ガンガル④
「奇械人ガンガル」

前作仮面ライダーアマゾンで原点回帰を狙ったものの、当初から物語が24話ということだったにしても短編で終わってしまった感じがありました。
その中でも昭和の仮面ライダーの大きな一つのコンセ、プトであった改造人間という要素については、そこでも踏襲されたものの、短編だったせいもあってどこか中途半端な感じになったようです。
ここをどう考えるかということになりますけど、ここまで来ると変身HEROもののコンセプトにもアイディアが尽きて、考えの展開が図れなかったかもしれません。
獣性からいきなり高く飛んでメカニック的要素を思い切り出しながら、これは単純な改造人間ではないよと言いたかったのかもしれません。
それが仮面ライダーストロンガーにおけるブラックサタンの奇械人。
歴代の組織の改造人間たちも手を変え品を変えということでここまできていましたが、改造人間という設定そのものがかなり突拍子のないもので、変身ブームと相まって登場当初は斬新性がいい形で出ていましたけど、かなりイメージとしては奇怪な感じがありました。
だから、奇械人と言われてもそんな感じもせず、どこかユニークな視点は、その昔漫画の世界にあった要素のようなものを感じました。
ブラックサタン改造人間第1号であり、奇械人第1号であった奇械人ガンガルは、全身スプリング人間と言ったところで、実はメカニック要素が多いところに特徴があったとは言え、ここまで来ると漫画の世界のようでした。
まだ、撮影技術も映像技術もそんなに進んでいなかった時代ですから、漫画の世界で生きていた斬新性を自社の世界で描くのは、かなりの難しさがあって、追いついてなかったとみるべきでしょう。

漫画を見過ぎた昔の子供たちは、その漫画の世界に影響されて足の下というか靴の下に強烈なスプリングの効いたバネをつけて飛び跳ねれば、思い切り高くそして速く走れるのだろうと思ったことがあると思うんです。
それを仮面ライダーの世界で描いてみたら、奇械人ガンガルになってしまったというところでしょうかね。

漫画の世界そのままに身体中のスプリングをいかした奇械人ガンガルのパンチやキックは、目にも止まらぬ速さと強力さがあって、特に腹部にあった奇械人ガンガルのミニチュア版のようなところは「ガンガルバズーカ」で機関砲を発射するだけでなく、仮面ライダーストロンガーですら見きれない強力パンチを打ち出す攻撃武器でした。
漫画の世界と言っても手塚治虫の世界ではなく、それこそ石ノ森ワールド全開の世界でしたから、仮面ライダーシリーズの世界でもこういうモチーフと設定は当然のようにアリだったんでしょう。
奇械人とは実は改造人間でありながら奇抜なもので、ウルトラシリーズで言えばウルトラマンAでの超獣のようなものだと思います。
一つのコンセプトとモチーフを長く演じていくのは難しいものだということをここでも思い知らされたような気分になりました。
ガンガル①

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