HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

初代ウルトラマン

昭和の仮面ライダーとウルトラHEROが大好き。 甲斐バンドも甲斐よしひろも好きだったんだ。

ウルトラ霞切り~初代ウルトラマン5

ウルトラ霞み切(初代マン)
ウルトラ霞み切(初代マン)①
ウルトラ霞み切(初代マン)②
ウルトラ霞み切(初代マン)③
「ウルトラ霞切り」

初代ウルトラマンの決め技の最たるものは、なんと言ってもスペシウム光線。
このスペシウムエネルギーを固形化し変形させてカッター状にして放ったのが八つ裂き光輪でした。
初代ウルトラマン登場当初は、スペシウム光線が決め技のほとんどであり、時折見せていた八つ裂き光輪が効果的でした。
いずれも初代ウルトラマンの体内エネルギーをビーム化したもので、これがHEROとして宇宙超人が放つ必殺技としてはこの上ないものだったと思います。
こうしたスーパービームを放てるのですから、初代ウルトラマンの身体自体が超人であり、パワーもスピードも超人そのものでしたね。
今でこそ戦士と言われますが、戦士の域に達するまで相当な訓練をしたものと思われますが、それは相手を見切る技も身に着けていたこととなり、それは戦闘において隙の無さを身に着けることとなったと思われます。
パンチやキック一つとっても多分、無意味なものはなく、すべてが敵を見切って勝つことに結びついていたものと思いますね。

そのいわゆる体技で敵を倒してしまった技がウルトラ霞切りでした。
襟巻怪獣とよばれたジラースは、古代恐竜が品種改良されて怪獣化してしまったものでしたけど、胴体力は相当なものがあったと思います。
ジラースに何故襟巻状の器官がついていたのかは分かりませんが、この襟巻を剥ぎ取ってしまえばそこにはショック状態となったジラースに隙が出来、間を取ってジラースの動向を見切り、初代ウルトラマンの優れた勝負勘とキレ、そしてスピードによってすれ違いざまに打ち抜く手刀は立派な決め技となっていました。
初代ウルトラマンがこの時使ったウルトラ霞切りは、初代ウルトラマンどころかウルトラ戦士初の決め技となった体技でした。
ウルトラ戦士が勝負勘に優れ、キレとスピードがあった証拠となったウルトラ霞切りは、初代ウルトラマン以降も帰ってきたウルトラマンやウルトラマンAも使っていましたね。

光線技じゃないにせよ、ちっとも地味どころかかなり印象的で際立った決め技でした。
ウルトラ霞み切(初代マン)⑤
ウルトラ霞み切(初代マン)⑥
ウルトラ霞み切(初代マン)⑦
ウルトラ霞み切(初代マン)⑧



ウルトラ怪獣第12号:初代ウルトラマン~ガボラ5

ガボラ①
「ウラン怪獣 ガボラ」

着ぐるみがフランケンシュタイン対地底怪獣に登場したバラゴン、ウルトラQのパゴス、初代ウルトラマンのネロンガ、そしてマグラーから改造されて登場した怪獣がガボラでした。
初代ウルトラマンだけでも3回も再利用された怪獣ですが、それだけ怪獣としては名作中の名作だったという具合にも思われ、それと同時にウルトラ番組も始まったばかりで低予算で番組を作り続けなければいけなかった事情が見え隠れしてます。
ウルトラマンも仮面ライダーも、後にシリーズものとなる位、大人気シリーズでしたけど、シリーズ当初は先の光明を見出すために作り手は低予算の中で必死に怪獣・怪人を作り出していました。
今の時代では感じることの少ない手作り感は、そのまま臨場感をうまい具合に醸し出すことにつながっていきました。
ガボラにしても同じ着ぐるみを何回も利用された怪獣でしたけど、ガボラの顔面を覆い隠すような6枚の鰭は、鰭が覆いかぶさったまま登場したガボラと鰭が開いて顔面が出てきたガボラは、まるで違う怪獣だったような印象が残り、一粒で2度おいしい怪獣でした。
ガボラ
6枚の鰭は鋼鉄以上の高度を誇ったために、鰭を閉じた状態ではまるでドリルのような状態であり、好物のウランを求めて地中を掘り進むことを得意にしていましたね。
自然現象とは言え、台風の過ぎ去った後の緩くなった土壌の中から地上に出てきてしまったガボラは、鰭を閉じたままウランを求めて動いていましたから、目が見えなくともウランを求める匂いや感覚で動いていたようです。
ガボラは巨体を有した怪獣でしたから、ガボラのある種読めない行動は人間にとってかなり危険な動きであったわけです。
そのガボラの動こうとした付近でキャンプしていた少年団が危険にさらされ、化学特捜隊はウランをカプセルに詰めてヘリコプターからぶら下げ、ガボラを誘導しようとしていました。
エンジントラブルでこの作戦は失敗しますが、まるで目の前にニンジンをぶら下げるような作戦であり、優れた感覚を持ったガボラの獣としての特性を現していたようにも思いました。

決して直線的な動きではありませんでしたけど、6枚の鰭で顔面を覆い隠して地中を掘り進んでいたガボラはその傾向がどこかに残っていて、初代ウルトラマンには背後を取られて、6枚の鰭をむしり取られていましたね。
ウランが好物と言うことだけあって、ガボラは放射熱線を吐いていましたけど、これは初代ウルトラマンと言えど危険性がありましたが、それをかわされて正面からストレートパンチを撃ち込まれ、首投げで止めを刺されていました。
最大の特徴であった6枚の鰭をむしり取られた段階で勝負はあったんでしょうね。
ガボラ⑥
ガボラ⑤




ウルトラ怪獣第11号:初代ウルトラマン~ピグモン5

ピグモン⑥
「ピグモン」

ウルトラQにはガラダマに乗ったガラモンが登場していました。
セミ人間に操られていたこのガラモンは、見た目とは裏腹に実はロボットであり、侵略行為を意図していたセミ人間に操られていたというのがミソでした。
セミ人間もそうですけど、このガラモンは見た目のかわいらしさが相まって、リアルで見ていた者にとってはとっても人気が出たものでした。
このガラモンが実はロボットだったなんて、、、というのが当時の率直な感想で、見た目が立派な怪獣然としていたことからも怪獣であって欲しかった想いがありましたね。
初代ウルトラマンでは初期に何体もの怪獣が出てきた多々良島の話がありました。
TV怪獣番組草創期では、一つの話にいくつもの怪獣が出てくるのは夢物語的なところがありましたけど、それがいきなり見られた話が多々良島の話でもありました。
しかも、この多々良島には何故か怪獣しかいない怪奇な島であったことも意味合いを増していました。
人間の存在を前提としていない怪獣は、自然界の歪さが出ていた設定でもありましたけど、怪獣を見せていくにはどうしても人間の存在を踏まえないといけないところがあって、何体もの怪獣が出てくるのであれば、人間に友好的な怪獣は一つのポイントとして踏まえられると印象深くなったんではないかと思います。
悪党レッドキングとそれに対抗しようとしてケンカを仕掛けるチャンドラー、そうした暴力的な怪獣を恐れたマグラーに交じって、そうした怪獣の危険性を人間に知らしめようとした怪獣としてピグモンが登場していました。
ウルトラQで人気を博したガラモンがこんなところに、、、と思った人も多かったんじゃないでしょうかね。
ウルトラQは白黒テレビの産物でしたから、白黒ものとして描かれたガラモンは実はこんな色をしていたのかと思ったものでしたけど、どうしてピグモンは人間大なんだという思いもありました。

公式な設定でガラモンとピグモンが似ていたのは他人の空似とされているようですけど、ガラモンはロボットでしたからそんなことはあり得ませんね。
ガラモンを操っていたセミ人間の母星の科学者が、ガラモンをモチーフに生体兵器を作り出そうとし、その創作途上で何らかの磁力に引き付けられるように地球へ落してしまった怪獣がピグモンで、創作途上であったことと強烈な磁力によってセミ人間たちが意図した生体兵器ではなくなっていたような感じになってしまったというところでしょうか。
ピグモン①
多々良島の話も後に出てきたジェロにモンによって何体もの怪獣の復活が企図された話も、ピグモンは一つのポイントを演じていた貴重な存在でした。
ピグモンの身体を見ていると、危うかった人間をどう助けていたのかは想像もできませんが、当時の時代でも人のためにと行動していることには引き付けられる思いがしました。
初代ウルトラマンもこれ以降のウルトラ戦士も人減のためにと様々な行動、活躍を見せてくれましたが、ましてそれが怪獣であり、人間大の大きさであったところに貴重な感じさえしました。

悪党レッドキングの投げつけた岩でピグモンは死んでしまいますが、これも人のためにと行動したピグモンならではのことだったんではないでしょうか。

自分のことばかり考えた殺伐感さえある現代で、珍獣を描こうとしたらこういうピグモンのような怪獣は貴重な存在意だっただろうなとさえ思えますね。
ピグモン⑤







ウルトラ怪獣第10号:初代ウルトラマン~マグラー4

マグラー②
「地底怪獣 マグラー」

多々良島という孤島でレッドキング、チャンドラー、ピグモン、スフランと共に登場した地底怪獣マグラー。
地底数百メートルの地底に潜み、時々餌を求めて地上に姿を現すところからマグラーというネーミングだったんだろうけど、脇役ながら結構な脇役怪獣でした。
この多々良島での怪獣無法地帯という話は、レッドキングが主役格であり、それに相対峙するのがピグモンという構図であり、そこに効果的に初代ウルトラマンが絡むというものでした。
幾多の怪獣の中で初代ウルトラマンと戦ったのはレッドキングのみでしたけど、あくまで脇役という目で見るとこのマグラーは印象的な怪獣だったと思います。

全身が刺々しく、大きな口は何でもかみ砕きそうでした。
でも、武器と言えるのはその大きな尻尾であり、これを振り回されると人間なんかは一たまりもなく、これは怪獣という存在が印象的になるべき要素が満載であり、しかも身体の大きさが特に人間と対比的であったことからも如何にも怪獣だったと思わされました。
何体もの怪獣が出てきて、みんながみんな、主人公であるウルトラマンと戦う必要はなかったと思いますが、戦ってくれればどういう具合に戦うのかを見たかった気もありました。
でも、この初代ウルトラマン放映時当時はまだ特撮番組の草創期みたいなころでしたから、思いはあっても放映技術が追いつかなかったこともあるんでしょうね。

マグラーは、やっと地上に姿を現したと思ったら、レッドキングとチャンドラーの戦いを目の当たりにしてしまい、そこから逃れ、そこで化学特捜隊メンバーと出会ってしまいます。
マグラーとしては人間をどうにかしようという気はサラサラなかったでしょうけど、化学特捜隊としては驚くと同時に孤島で何体もの怪獣の存在を知ってしまえば、とにかく倒そうと思うのは当然のことでした。
マグラーはナパーム弾2発にやられてしまいましたが、ひょっとすると地上に姿を現してはいけない怪獣だったのかもしれませんね。
マグラー④マグラー③







ウルトラ怪獣第9号:初代ウルトラマン~チャンドラー5

チャンドラー
「チャンドラー」

チャンドラーのと登場した話は、太平洋上に浮かぶ人知れぬ無人島・多々良島に幾体もの怪獣が登場した話でした。
レッドキング、マグラー、ピグモンにスフラン。
一つの話に2体以上というより幾体もの怪獣が登場してくるのは、当時、とにかくうれしいものでした。
ウルトラQとか初代ウルトラマンが放映された時代は、とにかく増えつつあった物資も豊富ではなく、特撮番組の情報も少なくて、特撮の世界は想像の世界とは言え、想像を掻き立てられる材料がとにかくない時代でした。
チャンドラーも元をただせばウルトラQni登場したペギラの再利用でしたけれど、名を変え、シチュエーションも変えて出してしまえば、立派なオリジナル怪獣でした。
そうした怪獣が何体も出てくるというのは、想像できる要素が一気に出てきてくれたということで、いつまでも怪獣談話に困らないということでした。
チャンドラーが登場した話に出てくる怪獣たちには、火を吐くと下降線を発するような怪獣は一体も出来てません。
怪力の持ち主、暴風を巻き起こす怪獣とかはレッドキングやチャンドラーに代表されますけど、とにかく喧嘩っ早い怪獣とかそれにケンカを売られて応戦していく怪獣、2本足怪獣もいれば4つ足怪獣もいたり、怪獣といえば巨大だと思うところに等身大怪獣がいたり、植物怪獣も、果ては人間の味方をする怪獣も出てきましたね。
シチュエーションを変えて、幅広く怪獣を生み出したといったところですけど、皆、それぞれの性格と体尾特徴を自然的に生かした怪獣たちで、ものすごく自然な感じに見えました。
多々良島という無人島に怪獣だけが生息していたという設定が、ものすごくよかったんでしょうね。
そうした怪獣たちが皆、初代ウルトラマンと戦ったわけではなく、中には人間の手で倒された怪獣もいたり、怪獣が怪獣に倒されそうになるシーンも見えて、ここに工夫が凝らされていました。
チャンドラー③
チャンドラーは、登場するもいきなりレッドキングと戦っていたシーンで登場しました。
既に怪我をっていて、レッドキングとの闘いは劣勢を強いられていましたけど、大きな牙に象徴されるようにレッドキングに噛みついてみたり、その翼で暴風を巻き起こして、その劣勢を挽回しようとする展開も見られましたね。
こんな暴風を巻き起こしながら、チャンドラーは空を飛べませんでした。
トドのような生業でありながら、鶏のように翼をもっていても空を飛べない怪獣チャンドラー。
結局はレッドキングに翼の片方をもぎ取られ、チャンドラーは去っていきましたけど、どこへ行ってしまったのかは誰もわかりませんでしたね。
こういう退散の仕方も、この後チャンドラーはどこへ行ってしまったのか、、、ということを想像力だけで語られる大きな要素となっていました。

怪獣とはかくあるべきというのものがあるとすれば、この時のチャンドラーやレッドキングのようであるべきなんでしょうね。
チャンドラー⑤







ウルトラ怪獣第8号:初代ウルトラマン~レッドキング5

レッドキング(初代)④
「レッドキング」

多分、怪獣が出てきて初めて怪獣は強いということを正面から正式に前面に押し出したのがレッドキングだったと思います。
今のように情報が氾濫してるのではなく、限りなく少ない当時においても、今度初代ウルトラマンに出てくるレッドキングという怪獣は強いんだと言うことが巷では広がっていました。
上方が少ないからこそ、想像が掻き立てられ、その強さは壮大さまで至っていたような気がします。

雑誌等ではレッドキングが登場する前にその姿が出てきたのか、デザインが出てきたのかまでは覚えていませんが、少なくとも子供心にレッドキングという名前だから、赤い怪獣の王様のような感じだと思っていました。
で、実際に登場したレッドキングを見てみると、ちっとも赤くない、、、、
凶暴さと残忍さが合わさったような井出達とその暴れっぷりは、すぐに信じられないような怪力が自慢の怪獣だとは思いましたが、謎の多い怪獣でもありました。

レッドキングの体色は銀でありながら、蛇腹模様のその身体には影の部分があって、その陰の部分には若干の青っぽさと黄色が出ていたように思います。
戦闘状態に陥ったレッドキングが興奮状態となって、顔面付近が高揚したかのように赤味がかかる事はあったと思いますけど、その名の通りの体色ではありませんでした。
よくデザインの時点では赤い体色でありながら、造形が完成してみると銀だったという話があるようですが、よくよく探ってみるとデザインが自体も赤くはなかったようです。
デザイナーの思った通りの造形が施され、この時点での思惑の相違はなかったらしく、それならばなぜレッドキングというネーミングでありながら出来上がったものは銀色だったのか、、、
デザイナーのデザイン画では既にレッドキングとされ、造形した後ではシルバーキングとされているようです。
ここに真相が不明で、謎が多い原因があります。
血を見ることが好みであり、それがために凶暴性と残忍性が殊の外強かったために、レッドキングと命名されたとされていますけど、それは表向きの後付けのことなんでしょうね。
レッドキング(初代)⑥
レッドキングには「どくろ怪獣」という肩書がありました。
レッドキングは体型的に強靭な腹部から脚部の作りがありますけど、頭部に行くにしたがって小さくなっていきます。
いわば三角形のような体型であり、頭部が小さいことがまるで髑髏の様だとされていることで「どくろ怪獣」という肩書がついたそうです。
先に書いた凶暴性と残忍性が殊の外強かったレッドキングは、知性に乏しくそのため頭部が小さかったかもしれません。
でも、髑髏はそういうkとに使われるほど小さなものではありません。
しかし、「髑髏」には悪魔とか地獄絵の現しのようなイメージが強くあります。
それほどレッドキングは強く凶暴だったということで「どくろ怪獣」という肩書がついたのかもしれませんが、そこも謎なんですよね。
レッドキング(初代)②
謎が多いほど印象は強くなる。
その象徴の様な怪獣でした。

この信じられないような怪力だけがレッドキングの武器であり、それがためにレッドキングの雰囲気そのものが異常だったかもしれません。
まさしく正攻法そのものの怪獣だったわけですが、だからこそ捻ったような武器は必要なかったのでしょう。
尻尾が太く、これも強靭でありながらこれを使ってウルトラマンとの戦いに使うことがありませんでした。
だから怪力でもって戦い、ウルトラマンもそれを迎え撃ったために、首投げ一閃で仕留めてしまったという結末になったのでしょう。
レッドキング(初代)

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ウルトラ怪獣第7号:初代ウルトラマン~アントラー5

アントラー②
「アントラー」

5000年前にシルクロードの匂いを感じるバラージの街を襲った怪獣がアントラーということでした。
まさしく磁力怪獣のようであったアントラーは、バラージの近辺にあったと思われる砂漠に潜んで、いましたけど、その当時の時代背景を思うと磁力ではなく、砂漠に擂鉢状の巣を作って、獲物が落ちるのを待ち構えていた特性が強かったと思うべきでしょう。
磁力は金属製のものを引き付けるものと考えると、この当時、砂漠の中の巣に潜むアントラーの上方を渡る物体の存在はあり得ないからです。
しかし、5000年前では地球はほぼ完全に出来上がっており、地球という惑星に引力や重力を引き起こす磁力は地球の軸に集中し、地球全体に知らばっていてそれを阻害するものがなかったとは言え、まるで磁力怪獣であったアントラーは地球上の磁力というより地球外の磁力そのもののような惑星の破片が、隕石となって地球に降り注いだ原型が変化したもののように思えました。
それだけアントラーが発していた磁力光線が強力だったということですけど、アントラーは外骨格の強力なクワガタやカブト虫といった感じがし、そういう見方をするとちきゅ産怪獣の印象が強いのです。

怪獣は、人類の想定する生物でありながら恐竜然とし、人知の及ばない超能力があって対処できないところに面白味があります。
アントラーは先ほど言ったように、クワガタやカブト虫のような井出達で、それこそ砂漠の中に潜んで獲物をが引っかかるのを待ちながら、時としてバラージの街を襲い5000年もの長きにおいて存在し得たということは、それだけでも地球産の怪獣のようで信じられない生命力を持っていましたけど、近似世において金属や鉄分を含むものは何でも引付けてしまう強力な磁力をもって、それを光線化するなどというのはいくら生命力が強いと言っても何らかの形で宇宙からやってきてしまった怪獣という見方の方が、あっていたのかもしれません。
アントラー⑦
アントラーの持っていた磁力は、多分全身に張り巡らさ江ていたのでしょうね。
初代ウルトラマンのスペシウム光線を撥ねつけてしまったのは、単に外骨格が強力なためだけでなく、全身に張り巡らされていた磁力の影響も大きくあったのでしょう。

アントラーがスペシウム光線を跳ね返し、初代ウルトラマンが体技で応戦しようとしてアントラーの大きな角を折ってしまってもアントラーの勢いを止めることはできませんでした。
バラージの青い石、、、これは何だったのかということは当時も今も謎のままです。
バラージの街にウルトラマンの姿をのような石像があったのは、初代ウルトラマンの年齢が2万歳以上だと言うことを考えれば、初代ウルトラマンとは無縁ではないでしょう。
とある漫画に、この石像の原型はゾフィだったということがありましたけど、自分もこの解釈には賛成です。
その石像の掌にあった青い石は、スペシウム光線の原石というのではなく、初代ウルトラマンなどウルトラ族が超人化した原因であったディファレーター光線の石化したもので、すべての力の原型でありそれを全て跳ね返すものだったと思います。
それだけの威力と効果を秘めた青い石では、さしものアントラーもひとたまりもなかったと言うことになるんではないかと思う次第です。

とにかく何といっても、とんでもない名作怪獣でした。
アントラー⑥

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ウルトラ怪獣第6号:初代ウルトラマン~ゲスラ4

ゲスラ③
「ゲスラ」

怪獣ってそもそもの定義なんて分からないですけど、日本では大怪獣ゴジラが怪獣を檜舞台に上げてくれました。
大スクリーンに登場したゴジラは、白黒ということも手伝って迫力満点でしたけど、これをTVという舞台に移し替えた時、どうなるかについてはリアルタイムでしっかり見てた方しかわからないでしょうね。
自分は幼い子どもでしたから、迫力を感じる怪獣が出てくること自体でワクワクしてました。
この時点では、若干の例外を除いて怪獣たちが登場してくる源は地球の何処かという具合に考えていました。
初代ウルトラマン自体が宇宙からやってきた超人ですから、初代ウルトラマンと対峙する者にも宇宙を感じてないとバランスが取れませんけど、特に侵略宇宙人ということより怪獣そのものを思う時、知らず知らずのうちに地球を感じていたのかもしれません。
初代ウルトラマンの前番組であるウルトラQもアンバランスゾーンという設定から始まりましたけど、地球上には理解できない現象が多くありますね。
時代が進化した今でも解明できてないことが多いですから、この当時、そういうことが怪獣登場の舞台となっていることには興味を惹かれました。
大怪獣ゴジラは放射能汚染の影響で眠っていた恐竜が変異して姿を現したものでしたけど、それもアンバランスゾーンのようなものでした。
初代ウルトラマンには、怪獣ならぬ海獣ゲスラが登場してきましたが、カカオやカカオに寄生するトカゲがうっかり輸入用のカカオに取りついていてタンカーで日本まで運ばれてしまい、挙句の果ては東京湾の汚水に触れて影響を受けたことから、大きく変異したのがゲスラということでした。
東京湾の汚水なんて、とんでもない取りつき口でしたけど、昭和40年代当初の東京湾の状況は公害のメッカのようで、いわゆるヘドロのようでしたから、そこで変異してしまったのはゲスラだけではなく、人間にも影響を受けた者が多くいました。
数年後、学校で郊外のことを勉強した時、思い出したのはゴジラやヘドラだけではなく、ゲスラのことも思い出していましたね。
ゲスラ②
カカオに着せウする寄生虫が信じられない姿に変貌してしまったのも、ゲスラの生来の暴れん坊ぶりにもあったのかもしれません。
神経過敏な生物は特に音感、触感に敏感で、高揚したゲスラはトカゲのような身体でありながらジャガーをも駆逐してしまうほどの激情家であり凶暴者であったと言うことですから、環境による突然変異という状態は余計に耐性のないようなゲスラには酷だったかもしれませんね。
それでも突然変異は爬虫類を両声類にしてしまうことなどないですから、ゲスラを伝える船員の想いが実はトカゲのような姿をした別物だったか、或いは水陸両用の生物だったの思い違いだったことが考えられます。

それでも、このゲスラの凶暴性は信じがたいもので、初代ウルトラマンにスペシウム光線を撃たせるほどの余裕を作らせなかったという見方の方が良いのかもしれません。
凶暴なゲスラは、まさしく海でも生きて暴れる獣の如く、海獣であり、その弱点が背中の背びれにあったと言うことはどこかしら地球上の獣という感じがしてました。

怪獣と海獣は別物と考えますが、どちらにしても凶暴であって欲しかったものであり、実にゲスラの様子は痛快でもありました。
ゲスラ

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ウルトラ怪獣第5号:初代ウルトラマン~グリーンモンス3

グリーンモンス③
「グリーンモンス」

植物型の怪獣は、ウルトラQでジュラン(マンモスフラワー)が出てましたけど、この怪獣は当時のTVがカラーではなく白黒であったことをうまく利用して演じられた怪獣でした。
時代はカラーTVが登場すると同時に初代ウルトラマンが登場し、折からの怪獣ブームに更に火をつけていました。
カラー作品であった初代ウルトラマンは、なんといってもウルトラマン自身が最高傑作でしたけど、その眼を怪獣たちに移してみれば、特に植物怪獣が傑作になりそうな要素はあったと思うんです。
初代ウルトラマン第5話に登場したグリーンモンスは、その最たるものでしたけど、気が付けば植物怪獣と言えば主役怪獣ではないスフランを除けば、このグリーンモンスだけでした。

グリーンモンスは怪獣として目覚める前は、確か南太平洋の洋上に浮かぶオイリス島に棲息していたミロガンダでした。
美しい真っ赤な花を咲かせることのあるミロガンダは食虫植物でありながら、考えられない移動する植物でなんと肉食性であったことから、怪獣となり得る要素が下地としてあった植物でした。
この辺りの設定は、後に登場してくるケロニアにも生かされていたみたいですね。
当時の特撮怪獣映画などではよく用いられた小島だけに棲息していた植物を探検隊が持ち帰り、手の付けられない状態となるパターンはこの時も行かされていたように、ミロガンダを持ち帰った探検隊の一人が何故か品種改良しようとして、放射線の一つであるγ線を浴びせたところ、ミロガンダは見事に怪獣グリーンモンスとなっていきました。

怪獣とは言え元が植物であったために、スーパーガンで焼こうとしたところその光線エネルギーまでをも吸収し、巨大化を果たして、その花弁から麻酔性の毒液を噴射し、植物ながら手が生えてきたこともあって、人の手に負えないまさしく怪獣となりましたね。
グリーンモンス④
移動する意思を持った植物なんて、巨大化せずとも怪獣そのものでした。
初代ウルトラマンも、植物怪獣ながら移動するという意外性に気を取られたのか、グリーンモンスの花弁から麻酔性の毒液の噴射に若干苦戦しました。
最後はグリーンモンスの花弁の中にあったクロロフィル核にスペシウム光線を浴びせて焼失させましたけど、言う位どうするとは言え、初代ウルトラマンとグリーンモンスの格闘するようなシーンは描かれませんでしたね。

良く演じられたゴジラの映画での展開に乗せた話ではありましたが、それをTVでも見ることができた嬉しさもありました。
ただ、グリーンモンスが巨大化し、破壊行動して最期を迎えるまでのシーンが闇夜で見えにくかったことだけが残念と言えば残念だったと思いますね。
グリーンモンス①

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八つ裂き光輪~初代ウルトラマン4

八つ裂き光輪(初代マン)
「八つ裂き光輪」

当時は斬新な技だったんですよね。
今でこそ、切断技は多種多様に表現されていますけど、ウルトラセブンのアイ・スラッガーが強烈なインパクトがあったように、その前の初代ウルトラマンの時もやはり切断技が出るとは夢にも思わなかったこともあって、家内衝撃的でもありました。

それまでの初代ウルトラマンは、決め技のほとんどがスペシウム光線でスペシウム光線で怪獣や侵略宇宙人を倒すことが当然のようになっていました。
スペシウム光線以外の技で怪獣を倒すのは体技からのものもありましたけど、でもやっぱりスペシウム光線が初代ウルトラマンの代名詞みたいになっていましたから、それが当然のように思っていた部分がほとんどでした。
科のバルタン星人も初代の時はスペシウム光線で倒されましたけど、さすがに高度な知性を有する侵略宇宙人でしたから、2代目ともなると攻略法を考えてきていました。
それがスペルゲン反射鏡でのスペシウム光線跳ね返しでした。
これを見た時、どうやってスペシウム光線で2代目バルタン星人を倒すのだろうと思っていましたから、スペシウム光線の印象も相当なものだったんです。
そこに体制を崩して立て直そうとしていた初代ウルトラマンに、バルタン星人2代目が飛行しながら頭から突っ込んできて、そこで放たれたのが八つ裂き光輪でした。
2代目バルタン星人が真っ二つ、仕上げはスペシウム光線でしたけど、この時の印象は八つ裂き光輪にありました。

この八つ裂き光輪は、あくまで八つ裂き光輪と言うネーミングで、まだウルトラスラッシュとはされていませんでした。
後に帰ってきたウルトラマンやウルトラマンAがウルトラスラッシュを使ったシーンがありましたけど、それはこの時の八つ裂き光輪が基本であり、ネーミングを変えて使われたものですね。
ウルトララッシュの方がウルトラ戦士の使う技らしいともったのかもしれませんが、少なくとも帰ってきたウルトラマンがこの技を放った時は、あの八つ裂き光輪がまた見られたともいましたしね。
リアルタイムで見ていた者にとっては、八つ裂き光輪という呼び名の方がしっくりきます。
当時、この八つ裂き光輪を八つ裂き光線と間違って思ってしまった者がかなりいました。
それくらい、スペシウム光線の印象が強かったと言うことと、ウルトラマンは光線技でありそれ以外の技はまだ考えられないというものが強かったためだとも思います。
相手を切り裂く光の輪、それがスペシウムエネルギーの応用技、八つ裂き光輪だったんですよね。
八つ裂き光輪(初代マン・B)①
八つ裂き光輪(初代マン・B)③
八つ裂き光輪(初代マン・B)④
八つ裂き光輪(初代マン・B)⑤

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