HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:仮面ライダーV3

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ヒーターゼミ⑤
「ヒーターゼミ」

カマキリメランとの共同作戦を敷いたのは、デストロンの新兵器ミイラビールスという細菌兵器の展開上のことでしたかね。
いわば東京全都民ミイラ化作戦といったところでしたけど、その最近は東京中の貯水タンクにミイラビールスを混入させる作戦で、それは人の渇きを誘うことが最もビールス注入の効果を上げるとのデストロンの考えで創出されたのがヒーターゼミでした。
ヒーターゼミの目の中に張り巡らされていた熱線のような電動器具に高圧電流が通ることと、それに裏打ちされたようなヒーターゼミの鳴き声が、それを聞いてしまった人々の渇きを誘い出し、ミイラ作戦の効用を上げようとしていました。
まったく、デストロンとは様々な細菌兵器や細菌の効果を上げる改造人間の創出を上げる研究成果の天才のような組織でした。
蝉と効けば、夏の風物詩のような昆虫で、その鳴き声どころか蝉のいる光景を考えただけでも喉が渇いてしまいそうですが、ヒーターゼミの創出はそれを現実化したようなものだったと思います。

ヒーターゼミの外的戦闘能力は手の甲からのロケット弾でしたけど、この人の喉の渇きを誘う能力に最大の特徴があり、渇きを誘う一環となった目の熱線のような電線穂の高圧電流が実はこれが元ヒーターゼミ全身の高熱化となり、発火して体当たり攻撃をすることが出来たという裏設定が披露されていれば最大の攻撃能力となっていたでしょうね。
ヒーターゼミ③
ヒーターゼミの外見を見てると、同じデストロン改造人間のレンズアリを思い出しますけど、ヒーターゼミといいレンズアリと言った機械合成改造人間たちは、その持っていた能力がすべて最大に効果が出ていたことは少なく、それに対抗した仮面ライダーV3の力ばかりではなく、改造人間たちの特徴を生かした作戦遂行の立案自体の内容に問題があったとみるべきかもしれません。
各改造人間には人間としての個性が出てしまうようで、それが実は問題だったと思いますけど、ここまでデストロンの特徴の一つであった機械合成という観点が最優先されてしまい、改造人間というに人間であったという観点が抜け落ちていたとみるべきかもしれません。
ヒーターゼミ②






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3
カマキリメラン①
「カマキリメラン」

カマキリをモチーフとした改造人間って、いそうでなかなかいなかったのですね。
かまきり男、ワシカマキリだけだったとはちょっとした驚きでした。
カマキリとくれば両腕にあった鎌が武器となりそうでしたけど、、カマキリメランの場合は何故か右肩に装着された「殺人ブーメラン」を武器としていました。
左手の鎌や体の棘も武器になってたみたいですけど、やっぱり右肩についていた殺人ブーメランをコントロール良く投擲することが主だった武器でした。
しかし、そのブーメランもほとんど仮面ライダーV3には通用せず、じゃあカマキリメランは何故仮面ライダーV3の前に現れたのか。
それはデストロンレインジャー第2部隊にミイラビールスを貯水槽に混入させるための陽動作戦だったらしいですね。
いわばカマキリメランは仮面ライダーV3を引き付けるためだけの存在だったわけですけど、これはデストロンの作戦上の都合とは言え、せっかくの機械合成改造人間をそのためだけに登場させるとは、デストロン、いや大幹部ドクトルGも相当追い詰められていたんでしょう。

このカマキリメラン以降も何体かカマキリをモチーフとした改造人間は出てきますが、カマキリと言えば獰猛な昆虫であり、設定と作り方によっては強力改造人間が作り出せたのではないかと思うんです。
地震とカマキリの結びつきみたいな話は、昭和の時代に這い伝えられていたことです。
うまくとは言えないまでも、そこを利用していたのはショッカーのかまきり男だけだったのは意外な気もします。
しかもかまきり男は鎖付き分銅の使い手でもあり、ここが獰猛さを感じるところでした。
カマキリの鎌はカマキリの身体の一部ですから、これ利用するのは当然であるところ、カマキリメランはすっかり分離して殺人ブーメランとしていました。
それを投擲するには手が鎌では、そうすることも出来ないため、そういうシチュエーションになったのでしょうけど、見た目では感じない脆弱さがありました。

当初、カマキリメランのメランというネーミングが分らずにいました。
カマキリの機械合成改造人間なのに機械の部分を感じず、身体が合金製みたいと思っただけでしたが。まさかブーメランから来てるとは思いませんでしたね。
カマキリメラン③





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3
ゴキブリスパイク②
「ゴキブリスパイク」

ウィルスや細菌となるとネズミやゴキブリの登場となる傾向が強いみたいです。
それもある程度水分を意識した細菌はネズミ、粉末やガス状にした最近がゴキブリとは、ドブネズミの印象から来るものなのかもしれません。
ネズミは分りませんが、ゴキブリについては人より登場したのが古いらしく、ある程度の放射能にも耐えてしまうらしいですね。
言い方をすれば生命力を感じますが、しぶとい生き物と言うことになるでしょう。
この生命力を強調する改造人間の表現法もあるでしょうけど、ゴキブリとくれば不潔なイメージが当然のように出て決ますから、細菌をもって強調することになるんでしょうね。
仮面ライダーV3の相手となった秘密結社デストロンは、機械合成改造人間がイメージとして強くありましたから、このゴキブリをどうするのかと思ってみたら、釘付きバットのようなスパイクとの合成改造人間のゴキブリスパイクでした。
ショッカー時代のゴキブリ男の強化版のようなイメージがあったのは、機械合成改造人間でありながらも細菌の開発に重きを置いたことに尽きるでしょう。
ゴキブリスパイクは最後になって仮面ライダーV3と攻防で、いわば殴り合いのような戦いで本来主眼であった機械の部分が強調されようとしましたが、ゴキブリ男のように細菌が最後まで強調されて、しかも中途半端な展開であったために、何故機械合成でなければならなかったのか分からないままでした。

ゴキブリ男がライダー反転キックで倒されたのと同様、ゴキブリスパイクもV3反転キックで倒されたのは、決め技の印象が違います。
通常ライダーキックで倒していた仮面ライダー1号が反転キックを使わざるを得なかったのに対し、ゴキブリスパイクを倒したV3反転キックは仮面ライダーV3にとってのライダーキックのようで、ゴキブリスパイクに生命力の強さを感じられなかったのは惜しかったと思いますね。
ゴキブリスパイク④





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4
V3電撃チョップ
V3電撃チョップ①
「V3電撃チョップ」

風力エネルギーによる小型原子炉起動は、仮面ライダーV3のあらゆる技、行動の源になるものです。
仮面ライダー1号・仮面ライダー2号も同様でしたが、仮面ライダーV3はそのダブルライダーの能力を併せ持った仮面ライダーで、仮面ライダー1号のタイフーンと仮面ライダー2号のタイフーンが風力エネルギーを得て、小型原子炉起動に至るまでの経路に違いがあったか、或いは性能そのものに違いがあったものと思われますが、双方を併せ持っていたのは、仮面ライダーV3にはダブルタイフーンが装着され、こここそが仮面ライダーV3のパワーの象徴であり、レッドランプパワーと合わせて、仮面ライダーV3がダブルライダーの正式な後継者であったことの現れです。
こうして風力を活動エネルギーに変える能力は同時に電気の発生にもつながり、パワーの短時間での集約に役立っていたものと思われます。
足先にそのパワーを集めていたのがキック、握り拳に集めたのがパンチ、そして右手の側面に集めたのがチョップであり、チョップは特に決め技になることは少なく、いわゆるつなぎ技として使われることが前提としてあったところ、仮面ライダー1号・2号は仮面ライダーV3を作り上げるときにチョップ技の効果を十分に頭に入れて改造手術を施していたように思います。
チョップ技はいわゆる手刀であり、仮面ライダーほどのパワーとキレを有するとそれだけでも決め技になりそうなものですが、相手がデストロンの改造人間にもなると、そうはいかないことは十分考えられたことです。
ライダーチョップが決め技として使われたのも仮面ライダー1号がまだ旧1号であった時のカメレオン男戦だけ、しかもライダーキックを決め込んだ後の使用でした。
それだけによりパワーとキレを増した瞬間技でないといけなかったと考えられていたかもしれませんが、それは小型原子炉起動からの電力発生とパワー伝導率が高いと感じ入ったのが、「V3電撃チョップ」でした。

、「V3電撃チョップ」は決め技として使われてはいませんでしたけど、使用していたのはスーパー磁石という超磁力を有していたジシャクイノシシ戦でした。
仮面ライダーV3の電子頭脳さえ影響してしまうこのスーパー磁石は、ジシャウイノシシを絡め込んだ後瞬時に破壊してしまう必要があったわけで、正に、「V3電撃チョップ」はこういう場合の時のための技だったとみることも出来ました。
単なる磁力ではなく、スーパー磁力をも問題としなかった「V3電撃チョップ」は、ダブルタイフーンによるV3パワーを右手側面に瞬時に集めるパワーの集約とスピード感、勝負勘が勘所で、仮面ライダーV3はまさしく格闘センスにもともと長けていた仮面ライダーだったと言えるのかもしれません。
V3電撃チョップ②
V3電撃チョップ③



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3
プロペラカブト②
「プロペラカブト」

見た目が深い帽子を本当に深くかぶってたような印象が強い改造人間でした。
左腕に装着されたプロペラがその名の通り印象的で、自分自身もプロペラになってしまうなど、プロペラに特化した改造人間でした。
肝心の生身の方はオオカブトムシでしたけど、今で言うところのコーカサスオオカブトかもしくはアトラスオオカブトというところなんでしょうね。
仮面ライダーV3放映の頃は、カブトムシと言っても今のような分類はされていませんでしたから、単にオオカブトムシといったところなんでしょうけど、これはカブトムシの中でも最強のカブトムシと言われたはずですから、そういう演出も欲しかったところです、
モチーフであるところのオオカブトムシの演出はどこかに行ってしまい、プロペラカブトに改造されてしまった人間は吸血鬼であることが実際の姿でしたね。
兄がそんな改造人間にされてしまったことを知っても健気に生きようとする妹。
妹が殺されてしまい、復讐のために改造人間になろうとした仮面ライダーV3。
それでもプロペラカブトの素体であった人間の妹は生きており、その妹を目の当たりにした風見志郎は自分の境遇と合わせてないかを重ね合わせていたのかもしれません。

しかし、プロペラカブトのされてしまった人間は、素手の手の施しようがなかったかもしれません。
気がおかしくなってしまった人が改造人間にされてしまうことは、秘密結社がショッカーの時代からよくありましたね。
デストロンもショッカーの流れを汲んだ秘密結社でしたから、また同じようなことをしようと意図していたのかもしれません。
オオカブトムシの特徴を持ち込んだはずですから、深い帽子を深くかぶったように見えたのかもしれません。
プロペラで相手を拡散し、切断することが主な能力でしたけど、物語の持っていき方の都合上吸血鬼という設定を持ち込みましたが、最強のカブトムシだったはずのオオカブトをモチーフの一つとするなら、その特徴を一つでも強力に押し出すべきだったんでしょうね。
プロペラカブト⑥





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3
ムササベーダー(兄)③
「ムササベーダー・兄」

ムササベーダー・弟の東京の高層ビルの破壊を目的とした「X作戦」でスカイライダーを引きつけ、その隙に本命である横浜の壊滅を目的とした「Y作戦」、即ち『横浜全滅作戦』をムササベーダー・兄が実行するという両面作戦「XY作戦」は、2体の改造人間が同時の登場する秘密結社の繰り出す作戦としては、場所が離れた珍しい作戦でもありました。
この頃のネオショッカー大幹部・魔人提督が配下に置いた改造人間は、様々な地域にあったネオショッカーの海外支部からの召喚が多かったのですが、いわゆるムササベーダー兄弟は兄弟でしたから同じカナダ支部から召喚された改造人間でした。
それだけに息が合うということから、離れた場所で各々に課せられた作戦を遂行するということは、より自分の任務をとにかく遂行することで、作戦の成功を招こうとしたものだったと思います。
ムササベーダー・兄は、主作戦であった「Y作戦」で横浜壊滅を推し進めようとしたわけですが、ネオショッカーが何故かスカイライダーを引き付けたのはよかったのですが、ネオショッカーがそもそも仮面ライダーをスカイライダー一人と思い込んでいたところに作戦の綻びがあったと思いますね。
東京から横浜までの移動をスカイターボに頼るスカイライダーでしたが、セイリングジャンプによる飛行よりもスカイターボの方がスピード感があるという事だったのでしょうけど、スカイターボが駆る陸地は一本道ではなく、凸凹も障害もあったわけで、それが空となるとほとんどそうしたものがないだけにセリリングジャンプの方がよかったはずです。
こうした仮面ライダー側にも落ち度があったわけですが、ムササベーダー・兄1体で横浜壊滅作戦は遂行できたのでしょうか。
右手の根元に鎌があり、火を噴く能力と同時にムササビの改造人間だけあって滑空という飛行能力がありましたけど、横浜地域のピンポイント攻撃はできたでしょうけど、これだけの能力で壊滅させるのは無理難題という感じがありました。

離れた場所で同時作戦を繰り広げるという画期的な作戦は、起用する改造人間の息の合う阿吽の呼吸みたいなことも大事なことでしたけど、メイン作戦に起用される海造人間の大きな破壊力がるのかどうかが問題だったはずです。
兄弟改造人間でも兄であったムササベーダー・兄には荷が重かったかもしれません。
結局仮面ライダーV3がいきなり登場してムササベーダー・兄対2人の仮面ライダーという構図になってしまい、これだけでもかなりの劣勢だったはずです。
それよりも、ムササベーダーには飛行能力があったわけですから、ムササベーダー・兄にはより柔軟性を持たせてスカイライダーとの空中戦を見てみたかったものです。
ムササベーダー(兄)⑤
ムササベーダー①





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5
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望①
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望②
「仮面ライダーSpirits~始動・進化・再進化・最終進化・戦士の本質・越える欲望」

大首領JUDOのプロトタイプとして描かれたライダーマンを覗く仮面ライダー9人。
歴代の秘密結社科学陣が開発した仮面ライダーは、時を経つごとに能力が高まっていきました。
しかし、その能力で一人の仮面ライダーを推し量ることはできません。
肉体は鋼のように変えられてしまいましたが、脳改造は避けられていたために、自我意識がしっかりしており、考える能力とセンスが生かされていたためです。
強くなろうとしない生き物などいやしないといったのは、JUDOとは対極にいた従者スサノオでしたけど、こうしたJUDOやスサノオから見れば、仮面ライダーと言えど拙い者なんでしょう。
でも、拙いとは言えこうした存在は経験と鍛錬、そして強くあろうという想いが積み重なっていけば、拙いなどと言えない存在になるのかもしれません。

仮面ライダー1号は旧1号から桜島1号、そして新1号と進化し、仮面ライダー2号も体験の中から新2号へと進化していました。
仮面ライダーXもマーキュリー回路の増設により大幅に強化され、仮面ライダーストロンガーも超電子ダイナモの装着によって異常なまでの強化がなされました。
スカイライダーも強化訓練と全エネルギーの入れ替えで何倍も強化が施されていました。
こうした強化は、脳改造を免れたための自我意識とその想いがしっかり残っていたこと、そしてその想いに支えられた経験から来る鍛錬と必要な増設自体に改造された肉体が絶えられていたことが支えとなっていました。
これを進化と呼ぶには、そこまで強化しても更に強くあろうとした想いとその想いを次につなげようとしたことがなければなりません。
仮面ライダー1号の強化版が仮面ライダー2号であり、ダブルライダーの能力を併せ持ったのが仮面ライダーV3,、それまでなかった深海において更なる能力を発揮できていたのが仮面ライダーX、ジャングルという障害物が多い中での課題を克服していたのが仮面ライダーアマゾン、エネルギー発動における発生電気を全身に隈なく流していたのが仮面ライダーストロンガー、それまでの全仮面ライダーが課題とした空中活動をクリアしたのがスカイライダー、風力エネルギーを基本とした仮面ライダーは真空状態では力が発揮できなかった課題をクリアしていた仮面ライダースーパー1.。
更なる強化と課題をクリアして未知の世界でも力を発揮できる仮面ライダーの進化は、その想い次第でさ更なる進化を生んでいました。
そこが仮面ライダーの最大の魅力でしたね。

大首領JUDOはそこを見落としていたわけではなく、拙い者として歯牙にもかけていなかったと思います。
自分が幽閉されていたことでの楽しみを求めるあまり、仮面ライダーZXと言えど同じ見方をしていたようですが、仮面ライダーZX創出の目論見はそれを実現しようとして払われた犠牲をも歯牙にも留めなかったことが、初戦ながら意外と仮面ライダーZXに苦戦させられた要因みたいなものが、逆にイメージを膨らませ、恐怖となるところでしたね。
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望③
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望④
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑤
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑥
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑦
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑧






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3
ウォーターガントド③
「ウォーターガントド」

初島の地中深いところで、独自の鉱物による毒ガス開発とは夢物語のようです。
それで精製された毒ガスが、ウォーターガントドの主武器でした。
どうも、伊豆諸島と富士山は火山脈がつながっていることを利しての作戦遂行が、これ以降多くなっていきますが、この火山脈は地中深いところでの地脈ですから、ここに海が絡んでいても可笑しくはありません。
ウォーターガントドの登場はハリフグアパッチのようでもありますが、火山脈をたどって地中に運河のようなトンネルを作る上で海洋生物型の改造人間が必要だったのでしょう。
毒ガスは毒ガスであって、水上引火するようなものじゃありませんが、この白い毒ガスがウォーターガントドの主武器であり作戦上カギを握るものであったことから、大きな一つの見所と考えたのかもしれません。
しかし、その名の通りウォーターガントドの表面的な主武器はウォーターガンこと水中銃でした。
一口に水中銃と言っても、間口を小さくしてかなりの勢いで出る水はうっかりするとコンクリートの壁すら突き抜けてしまうほどの威力があるものです。
この水中銃とウォーターガントドという海中活動型改造人間は、切っても切れない関係ですし、水中活動が得意であったはずのウォーターガントドが水中銃をうまく利して戦うシーンがそれほど見られなかったことは惜しい気もしました。

トドの改造人間だけあって、かなりの怪力と獰猛さがあってしかるべきところ、そういう面のアピールがなく、いわば機械合成改造人間もここまで来ると一緒くただったのかなという気もします。
水中銃配力はありますが、それは通常の人間に対してであって、仮面ライダーV3への変身後はさして威力が発揮できなかったものかもしれません。
どこかキバ一族の改造人間の先駆けだったような気がしますが、もっと獰猛さを出してもよかったんじゃないかと思えました。
ウォーターガントド





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3
ドクバリグモ⑥
「ドクバリグモ」

名が名だっただけに、ドクバリは毒針となると注射器であり事は容易に想像出来ました。
針を相手に差し込んで液体を強制注入するとなると、注入される液体が何かという事になりますけど、毒針だけに毒液だろうと思ったら、相手を洗脳状態にするためのコントロールビールスだったようです。
ドクバリグモの登場した話はそれがTVであれ、映画であれ、相棒としてギロチンザウルスが出ていましたから、デストロンの四国占領作戦やサタニウ鉱石の奪取は、ドクバリグモの注射器にあった液体をどうやって有効かつ効果的に使うかにありながら、攻守の攻の部分はギロチンザウルスに負うところが大きかったみたいですね。

この二人を指揮した大幹部ドクトルGのタクトが幾重にも使われていましたが、この幾重にも重なり展開していた作戦自体は生きていたダブルライダーの援助と指示によって仮面ライダーV3に阻止されていましたが、ギロチンザウルスは善戦したものの対に倒され、肝心のドクバリグモはその過程において目立った活躍はなかったと思います。
ビールスを注入する役目を負いながら、その解毒剤の在処を自らバラしてしまうなど、相手を見通すことに欠け、ビールス注入以外にこれといった能力を携えられていなかったことが仇となった感じです。
蜘蛛型の改造人間は、蜘蛛の能力をどれだけオーバーに設定するかで隠密行動を得意とするのか戦闘型になるのかが分かれていきますが、ドクバリグモは見た目こそ妖怪のようにオドロオドロしい感じがしましたけど、そのどちらでもないちょっとした特殊能力があった戦闘員の強化版のような感じがしました。
ドクバリグモの注射器の中にあるべき液体は、コントロールビールスだけではなく、いかなる液体でもあるべきで、しかも自らが元の蜘蛛になってしまうという事ではなく、その太い腹から自分の分身のような多くの小型蜘蛛が出てくるような能力があってほしかったと思いますね。
何故、蜘蛛を改造素体の一つに選んだのか、そこの考察が思い切り足りなかった感じがしました。
ドクバリグモ②



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5
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還
「仮面ライダーSpirits~継承・奪還」

V3 26の秘密には表現されなかったものも結構ありましたね。
仮面ライダー1号や2号がやろうと思ってみても、自らの性能の限界と戦闘で幾多の敵と戦いを繰り広げる中。lぴした能力があればと思うことが多くあった中で、仮面ライダー3号であった仮面ライダーV3を仮面ライダー1号・2号が自らの手で作り上げようとしたとき、そうしたことを盛り込んでいたのは必然のことでしたけど、これも仮面ライダーV3の性能的に損傷がない状態での超能力ではなかったかと思います。
大幹部ドクトルG率いるデストロン軍団はなんとか多くの技を繰り広げt尻ぞおけていった中、ダブルタイフーンが損傷してる状態ではエネルギー補充が思うに任せず、ここでいったん倒れます。
しかし、そこで仮面ライダーZXとライダーマンが何とか間に合い、そこに大幹部3人キバ男爵。ツバサ大僧正・ヨロイ元帥まで来てしまったことは、仮面ライダーV3が戦線復帰にはちょっと時間が必要だったのでしょう。
ZX孔穿キックを苦難の末編み出していた仮面ライダーZXは、戦う中での恐怖感を克服し、大事な他多雨中での間合いを身に着け、ZX孔穿キックで一気に3幹部怪人を退けます。
明らかに特訓で結果を出した効果がなせる業でしたけど、これは仮面ライダーV3がもたらしたこととも言えます。
その戦いぶりと時間によって、損傷していたとはいえ、戦えるだけの状態に復帰した仮面ライダーV3は未知の大技に打って出て、大首領JUDO撃滅に立ち向かいます。
意を決するとはこのことでしたけど、このためにデストロン3幹部を仮面ライダーZXに任せ、仮面ライダーとしての進化を図っていたことと合わせて、すごい戦士ぶりだったと思います。

仮面ライダーV3はここで仮面ライダーV3としての最強で未知の技・」V3火柱キックを放とうとしたわけですが、これには仮面ライダーV3としての全エネルギーを開放し、右ひざ付近にあった小型原子炉を稼働させ、足先に集中させる必要がありました。
困難だった損傷したダブルタイフーンで風力エネルギーを得て小型原子炉稼働によるエネルギーと合わせてえなーじコンバータで強力エネルギーに転化、さらにレッドランプパワーでそれを倍加し、さらにレッドボーンパワーで身体中の更なる強化を図ることで、足先にエネルギーを集中させる身体を作り上げることを図って、初めてV3火柱キックが鼻てる状態となるわけです。
しかし、身体中を倍加以上のエネルギーを生み出し集中移動させることは、命と引き換えになるということは仮面ライダー1号が言うように、仮面ライダーV3も分かっていたことでしょう。

これで開かずの扉から突き出た大首領JUDOの腕をアマテラスのbodyごと吹っ飛ばしたわけですが、それでもまだ大首領JUDOは、生きていたようです。
でも、この時仮面ライダーV3が未知の大技V3火柱キックを放たなければ、仮面ライダーZXは大首領JUDOと別次元で遭遇することもなかったわけで、大きく払った犠牲に見合うものはあったような気がします。

仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還②
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還③
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還④
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑤
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑥
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑦
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑧
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑨



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