HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

タグ:改造人間

5
「ナメクジラ」
ナメクジラ①
ショッカーの改造人間だから、モチーフは一つの動植物なんだけれど、ナメクジラが登場した話は人工頭脳の争奪戦で最後にはショッカーが奪取し、それをナメクジラに植え付けることで強化しましたが。強化後のナメクジラの鳴き声がどこかクジラの鳴き声のように聞こえましたから不思議な感じはありました。
後にショッカーはゲルショッカーに改偏され、その改造人間も2つ以上の動植物をモチーフとした合成改造人間となりましたから、その時にあの時のナメクジラは合成改造人間の走りだったのではないかと思いましたね。
ナメクジラはナメクジの改造人間ですが、強化される前は溶解液を吹き出し、身体を軟体化できる能力を持っていました。
身体がほとんど必要以上に水分だけのような改造人間でしたけど、ナメクジと言えば潮に弱いという特徴は排除されていたところが面白かったように思います。
でもこれだけでは生体改造の目的を達していなかったことは、人工頭脳の奪取を任務としてことからも再改造による強化が目的の1歩であったことは明らかで、意外なコソ泥の登場でその争奪戦になったことが大幹部死神博士の予想もしなかったことでしょう。
でも、そのコソ泥を巻き込んだ人工頭脳の争奪戦が面白く、ショッカー時代はこうしたユニークさが盛り込まれ単なる特撮ではなく、盛り込み方もよかったと思いましたね。
ナメクジラ③
人工頭脳を埋め込まれたナメクジラは溶解液ではなく、火を吐くようになりこれが当初のガスタンク爆破の目的への第1歩となっていましたけど、その強化はナメクジラの身体の更なる軟体化にもつながっていたように思いました。
思うにそれは格闘戦には役に立たず、仮面ライダー2号との戦いではほとんど劣勢であり、しかし、ライダーキックに耐えてしまったのは身体の軟体化が役に立ったとみています。
しかし、劣勢であったことは変わらず、仮面ライダー2号のライダー二段返しでより強烈にたたき付けられてしまったことは、いくら軟体化とは言え実体はあった訳ですから、身体の1点に攻撃されるよりも攻撃される面積が多ければ防ぎようはなく、ここに格闘技家でもあった仮面ライダー2号のセンスを感じましたね。
ナメクジラ②


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3
「キーマンジョー」
キーマンジョー
錠前は昭和の時代のもので、今時こんなものを使う人はいないでしょう。
錠前という名さえ知らない人がほとんどで、錠前を知る人はある程度年を重ねた年配者なんでしょうね。
それでもこの錠前は身近なものだったと思えず、これを改造人間のネタに持ってきてしまうのは安直であり、早計過ぎたと言えるでしょう。
仮面ライダースーパー1に登場したキーマンジョーがそれですね。
錠前をそのまま怪人体にしたのではなく、錠前を上半身の胴体とし、左腕の鍵を胴体の錠前の鍵穴に埋め込むことでキーロックパワーを発動することが主でしたけど、仮面ライダースーパー1に限らず、歴代の仮面ライダーは改造人間たる超力を有していたので、仮面ライダーに変身する前の人間体に仕掛けるしか使用の効果を上げることはできなかったでしょう。
仮にその人間体にキーrockパワーを発動できたとしても、決め技がきちんと備わっていなければ無意味でした。
キーマンジョーの左腕はブーメランになったり、鍵爆弾になったりしたようですけど、変身前の人間体とは言え仮面ライダーであることが本来の姿と能力でしたから、なめてはいけませんね。
特に仮面ライダースーパー1は拳法家でもあり精神鍛錬は並外れたものありましたから、キーにロックされたとしてもその鍛錬された精神力で変身藻できたはずです。
この錠前はエレキハンドのエレキ光線で破壊されていましたけど、そのパワーでも粉砕可能だったでしょう。

ジンドグマははドグマとはドグマとは異なる組織でしたけど、こうした単純なものを素体としたものよりもジンドグマになってもドグマ時代のドグマ拳法の使い手であって欲しかったですね。
キーマンジョー③


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3
「オカッパ法師」
オカッパ法師
現実の動植物でなく、架空のいわば化け物をモチーフにしてしまうことはそれまでも何度かありました。
コミカルさもありがちなところを見ると分かるような気もしますが、オカッパ法師の場合はやり過ぎだったように思いますね。
河童の改造人間という訳の分かったような分からなかったような設定は、頭の上に載っていた皿がキーでしたね。
その皿を投げつける皿爆弾、さら自体に敵をのっけて追放したり自分がその皿にのってやってきたりと使う方もいろいろあった訳ですが、その体、特に背中の甲羅が異常なほど頑丈でスカイライダーのスカイキックですら跳ね返してしまうほどでした。
また口から黒い布を吐き出して相手をぐるぐる巻きに拘束し、じわじわと締め付けて最終的には圧殺してしまう「カッパ巻き」とカッパに纏わるあらゆるものを利用した強豪でした。
度を過ぎたコミカルさが隙を見せなければ、この「カッパ巻き」で仮面ライダー2号が占め倒されるところでしたけど、よくよく見てみれば強豪改造人間には違いなかったので、このコミカルさを少し抑えて演じてほしかったと思いましたね。
オカッパ法師③
それにしてもオカッパ法師の頭上の皿をどうするのかと主tt見ていました。
オカッパ法師には常にアリコマンドが水分補給の任を負って存在していましたが、そのアリコマンド自体を倒すこと自体は仮面ライダーなら容易いことでしたでしょうけど、そのアリコマンドの任の重要さはオカッパ法師も理解していましたから、容易くはなりませんでした。
強豪改造人間だっただけに、うっかり近づくことも出来ず、どうするのかとおもっていましたけど、結局アリコマンドを整理した上で背後を取りバックドロップでその皿をたたき割るということになりました。

この頃のスカイライダーはセイリングジャンプを使わず、そのセイリングジャンプで頭上から垂直降下してオカッパ法師の頭上の皿を狙うとか、スカイターボを使った体当たりでオカッパ法師のボディバランスを崩した上でオカッパ法師の皿を狙ったパンチキックを浴びせるとか攻撃法はいろいろあったでしょうに、スカイライダーのの技にこだわり過ぎた嫌いはありました。
こういう敵に対しては、仮面ライダーとしての基本能力の応用とシンプルさが最も効果があっただろうと感じていましたね。
オカッパ法師⑤


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5
「マシーン大元帥」
マシーン大元帥③
デルザー改造魔人は皆、何らかの曰くつきの亡霊のよう異物的存在でした。
その中には妖怪だけではなく幽霊も化け物もいたわけで、伝説上の存在だけのものもありました。
しっかり具体的に存在が確認されたわけではない存在の末裔だっただけに、得体のしれぬ恐怖感があったものです。
そうした存在は第1期改造魔人と第2期改造魔人と色分けされて登場してきましたが、第2期となると半機械人のような設定となりながらも、得体のしれない何かの末裔というところは踏み外さなかったところがよかったと思いますね。
その第2期デルザー改造魔人のリーダー的存在が、マシーン大元帥でした。

棺桶に乗って飛行し、最初の仮面ライダーV3との対決ではその棺桶に身を隠して去っていったところや、その体に浮き出ていた血管のようなもの、皮膚が引きはがされて肉がむき出しになったような体つきを見るに、マシーン大元帥はミイラ男の末裔ではないかと感じていました。
来日する寸前までエジプトを主戦場としていたところがその根拠の一つでもありました。
得も言われぬ恐怖感は、ミイラは身体の内部をすべて取り出されて綿などのものを詰め込まれて遺体を保存されるところ、そこに何らかの魂が宿って動くはずのないミイラ体の身体が動くところからのものです。
遺体のミイラ化はエジプトに始まるようですが。そのミイラ体が動くことだけでも信じられないところ、末裔までいたとなるとマシーン大元帥を生み出した者は単なる人間ではなかったのでしょうね。
人の恐怖を存在の糧としている魔物、いや人の存在するエリアには存在しない魔界の主のような存在が作り上げたのかもしれません。
マシーン大元帥⑤
ミイラの体の中は詰め物だけのはずですから、その魔物の主のような存在がこれまで改造人間を使って効果があったと解されるメカを持ち込んでその体を強化したり武器化したりすることもできるはずで、マシーン大元帥がレーザー砲を使うことに驚きはありませんでしたけど、「魔のピラミッドレッドバリアー」となると内蔵したメカだけでは説明がつかず、こうした特殊能力を持たせた魔の世界野能力と思うしかないのかもしれません。

戦術的に優れていたとされるのは、配下の磁石団長やヨロイ騎士が仮面ライダーV3やライダーマンを捕獲したためだろうと思われますが、それぞれ特有の戦闘員を多く有していたことで気を取られて隙が出来たためと思われます。
出来れば、7人の仮面ライダー全員を相手に立ち回り、最後は仮面ライダーストロンガーと対峙知った押されるところが見たかった気もしますが、マシーン大元帥のような存在が出てくるには時代が早すぎたのかもしれません。
マシーン大元帥④


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5
「死人コウモリ」
死人コウモリ⑥
造形的にもデザイン的にも名作だった死人コウモリ。
吸血能力に優れ、仮面ライダーが持たない飛行能力を持ち、手先の鋭く大きなカギ爪で攻撃する能力は、一度仮面ライダーV3を破り、弱音まで吐かせた強豪改造人間で、大幹部・ツバサ大僧正の正体だけあったと思います。
仮面ライダーV3の両足を抱えて飛び上がり、自慢の飛行能力で空中では抵抗の利かない仮面ライダーV3を横に振り回して、放り投げる「V3キラー」という大技を持っていたことが対仮面ライダーV3用の対策としては大きいものでした。
両足を抱えられ行っていた横振りも高速回転だっただけに、仮面ライダーV3の平衡感覚とかバランス能力を失うことは、その高速回転が横ぶりだっただけに淵回された仮面ライダーV3には大きな遠心力がかかり、体中の血液が頭部に行ってしまうということは頭に血が上って戻らず、一種の興奮状態となって冷静さを取り戻せないというような状態にさせられたということだと思われます。
飛行能力を持ったショッカー~デストロン迄の改造人間は幾体かいたと思いますが、こういう技まで繰り出す強烈な飛行能力をもった改造人間んはいなかったと思われますから、相当強力だったと思いますし、sれだからこその大幹部の正体の改造人間だったと感じました。
仮面ライダーV3が死人コウモリと戦うには、この「V3キラー」に持ち込まれないよう戦いを進める必要があったはずですが、なんせ仮面ライダーが持たない飛行能力を持っていたわけですからそれも相当難しいだろうと思われます。
持っていた大きなカギ爪で攻撃仕掛けられるものですから。うっかり近づくことも叶わず、毛面ライダーV3としては空中で自分で動ける時間を持つことが肝要となったはずです。
おそらく「V3キラー」を食らったことで、この技の空中回転が横ぶりであり、これを逆利用することが自分で空中における活動時間を持つヒントになったと思われ、それがV3マッハキックを生み出すこととなったと思われます。
死人コウモリ②
仮面ライダーV3にはV3グライディングマフラーがあり滑空能力があったはずですが、仮面ライダー1号から受け継が大きな能力には類まれなるジャンプ力があったはずですが、そのジャンプ能力と滑空能力ではこの死人コウモリの飛行能力には対抗できなかったでしょう。

死人コウモリには、「ヒマラヤの悪魔」というビールスが内蔵され、長い舌でそれを打ち込むことで死人コウモリの命令しか聞かない犠牲者を増やして世の中を圧するという使命がありましたが、どっかで聞いたことがある物語だなと思っていたら。ショッカー初代幹部・ゾル大佐の正体だったぷゴン狼男の時のウルフビールスを展開した物語を踏襲したものだったようです。
芽個のウルフビールスの話を名作として捕らえて踏襲したようですが、死人コウモリの物語をオリジナルとして展開しても不自然さがなく、より効果が上がっていたような気がしました。
死人コウモリ①



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4
「カビビンガ」
カビビンガ②
面白いと思いましたね、カビを改造人間のモチーフに持ってきたのは。
カビは陰湿で湿気の高いところに生えますから、水分が必要となるわけです。
カビを人に移植して改造人間とすることは、人の体の水分を養分としなければカビは生え続けられず、改造人間とは言え、その体の主たるところは人体ですから常に水分捕球が必要となるわけです。
カビビンガの身体をよく見てみると、人体にカビを移植したというよりカビを生えるさせていたようで、カビが生える皮膚は鉄製の皮膚のようで特に頭部はまるで仮面ライダーの頭部のようでした。
身体は身体として生存させてカビが生えやすいようにしたのか、体内までカビを生えさせて肝心の心臓と頭部だけ鉄製にしたのか分かりませんが、生体改造を得意としていた大幹部・死神博士の配下らしい改造人間でした。
カビビンガは、自分の体の生えていたカビを剥がして投擲します。
これは殺人カビという特殊なカビの繁殖を使命としていたため、自らの身体に生えていたカビも殺人カビだったため、武器となったわけです。
それと同等に剣技の使い手で、ショッカー戦闘員と共に仮面ライダー2号とのやり取りも一つの見どころになっていました。
カビビンガ③
カビは水分を必要としますが、オイルとなれば別でした。
オイルと水は相容れないためで、カビ繁殖には反比例し、オイルがしみ込んでしまえば火を放つと燃え盛り、カビどころかその体まで燃え尽きてしまうわけです。
ただ、水さえあればカビの繁殖力は強く、そこに目をつけていただろう大幹部・死神博士らしい発明だったと思いますね。
ただ、水分を必要としたカビビンガが、オイルに弱点があってそこを気取られて怯み、戦いの中で水分補給もままならず、そこにライダーキックを打ち込まれれば体力を失い気後れしたカビビンガには結構な有効打だったわけです。
カビビンガ


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4
「ヤマアラシロイド」
ヤマアラシロイド②

仮面ライダーZXはバダンが作り上げたパーフェクトサイボーグだということでしたけど、人間を素体としながらその肉体機能はほとんど残っていないバダン科学陣が作り上げてしまった奇跡の改造人間だったのかもしれません。
自我意識が残っていないはずのところ、それを取り戻してしまったのは肉体に纏わる政審世界の奇跡だったかもしれず、それだからこそより強力で応用の利いた立ち回りが可能であったからこそ、バダンの刺客を時に他の仮面ライダーの力を借りながらも駆逐していったのでしょう。
奇跡の改造人間かもしれなかった仮面ライダーZXをどう処置するかは、バダンの沽券にかかわることですが奇跡を2度起こすというか、それまでのバダン改造人間の大幅なレベルアップは必要不可欠であったところ、いわゆるパーフェクトサイボーグのような存在が2体ほど出ていたように思います。
これはUFOサイボーグという強化改造人間のことですが、自我意識が強ければ強いほどリーダー格のようになり。その自我意識はより組織への忠誠心だったと思われます。
それはタイガーロイドとヤマアラシロイド。
ヤマアラシロイドは人間の血液を得ることで倒されたバダン改造人間の再生を目指したということで、組織への忠誠心というよりは組織の命に沿って行動してたために位が一つ上だった印象です。
ヤマアラシをモチーフにした改造人間はこれまでにも何体か出てきました。
それは体毛のようなものを針として武器とし、防御の際にも利用したものでしたけど、ヤマアラシロイドのその針はこれまでのものよりもさらに長く、手に持っての武器としても使用していました。
その針の硬さ、鋭さもより強化されており、鋼鉄よりも硬くて丈夫な上に貫けぬものなどないほどの強力さがあったと思います。
仮にもリーダー格のUFOサイボーグでしたから、立ち振る舞いにもしっり自我意識があって組織からの命でなくても自分の判断で行動していたようなところが強力さを増して、それだからこそのリーダー格UFOサイボーグだったように思いますね。
その自我意識が組織でなく、もっと開放されて外に向いていたのなら第3勢力にもなり得た存在、それをヤマアラシロイドには感じていました。
ヤマアラシロイド


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3
「シャボヌルン」
シャボヌルン②
石鹸は時代が進んだ今でも使ってますけど、その生成を考える時、毒を盛り込んで生成することは無理です。
そんな石鹸をモチーフとし、身体その者が石鹸であり。自らの身体を溶かして液体として噴射する能力と武器を持つのがシャボヌルンでした。
大体、ジンドグマ独特の生成と要素で出来た石鹸とはいえそのどこに人間を盛り込ませるのか、あるいは人間の体のどこにその石鹸を盛り込むのか不思議なことです。
個人的には改造人間と怪人は別物と考えたいので、石鹸に命を持たせること自体大きな無理がありました。
有り得ない物体を改造人間、或いは怪人としてしまうのだから特撮なんでしょうかね。
この手の改造人間はキックやパンチといった物理的攻撃を受け流して効果がりませんが、シャボヌルンと対峙した仮面ライダースーパー1にはファイブハンドがあり、冷熱ハンドがあったのですから冷凍ガスで固めてから、キックで倒すよりも、火炎放射で溶かしてしまえば、頭部どころ身体全体が石鹸なのですからすべて溶けて復活されることもなかったと思いますが、、、
キックで倒すことが第一義であった仮面ライダーは多かったですけど、仮面ライダースーパー1の持っていた武器であったファイブハンドは牽制技を繰り出すものじゃなく、決め技にもなり得たはずですからそれを見てみたかった気もしました。
シャボヌルン


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4
「ウニデーモン」
ウニデーモン
ウニデーモンが登場した話は、キレーダというダンサーが本当に美女で、おもわず「キレイダ」と言ってしまいそうなのが印象的でした。
醜い鬼と美女のコントラストが面白かったのかもしれず、そこが見どころだったのでしょうけど、肝心の改造人間より美女の方に目が行ってしまうのは人間の性なんでしょうけど、盗撮番組としてはどうかなと思うこともありました。
そのキレーダの身に着けていた宝石が、悪人が密と災いが起こるという魔法の石で、これを奪うことで全国の母親たちを鬼に変えてしまうというのがネオショッカーの作戦の柱だったのですけど、そうすると全国の母親は皆悪人ということになってしまい、その宝石の魔力はそこにとどまらない正反対の魔力もあったと思われます。
この宝石をウニデーモンが奪取し、脳に移植させることでこの巨泉を浴びた者は悪に¥の心を持ってしまうという効力を持つことになっていましたが、この宝石を身に着けたことでウニデーモンの弱点が明らかになってしまうという側面もありました。

鬼は鬼なんでしょうけど、ウニデーモンはその名からどこに雲丹の要素があるのかと思ったのですが、何のことないウニデーモンの頭部と上半身の棘が雲丹の棘の強力番で、ウニデーモンの武器であったこん棒の棘もそうだったみたいですね。
ただこの強力な棘の中は発火性物質があったみたいで、特にこん棒ですね、
使い方が荒すぎて命中することはなかったですが、地面等に打ち付けてしまううと爆破力が表現されていました。
そんなこん棒は力がないと使えないものと思いますが、ウニデーモンの最大の特徴はこん棒を振り回す怪力にあったのでしょう。
怪力過ぎて全品これ筋力の塊のような改造人間でしたけど、これに対抗するにはパワー系仮面ライダーがよかったのでしょうね。
その仮面ライダーが仮面ライダー2号でしたけど、ウニデーモンの怪力には及ばなかったものの宝石を移植した額が仇となってそこにライダーキックを食らって倒されてしまったのは、ネオショッカーもウニデーモンも宝石の魔力に目がくらみ、移植という改造人間の弱点をさらけ出すことことに気づかなかったことが大きな要因でしょう。
ウニデーモン④


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3
「バショウガン」
バショウガン②
仮面ライダーの初期、ショッカー草創期の改造人間たちが登場する話は決して名話ではなく、そこに出てきた改造人間自体がモチーフの目の付け所がよく、手作り感満載だったということでの傑作が多かったという印象です。
特にサラセニアンの出来は格別で、殆どサラセニアン自体が言葉を発しないところにその体色効果を上げるための背景がよく、不気味感満載で仮面ライダー自体が怪奇番組だったことがうまくは寧されていました。
今でもそうですが、サラサセニアンはサラセニアンが考案され登場した時代が背景としてあってそおの時代だったからその時だったからよかったというもので、同じようなことを経過した時間を度返しして今やっても面白くないものです。
仮面ライダーV3において、ショッカー草創期のリメイクのような取り組みをした時期があったらしく、リアルタイムで見ていた時はツバサ一族の話なのに植物型改造人間が出てきたのは何故と思いつつ、バショウガンにどこかサラセニアンを感じたのは食虫植物をモチーフにしていたためだったかもしれません。
浮揚植物の一種が食虫植物であってバショウガンだったとしたら、その葉が翼のように見え、或いは感じられて傑作だったかもしれません。
植物が成長の度に葉や茎が絡み合い、翼のように見えてしまうことは特撮の世界ならあったでしょう。
仮面ライダーV3もツバサ一族編となり、飛行能力がないことが仮面ライダーの弱点であり、それは仮面ライダーV3に限ったことではなく、そこを秀でたジャンプ力で対抗していたことが面白みであったことから、ここでショッカー草創期の話のリメイクをする必要はなく、扶養欲物の食虫植物として「カエンバショウ」という架空の植物を出した方が、オリジナル感もあって仮面ライダーらしかったではないでしょうか。
バショウガン
カエンバショウは樹液と花粉に毒を持ちという設定自体よりも、ツバサ一族の改造人間でしたから飛べるか飛べないかが問題であり、そこが謎のまま倒されてしまっては番組の流れに背いてしまったと思われても致し方ないことかもしれません。
バショウガン自体は葉や茎、蔦が絡み合い、蔦が鞭のような使われ方をしたとか、ほとんどしゃべらなかったこと自体、改造人間としての出来は良かったと思います。
バショウガンのモチーフ設定の問題に難ありでしたね。
バショウガン③


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