HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

仮面ライダーV3

デストロン改造人間第6号~ハンマークラゲ4

ハンマークラゲ⑤
「ハンマークラゲ」

仮面ライダーという番組は、極端な言い方をすればダブルライダーの時代から仮面ライダーV3の時を思うと派手な感じになっていきましたね。
仮面ライダー旧1号がという主役が、不慮な事故によって俳優そのものが出演不能の大怪我を追ってしまったことで主役が仮面ライダー旧2号に移った時も、仮面ライダー旧2号から仮面ライダー新1号へと移り変わった時もそれを感じつつ、暗黒組織がショッカーからゲルショッカーへと変わっていった時が最も顕著だった気がします。
それでもより派手に、、、ということでもなかったと思いますが、仮面ライダーV3は派手目になりつつも敵組織のデストロンについては、怪人たる改造人間のコンセプトの面白さと反するかのように戦闘員がショッカー時代に戻った感があって、そこがこだわりだったのかもしれません。
仮面ライダーV3は大幹部ドクトルGが登場するまでは、ほとんど2体のタイプの異なる動植物と機械の融合改造人間が出てきました。
ここが実は最も見応えがあったと思ってるんですが、2体同時に出てきて特にいがみ合うと言うことではなく、共同戦線を張るようでタイプが対比的なデストロン改造人間の存在感が目立っていたわけです。

従来の仮面ライダーに出てきた暗黒組織出身の経路を踏まえた様なマシンガンスネークに対し、より目立つ体色と井出達で出てきたハンマークラゲは柔も剛も併せ持ったようなパワー型改造人間でした。
武器に心酔するようなマシンガンスネークが仮面ライダーV3に倒されると同時に出てきたハンマークラゲは、武器そのものは右腕の先がある時は大きなパワーを生み出すハンマーであり、またある時は鎖のついたけけっ高威力のある鉄球でしたね。
クラゲがモチーフなだけあって、この右腕には電流が流れていた上にハンマーそのものはハンマークラゲの持っていた怪力を現わすかのように、大地に打ち付けると局所的な地震のようなものを起こすほどのパワーがありました。
いわばハンマークラゲの右腕先は瞬間的に脱着可能なアタッチメントのようで、、何故両腕が2本とも武器が備えられていなかった不思議さはありましたけど、ハンマーと鎖付き鉄球の使い方ひとつで、仮面ライダーV3が懐に飛び込む隙を与えていなかった印象があります。
ハンマークラゲ
見た目が派手気味でも、備え付けられた武器はパワーそのもので、正に剛でしたけど、特に目立つことがなかったものの、V3キックを浴びても効果がなかったのはハンマークラゲの身体そのものが非常に柔らかく、ストレートなV3キックの威力をその柔軟さで取り込んでしまったところにハンマークラゲの柔たる魅力がありました。
クラゲは定型を持たない軟体動物のようなところがあって、そこを生かしたような身体つきでした。

仮面ライダーV3が苦戦したのも、こうした剛や柔のところであり、きっとV3キックが通用しないところで仮面ライダーV3はハンマークラゲの特性を見切っていたものと思います。
だから、より効果を上げるV3スクリューキックという26の秘密の一つを使わないと倒し切れないという判断が働いたものと思いますね。
このV3スクリューキック使用がこの時限りだったと思うと、見た目以上にハンマークラゲは今日的だったと思われますね。
ハンマークラゲ⑦

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デストロン改造人間第5号~マシンガンスネーク4

マシンガンスネーク⑨
「マシンガンスネーク」

仮面ライダーV3で登場したデストロン改造人間は、機械との合成怪人でした。
この機械との合成改造人間は、大幹部ドクトルGが倒されるまで続いていきますが、できればデストロンが壊滅するまで続けて欲しかったと思います。
機会との合成怪人の出来はかなり良く、大幹部ドクトルG登場前と後とに区別してみると、圧倒的に前者の出来が良かったと思いますね。
お気に入りの怪人が多く、マシンガンスネークもその一つでした。
仮面ライダーV3は当初、2話完結パターンが続いていましたけどマシンガンスネークは強烈な印象がありながら、珍しく1話で倒されてしまいました。

基本は人間でありながら、戦闘における攻防の面に皮膚が厚そうなスネークの要素を取り込み、しかもそれは猛毒を持った毒蛇。
皮膚が厚いと言うことは、皮下脂肪が厚く表面が硬化されており、自らの武器であったマシンガンがうっかり跳弾状態になって自らの跳ね返ってきても、影響がなさそうな感じということで、かなり防御の面で役立ったことだろうと思います。
マシンガンスネークは、右腕先がコブラハンドとなっており、そこにも猛毒が仕込まれていましたが、このコブラハンドの下にはマシンガンが仕込まれており、その名の如くマシンガンスネークのメインとなる武器はこのマシンガンでした。
仮面ライダーV3と言えども、身体は部分的に人間的要素が絡められていることもあって、人工筋肉ばかりでもなかったでしょう。
マシンガンスネークとの戦いで、V3・26の秘密の一つである特殊強化筋肉が発見され、その発動でマシンガンをも跳ね返すという能力が発揮されることで局面が変わっていきましたが、この頃はまだ仮面ライダーV3は自らの能力を把握し切れておらず、多分、特殊強化筋肉が発動されていなくても上半身だけなら跳ね返す能力はあったと思いますね。
マシンガンスネーク②
マシンガンスネークは、かつてのショッカー改造人間コブラ男の発展番だと思います。
マシンガンスネークという名の中には、スネークとはあってもどんな種類のスネークなのかは分かりません。
しかし、その姿とコブラハンドを見た時、猛毒が仕込まれている身体のことを思うと、コブラ男が連想されます。
デストロンはショッカー、ゲルショッカーの流れをくむ暗黒結社ですから、データとしてコブラ男のデータがのこっていたことは当然のことです。
一つの動物の特徴を人体に取り込み飛躍的に能力を上げていたショッカー改造人間は、その初期のものは怪人としてはまだまだのものでありながら、取り込むべき要素は多々あったはずです。
そこに当時の最新組織デストロンがあったわけですから、そうしたショッカー改造人間のデータを取り込んで更なる強化改造人間が出てきていても、ちっとも不思議なことではありませんでした。

ただマシンガンスネークは非常に短気で短絡的な性格だった、、、
持っていた武器はかなりのものだっただけに、この性格が災いしてV3反転キックに敗れ去りましたね。
マシンガンスネーク⑦

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仮面ライダーSpirits~熱砂のプライド4

仮面ライダーSPIRITS~熱砂のプライド
「熱砂のプライド」

仮面ライダーSpiritsの物語も、仮面ライダーZXが主人公との触れ込みはあったものの、当初しばらくに間はどういう具合に進行していくのかが分かりませんでした。
仮面ライダースーパー1の敵組織ジンドグマが壊滅してから数年後、現代の要素を絡めながら仮面ライダー1号から順次、どんな具合で各仮面ライダーたちが時を過ごしていたのか、そしてBADANが何をたくらみ、どんな具合で暗躍していたのかが少しずつ明らかになっていきます。
仮面ライダー2号の「たった一人の戦場」においてはバダンの改造人間クモロイドのような怪人が登場し、想いもつかない武器の開発のため、内戦状態にあった国で暗躍を続けました。
これは仮面ライダー2号によって殲滅させられましたが、大量の改造人間の素体を安置し、起動させるためのプラントの構築のため、黒いピラミッドを構築しようとしていました。
バダンは、様々な作戦を同時に進行させようとしていましたが、仮面ライダーV3登場の「熱砂のプライド」においてはゾンビのような不死の改造人間を何体も起動させ、その素体を集めて安置するシステム・黒いピラミッドを起動させていましたが、この時既にタカロイドが暗躍してその任を負っていました。
しかし、目的はそれだけではなく、人間がスサノオと呼んだ神を大首領JUDOとして、この世に復活させようとしていたことは、黒いピラミッド起動の話の中で、少しだけ顔を出していたように思います。
大首領JUDOをこの世において復活させようとまずその肉体を作り出す動きとして仮面ライダーZXを作り出す動きはあったのでしょうけど、まだ具体化はしていなかったように思います。
大首領JUDOの肉体の変遷を、歴代の仮面ライダーに求めていたのは、ひょっとして結構後になってからかもしれません。
しかし、自分たちがそのボディを敢えて作り出すことよりも仮面ライダーのボディに求めていたのは、仮面ライダーV3の精神を乗っ取り、風見志郎としての記憶を追いやろうと画策していたことに現れていました。

仮面ライダーSPIRITS~熱砂のプライド①
改造人間の安置システムとしての黒いピラミッドの登場に目が行きそうな仮面ライダーV3登場の話は、実は場バダンがウソと真の話を織り交ぜながら、大首領JUDO復活のための仮面ライダーV3の身体の乗っ取りにあったと感じますね。
死なないゾンビのような改造人間が、意思を持たずプログラムされたままの動きを取っていたことは、自らの意思をしっかり持っていた仮面ライダーV3としては厄介なものだったかもしれません。
そこで逆ダブルタイフーンの使用は、話の進展としてはかなりの部分で大きな割合を占めていました。
3時間は変身できない、、、このため風見志郎は仮面ライダーV3に変身することなく精神を追いやられそうになっていましたが、この辺りは初めて自ら改造人間になることを願った末の仮面ライダーであった風見志郎の精神力の強さがモノを言い、バダンの狙い通りにはなりませんでした。

そこで初めて姿を現したがタカロイドでした。
まるで墓荒らしの素性が出てしまったタカロイドは、どれとは裏腹にプライドが高そうなバダン改造人間でしたけど、これもまたしっかりしたプライドを持った仮面ライダーの象徴の様であった仮面ライダーV3の存在が対比的でした。
空を飛べる飛べないが改造人間の差を生むわけではなく、そこをどう工夫するのかが肝であり、だからこそタカロイドを葬ったV3マッハキックの演じ方は見事でした。
仮面ライダーV3の脳波によって飛んできた愛車ハリケーンのタイヤの回転を利用してブーメランと化した仮面ライダーV3。
方向転換も可能となった鋭い回転上の動きは、早すぎてタカロイドもそのV3マッハキックの餌食になったのは当然のことだったかもしれません。
そしてそういう肉体を持ち得たこと自体が仮面ライダーV3のプライドでもあったことを忘れてはなりませんね。
仮面ライダーSPIRITS~熱砂のプライド②

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デストロン改造人間第4号~イカファイア4

イカファイア
「イカファイア」

ショッカーやゲルショッカーの首領が更なる組織デストロンを編成しようとしたとき、とにかく仮面ライダー1号、仮面ライダー2号をどうにかしなければ、、、という想いは、その対抗策と作戦を組み立てていたと思いますが、その中で仮面ライダー3号たる仮面ライダーV3が登場してくるとは夢にも思わなかったでしょうね。
ハサミジャガーとカメバズーカとの東京壊滅作戦を遂行させる中で、結果として仮面ライダー1号、仮面ライダー2号をどうにかできたものの、新たな敵になった仮面ライダーV3登場は予想外のことだったと思います。
とにかく仮面ライダーV3とは何者かということを知り、分析して対処するためにテレビバエを創出したのは、デストロン首領の意向でした。
でも、テレビバエを使って得た情報はデストロンでは分析不可能であったことから、独自にデストロン首領が解析してイカファイアを作り上げたと思います。
デストロン首領直下の改造人間、それがイカファイアだったということです。

仮面ライダーは1号であろうと2号であろうと、如何に仮面ライダーV3であろうと、弱点はタイフーンに会ったことは明白です。
風を受けるだけではなく、ある程度のエネルギーがあれば自らの意思でタイフーンは回すことができたはずです。
そうすることで戦闘中も常にエネルギーを補充しながら戦える能力というのは、持っていた能力を最高値で保たせながら戦っていられたということで、これが仮面ライダーとしては最高の超能力だったかもしれません。
そこをデストロン首領は突くべく、イカファイアを秘密裏に作り上げ、作戦を遂行していたと言うことになります。
砂地での戦いはイタズラにエネルギーを消耗し、エネルギーを補充すべきダブルタイフーンを封じ込めれば打倒・仮面ライダーV3を果たせると読んだデストロン首領は、だからこそ素力であった墨を吐く能力に粘着性を持たせたと言うことになります。
イカファイアによってダブルタイフーンを封じられた仮面ライダーV3はなす術なく一旦は敗れたことになりますが、ここまではデストロン首領の意図がきちんと働いたことで、イカファイアはそれまでにいなかった強力改造人間だったと言うことになりますね。
イカファイア③
ダブルタイフーンを封じ込めるための素を用いるためにイカを使った改造人間であったイカファイアは、火炎放射器との合成改造人間でした。
火炎放射器を主な武器としていたため、戦闘時の見た目ではかなりの強力さがイメージとしてありましたけど、実はイカの要素がメインであったことは、先に書いた通りです。
まさしくそれは対仮面ライダーV3用に作られた改造人間ですけど、距離を置いて戦おうとすると火炎放射器の威力の前には、かなりの劣勢を強いられた改造人間だったと思います。
その一方、火炎放射器の燃料タンクを背に背負った形をとっていましたから、接近戦に持ち込めば有利に働いたでしょう。
テレビバエと人質作戦を取って戦況を有利に進めながら、瞬時にライダー遠心キックを喰らって敗れ去ったのはイカファイア自身の意思として虚を突かれたということでしょう。
戦闘自体は、イカファイアのみで推し進めていった方が、もっと面白く有利に働いたかもしれませんね。
イカファイア⑥

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ライダー遠心キック~仮面ライダーV35

ライダー遠心キック⑩



























「ライダー遠心キック」

仮面ライダーV3には当初、V3・26の秘密が描かれようとしていました。
自らの能力が分からないまま、戦いの中に入っていかなければならなかった運命と秘められた能力、そういう設定は迷いながらこうして設定されて一つ一つ紐解くように披露されていく展開は、仮面ライダーV3の大きな魅力だったと思います。
基本的に仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の持っていた超能力を併せ持ったというだけで、それまでにない強さを仮面ライダーV3に感じていましたから、26の秘密という設定とその秘密が少しずつ明かされて行くという展開に、仮面ライダーV3にひ弱さを感じるということは全くありませんでした。
26の秘密は、新仮面ライダーとしての秘密と、仮面ライダーV3としての秘密と、別れて考案されていた臭いがします。
本来ならば、仮面ライダーV3の秘密なのでネーミングはV3〇〇〇であるところ、ライダー〇〇〇という技等があるのはその名残なのかもしれません。
その代表が、ライダー遠心キックなのですが、この技の名をV3遠心キックとし記憶されている向きもありますね。
ライダー遠心キックは、空高くジャンプしたところ空中旋回する中での遠心力を効かせてキックをぶち込む技です。
仮面ライダーはそもそもバッタの能力を生かした改造人間から始まってますから、大きなジャンプ力は脚力の特徴を裏付ける能力でしたけれど、飛行能力どころか滑空能力すらありませんでした。
だから、飛行能力を有する改造人間には苦戦を強いられた背景がありますから、そういうこともあって仮面ライダー1号仮面ライダー2号が仮面ライダーV3を作り出そうとしたとき、そういう能力を持たせようとしていたことは想像に難くありません。
仮面ライダーV3にはグライディングマフラーがあって、滑空能力があったはずです。
番組後半ではすっかりそのことが忘れ去られて、ツバサ軍団に大苦戦するシーンが見受けられましたけど、ここをしっかり踏まえられていればそういう展開もなかったことでしょう。
ライダー遠心キックは、大きくジャンプした際にレッドランプパワーが発動され、空中を螺旋状に滑空してから落ちてきますが、これは明らかにグライディングマフラーの能力が使われた証です。
つまり、ライダー遠心キックは技そのものが26の秘密なのですが、この技を決めるに際してはレッドランプパワーとグライディングマフラーという2つの26の秘密が発動された上で繰り出された技ということになり、その強力さが分かろうというものです。
ライダー遠心キック
ライダー遠心キック①
ライダー遠心キック②
ライダー遠心キック③
ライダー遠心キック④
ライダー遠心キック⑤
ライダー遠心キックは、遠心力を引きだすにはどうしたらよいか、その為にはフルパワー状態で居なければいけなかったことと螺旋状の滑空状態になることが大前提の技でした。
仮面ライダー1号仮面ライダー2号の超能力を併せ持っていた仮面ライダーV3ならではの技で、当時はまさしく画期的な技でした。

いわば大技だったんですけど、フルパワー状態の仮面ライダーV3がそのパワーをさらに向上させて発揮した技であることが大きな着眼点であって、同時に複数の敵を倒せる技ということではありません。
この技を使用したときは、テレビバエとイカファイアに窮地に追い込まれた仮面ライダーV3が、瞬時にかつ同時に敵を倒さなければいけない状況で放たれ、同時にテレビバエとイカファイアを倒す結果となったことで、複数の敵を倒す技と見られがちですが、遠心力を利用した最大限のパワーがなせる技だったということを忘れないようにしたいものです。
ライダー遠心キック⑥
ライダー遠心キック⑦
ライダー遠心キック⑧
ライダー遠心キック⑨

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デストロン改造人間第3号~テレビバエ4

テレビバエ
「テレビバエ」

仮面ライダーV3の情報収集の役目に転化して作り出された改造人間がテレビバエでした。
街の病院の院長に憑依し、その病院を7デストロン病院にしてましたが、これは何に意味がるのかと思いましたけど、暗躍する場の巨y¥点としては十分でした。
デストロンが当然のように意識したのは仮面ライダー1号2号のダブルライダーでしたから、仮面ライダーV3の登場は意外なものだったでしょう。
だからまず、その情報を得ようとするのは当然のことだったんでしょうけど、テレビは情報を伝える機器ですけど、情報を得るための機器ではなかったはずです。
今も昔もテレビの画面からは高周波が出るわけですから、そこを利用して催眠効果がある音波を出す能力のある改造人間を出してくるのは面白い着眼点だったと思うんです。
当たり前のようにあるテレビは、知らぬ間にその画面を意識してしまうものですから、自然と影響されてしまう危機なんだと思います。
そこにハエという飛行能力があって、小回りの利く動物の能力を加えたわけですから、それは正にスパイのように情報収集をするにはこれ以上のものはない改造人間であったと思います。
ただ、情報を得れば得るほど、仮面ライダーV3の能力はデストロンが想定する以上のものであり、情報を解釈領域を超えていました。

テレビは昔と今と、かなり差が出てますね。
液晶テレビなど当時としては考えられないことです。
テレビバエの姿に象徴されるテレビは、仮面ライダーV3放映の頃を思っていてもそれ以前のものだったということはアンテナが付ていたことに現れています。
しかし、画面は催眠音波を発する器官なら、アンテナは情報収集と伝達のために在った器官だったとも思います。
音波を飛ばすことでデストロン本部に得た情報を飛ばせますし、次の対策を十分に考えることができます。
仮面ライダーV3の能力が予想を超えた者ではありましたけど、テレビバエまでの戦うシーンを十分に考慮し、次の対策としてイカファイアを登場させるのにも一役買っていました。
デストロン首領がつぶさにそのシーンを見ていたこともあって、仮面ライダーV3の大きな盲点がダブルタイフーンにあったことを見抜いていたことにも一役買っていたみたいですしね。
しかも、その仮面ライダーV3の盲点をつく改造人間として出てきたイカファイアとは、暗黒組織の改造人間同士ではいいコンビを組んでいましたから、そういう意味でもテレビバエは貴重な改造人間だったかもしれません。
情報収集のための改造人間と思いきや、そこは腐っても鯛です。
殺人音波を発したところは、戦闘能力の裏打ちがあったればこその設定だと感じました。
テレビバエ④
テレビバエ②

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デストロン改造人間第2号~カメバズーカ5

カメバズーカ⑧
「カメバズーカ」

この改造人間が出てきたときは、ショッキングでしたね。
仮面ライダーも仮面ライダー1号、2号がゲルショッカーを壊滅に追いやって、今後どういう展開になっていくんだろうと思っていました。
仮面ライダーは通算100話で一区切りつけられるという話も当時は知らずにいましたけど、ゲルショッカー壊滅は98話であり、100話まであと2話という状態で仮面ライダーV3が始まりました。
放映当時は情報量が少なく、そういう話も後に雑誌で知ったんですが、そうなると仮面ライダー3号である仮面ライダーV3の登場と相まって、それまで僕らの最大のHEROであった仮面ライダー1号、2号のダブルライダーをどうやって舞台から下げていくのかが大きな課題だったように思います。
最大のHEROへの灯は簡単には消えるものではない・・・それは仮面ライダーV3の物語は2話形式で進んでいったことをうまく使っていたと思います。
新たな組織デストロンの第1号改造人間はハサミジャガーでしたけど、暗躍していたハサミジャガーはなかなかその全貌を現わそうとしていませんでした。
デストロンの悪事を目撃してしまった風見志郎の3度目の危機は爆撃でしたけど、これはカメバズーカによるものでした。
ここから物語が始まっていくんですが、デストロン改造人間第1号ハサミジャガー対仮面ライダーV3,デストロン改造人間第2号カメバズーカ対ダブルライダーという図式での物語の進行は、どちらもメインの話であったことが仮面ライダーV3が新たなHEROであり、我らがHEROのダブルライダーはこうして降板していくんだということが明確に打ち出されていました。
簡単には引き下がらないダブルライダーも、カメバズーガのバズーガ砲砲撃による爆撃ショックとその爆撃が連射可能であったことで接近戦にすら持ち込めなかったことで最大の苦戦を強いられました。
ようやくゲルショッカーを壊滅に追いやったというのに、正体不明の組織デストロンの出現は、絶対に後には引けないということも苦戦の背景にあり、その上カメバズーカの体内には原子爆弾が内蔵されており、接近戦に持ち込めたとしてもどう太刀打ちしていいのか、その方策が見えない中での戦いでもありましたね。
仮面ライダーV3がダブルライダーによって創出され、良い後継者が出来たことで後のことは気にしなくても・・・ということで思い切った戦いをできる状況となり、ダブルライダーは全エネルギーを放出することでカメバズーガを引き付けて、大平洋上までジャンプから飛行可能の状態となって、壮大な結末を見せました。
我らが最大のHEROはこうやって舞台から消えていくんだということを見せつけられたような気分にもなり、ましてや太平洋上でカメバズーカの体内の原子爆弾がさく裂してしまうというショッキングな演出は、何年たっても記憶から消えない印象的な演出となりました。
それだけ、カメバズーカが強力改造人間であったということも忘れてはならず、おそらく仮面ライダーV3に登場したデストロン改造人間の中ではもっとも有名な改造人間になったような気がします。
カメバズーカ⑦
それまで金属製の攻撃用の巨大な武器を手にした改造人間などいるわけもなく、そういう意味でも強力な改造人間だったと言わざるを得ないカメバズーカ。
身体自体にも金属が含まれた皮膚は、単純な強度なら30mの鉄塊に匹敵するとされる強固な甲羅を背にし、腹部も同様の強度であったということですから、体内に原子爆弾が内蔵されておらず、ダブルライダーが接近戦に持ち込めたとしても、仕留めるまでかなり苦戦を強いられていただろうということは予想できますね。
実現はしなかったのですが、このカメバズーカと仮面ライダーV3、或いは3人の仮面ライダーが戦っていたとしたらどういう展開の戦になったんだろうと、想いは尽きません。
ショッカーから始まった悪の改造人間の変遷もついにここまで来たかという想いと生物然とした要素が少なくなったことによる一抹の寂しさもあったんですね。
特にそういう意味でもカメバズーカは象徴的な改造人間だったんですよ。
カメバズーカ④

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V3回転フルキック~仮面ライダーV34

V3回転フルキック
V3回転フルキック①
V3回転フルキック②
V3回転フルキック⑤
「V3回転フルキック」

仮面ライダーの決め技はキック技で、このキック技は仮面ライダーの最大の特徴であった脚力の強さに土台を置いたジャンプ力を利した攻撃技だったんですけど、仮面ライダーが進化すればするほどジャンプ力は強化されて行ったように見えました。
仮面ライダーは1号も2も旧型であった頃はジャンプ力が15メートル位であったところ、新型となって以降は25メートルという高さまで達するほど強化されていました。高さまでジャンプできるということは、地面のケリとジャンプ力を支える脚力が鍛錬だけでは補えなさそうな要素がありそうですけど、これが仮面ライダー1号2号とは別に改造手術を受けた仮面ライダーV3になると最大60メートルまでジャンプできる能力が支えとなっていました。
思うに仮面ライダー1号2号が新型となった時、脚部の人工筋肉量が想像以上に増加していたことが考えられますけど、仮面ライダーV3はその仮面ライダー1号2号による改造手術を受けて登場したわけですから、仮面ライダー1号2号が自らの能力の限界を知った上でそれを上回るものを仮面ライダーV3の改造手術の際に施していたと考えられます。
そこにエネルギー蓄積量と蓄える能力が倍加されていて、フルパワー状態を長く維持できる上に自分が思った以上のパワーによる破壊力を導き出すことができていたと思います。
V3の26の秘密は半分も披露されていなかったのですが、そこには得も言われぬ面白さがあり、その26の秘密を支えると同時にそこに加えたような破壊力を招くパワーは、実は仮面ライダーV3最大の魅力が隠されていたように思えますね。
大きくジャンプし、落下する勢いだけじゃなく意図した以上のパワーの発揮は、これが仮面ライダー3号だという感じがしましたし、設定上の隠された超能力があるんじゃないかと思わされました。

大きくジャンプし、空中前転や反転というのは仮面ライダー特有の超能力ですが、それは仮面ライダーの技の基本でもありました。
ライダーキックから始まった仮面ライダーのキック技は仮面ライダー2号のライダー回転キックでかなり昇華し、様々なバリエーションの中、仮面ライダー1号のライダー月面キックで頂点に達した感がありました。
しかし、仮面ライダーV3はスパーライダーの始まりでもありましたから、空中前転だけをとっても仮面ライダーV3がフルパワーで空中前転を使用したとき、どれだけの回転になっていたのかは分かりません。
回転の度数が上がれば上がるほど、その中でパワーは蓄えられ遠心力も最大値に高まっていきますから、仮面ライダーV3のV3回転フルキックは最大にパワーが発揮されたキック技だったと言えるでしょう。
仮面ライダーV3がその性能をフルに稼働させたわけでもなく、仮面ライダー1号2号の手によって受け継がれることになった仮面ライダーの身体能力としては最高のキック技だったと思います。
一体、仮面ライダーは空中前転を力一杯所要としたとき、どれだけできるのでしょう。
そして、どれだけパワーが蓄えられるのでしょう。
そのとんでもないパワーを支える体の組織もかなり精巧でバランスが取れていなければ、こんな技は有り得ないものだと思います。

もちろん、改造素体となった人間の身体能力も問われるところだと思いますが、仮面ライダー1号2号がみずからの体組織を知り抜き、そして身体能力の限界を弁えていないと仮面ライダーV3は出てこれなかったでしょう。
仮面ライダーV3もダブルライダーの意思をしっかり受け継ぎ、昇華させるべく様々な努力と鍛錬をしてないと、V3回転フルキックは披露できなかったでしょう。
途中からこの技は、V3フル回転キックとその呼び名を変えていきましたけど、それは叫ぶ時のゴロの良さだけです。
決め技がしっかり受け継がれ、見事な昇華をみせた決め技が「V3回転フルキック」だったと思っています。
V3回転フルキック⑥
V3回転フルキック⑦

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デストロン改造人間第1号:ハサミジャガー5

ハサミジャガー

「ハサミジャガー」

旺盛だった仮面ライダーも98話にしてゲルショッカー壊滅ということで幕を閉じました。
知名度も人気も仮面ライダーV3だとする向きが多いみたいですけど、自分の周囲は変身大ブームに席巻されたものが多かったせいか、仮面ライダー1号、2号に拘るものが多かったですね。
だから余計に、この時時点の仮面ライダー3号はどんなものかということに耳目が集まっていました。
そこで登場してきたのが仮面ライダーV3だったんですけど、妙に明るく、デザインそのものの変化についていけなかったんです。
だから、さすがに仮面ライダーV3は序盤はリアルタイムで見てたんですけど、最後までは見てなかったんですよ。
だけど新組織デストロンの輩出する改造人間とはどんなものかと思ってた時、ハサミジャガーの姿を初めて見た時は唸るものがありましたね。
ショッカーが動植物単体、ゲルショッカーが2つ以上の動植物合成、そしてデストロンが機械と動植物の合成・・・素晴らしい発想だと思うんですけど、うまく演出して最後まで辿っていければ尚よかったと思うんですけどね。

機械・道具と言ったって、動植物+人間との合成ですから特殊能力を初めとした特徴をうまく表現しないといけない苦しさはあったと思うんです。
そこがうまくいかなくなったから途中で路線変更となったということもあると思うんです。
それだけにデストロン改造人間は特に初期に明細改造人間が多いですね。

ハサミジャガーはハサミの一本が左腕先、もう一本が右腕先という塩梅で、背中にメインのメカがあったせいか、肩口から動力を注ぎ込むようにパイプらしきものが見えてます。
これって火を噴く特殊能力の他に、両腕先を合わせて一つの巨大ハサミとなるメインの武器に溶解液を滴らせる意味があったと思うんです。
ハサミジャガーのハサミは切断する能力以上に溶かす能力に優れていた・・・
デストロンの活動現場の目撃人は、抹殺しようととしてましたけど、第1話において蓋が半分開いたマンホールを覗き込んだ人が、伸びてきたハサミジャガーのハサミに触れられただけで溶けていったのが印象的でした。
しかも、風見志郎の家族はハサミで切断ということではなく、一つのハサミの刃で突き殺されていましたね。
こういうことって、ハサミジャガーへの当然のように湧いてくる先入観を変えてくることなんだと思います。
仮面ライダーV3との戦いでは、両腕をクロスさせることで切断を図るような場面が見られましたけど、これが本来のハサミジャガーの戦う姿でありながら、その巨大ハサミをいろんな意味で活用するようなエッセンスがたまらない感じもしてました。
ハサミジャガー⑧

東京全滅作戦がデストロンの最初の作戦でありながら、その作戦はカメバズーカありきの作戦でした。
そののカメバズーカを生かすも殺すもハサミジャガー次第だったと思うんですけど、そうとは思えない存在感がありました。

仮面ライダーV3の物語はデストロンの暗黒組織としての始まりでもあるわけですが、ショッカー、ゲルショッカーの流れを汲んでいたような影の存在感は重要だったと思うんです。
それを生かしたのはハサミジャガーであり、機械合成改造人間とはこういうものだと訴えかけてるところが大きかったんですね。
ハサミジャガー⑥


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