HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:仮面ライダーZX

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「ヤマアラシロイド」
ヤマアラシロイド②

仮面ライダーZXはバダンが作り上げたパーフェクトサイボーグだということでしたけど、人間を素体としながらその肉体機能はほとんど残っていないバダン科学陣が作り上げてしまった奇跡の改造人間だったのかもしれません。
自我意識が残っていないはずのところ、それを取り戻してしまったのは肉体に纏わる政審世界の奇跡だったかもしれず、それだからこそより強力で応用の利いた立ち回りが可能であったからこそ、バダンの刺客を時に他の仮面ライダーの力を借りながらも駆逐していったのでしょう。
奇跡の改造人間かもしれなかった仮面ライダーZXをどう処置するかは、バダンの沽券にかかわることですが奇跡を2度起こすというか、それまでのバダン改造人間の大幅なレベルアップは必要不可欠であったところ、いわゆるパーフェクトサイボーグのような存在が2体ほど出ていたように思います。
これはUFOサイボーグという強化改造人間のことですが、自我意識が強ければ強いほどリーダー格のようになり。その自我意識はより組織への忠誠心だったと思われます。
それはタイガーロイドとヤマアラシロイド。
ヤマアラシロイドは人間の血液を得ることで倒されたバダン改造人間の再生を目指したということで、組織への忠誠心というよりは組織の命に沿って行動してたために位が一つ上だった印象です。
ヤマアラシをモチーフにした改造人間はこれまでにも何体か出てきました。
それは体毛のようなものを針として武器とし、防御の際にも利用したものでしたけど、ヤマアラシロイドのその針はこれまでのものよりもさらに長く、手に持っての武器としても使用していました。
その針の硬さ、鋭さもより強化されており、鋼鉄よりも硬くて丈夫な上に貫けぬものなどないほどの強力さがあったと思います。
仮にもリーダー格のUFOサイボーグでしたから、立ち振る舞いにもしっり自我意識があって組織からの命でなくても自分の判断で行動していたようなところが強力さを増して、それだからこそのリーダー格UFOサイボーグだったように思いますね。
その自我意識が組織でなく、もっと開放されて外に向いていたのなら第3勢力にもなり得た存在、それをヤマアラシロイドには感じていました。
ヤマアラシロイド


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仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙
「仮面ライダーspirits~統率する者・交錯・双頭の牙」

仮面ライダーV3・仮面ライダーXの激闘編を経て、仮面ライダーアマゾン編に舞台を移すその隙間に、物語の敵組織であるBADANの謎、大首領とそれをつなぐ暗闇大使が人格交換と言っても具体的にどうしているのか、BADANの主要格であるニードルことヤマアラシロイドと三影が同じBADANに属しながら崇めていたのは大首領ではなく、それぞれ何処に狙いがあって、そしてBADANが大首領復活のために決して一枚岩にはなかったことが表れ始めます。
BADANに拉致されていた科学者たちが、その脳髄だけを並列に並べた頭脳が大首領を現世に移すための法具・時空破断システムの核となるものだったことには驚きましたけど、BADANとしては人智の極致の力を利用しまくってでも大首領を現世に移すことは、この世に神が具現化するということの中でそれはそこまでの英知を極めれば人の力でも神の存在を動かせると言うことにもなっていたように思います。
ニードルと三影はその狙いと行動がBADANの中にいながらも違っていたことは大首領復活の動きを把握しながら実は利用しようとして、これも人の力と知恵もやり方次第では神に対抗し得るものだということの考えの違いが、この辺りからはっきりし始め、物語は動き始めます。
それには欠かせなかったデルザー軍団の復活も、後期デルザー怪人は伝説上の悪霊に機械を組み込んだもので余計に復活を果たすまで時間がかかっていたというで表現されていたように思います。
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙①
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙②
サザングロス内部でBADANがそうした動きを取ってるわずかな間に、沖縄に舞台を移した仮面ライダーアマゾン編は復活してしまったガランダー帝国のゼロ大帝をおびき出すための囮を張っていました。
しかし思いもかけない展開で登場しそうで姿を現さないゼロ大帝の前にガランダー怪人が登場し、地上で仮面ライダーアマゾンが、空中に船型の要塞に乗っていたと思われたゼロ大帝に空中で仮面ライダーZXが対抗しようとしていました。
修羅場をくぐってきたのはこの2人の仮面ライダーは同じで、失ったものの存在も同じだったかもしれません。
それでもそれを信じようとし、人に味方していたモグラ獣人と言えどBADANによって再生されていた別物であることは同じでしたけど、それでも信じる仮面ライダーアマゾンは戦闘中に時空魔法陣を利してあちこちに現れていたニードルによって巨大化させられたモグラ獣人によって命よりも大事だったかもしてないその左腕を切り取られてしまったことは衝撃でした。
こういう状況でも再生されたモグラ獣人を信じようとした仮面ライだーアマゾンの心は、再生モグラ獣人の心までも動かし、この巨大化した展開はそのモグラ獣人の心情を無視したニードルの行為だったのでしょうね。
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙③
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙④
仮面ライダーSPIRITS~統率する者・交錯・双頭の牙⑤





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5
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士

















「仮面ライダーSpirits~愛・強・正義の戦士」

物語は仮面ライダーアマゾン編に移り、九州から沖縄への転換の端境期に仮面ライダーストロンガー編へと移りました。
仮面ライダーZXは北海道から京都、四国、島根を経て九州・阿蘇へと転戦していきましあから、東海・富士山麓で戦う仮面ライダーストロンガー編には登場しませんでした。
九州・阿蘇から沖縄へと転戦する中でいきなり東海へというのは物理的に無理がありました。
なにより、仮面ライダーZXがメモリーキューブを装着されて自我意識を取り戻す前にコマンダーというバダン超兵士として仮面ライダーストロンガーと戦い、チャージアップ状態の仮面ライダーストロンガーを凌駕するような戦いぶりは、思わず戦死したタックルを意識した仮面ライダーストロンガーの決死の超電子ウルトラサイクロンで敗れ去りましたが、仮面ライダーストロンガーをボロボロ状態にしたことはいわば因縁めいた関係になってしまったことで、登場させられなかったと言うことの想いの方が強いですね。
それ位、仮面ライダーストロンガーとタックルの関係は、ともに戦った戦士通しと言うこと以上に思いが交錯していたのでしょう。
それにしてもバダンが世界中の科学者を拉致して協力させた科学力は大したものです。
戦死したタックルのみならず、改造手術が失敗して破棄されてしまった素体まで複製させて利用しようとしたわけですから。
バダンによって再生させられた改造人間のみならず、タックルにしても魂などなく、仮面ライダーストロンガーはそれが分かっていても再生タックルのウルトラサイクロンを浴びてしまい、生命活動の維持すら危うい状態になってしまったのは、タックルとの関係が一筋縄ではいかず、分かっていても抵抗するなどという気持ちも起きず、、、と言うことなんでしょうね。
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士③
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士②







































仮面ライダーストロンガーがブラックサタンの改造手術を経て登場する前のことは知りませんでした。
改造電気人間ということが最初から意図されていたとなると、その生体手術は相当困難であったのはメカ的要素が多く、生きながらスパークさせることが必要だったために困難だったはずです。
仮面ライダーストロンガーが登場する前の被験者がいたはずで、それが城茂の親友であったことが自ら生体改造を望んでいたことにつながり、しかも仮面ライダーストロンガーとなってからはただならぬ関係となったタックルが絡むとなると、再生されていたことが分かっていたとしてもお前にならやられてもいいか、、、という気になってしまったことは、後に後悔したはずです。
被験者として廃棄されていたその親友の姿であったスパークの姿を見たことで、その後悔はまだ自分たちは勝っていないというそれまで以上の気持ちが湧き出ることとなり、復活するには親友であったスパークのパーツを利することは、必要だったと言うことでは済まされない覚悟が出来上がったと思いますね。

変身不能となった風見志郎が助太刀のような形で参戦していましたけど、変身不能状態ではやれることに限りがありました。
だから、この仮面ライダーストロンガーのこの上ない覚悟が必要だったと思われますね。
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士⑤
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士⑦






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4
バラロイド
「バラロイド」

仮面ライダーも始まったばかりの頃は、植物型の改造人間がそれも印象的に登場していました。
ショッカーの改造人間としてはサラセニアンから始まりましたけど、植物と言ったって食虫植物でした。
植物には違いないけど、近寄った虫などを食べてしまう動物的なところがありましたから、そのある種獰猛さに目が行ってた気がします。
ショッカーも後期になるとバラランガが出てきて、しかもキレイなバラのイメージか女改造人間を持ち出し、花以外のところの至るところに棘が生えたバラそのものに意識がいきながら、真っ赤なバラの花に目が行ってしまうところが印象的でした。
その後も植物をモチーフとした改造人間は登場していたんでしょうけど、女改造人間は登場しても植物型改造人間の登場する機会は減ってたような気がします。
きっと植物自体に改造人間のイメージを求めるのは難しかったんでしょうね。
メカを持ち込めば、どうしても逆の方向へ行ってしまうでしょうし。
仮面ライダーZXに至って、バダンの改造人間が強化改造されたUFOサイボーグという摩訶不思議な時空魔法陣から出てきたという設定がなければ、植物でもバラランガ以来のバラをモチーフとしたバラロイドの登場はなかったのでしょう。
バラロイドは、顔面のバラの花自体が武器であり、花弁の一枚一枚が手裏剣のような武器となり、しかも粘着性があったことから投げつけられた相手の口や鼻に張り付いて窒息させる効力までありました。
しかも、茎のそのものが棘を強化してついたままで、しなやかな鞭となり棒状となるまるで仮面ライダーXのライドルの様な武器と化していました。
しかし何と言っても、バラロイドの顔面であるバラの花自体が巨大化して投げつけられてしまうところに大きな特徴があり、その花の下部から発狂ガスまで噴出するとなると、人間と合わせた生体改造を施された改造人間としては謎めきすぎて、時空魔法陣から出てきたという設定がなければ説明がつかなかったような気がします。
バラロイドを始めとしたUFOサイボーグは時空魔法陣から出てきた改造人間ですが、時空魔法陣とは何かというと謎が多すぎて最早人間の作り出した具材としては説明が尽きそうにもありません。

スカイライダーと仮面ライダーZXを狙って出てきたのがバラロイドらしいですが、あくまでバラがモチーフであり出所は謎の時空魔法陣ですが、少なくとも飛行能力とは無関係のバラロイドがスカイライダーと仮面ライダーZXに向かっていったことにはやっぱり謎がありました。

しかし、闇の秘密結社の作り出す改造人間はどこか人間の生き血とは無関係ではなさそうなところがありましたから、そういう意味ではバラロイドは想像を掻き立てる改造人間であったような気がします。
バラロイド③
バラロイド⑤



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仮面ライダーSPIRITS~転・影の切り札・トモダチ・ガランダー
「仮面ライダーSpirits~転・影の切り札・トモダチ・ガランダー」

北海道から始まった仮面ライダーZXの戦いは、北海道でまだ戦う気持ちに十分な踏ん切りがついていないままスカイライダーと共闘し、ある程度決心がついたように京都へ赴き仮面ライダー2号との共闘となりました。
そして大苦戦した四国での戦いは、どこかライダーマンが状況判断と指南役となる中、仮面ライダーV3によって戦士たる心構えを伝授され、四国を掬うと同時に異次元にいただろうJUDOとの邂逅となり、そこを切り抜け、島根で苦戦する仮面ライダーXとの共闘となりました。
ここでGOD/キングダークを仕留めたものの、Spiritsの隊長・滝の不遇な状況によって戦いの流れは底でいったんは止まったように思えました。
その時でも仮面ライダーアマゾンや仮面ライダーストロンガー、仮面ライダー1号は多々い続けていたわけで、中国地方の島根にいた仮面ライダーZXはどこへ向かうのか、、、
仮面ライダーアマゾンは九州・阿蘇でゲドンと交戦していましたが、各地での戦いはどうなっているのは気になるところでした。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー①
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー②
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー④
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑤
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー③
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑦
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑧






















































































ネオショッカーを倒し京都へ向かった仮面ライダーZXの後、単身ネオショッカー大首領に立ち向かったスカイライダーが激闘の末、ネオショッカー大首領を大回転スカイキックで打ち破ったものの大負傷を負い、6日も昏睡状態の末、いきなり東北方面へ向かうことになりました。
スカイライダーが無事だったことにホッとしたところがありましたが、その頃仮面ライダーストロンガーは再生タックルとの邂逅、単身最大の再生改造人間を抱えたショッカーに立ち向かっていた仮面ライダー1号は、負担が大きいところさらにデルザー軍団が表れ、そこに負傷の癒えた仮面ライダー2号が参戦。
新たな場面を迎えようとしていました。
仮面ライダーZXが到着する前、九州阿蘇では再生したモグラ獣人が十面鬼ゴルゴスの指示のもと火山脈を掘り進みマントルの誘導を果たしてしまったことで阿蘇山付近での大噴火が間違いない状況の元、仮面ライダーアマゾンはギギの腕輪とガガの腕輪の合体させたことでインカパワーを発動し、火山噴火を防いだもののパワーを使ったことで身体が思うように動きださないところをつけ込まれて、ガガの腕輪を奪取されていました。
時空魔法陣によってガガの腕輪を装着した十面鬼に、ジャングラーから銛を打ち込んだことで十面鬼から火炎攻撃を受けながらも仮面ライダーアマゾンは十面鬼と共に沖縄へ向かう事となりました。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑨
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑩
仮面ライダーZXが阿蘇についた頃は仮面ライダーアマゾンは沖縄に向かった直後であり、そこで仮面ライダーアマゾンを知る有力な少年マサヒコと対面することとなり、臆病な性格はそのままのモグラ獣人をキーに、仮面ライダーアマゾンを知ろうとします。

沖縄でのガランダー帝国というか意思を暗闇大使に乗っ取られたままのゼロ大帝との激戦の序章はここまでですが、トモダチという名の元、人を守ろうとする仮面ライダーアマゾンは基本的に戦うことを良しとしないものの、人を守るために戦う事を身上とした仮面ライダーアマゾンに同調した仮面ライダーZXの行方が図られ、同時に既に登場していた各地の仮面ライダーの様子が図れるようで物語としては一時の休息のようでありながら既に登場し各地の仮面ライダーの状況と仮面ライダーアマゾンの話は仮面ライダーストロンガーの話と同時に進むだろうという興味を惹かれました。
仮面ライダーSPIRITS転・影の切り札・トモダチ・ガランダー⑪
























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仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父
「仮面ライダーSpirits~帰還・燃える巨人・魂と共に・セットアップ・父」

仮面ライダーXの変身と言えば大変身ですが、仮面ライダーV3によって埋め込まれたマーキュリー回路により仮面ライダーXの体内におけるエネルギー循環が活発化し、いわゆるパワーアップした変身方法でした。
仮面ライダーは人間の体内にメカを持ち込んだ改造人間ですが、このメカの部分をあからさまにしたのが仮面ライダーXであり、タイフーンから風力エネルギーを取り込むことは従来の仮面ライダーと変わりませんが、マスクから太陽エネルギーを取り込み、風力エネルギーと融合させる初のハイブリットエネルギーを利した初のケースでしたが、風力エネルギーでは胴体しか変身できないもののレッドアイザーとパーフェクターを装着しないと完全に変身が完了しないところに仮面ライダーXの若干の弱みみたいなものがあったようです。
風力エネルギーと太陽エネルギーの融合はパーフェクターの装着で融合されるわけですから、仮面ライダーXのダイナモは実は頭部にあったとみるべきで、このわずかな弱点を埋めるようにマーキュリー回路が埋め込まれたわけですから、パワーアップ後の仮面ライダーXのメインダイナモはマーキュリー回路に移行したわけです。
つまり、仮面ライダーXには2つのダイナモがあったわけで、GODを表向きの姿としたバダンの策略との戦いは敵の数の多さと比例するように時間的に長引き、そこに真空地獄車という多量のエネルギーを消費してしまう大技を何度も使用したことでマーキュリー回路にかかる負荷が限界を超えたため、マーキュリー回路が一時停止状態となりました。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑥
キングダークの体内では復活していた呪博士と、その呪博士の復活に呼応するようにGODに利用されていた科学者の霊魂が現世にさ迷うような事態となった中に、仮面ライダーXの父親あり生みの親である神博士も出てきましたが、これは捕獲され利用されようとした滝和也をダシにRS装置稼働の動きの流れの中のことでした。
キングダークの外側では、仮面ライダーXと再生アポロガイストの攻防でしたけど、キングダークの中でのRS装置稼働の攻防は神博士抜きでは語れず、外側では月面から仮面ライダーZXが復帰を果たしたことでキングダークの攻撃機構が破壊されたことで、キングダーク自体が大首領の目の前に送られそうになっていました。
大首領復活のための灯としてキングダークが利用されようとしたわけです。
滝和也の目を通してキングダークの体内にいながら仮面ライダーXの制作者である神博士が、神博士の知らない仮面ライダーXをマーキュリーという叫びにも似た言葉で察するところに、仮面ライダーXの尽きぬ成長があったわけですけど、それはダイナモが実は2つあったんだということに気づかされたわけです。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑦
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑧
仮面ライダーZXの復帰と活躍により、キングダークが大首領復活の灯になることは防がれ、これまたマーキュリー回路の一時停止からセットアップで復活した仮面ライダーXがキングダークを仕留めるときに使用した大和は、当然のように真空地獄車でした。
仮面ライダーXは深海開発改造人間であったことと真空地獄車を思うとき、仮面ライダーXのハイブリットエネルギーを全面的に無駄なく使おうとすれば、この展開しかなかったように思います。
等身大の者が巨人に挑み、倒そうとすればこれしかない解釈と演出でした。
こういうことをしてくれた作者には大きな拍手を送りたい気持ちになりましたね。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父②
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父③
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父④





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5
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望①
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望②
「仮面ライダーSpirits~始動・進化・再進化・最終進化・戦士の本質・越える欲望」

大首領JUDOのプロトタイプとして描かれたライダーマンを覗く仮面ライダー9人。
歴代の秘密結社科学陣が開発した仮面ライダーは、時を経つごとに能力が高まっていきました。
しかし、その能力で一人の仮面ライダーを推し量ることはできません。
肉体は鋼のように変えられてしまいましたが、脳改造は避けられていたために、自我意識がしっかりしており、考える能力とセンスが生かされていたためです。
強くなろうとしない生き物などいやしないといったのは、JUDOとは対極にいた従者スサノオでしたけど、こうしたJUDOやスサノオから見れば、仮面ライダーと言えど拙い者なんでしょう。
でも、拙いとは言えこうした存在は経験と鍛錬、そして強くあろうという想いが積み重なっていけば、拙いなどと言えない存在になるのかもしれません。

仮面ライダー1号は旧1号から桜島1号、そして新1号と進化し、仮面ライダー2号も体験の中から新2号へと進化していました。
仮面ライダーXもマーキュリー回路の増設により大幅に強化され、仮面ライダーストロンガーも超電子ダイナモの装着によって異常なまでの強化がなされました。
スカイライダーも強化訓練と全エネルギーの入れ替えで何倍も強化が施されていました。
こうした強化は、脳改造を免れたための自我意識とその想いがしっかり残っていたこと、そしてその想いに支えられた経験から来る鍛錬と必要な増設自体に改造された肉体が絶えられていたことが支えとなっていました。
これを進化と呼ぶには、そこまで強化しても更に強くあろうとした想いとその想いを次につなげようとしたことがなければなりません。
仮面ライダー1号の強化版が仮面ライダー2号であり、ダブルライダーの能力を併せ持ったのが仮面ライダーV3,、それまでなかった深海において更なる能力を発揮できていたのが仮面ライダーX、ジャングルという障害物が多い中での課題を克服していたのが仮面ライダーアマゾン、エネルギー発動における発生電気を全身に隈なく流していたのが仮面ライダーストロンガー、それまでの全仮面ライダーが課題とした空中活動をクリアしたのがスカイライダー、風力エネルギーを基本とした仮面ライダーは真空状態では力が発揮できなかった課題をクリアしていた仮面ライダースーパー1.。
更なる強化と課題をクリアして未知の世界でも力を発揮できる仮面ライダーの進化は、その想い次第でさ更なる進化を生んでいました。
そこが仮面ライダーの最大の魅力でしたね。

大首領JUDOはそこを見落としていたわけではなく、拙い者として歯牙にもかけていなかったと思います。
自分が幽閉されていたことでの楽しみを求めるあまり、仮面ライダーZXと言えど同じ見方をしていたようですが、仮面ライダーZX創出の目論見はそれを実現しようとして払われた犠牲をも歯牙にも留めなかったことが、初戦ながら意外と仮面ライダーZXに苦戦させられた要因みたいなものが、逆にイメージを膨らませ、恐怖となるところでしたね。
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望③
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望④
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑤
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑥
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑦
仮面ライダーSPIRITS~始動から越える欲望⑧






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仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還
「仮面ライダーSpirits~継承・奪還」

V3 26の秘密には表現されなかったものも結構ありましたね。
仮面ライダー1号や2号がやろうと思ってみても、自らの性能の限界と戦闘で幾多の敵と戦いを繰り広げる中。lぴした能力があればと思うことが多くあった中で、仮面ライダー3号であった仮面ライダーV3を仮面ライダー1号・2号が自らの手で作り上げようとしたとき、そうしたことを盛り込んでいたのは必然のことでしたけど、これも仮面ライダーV3の性能的に損傷がない状態での超能力ではなかったかと思います。
大幹部ドクトルG率いるデストロン軍団はなんとか多くの技を繰り広げt尻ぞおけていった中、ダブルタイフーンが損傷してる状態ではエネルギー補充が思うに任せず、ここでいったん倒れます。
しかし、そこで仮面ライダーZXとライダーマンが何とか間に合い、そこに大幹部3人キバ男爵。ツバサ大僧正・ヨロイ元帥まで来てしまったことは、仮面ライダーV3が戦線復帰にはちょっと時間が必要だったのでしょう。
ZX孔穿キックを苦難の末編み出していた仮面ライダーZXは、戦う中での恐怖感を克服し、大事な他多雨中での間合いを身に着け、ZX孔穿キックで一気に3幹部怪人を退けます。
明らかに特訓で結果を出した効果がなせる業でしたけど、これは仮面ライダーV3がもたらしたこととも言えます。
その戦いぶりと時間によって、損傷していたとはいえ、戦えるだけの状態に復帰した仮面ライダーV3は未知の大技に打って出て、大首領JUDO撃滅に立ち向かいます。
意を決するとはこのことでしたけど、このためにデストロン3幹部を仮面ライダーZXに任せ、仮面ライダーとしての進化を図っていたことと合わせて、すごい戦士ぶりだったと思います。

仮面ライダーV3はここで仮面ライダーV3としての最強で未知の技・」V3火柱キックを放とうとしたわけですが、これには仮面ライダーV3としての全エネルギーを開放し、右ひざ付近にあった小型原子炉を稼働させ、足先に集中させる必要がありました。
困難だった損傷したダブルタイフーンで風力エネルギーを得て小型原子炉稼働によるエネルギーと合わせてえなーじコンバータで強力エネルギーに転化、さらにレッドランプパワーでそれを倍加し、さらにレッドボーンパワーで身体中の更なる強化を図ることで、足先にエネルギーを集中させる身体を作り上げることを図って、初めてV3火柱キックが鼻てる状態となるわけです。
しかし、身体中を倍加以上のエネルギーを生み出し集中移動させることは、命と引き換えになるということは仮面ライダー1号が言うように、仮面ライダーV3も分かっていたことでしょう。

これで開かずの扉から突き出た大首領JUDOの腕をアマテラスのbodyごと吹っ飛ばしたわけですが、それでもまだ大首領JUDOは、生きていたようです。
でも、この時仮面ライダーV3が未知の大技V3火柱キックを放たなければ、仮面ライダーZXは大首領JUDOと別次元で遭遇することもなかったわけで、大きく払った犠牲に見合うものはあったような気がします。

仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還②
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還③
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還④
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑤
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑥
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑦
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑧
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑨



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タカロイド①
「タカロイド」

仮面ライダーZXのグラビア版はほとんど知りません。
仮面ライダーSpiritsが雑誌掲載され、唯一のTV版の番組ビデオを見直し、調べるに至ってアリ程度知るようになりました。
バダンという秘密結社が作り出していた改造人間が仮面ライダーたちに敗れ続け、改造人間を強化するため時空魔法陣を使って極限まで強化したUFOサイボーグというのが出てきたらしいですけど、胴ももう一つ分かりません。
時空魔法陣というのは法具であり、それを作り出したバダンは相当高等な科学力を持った組織だったのでしょうけど、それはもはや人の力が及ぶところでは中たのでしょう。
仮面ライダーSpiritsの見過ぎと言ってしまえばそれまでですが、バダン大首領は仮面ライダーSpiritsにおいて人間の天敵となった神ですが、TVスペシャルにおいてはバダン総統という悪魔の権化みたいな存在が語られていましたけど、仮面ライダーシリーズとしてはその方が似合っていたのかもしれません。
いわば神でも人間でもない宇宙から飛来した生命体が開くという気の塊のようなもので、それはショッカーから始まった秘密結社がジンドグマに至るまでの間に、仮面ライダーに敗れ続けてきたデータが積み重なり、バダン総統という存在を人間に置き換えたような暗闇大使が、、データを有効活用して強化した改造人間たちがUFOサイボーグだったという事かもしれません。
仮面ライダーたちが共通して苦戦したのが飛行能力を持った改造人間であり、それはジャンプ力に優れながらも飛行することができずに空中戦に持ち込まれれば苦戦必至で、様々な対応で乗り切ってきたものの、スカイライダー以外は皆苦戦していました。
顕著だったのがツバサ大僧正を軸に存在したデストロンの翼一族でしたけど、それに対抗した仮面ライダーV3はグライディングマフラーという滑空能力を持ちながら、自らの能力に溺れず、工夫して対抗していたところが仮面ライダー1号・2号のダブルライダーの後継者たる所以でした。
ただ、仮面ライダーV3を苦戦させたのは、1度は仮面ライダーV3を敗退ぶっていた改造人間が2体もいたということに、歴代の秘密結社のデータを織り込んでいたバダンが目をつけて作られたのがタカロイドだったみたいでしたね。
タカロイド
脱着式の大きく長いタカロイドの羽根は、敵めがけて投げる羽手裏剣になっていましたけど、これって仮面ライダーXでの神話改造人間イカルスにも同じような武器を携えていたことに基づいているみたいです。
しかし、手裏剣となった羽はともかく、その翼は至極大きなもので身体とのバランスを思うと脱着式にせざるを得ず、タカロイドは飛ぶという事よりもより高度なところで自在に滑空する能力が大きかったという事かもしれません。
仮面ライダーV3を苦戦させていたところに仮面ライダーZXが参戦し、形勢が逆転しますが仮面ライダーZXはジェットエンジンに優れ、それが足裏から噴射されることで大きく空中へ飛び出せますが、架空能力を自在に当た蔓ところまではいってませんでした。
空を飛ぶというのは通常の人間であれ改造人間であれ、夢のようなことであり、せめて滑空能力を駆使することで夢をかなえようとしていたのかもしれませんが、それだけで足りないところをタカロイドは青竜刀という大きな長刀のような武器を携え空中戦でも存分につかいこなせる能力を有するまでになっていたのかもしれません。

確か、最後は仮面ライダーV3の逆ダブルタイフーンで巻き落とされたところに仮面ライダーZXのZX稲妻キックで倒されたようですが、こういう理にかなった攻めの仮面ライダーとタカロイドの戦いは映像として見てみたかったと思います。
タカロイド④



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仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男①
「仮面ライダーSpirits~海戦・命のベルト・不死身の男」

仮面ライダーZXが新必殺技を編み出す苦労と努力をしている意仇にも、戦局は進んでいました。
四国と島根、ほぼ同時にバ弾の作戦端数んでいたようです。
山口・秋吉台で三影こと強化タイガーロイドと遭遇した仮面ライダーXは、遂に大技・真空地獄車を発動しなんとか強化タイガーロイドを退けたものの瀕死の重傷を負い、クルーザーに乗せられて日本海を島根に向かっていました。
強化タイガーロイド戦で拡散するレーザー砲の集中攻撃を避けるため。ライドルバリアで防いだもののその後の戦況で拡散レーザー砲をマーキュリー回路以外の身体全身に受け、ライドルは持ち手以外の部分を失い、身体は重傷となりましたが、仮面ライダーも第5号まで来ると自己修復能力も進んでおり、来意ドルも持ち手をベルトに組み込むことで復活していたことには驚きを感じました。
GOD悪人怪人が何体も現れても、眞空地獄車の連発で破壊し尽くしていったところは圧巻でしたね。

GODを迎え撃つ仮面ライダーXも強化タイガーロイドで重傷を負ったところからGOD悪人怪人を倒すところまではまだ序章に過ぎなかったのでしょうけど、これは四国でデストロンと戦っていた仮面ライダーV3も同じでしたね。
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男②
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男③
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑤
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑥





















































サザンクロス自体に立ち向かったことでダブルタイフーンが破損し、ライダーマンによっ簡易修復処置は受けたものの変身はできずにいたものの、サタンニウム発掘によりアマテラスの胴体が出来てしまったことにより、遂に変身した仮面ライダーV3。
破損していたダブルタイフーンの無理やりの稼働は、変身をもたらし、ドクトルG率いるデストロンの機械合成怪人軍団を数々の技でなぎ倒していきました。
V3電熱チョップ、V3ダブルアタック、V3延伸キック、V3回転三段キック、、、どれも多くの敵を一撃で倒せる業ばかりでしたけど、ダブルタイフーンがもたらすエネルギーは相当なものだったことがうかがえます。
ダブルタイフーンの強制稼働による負荷は、思った以上に仮面ライダーV3にかかっていたようですが、まだの時点でもデストロンとの戦いの序章の一つであったことは、後々分かってくることです。
仮面ライダーX同様、仮面ライダーV3もサザンクロスに立ち向かったことから重傷を負って戦いが始まったという展開ですが、そこには仮面ライダーを名乗る者の気概が表れていたと思います。

幻の大技・V3レッドボーンリンクを見られたことは全く持って喜ばしいことでした。
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑦
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑧
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑩
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑫


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