HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

怪人

クライシス怪人第6号~キュルキュルテン3

キュルキュルテン⑤
「キュルキュルテン」

仮面ライダーBlackRXの敵であったクライシス帝国は怪魔界を形成してましたけど、この世界って太陽を挟んで地球の反対側にある世界でしたね。
ということは地球とは別の惑星に巣食う異界ということになります。
太陽を挟んで地球の真裏の世界とは言え、地球とは異なる進化を遂げ、全く異なる世界であって同じような環境にあったとは言えないでしょう。
だから地球人類が考えて想定する要素で生物が存在するとは一概に言えず、異なる環境は異なり方からして地球人類の想定の外側にあったかもしれず、そこに息づいていた生物はその姿形からして異型のものだった可能性もあります。
太陽系の外側に広がる外宇宙に生物がいるとしても、ひょっとしたら人類が考えるような命を持った生物は少ないのかもしれず、それはまさしく生物でありながら命の概念が違うエイリアンかもしれません。
それが人類の知らない太陽系に存在してもちっともおかしいことではなく、それが太陽の裏側にあってもそれは人類の知るところではありませんから、エイリアンがいるのかもしれません。

初の怪魔異生獣となったキュルキュルテンを見てると、それままさしくエイリアンだなと思いました。
姿形だけでも充分エイリアンのようですが、寒冷地には生まれず、体温が高く口から白い泡を他の生物に吹きかけて卵を産み付けて繁殖する能力を持つところからすると、性質そのものがエイリアンでした。
地球上に降り注いだキュルキュルテンの卵は、ある程度高温でなければ孵化しないところから3体しか出てきませんでしたけれど、口からボールを生み出してしまうなど歪んだ超能力を発揮したことを思うと、そおの活動の拠点としては十分でした。
このキュルキュルテンの活動は、クライシス帝国に息づく生命体を大量に生み出すことを狙ったものでしたけど、二酸化炭素不足であった地球環境は、キュルキュルテンが狙いを果たすには気温が低いことが最後まで影響してたように思います。

怪魔異生獣のトップであったゲドリアンは、ゲドリアンがエイリアンのような感じでしたけど、クライシ住人の中では身分が低いとされていましたから、労働力の確保というよりジャーク将軍の狙いは別にあったのかもしれません。
キュルキュルテン③
キュルキュルテン④

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ゴルゴム怪人第6号~オオワシ怪人3

大ワシ怪人
「オオワシ怪人」

改造人間が怪人となっても、仮面ライダーにとっては空を飛ぶこと自体は叶わぬ夢であったようです。
仮面ライダー1号、2号は、自らに飛行能力がなかったため飛行能力を有する改造人間に苦戦を強いられたことを自戒でもするかのように、仮面ライダーV3には26の秘密の一つとしてグライディングマフラーという能力を与えました。
けれど、その能力は自覚されることがなかったのか、使われることなく、ツバサ大僧正率いるツバサ軍団という飛行能力を有した改造人間には敗れることもありました。
その仮面ライダーV3から仮面ライダーBlackまで、飛行能力があったのはスカイライダーだけでしたが、これは例外中の例外ということだったかもしれません。

仮面ライダーごとでそのジャンプ力は異なりますが、そのジャンプ力は足回りの良さも伴っていましたし、機敏性に長けていましたから、もう一つの何かがあれば飛行能力を有する改造人間には対抗出来たものと思います。
それがバイクでした。
仮面ライダーの愛車であるバイクはスーパーバイクでしたから、その性能をどこまで出せるのか我ポイントだったのかもしれません。

仮面ライダーBlackの愛車はバトルホッパーでした。
仮面ライダー1号・2号と同様、仮面ライダーBlackもバッタをモチーフとした改造人間でした。
しかも、その愛車バトルホッパーはバッタの生まれ変わりのようでもありました。
仮面ライダーBlackもやはり飛行能力を有した怪人は得意ではなかったらしく、オオワシ怪人にはやはり苦戦を強いられましたね。
その曲面打開をなしたのはバトルホッパーであり、このバトルホッパーを上手く使ったことでオオワシ怪人の背後を取れたことが大きく影響しました。
オオワシ怪人は、大鷲らしくその鋭い爪と嘴で敵を攻め立てましたが、そういう攻撃に持ち込むまでに目から幻覚光線を発射できたからということになりますね。

鷲はその戦闘能力を生かすように大きく羽ばたく能力がありますが、狙った獲物は逃さない眼力があります。
それはまるで大空の帝王のようですが、この辺りを上手く表現したのがオオワシ怪人のような気がしましたね。
オオワシ怪人登場の話は、飛行能力を持った敵に苦戦をさせられたそれまでの仮面ライダーと、物語はともかくオオワシ怪人のデザインと描写が良かったことに気を取られていました。
大ワシ怪人②
大ワシ怪人⑤

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化身忍者第2号~マシラ3

マシラ
「マシラ」

化身忍者は現代風に言えば改造人間とか怪人なんでしょうけど、変忍者嵐の物語は時代劇であり、当然人体改造法など程遠く、当時のことを思えば化身忍者は忍法を取り込んで生まれた者と思います。
東洋医学には西洋医学ほど人体への観察分析は進んでいなかったと思いますが、それでも神がかり的な処置が施されていたことも確かなことだったと思います。
そんな東洋医学のことをどうとらえていたのか分かりませんが、変身忍者嵐の物語は忍法がある意味、主役のようなものでした。

改造人間は特異な装置を身体のどこかしらに埋め込まれたものであり、それと同じような効果がもたらされていた化身忍者は忍法で身体が作られ、忍法そのものの使い手にもなっていました。
変身忍者嵐第2話に登場した化身隠者マシラは、猿のような井出達で実に身軽でありながら、忍法によってその身体はあらゆる攻撃を受け付けなくなるほど強固なものに変えることが出来ました。
猿というのはイメージであって、日本古来から言い伝えられていた狒々(ひひ)という怪力の持ち主であった溶解がマシラのモチーフだったように思います。
狒々そのものは獰猛であり、一旦笑うと顔が裏返る様になる中、唇が目を覆うその表情に驚くなり笑うなりして反応した相手の隙を突くように襲ってきたとされているようです。
その笑う様子からの命名らしいですが、笑うと顔が裏返る様になる中で唇が目を覆うというのは、狒々の唯一の弱点が目にあったためらしいですね。

マシラの身体の強固さは忍法によるものですけど、これでは時代劇にあった刀で相手を切ることなど無意味にしてしまう効果があって、まるで不死身でしたけど、化身忍者は忍法のかかった姿ですから不死身などと言うことはありません。
マシラが身体を鋼鉄のように固くする術も、忍法がいきわたらなかったらしく、目だけが出来なかったことはモチーフだったと思われる狒々のようでもありましたね。

あまりにもマニアックな話ですが、こういうところに気が付くのも難しいだろうと思われますが、そういうことは化身忍者を作り出していこうとする匂いとなって現れますから、大きな魅力となっていたと思いますね。
マシラ①

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クライシス怪人第5号~ガイナガモス3

ガイナガモス①
「ガイナガモス」

残念ながら、ガイナガモス登場の話はそれほど印象的ではありませんでした。
4大隊長の一人ボスガンの配下にいた怪人でしたけど、地球上では滅亡してしまった毒蛾ガイナンをガイナガモスが蘇らせ、品種改良を加えていました。
ガイナンは毒蛾ということでしたから、このガイナンの影響を受けてしまった者は死んでしまうと思いきや、その鱗粉や影響を受けた者はガイナガモスの分身のようになってしまうというものでした。
こういう設定は、如何にも地球とは反対の位置と状況にあったクライシス帝国の生物という感じが出ていたし、その毒蛾ガイナンを操るガイナガモスの井出達は、毒蛾の様であり植物的でもあり、如何にも怪人という感じがしてました。
ガイナガモスは、頭部の羽根を震わせて出す超音波で相手を正常な状況に置くことを許さず、額からは光線を発し、両手先の長く鋭そうなツメと強力な舌は攻撃的にも面白いものだったと思うんです。
毒蛾の発展系であったガイナガモスの翅は、毒鱗粉をまき散らすということよりも擦り合わせることで超音波を発していたことが、如何にも風変わりなクライシス怪人という感じがしたものです。

クライシス出身の怪人には、人類から想定できない設定があって欲しかったものです。
ガイナガモスの上司にあたるボスガン自体が最後までひねくれものの割に、言うほど強力な隊長でなかっただけにインパクトが薄くなってしまったかもしれません。
そういうことがガイナガモスが用いた毒蛾ガイナンが、地球所上では随分昔に絶滅したはずなのにどういう訳かその血清があったこと自体に腰砕けになりそうでした。
その血清をどう犠牲になりかけた者たちに届けていけるのかということが物語のほとんどでした。
毒蛾ガイナンやガイナガモスの鱗粉をどうにか手に入れ、どうやって血清を作り出して局面打開を図った行くのかというところに、クライシス帝国の特徴を織り交ぜて物語を作って欲しかった気がします。
ガイナガモス④

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ドルゲ魔人第1号~オコゼルゲ3

オコゼルゲ②
「オコゼルゲ」

仮面ライダーがキックなら、パッチでHEROを作り出そうとしたわけではないだろうけど、まるでアメフトの選手のような井出達だった超人バロム・1。
漫画「ゴルゴ13」の作者がこういう世界にも出てくるなんて、夢にも思いませんでした。
番組制作のいきさつは分かりませんけれど、仮面ライダーで火のついた変身HEROとして出てきた者の一つでしたね。
超人バロム・1と言えばバロム爆弾パンチが後の決め技となりましたけど、番組開始当初はそれもありませんでした。
けれどその斬新なデザインからなる井出達は注目してましたし、強力なパワー型のHEROで後に決め技になったバロム爆弾パンチは、そのパワーが思い切りストレートに表現された技で、これも注目に値しました。
漫画の世界から飛び出してきたような超人バロム・1は、主題歌も面白かったですけど、正義と平和の使者コプート呪と悪の使者ドルゲという対立構図はよくあるパターンではあったものの、そのドルゲが出現させて来るドルゲ魔人は、それまでの怪人などでは表現されることになかったグロテスクかつ直線的でありながら斬新さがあって、知らず知らずのうちに気になる者となっていました。

そのドルゲ魔人の第1号がオコゼルゲでしたね。
ドルゲが自らのドルゲ細胞をオニオコゼと融合させ、悪のエージェントとして出現させたものでした。
ユニークな怪人は他のHEROものでよく見かけましたけど、このオコゼルゲを見た時はぶっ飛びそうになりましたね。
目がむき出しで、体表はオコゼのように鰭もあり、何故か火を噴く能力、、、
悪の使者=悪のエージェントということは、想像を超えたところにある超能力者のようなものですから、確かにオコゼルゲ自体は想像を超えていました。
コプーのエージェントを倒すために魔人ドルゲが作り出したオコゼルゲでしたけど、それは超人バロム・1を正確に把握したものではなく、また自らの意思というよりそれを基本としながらもドルゲ細胞を移植させたことによる超能力が全てであったところに、超人バロム・1との差があったようにも思えました。

オコゼルゲを倒した超人バロム・1の技は、バロム・カットのような投げ技だったように思いますけど、決め技が確立されることなく始まった番組としては、このグロテスクさが如実に出たオコゼルゲがもう一つの主人公のようでもありました。

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ゴルゴム怪人第4号~ノミ怪人3

ノミ怪人
「ノミ怪人」

ノミってそんなに凝視したことはないけど、その昔シラミの改造人間が出たりしたこともあったし、ノミも怪人モチーフの一つだった割にこれまで改造人間や怪人のモチーフになっていなかったことが不思議な感じもしました。
ノミ、シラミ、ダニという小さな小さな生き物には、まともに考えたら病原菌の源のような細菌がありそうです。

ノミ怪人を見るに、ノミってこんな姿をしてたのかと思うと同時に、ノミ怪人は「恐怖心を取り除く血液エキス」を体内で精製し、それを人に移すことでその副作用である「臆病ホルモン」に転化してしまう能力を湯していました。
このエキスや副作用の産物であるホルモンは、病原菌の源が連想されますね。
そういう意味では、ノミをモチーフにした怪人もありかな、なんて思いました。
仮面ライダーBlackは仮面ライダーの原点回帰以上の仮面ライダー0号を目指していましたから、そこに登場する怪人もそういうことを意識していたのでしょうけど、そういう意味での王道からは外れていた怪人だと思います。

ノミだけに、俊敏性が最大の特徴であるところ、ライダーパンチで足を破壊されたところで勝負はありました。
恐怖はそれに打ち勝とうとする気構えこそが最大の人間のチャレンジであり、そこを無視してエキス注入によって恐怖心を無くしてしまうことは、人間性の無視もいいとこでした。
だからゴルゴム怪人だったんでしょうけど、こういうところを仮面ライダーBlackに対する武器として有効に使えていなかったところにノミ怪人の弱さがりました。

まあ、創造主でありながらゴルゴムは仮面ライダーBlackの弱点を人間側から探ろうとしたところで巻けていましたね。
ノミ怪人①

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化身忍者第1号~毒うつぼ4

毒ウツボ
「毒うつぼ」

仮面ライダーもショッカー怪人も正式には改造人間でした。
でも、一般には怪人とされ動植物の特徴を盛り込んだものでしたけど、話し進むうちに当初動植物の外見上の特徴は影薄くなっていったような気がします。
それでも、ストーリー上のテンポや怪人の特徴など、潜在的な面白さがあって最後まで見ていました。
その怪人の外見上の特徴を、時代劇に転化して強烈な感じにしたのが「変身忍者・嵐」にでてきた化身忍者でした。
秘術「人間変身の秘伝書」を元に生み出される怪忍者が化身忍者ということでしたけど、忍者の外見を保ちながら、実は一種の改造人間であることに時代劇ならではの忍術を持ち込んだのは、非常にコンセプトが良かったと思います。
その忍術が、外科的手法なのか呪術的手法なのかは明示ものの、そういうことが明かされていなかったからこその面白さがあったと思います。

時代劇、しかも忍者の忍法やその存在をテーマに仮面ライダーのようなものを作ろうとした展開は「変身忍者・嵐」を生んだと言うことになると思います。
この「変身忍者・嵐」の頃は変身ブームも落ち着こうとしていた頃でしたけれど、そこに出てくる血車党の化身忍者にはその昔、ショッカーの改造人間が出てきたばかりの頃を思い出させてくれてありがたかった気がします。
化身忍者第1号であった毒うつぼ、個の化身忍者には目を丸くした思いがあります。
忍者組織の棟梁的な存在であった毒うつぼは、顔面と腕以外は忍者のような井出達でしたね。
だから余計に顔面印象が強烈で、それでいてとんでもない超能力か忍術を持っていそうな雰囲気がありました。
それは怪力の持ち主であることはもちろん、身体に巻き付いていた巨大うつぼは毒うつぼの身体の一部でありそうなところ、脱着可能という優れもので、毒うつぼの意のままに動いていました。
そして毒うつぼの名の如く、口からは黄色い毒煙を吐くという能力は、まさしく怪人そのものでした。

これが忍者なのか、という感じもありましたけど、忍者が秘伝の忍法などを使って怪人化するとこうなってしまうのかという意味では斬新そのものでした。
化身忍者というイメージは、主人公・嵐に象徴されていましけど、血車党側の怪人ももう一つの主人公になっていたことで効果を上げていましたから、まさしく時代劇版仮面ライダーのようでもありましたね。
毒ウツボ⑥
毒ウツボ②

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ミュータンロボ第1号~イツツバンバラ3

イツツバンバラ
「イツツバンバラ」

1973年か74年ごろ、超能力者とされたユリ・ゲラーの登場で超能力ブームがありました。
オイルショックと相まってこの頃の象徴的なブームでしたけど、折からの変身ブームが下降気味となっていた時期でもありましたから、一味加えた要素をどこかで求めていたのかもしれません。
その超能力ブームにのって、イナズマンの放映が開始されました。
この頃になると漫画はあまり読んでなかったので、イナズマンの予備知識みたいなものはなく、新人類と称される超能力者の象徴帝王バンパの作り出すミュータンロボに興味が湧いて、よくテレビを見ていたものでした。
ファントム軍団とされる帝王バンパの組織から創出されるミュータンロボは、帝王バンパが超能力者であったため、様々な超能力を与えたロボットだと思っていました。
真実は分りませんが、その第1号ミュータンロボ・イツツバンバラを見た時は、ロボット言うより歌人というイメージの方が強かったですね。

イナズマンに限らず、仮面ライダーもバロム1も、変身忍者嵐に出てきた怪人や化身忍者も、通常の人間では持ち得ないはずの能力を持っていたのですから、見方を変えればそういう者たちも超能力者みたいなものだったかもしれません。
しかし、超能力HEROとしてイナズマンは登場してきたのですから、ミュータンロボもそういう目で見るのが当然だし、同時期にブームとなっていた超能力をモチーフにしたようなものでしたから、これまでの怪人たちとは一線を画すように見ていましたね。

イツツバンバラはその超能力も去ることながら、デザインと造形という見た目でショックを受けましたね。
トーテムポールに5つのデスマスクといったデザインで、下から2番目のマスクの口から火柱を立てていました。
これをより強力にした強力火柱責めという能力も発揮していましたけど、今にして思うのは何故5つのデスマスクがったのかということです。
特撮技術的に無理があったのでしょうけど、5つのデスマスク全部に特殊能力を演じて欲しかったですね。
そして、地割れ崩し。
これこそが実はイツツバンバラの最たる超能力ではなかったのかと思うのは、地面に立ってるビルはそのままで地面だけが避けていくという不可思議な現象が起こっていたことにありました。
それでも唐辛子のような姿のイツツバンバラには、色合い的に火が似合っていましたね。
トーテムポールのような井出達では動きが取りずらかったのは分りますが、そのためにイツツバンバラの動きが本当にロボットのように見えたのは、ミュータンロボの先駆けであったことに起因すのでしょうかね。
とにかくユニークなロボットらしい怪人でした。
イツツバンバラ⑤
イツツバンバラ⑥

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クライシス怪人第3号~ガイナギスカン4

ガイナギスカン
「ガイナギスカン」

仮面ライダーBlackRXの敵となったクライシス帝国の4大隊長の一人、ボスガンは騎士(ナイト)の称号を持っていたらしいですが、その割にやっていたことはまさしく逆のことがほとんどでした。
4大隊長は皆、ジャーク将軍も含めて個性的で独特な存在で面白味を感じていましたけど、ボスガンに関しては卑怯者というイメージが強く、物語が進行するにつれ、ボスガンの配下にあった怪魔獣人は徐々にその色を濃くしていった感がありました。
地球と怪魔界は真逆の世界であり、同時に存在し得る者ではないため、異空間トンネルのようなものがあって初めて行き来できるもののようでしたけど、怪魔獣人第1号となったガイナギスカンは怪魔界にのみ存在し、怪魔界に来てしまった仮面ライダーBlackRXと相まみえていましたね。
ガイナギスカンは砂の砂漠において貴重な資源となっていた水の発掘を巡ったクライシス帝国の反逆者を監視する役目を担っていました。
砂漠と言えば風がついて回るのは、地球も怪魔界も同じだったようです。
風の騎士の異名を持ったガイナギスカンは、怪魔界に引きずり込んだ仮面ライダーBlackRXに対し、対等の位置に置いての戦いを挑む騎士道精神を持ったような怪魔獣人でした。
騎士の名の如く、類稀なる馬術の腕前を持ったその腕前には大型の槍を見事に使いまわすという能力も見せ、その精神と共に見せつけたその精神は、上司ボスガンとは明らかに違った騎士そのものだったと思います。
ガイナギスカン③
ガイナギスカンの最大の武器は、両腕から風速100mの猛烈な突風『風魔ハリケーン』を放つ能力でした。
この能力と馬術、それに大型の槍を使いまわす状況を思い、まだパワーアップして間もない仮面ライダーBlackRXの対決は、状況的にもガイナギスカンが有利に見えました。
対等で正攻法を取ろうとするガイナギスカンと、それ応えようとする仮面ライダーBlackRXの戦いは、怪魔界の独特な砂漠において繰り広げられようとしていましたから、余計にガイナギスカン有利に見えたものですが、なんとオルゴールの心地よい音がガイナギスカンにとっては大きなアキレス腱になっていたため、戦闘中にこれに仮面ライダーBlackRXが気づいたことから形勢逆転となっていました。

「あと数時間もすれば一瞬ではあるがこの怪魔界へ太陽の光が差す。その際にRXとなるがいい。変身する瞬間に俺はお前を殺す。貴様との決着はその時だ‼」としたガイナギスカンに対し、オルゴールの音が止むのを待った仮面ライダーBlackRX。
ここは実にお互いが正攻法に構えた戦いであって見事な感じがしましたが、一旦形勢逆転となった戦いの状況の流れは帰ることが出来なかったようで、最期はリボルクラッシュで決着がつきました。
闘えたことを誇りに思うぞ、、、と言葉を残していったガイナギスカンは、実に見事な騎士・戦士でしたね。
ガイナギスカン⑥

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ゴルゴム怪人第3号~クワゴ怪人3

クワゴ怪人⑦
「クワゴ怪人」

ゴルゴム怪人って、暗黒組織ゴルゴムが人間に動植物の能力を移植し、何万年も生きられる生命力を宿させる怪人でしたが、その源となる動植物は太古の昔から生き長らえてきたもので、改造手術の上で出てきた者は知能的には人間を感じるものの、外見と能力的には動植物の特性がより強いものと思っていました。
だから、源種を思う時、それなりに理解・解釈できなければいうけないところ、それがクワゴ(桑蚕)と来て分かる人はほとんどいなかったかもしれません。
仮面ライダー初期の改造人間の中には、そういう意外な動翼物がエッセンスとなり、特撮HERO番組でありながら、動植物の図鑑を見るかのような教育番組のような側面がありました。
仮面ライダーBlackは、いわば仮面ライダー0号を目指した番組でもありましたから、ゴルゴム怪人によってそういう側面も引き出そうとしていたのかもしれません。
クワゴはカイコの源種ということで、そこには蚕を包む糸がテーマとなりそうですが、それも蚕が分かればこその設定だったと思いますね。

糸を武器に出来そうなのは、何も蜘蛛に限ったことではないです。
蜘蛛は糸を吐き出し、ある種自分の武器のようにしますが、クワゴは身を守り成長させるものとして使われていたものですが、そこから発展した蚕は大変に人間にとって役立つものでした。
まさしく、糸ありきの生物ですが、これをゴルゴム怪人に生かそうとするとやっぱりクモ怪人のようになってしまいます。
しかし、それでも姿を現したクワゴ怪人はデザイン的に優れたものでした。
クワゴ怪人を考えた人って、相当そういう方面に造詣が深い方だったんでしょう。

クモ怪人と同様、クワゴ怪人の吐き出す糸は何重にも巻き込むことで、鋼鉄状の糸のように頑丈で丈夫なものだったと思います。
クワゴ怪人は、腹部も含めて6か所以上の意図を吐き出す器官を持ってましたから、仮面ライダーBlackもあっという間に丸め込まれたシーンがありました。
仮面ライダーBlackがキングストーンを体内に備えた改造人間でなければ、当然のようにキングストーンフラッシュは使えなかったわけですし、このキングストーンフラッシュによって窮地を脱しなければ危なかったという強力さがあったのがクワゴ怪人でした。
ただ、生命力豊かなゴルゴム怪人としては、その特徴はなかったかなと思うんですけど、そこも含めた設定とデザインが施されていれば、物語ももっと深く違ったものになったんでしょうね。
クワゴ怪人③

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