその爪と腕力を始めとした怪力が、突出した獰猛さと相まってより強力な武器となっていました。
虎は素体として改造人間や怪人にはなりにくいものだと思われますが、その獰猛さに人間の知性を感じさせることが難しいからです。
だから余計に、ストロングベアを感じさせずに純粋にオリジナルの存在感を感じたかったところでしたけど、仮面ライダーBlackRXを泡やエネルギー切れの状態まで追い込むなど、強力であったことは確かなことでしたけど、そうすることでロボライダーやバイオライダーの能力等のデータを図ることが主な目的であったということになると、そうであったのは仕方のないことだったかもしれません。

しかし、怪魔獣人の隊長ボスガンさえもそれをしらずにいたということはダスマダー大佐の策略であり。ボウガンが怒るのも最もで。クライシス皇帝の分身かもしれなかったと言えどダスマダー大佐のこうした策略がクライシス帝国をまとめ上げることが出来ず、最終的に仮面ライダーBlackRXに敗れ去った大きな原因になっていた象徴のような怪人でした。
ガイナジャグラム②


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3
「スピングレー」
スピングレー⑤
時代と共に少年たちの注目する玩具は変わっていきます。
ミニ四WDが流行っていたのは、それよりも前にラジコンカーが出てきたことに起因するように思います。
今でもこのミニ四WDが好きな少年は多いと思いますが、そうした玩具に仮面ライダー制作側は注目しますね。
仮面ライダーBlackRXが出てきた平成元年の頃もこのミニ四WDは流行っていたと思いますが、大体バイクの乗り手であったことが基本であった仮面ライダーに車を持ち込んでいたのですから、敵であった位ヒス帝国側としても何らかの車に注目しても当たり前だったかもしれません。
そのミニ四WDの捜査側を操る作戦上、ミニ四WD自体も怪人化しなければ意味がなく、それがスピングレーという怪魔ロボットだったわけです。
ミニ四WDが直立したような姿で、コックピット状の腹部のカバーの内部にはバルカン砲を内蔵、カッターのような刃のついたホイールを投てきしたり、頭頂部のバンパーのローラーからは破壊光線を撃ちながらバリアの役目をも果たすなど、ミニ四駆に攻撃性を見出していたように思います。
ただ、クライシス帝国側の狙いは少年たちコントローラーの養成にあって、スピングレーの存在は二次的だったようにみえました。
マリバロンと共闘したボスガンの狙いもそこに行き過ぎて、肝心のスイングレーへの指揮命令がもう一つであり、ロボットに知性を持ち込めなかったことが敗れる原因にもなっていたようです。
極端な話、車がロボット化するとその外観が陳腐なロボットに見え、スピングレーも例外じゃなかったということになりますかね。
スピングレー④


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3
天空①
「天空」

空中浮遊能力とか体を射抜かれても平気でいられるところを見ると、怪魔妖族と言われる通り全くの魔物という妖怪の一種のように見えました。
その妖怪もその能力を見てると果たして実体が本当にあったのかと思えますが、探検を逆手に持って子劇を仕掛けるところを見るとやはり実体はあったのでしょう。
クライシス帝国側は、大気汚染によって大気が大きく汚染されていた地球側の移住することを狙っていましたけど、それってクライシス帝国本土は二酸化炭素で構成されていた大気で覆われ、それが意外と自然なことで、それ以外に移住したがる理由が他にあったとみるべきなのかもしれません。
地球のように酸素が待機を構成するのとは逆でそれが自然なのですから、地球人としてはあり得ない身体能力を持っていたのかもしれません。
地球側から見ればまさしく妖怪・魔物であって信じられない能力を有していたのかもしれません。
持っていた槍の穂先から空中浮遊能力をも発揮できてロボライダーを苦戦させていましたが、これも物理的な衝撃で効き目が切断されてしまったところを見ると、信じられない能力でしたけどそれほど強力な妖力というものでもなかったのかもしれません。
天空は珍しい女性がクライシス怪人でしたけど、こうした脆弱性もあった妖力は女性ならではのかもしれません。
だって上司がマリバロンでしたから。
妖力も物理的に説明できない上に強力で幻惑させることにもっと長けていたのならクライシス人の移住ももっと推進出来ていたのかもしれませんが、妖族に、特に怪魔妖族に男女の別は中たのかもしれません。
精神的に幻惑させて敵が苦しむところに快感を覚えていたのかもしれませんが、我を忘れてしまうほどの妖力は天空にはなく、意外と妖族になってしまってから妖力を増すまでの時間がなくて若い怪人だったのかもしれません。
天空②





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4
ガイナニンポー
「ガイナニンポー」

孫悟空は妖怪だったのか怪人だったのか覚えてませんが、結構な傑作だったと思いますね。
この孫悟空が登場してくる物語の舞台が中国だったのが面白くはないですけれど。
今の時代の人はわからないかもしれませんが、以前は結構有名な存在で孫悟空を利用した怪物歌人gは良く目にしました。
仮面ライダーシリーズは動植物の特徴を使った改造人間が出てくるところに当初の大きな特徴があって、これは勉強にもなっていました。
それがメカの占める割合が多くなり、遂には改造人間という人間が基本であったところ、それが行き過ぎた怪人となっていました。
仮面ライダーBlackRXの頃は、敵が異世界からやってきた怪人であったり何故か意思を持ったロボットだったりしましたから、あり得ない怪人が出てきても可笑しくない状況となりましたから、何時かは孫悟空のような怪人が出てくるだろうと思っていました。
ガイナニンポーを見た時は遂に出てきたかと思いましたが、如意棒まで持ってそこから発する超能力がガイナニンポーのすべてだと思うと、孫悟空の仮面ライダー版のような感じですね。
如意棒からの特殊能力のほかに顔写しの術まで使って、相手を騙そうなんてここは独自だったかもしれませんが、ここにクライシス帝国は地球侵略を意図する悪の組織だったことが出ており、そこにはいかにも仮面ライダーBlackRXの世界だったなと思うんです。
結局はバイオライダーという有り得ないことまで自らの能力としてしまうライダーの能力が、ガイナニンポーの能力を上回ったことで敗れ去りますが、伸縮自在の如意棒が電撃は突風を巻き起こすなどは、面白く感じていました。

けど、これって結局は物まねじゃないかと思い、妙な気分にもなりました。
ガイナニンポー④





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4
バルンボルン
「バルンボルン」

怪魔異生獣とはクライシス帝国でも、異端児的存在の獣だったらしいですね。
かと言ってクライシス帝国の住人も地球人のようだったかというとそうでもなかったようです。
どんな文化が発達し、どんな文明が存在してたのかは分かりませんが、地球にも獣がいたようにクライシス帝国にも獣がいてもおかしい話じゃないと思います。
太陽を挟んで地球とは正反対の位置にあり、何もかもが地球とは正反対の世界を構築してた世界がクライシス帝国だとすると、地球上の文明もどこかで分かっていたのかもしれません。
地球上の文明といっても多種多様であり、どの文明にもHEROは存在し、他文明に影響を与えていたのかもしれません。
スポーツという文明もひょっとしたら地球のみに存在するものかもしれず、地球文明とは正反対のクライシス帝国にはなかったものかもしれませんが、文化が進んでいたというか開発力が進んでいたと思われるクライシス帝国がそれを意識し、HERO然とした存在を作り上げようとしていてもおかしい話じゃなかったのかもしれません。
怪魔異生獣バルンボルンがHERO然となろうとしてサッカー、ボクシング、野球、テニス等々で圧倒的な存在になろうとしたのは、獣といえど運動能力に優れた身体能力とセンスがあったということだったのかもしれません。
あくまで獣であって人ではないところにセンスがあったりしたら、人は叶わないものかもしれません。
それでもHEROになるにはそれだけではいけなかったのは、ボクサーと一体化した仮面ライダーBlackXことバイオライダーの能力の前に叶わなかったところに現れていました。
HEROになろうとしたなり損ないの姿は、やはり獣だったという言う感じが強かったバルンボルンでした。
バルンボルン①






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3
ウィル鬼④
「ウィル鬼」

ウィルスは病原菌であろうと電送の世界であろうと、見ること自体至極困難で、顕微鏡の世界ですね。
これだけ極小の世界だと、それをモチーフに怪人を作ろうとすると偶像の世界になるかもしれません。
仮面ライダーBlackRXに登場したウィル鬼はコンピューターウィルスからそのモチーフを持ってきたんでしょうけど、ウィルスを実体化させたさせた時のイメージそのままだったような気がしました。
電送の世界の存在ですから、その角からビームを放ったりしてましたけど、三又の槍が印象的で、「これでもって悪事をはたらきまこうとするところは、ウィルスに対するイメージそのものでしたね。
まるで仮面ライダーBlackに登場したヤギ怪人の様な姿をしてましたけど、悪さをする呪いのヤギとウィルスのイメージは重なり合うような気もします。
このイメージがウィル鬼を怪魔妖族としたものでしょう。
マリバロンの能力によるものなのか、生来のものなのかは分かりませんでしたけど、このウィル鬼のイメージは悪さをするウィルスへのイメージと呪いのイメージから作られたものかもしれません。
身体のミクロ化もウィルスという極小のものであり、そうした存在になってもその能力が失われていなかったところが、ウィル鬼の存在の肝だったのでしょうね。
それでも相手がバイオライダーでは相手が悪かったとしか言えなかったような気がします。
ウィル鬼②





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3
シュライジン①
「シュライジン」

シュライジンがロボットだとは思いませんでした。
見た目から千手観音を思い出したりしましたから、てっきり怪魔妖族かと思ったわけです。
クライシス帝国の四国空母化計画には間に合わなかったようですが、シュライジンが怪魔ロボ音だったと言うことは爆破計画に絡ませようとして間に合わなかったということみたいです。
6本の手に三叉の槍、三鈷杵型の短剣を持ち、印をくんで強力溶解液を吐くところなどは、千手観音というよりやり手の悪魔の化身ロボットのようでした。
念動力を持つ子供誘拐して洗脳を施すなどしてたようですが、こういう役目を負わすのなら怪魔ロボットという設定よりも怪魔妖族として魔力を持たせた設定の方が、見た目の感じにも似合っていたようにも思います。
仮面ライダーシリーズでは、仮面ライダーV3以来の四国が舞台の話でしたが、四国の地形を思うと要塞化するような設定は面白いと思いましたけど、本四連絡橋破壊のための破壊力を求める場合のロボット設定と念動力養成のための設定と欲張りすぎて、うまく反映しなかったのがこのシュライジンのような気がします。
見た目で千手観音を思いましたけど、それは見た目だけだと思いますが、怪人や改造人間のモチーフを観音様にまで求めてしまった罰当たりな怪人だったかもしれません。
ひょっとしてそこに目が行ってたのなら、設定的にもっと訴える者が欲しかったと思いますね。
シュライジン





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