HEROブログ~憧れた風と光の戦士たち

憧れた昭和の仮面ライダーとウルトラシリーズを中心に大真面目に・・・

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仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士

















「仮面ライダーSpirits~愛・強・正義の戦士」

物語は仮面ライダーアマゾン編に移り、九州から沖縄への転換の端境期に仮面ライダーストロンガー編へと移りました。
仮面ライダーZXは北海道から京都、四国、島根を経て九州・阿蘇へと転戦していきましあから、東海・富士山麓で戦う仮面ライダーストロンガー編には登場しませんでした。
九州・阿蘇から沖縄へと転戦する中でいきなり東海へというのは物理的に無理がありました。
なにより、仮面ライダーZXがメモリーキューブを装着されて自我意識を取り戻す前にコマンダーというバダン超兵士として仮面ライダーストロンガーと戦い、チャージアップ状態の仮面ライダーストロンガーを凌駕するような戦いぶりは、思わず戦死したタックルを意識した仮面ライダーストロンガーの決死の超電子ウルトラサイクロンで敗れ去りましたが、仮面ライダーストロンガーをボロボロ状態にしたことはいわば因縁めいた関係になってしまったことで、登場させられなかったと言うことの想いの方が強いですね。
それ位、仮面ライダーストロンガーとタックルの関係は、ともに戦った戦士通しと言うこと以上に思いが交錯していたのでしょう。
それにしてもバダンが世界中の科学者を拉致して協力させた科学力は大したものです。
戦死したタックルのみならず、改造手術が失敗して破棄されてしまった素体まで複製させて利用しようとしたわけですから。
バダンによって再生させられた改造人間のみならず、タックルにしても魂などなく、仮面ライダーストロンガーはそれが分かっていても再生タックルのウルトラサイクロンを浴びてしまい、生命活動の維持すら危うい状態になってしまったのは、タックルとの関係が一筋縄ではいかず、分かっていても抵抗するなどという気持ちも起きず、、、と言うことなんでしょうね。
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士③
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士②







































仮面ライダーストロンガーがブラックサタンの改造手術を経て登場する前のことは知りませんでした。
改造電気人間ということが最初から意図されていたとなると、その生体手術は相当困難であったのはメカ的要素が多く、生きながらスパークさせることが必要だったために困難だったはずです。
仮面ライダーストロンガーが登場する前の被験者がいたはずで、それが城茂の親友であったことが自ら生体改造を望んでいたことにつながり、しかも仮面ライダーストロンガーとなってからはただならぬ関係となったタックルが絡むとなると、再生されていたことが分かっていたとしてもお前にならやられてもいいか、、、という気になってしまったことは、後に後悔したはずです。
被験者として廃棄されていたその親友の姿であったスパークの姿を見たことで、その後悔はまだ自分たちは勝っていないというそれまで以上の気持ちが湧き出ることとなり、復活するには親友であったスパークのパーツを利することは、必要だったと言うことでは済まされない覚悟が出来上がったと思いますね。

変身不能となった風見志郎が助太刀のような形で参戦していましたけど、変身不能状態ではやれることに限りがありました。
だから、この仮面ライダーストロンガーのこの上ない覚悟が必要だったと思われますね。
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士⑤
仮面ライダーSPIRITS~愛・強・正義の戦士⑦






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仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父
「仮面ライダーSpirits~帰還・燃える巨人・魂と共に・セットアップ・父」

仮面ライダーXの変身と言えば大変身ですが、仮面ライダーV3によって埋め込まれたマーキュリー回路により仮面ライダーXの体内におけるエネルギー循環が活発化し、いわゆるパワーアップした変身方法でした。
仮面ライダーは人間の体内にメカを持ち込んだ改造人間ですが、このメカの部分をあからさまにしたのが仮面ライダーXであり、タイフーンから風力エネルギーを取り込むことは従来の仮面ライダーと変わりませんが、マスクから太陽エネルギーを取り込み、風力エネルギーと融合させる初のハイブリットエネルギーを利した初のケースでしたが、風力エネルギーでは胴体しか変身できないもののレッドアイザーとパーフェクターを装着しないと完全に変身が完了しないところに仮面ライダーXの若干の弱みみたいなものがあったようです。
風力エネルギーと太陽エネルギーの融合はパーフェクターの装着で融合されるわけですから、仮面ライダーXのダイナモは実は頭部にあったとみるべきで、このわずかな弱点を埋めるようにマーキュリー回路が埋め込まれたわけですから、パワーアップ後の仮面ライダーXのメインダイナモはマーキュリー回路に移行したわけです。
つまり、仮面ライダーXには2つのダイナモがあったわけで、GODを表向きの姿としたバダンの策略との戦いは敵の数の多さと比例するように時間的に長引き、そこに真空地獄車という多量のエネルギーを消費してしまう大技を何度も使用したことでマーキュリー回路にかかる負荷が限界を超えたため、マーキュリー回路が一時停止状態となりました。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑥
キングダークの体内では復活していた呪博士と、その呪博士の復活に呼応するようにGODに利用されていた科学者の霊魂が現世にさ迷うような事態となった中に、仮面ライダーXの父親あり生みの親である神博士も出てきましたが、これは捕獲され利用されようとした滝和也をダシにRS装置稼働の動きの流れの中のことでした。
キングダークの外側では、仮面ライダーXと再生アポロガイストの攻防でしたけど、キングダークの中でのRS装置稼働の攻防は神博士抜きでは語れず、外側では月面から仮面ライダーZXが復帰を果たしたことでキングダークの攻撃機構が破壊されたことで、キングダーク自体が大首領の目の前に送られそうになっていました。
大首領復活のための灯としてキングダークが利用されようとしたわけです。
滝和也の目を通してキングダークの体内にいながら仮面ライダーXの制作者である神博士が、神博士の知らない仮面ライダーXをマーキュリーという叫びにも似た言葉で察するところに、仮面ライダーXの尽きぬ成長があったわけですけど、それはダイナモが実は2つあったんだということに気づかされたわけです。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑦
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父⑧
仮面ライダーZXの復帰と活躍により、キングダークが大首領復活の灯になることは防がれ、これまたマーキュリー回路の一時停止からセットアップで復活した仮面ライダーXがキングダークを仕留めるときに使用した大和は、当然のように真空地獄車でした。
仮面ライダーXは深海開発改造人間であったことと真空地獄車を思うとき、仮面ライダーXのハイブリットエネルギーを全面的に無駄なく使おうとすれば、この展開しかなかったように思います。
等身大の者が巨人に挑み、倒そうとすればこれしかない解釈と演出でした。
こういうことをしてくれた作者には大きな拍手を送りたい気持ちになりましたね。
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父②
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父③
仮面ライダーSPIRITS~帰還からセットアップ・父④





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仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還
「仮面ライダーSpirits~継承・奪還」

V3 26の秘密には表現されなかったものも結構ありましたね。
仮面ライダー1号や2号がやろうと思ってみても、自らの性能の限界と戦闘で幾多の敵と戦いを繰り広げる中。lぴした能力があればと思うことが多くあった中で、仮面ライダー3号であった仮面ライダーV3を仮面ライダー1号・2号が自らの手で作り上げようとしたとき、そうしたことを盛り込んでいたのは必然のことでしたけど、これも仮面ライダーV3の性能的に損傷がない状態での超能力ではなかったかと思います。
大幹部ドクトルG率いるデストロン軍団はなんとか多くの技を繰り広げt尻ぞおけていった中、ダブルタイフーンが損傷してる状態ではエネルギー補充が思うに任せず、ここでいったん倒れます。
しかし、そこで仮面ライダーZXとライダーマンが何とか間に合い、そこに大幹部3人キバ男爵。ツバサ大僧正・ヨロイ元帥まで来てしまったことは、仮面ライダーV3が戦線復帰にはちょっと時間が必要だったのでしょう。
ZX孔穿キックを苦難の末編み出していた仮面ライダーZXは、戦う中での恐怖感を克服し、大事な他多雨中での間合いを身に着け、ZX孔穿キックで一気に3幹部怪人を退けます。
明らかに特訓で結果を出した効果がなせる業でしたけど、これは仮面ライダーV3がもたらしたこととも言えます。
その戦いぶりと時間によって、損傷していたとはいえ、戦えるだけの状態に復帰した仮面ライダーV3は未知の大技に打って出て、大首領JUDO撃滅に立ち向かいます。
意を決するとはこのことでしたけど、このためにデストロン3幹部を仮面ライダーZXに任せ、仮面ライダーとしての進化を図っていたことと合わせて、すごい戦士ぶりだったと思います。

仮面ライダーV3はここで仮面ライダーV3としての最強で未知の技・」V3火柱キックを放とうとしたわけですが、これには仮面ライダーV3としての全エネルギーを開放し、右ひざ付近にあった小型原子炉を稼働させ、足先に集中させる必要がありました。
困難だった損傷したダブルタイフーンで風力エネルギーを得て小型原子炉稼働によるエネルギーと合わせてえなーじコンバータで強力エネルギーに転化、さらにレッドランプパワーでそれを倍加し、さらにレッドボーンパワーで身体中の更なる強化を図ることで、足先にエネルギーを集中させる身体を作り上げることを図って、初めてV3火柱キックが鼻てる状態となるわけです。
しかし、身体中を倍加以上のエネルギーを生み出し集中移動させることは、命と引き換えになるということは仮面ライダー1号が言うように、仮面ライダーV3も分かっていたことでしょう。

これで開かずの扉から突き出た大首領JUDOの腕をアマテラスのbodyごと吹っ飛ばしたわけですが、それでもまだ大首領JUDOは、生きていたようです。
でも、この時仮面ライダーV3が未知の大技V3火柱キックを放たなければ、仮面ライダーZXは大首領JUDOと別次元で遭遇することもなかったわけで、大きく払った犠牲に見合うものはあったような気がします。

仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還②
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還③
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還④
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑤
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑥
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑦
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑧
仮面ライダーSPIRITS~継承・奪還⑨



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5
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男①
「仮面ライダーSpirits~海戦・命のベルト・不死身の男」

仮面ライダーZXが新必殺技を編み出す苦労と努力をしている意仇にも、戦局は進んでいました。
四国と島根、ほぼ同時にバ弾の作戦端数んでいたようです。
山口・秋吉台で三影こと強化タイガーロイドと遭遇した仮面ライダーXは、遂に大技・真空地獄車を発動しなんとか強化タイガーロイドを退けたものの瀕死の重傷を負い、クルーザーに乗せられて日本海を島根に向かっていました。
強化タイガーロイド戦で拡散するレーザー砲の集中攻撃を避けるため。ライドルバリアで防いだもののその後の戦況で拡散レーザー砲をマーキュリー回路以外の身体全身に受け、ライドルは持ち手以外の部分を失い、身体は重傷となりましたが、仮面ライダーも第5号まで来ると自己修復能力も進んでおり、来意ドルも持ち手をベルトに組み込むことで復活していたことには驚きを感じました。
GOD悪人怪人が何体も現れても、眞空地獄車の連発で破壊し尽くしていったところは圧巻でしたね。

GODを迎え撃つ仮面ライダーXも強化タイガーロイドで重傷を負ったところからGOD悪人怪人を倒すところまではまだ序章に過ぎなかったのでしょうけど、これは四国でデストロンと戦っていた仮面ライダーV3も同じでしたね。
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男②
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男③
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑤
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑥





















































サザンクロス自体に立ち向かったことでダブルタイフーンが破損し、ライダーマンによっ簡易修復処置は受けたものの変身はできずにいたものの、サタンニウム発掘によりアマテラスの胴体が出来てしまったことにより、遂に変身した仮面ライダーV3。
破損していたダブルタイフーンの無理やりの稼働は、変身をもたらし、ドクトルG率いるデストロンの機械合成怪人軍団を数々の技でなぎ倒していきました。
V3電熱チョップ、V3ダブルアタック、V3延伸キック、V3回転三段キック、、、どれも多くの敵を一撃で倒せる業ばかりでしたけど、ダブルタイフーンがもたらすエネルギーは相当なものだったことがうかがえます。
ダブルタイフーンの強制稼働による負荷は、思った以上に仮面ライダーV3にかかっていたようですが、まだの時点でもデストロンとの戦いの序章の一つであったことは、後々分かってくることです。
仮面ライダーX同様、仮面ライダーV3もサザンクロスに立ち向かったことから重傷を負って戦いが始まったという展開ですが、そこには仮面ライダーを名乗る者の気概が表れていたと思います。

幻の大技・V3レッドボーンリンクを見られたことは全く持って喜ばしいことでした。
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑦
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑧
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑩
仮面ライダーSPIRITS~海戦・命のベルト・不死身の男⑫


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仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦①
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦②
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦③
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦④
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑤






























































































「仮面ライダーSpirits~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦」

凄い話ですよね。
四国だけが幽閉され、黒雲で覆われ月に飛ばされていたとは。
黒雲のおかげで大気は維持され、でも黒雲は電磁波を有していたため、その影響で仮面ライダーZXの力が抑え込まれていたということで、決め技のZXキックも20%もの力しか出せず、神のご如き光を放てない。
これはハンデを背負ったままの戦いを強いられるという事でした。
歴代の仮面ライダーが通常のライダーキックでは倒し切れない敵に遭遇したとき、跳躍による空中回転のみならず、反転や捻りでキック力をあげていました。
これって、あくまでキックの破壊力を向上させていたわけで、環境的に仮面ライダーがハンデを背負っていたわけではありませんでした。
でも月面に強奪された仮面ライダーZXは電磁波によりハンデを背負うことになったため、そのハンデをカバーする動きを求めなければなりませんでした。
環境的に舞台は四国でしたから、仮面ライダーが特訓によって新たな動きを塚本するには鳴門の渦潮がありました。
これにより捻りを身に着けるかもしれないとは思いましたが、それが空のきりもみシュートと結びつくとは思いませんでしたね。

負傷していた仮面ライダーV3は変身自体が出来ずらい状態でありながら敵の本拠であった四へ向かい、ライダーマンは単身愛媛に向かっていました。
風見志郎の指示で徳島に向かった仮面ライダーZXは、そこで翼一族と対決することとなり、一時は空中で弄ばれるほど苦戦を強いられました。
多くの敵を一遍に倒してしまう、思わず人の言葉で依然自らが食らっていたライダーきりもみシュートを思い出したように、その渦に敵を巻き込み、一度に決め込むことを思いついたのかもしれません。
しかし、捻りを自分の力に変えるには苦心惨憺でした。
作られた身体で定められた能力を超える必殺技を自分のものとするには、自らの命と引き換えに様な思いだったのかもしれません。
仮面ライダーには特訓が付きものかもしれませんが、その新たな動きを自分のものとしたときの破壊力は想像を超えていました。
それがZX孔穿キックだったと思います。
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑥
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑧
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑨
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑩






































































その頃ライダーマンはヨロイ一族を向こうに回していました。
戦闘力に劣りながら頭脳で上回るライダーマンは、いつのまにかヨロイ一族の動きを封じ込めてしまう硬貨ムースを考案し、マシンガンアームに仕込んで使用していました。
ヨロイ元帥の身体を模しながら気を発していたのは明らかに暗闇大使でしたけど、バダン大首領であるJUDOを意識して、それを父と呼ぶライダーマンは浅からぬ因縁をライダーマンの方に感じました。
仮面ライダーSPIRITS~師弟・特訓・渦潮・新必殺技・海戦⑫


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5
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車②
























「仮面ライダーSpirits~迷宮・地獄車」

この話でのポイントは滝がバダン配下のGODに拉致され、さらに3度目の強化を図ったタイガーロイドの登場にありました。
この2つのポイントは後につながっていきますが、強化タイガーロイドこと三影がここで出てくるのは、この時GODが目指していたのはキングダークを基点にGODに影響のあった科学者の霊を集め、RS装置の再稼働を図ることで大首領の復活を目論んだことにあり、大首領が初めて地球にやってきて降り立った地が出雲であったことによるものです。
そのタイガーロイドは、途方もない強化を図っており、鍾乳洞の中でキングダークに寄り添うようにしていたことはかなり不気味なことでした。
この強化タイガーロイドを察知したわけでもないでしょうけど、バダン配下のGODを追うように鍾乳洞の中にたどり着いていた仮面ライダーXもキングダークを目の当たりにしたときは、まさしくGODの亡霊に出会ってしまったような感覚だったでしょう。
しかも、そこで地中海で仮面ライダーXの左腕を奪ってしまったタイガーロイドと遭遇したのは、浅からぬ縁みたいなものを感じてしまいます。
強化タイガーロイドは全身からレーザー光線を発し、これでSpirits第5部隊を全滅に追いやっていました。
まさしく強すぎる敵になっていたわけで、その殺気も異常なものがあったでしょう。
レーザー光線ですから、仮面ライダーXも避けることも出来ず、ライドルバリアで不正で凌ぐことで精いっぱいだったでしょう。
それでもライドルロングポールは焼き切れてしまい、取っ手の部分しか残りませんでした。
レーザー光線発光後の外気は摂氏150度、タイガーロイドの身体自身はそれ以上あったと思われ、これだけでもとんでもない強化が図られていたことがわかります。
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車①
離れて強化タイガーロイド、接近戦に持ち込んで仮面ライダーXにも勝機が見えるかもしれないという状況で、虚を突くように仮面ライダーXはタイガーロイドに迫ろうとしますが、またもやレーザー光線を浴びてしまい、かなりの痛手を負ってしまいます。
それでも組み敷いた体制で、瀕死に近い仮面ライダーXが繰り出した技は、仮面ライダーXの最強の技、「真空地獄車」でした。

何度も組み敷いた体制でタイガーロイドを引き上げ、そして脳天を地面に叩きつけ、蹴り上げていた状況ではまだタイガーロイド自身にはこれが効いていたかどうか微妙なところもありました。
ただ、いくら強化されていたと言ってもまだ強化改造人間です。
ダメージがなかったわけではなく、それを認めないタイガーロイドは、これも瀕死の状態であった仮面ライダーXの必死のXキックを背中から浴びたことで、大ダメージを受けていました。
しかし、これが致命傷にならず倒しきれなかったところを見ると、タイガーロイドの強化が想像を超えていたことと、レーザー光線を多岐にわたって受けていたことで仮面ライダーXも満足な状態でなかったことが出ていたような気がします。
レーザー光線を多岐にわたって大量に浴びていても、マーキュリー回路に影響がなかったことが大技・真空地獄車を繰り出せたことになるんでしょうけど、敵も去ることながら仮面ライダーXの根性とボディも相当なものだったと言えると思います。
実に見応えがありましたね、この時の真空地獄車は。
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車③
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車④
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑤
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑥
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑦
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑧
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑨
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑩
仮面ライダーSPIRITS~迷宮・地獄車⑪



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4
仮面ライダーSPIRITS~四号・突入・氷牙・墓場④
「仮面ライダーSpirits~氷牙・墓場・光牙」

まだバダンの科学力の恐ろしさがわかっていなかったかもしれません。
四国そのものを電磁力を帯びた黒雲で覆い、月の裏側においてしまったバダンのが核力はまるで魔法です。

その魔法のような科学力を飛び越えてサザンクロスに挑んだ仮面ライダーV3が敗れたのも当然だったかもしれません。
仮面ライダーV3の象徴ダブルタイフーンの損傷は、バダンと戦う仮面ライダーは仮面ライダーV3より前の仮面tライダーたちも、音で出てくる仮面ライダーたちも皆傷を負っていましたが、ダブルタイフーンが損傷するなど思いもしませんでした。
ダブルタイフーンの損傷は、仮面ライダーV3のエネルギー補給もままならないどころか体の機能も思った通りに機能せず、その前に変身すらかなり危険度の高いことになってしまいます。
当然のように補助が必要だったところに仮面ライダーZXとライダーマンが来てくれたわけですけど、その仮面ライダーZXも電磁波を発する黒雲の影響で本来の20%の力しか発揮できず、決め技が消えられない状況となっていました。
決め技を決められない仮面ライダーは通常の人間よりちょっぴり強いかもしれず、再生怪人といえど、決め技が使えず、その攻撃の前に死を恐れることも当然のことだったかもしれません。
仮面ライダーSPIRITS~四号・突入・氷牙・墓場⑤


























新しい技を生み出す発想は仮面ライダー単体ではできなかったのでしょう。
長く仮面ライダーの傍にいて一緒に戦ってきたっ者がいないといけませんでした。
ただ、その命がけの新しいことに挑むには生死ギリギリの攻防に耐える必要があった、そんなことを仮面ライダーV3は言いたかったのかもしれません。
仮面ライダーZXは仮面ライダーV3を救うために、でもライダーマンのサポートも必要であり、そこで助けられた風見志郎が助けられたおかげで仮面ライダーZX に仮面ライダーとしての神髄の一つを伝えられた、そういうことだと思いますね。
仮面ライダーSPIRITS~四号・突入・氷牙・墓場⑥


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5
仮面ライダーSPIRITS~共闘・旅立ち③
「仮面ライダーSpirits」

ZXが仮面ライダーを名乗り、仮面ライダーとなるための旅が始まりました。
最初に出会ったのはスカイライダー。
摩周湖に潜んでいたバダンピラミッドが湖上に上昇し、そこでの戦いはお互いの存在を具体的に視覚や感覚で感じることで、ネオショッカーの改造人間を駆逐していきましたね。
アジトをぶち破っていくことや装甲を破るために使われていたスカイドリルが戦闘用として表現されていました。
仮面ライダーZXも衝撃集中爆弾の連発、十字手裏剣だったかもしれませんが、多数にわたるネオショッカー改造人間を次々に倒していくには、非常に効果的でした。
仮面ライダーSPIRITS~共闘・旅立ち
ネオショッカーと言えば大幹部はゼネラルモンスターや魔人提督の二人だけであったのは、スカイライダーが1年以上演じられたことを思うと、意外なことでしたね。
この仮面ライダーSpiritsを書いた作者は、後にスカイライダーは描きにくかったと言ってたようですが、それはショッカー時代の仮面ライダー1号、2号とダブるところが多かったということもありますけど、いわゆる独自性が乏しく、途中で番組の基軸がユニークさに行ってしまったkとと無縁ではないでしょう。

このゼネラルモンスターを仮面ライダーZXが仮面ライダー1号から会得したライダーきりもみシュート、魔人提督をスカイライダーが竹とんぼシュートで倒しましたけど、戦闘についてはここが一番の見どころでした。
仮面ライダーSPIRITS~共闘・旅立ち①
仮面ライダーSPIRITS~共闘・旅立ち②


















































共闘と言えば共闘ですけど、仮面ライダーは人間のためい戦い続けていることを基本として、それはどんな背景があるにしても歴代の仮面ライダーは変わらず、その中での進化は肉体的なことだけではなく、気持ちの問題でもありました。
それを仮面ライダーZXに焼き付けるにはスカイライダーが最も適役だったことは、人間体に戻った二人に様子に現れ、そこが2人のライダーが共闘した意味があったということになります。

この後、スカイライダーから得た仮面ライダーとしての立ち位置を抱え、仮面ライダーZXは次の戦地へ赴くことになりますが、そこで初めてSpiritsに出会うことになり、また、北海道に残ったスカイライダーがネオショッカー大首領に単身立ち向かう痺れましたね。
仮面ライダーSPIRITS~共闘・旅立ち④


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仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)

























「仮面ライダーSpirits~序章・症候群・参戦(前編・後編)①」

自らの身体がなぜ作られたのか、果ては背負わされた自分の運命を前にどう生きていくのか。
仮面ライダー1号こと本郷猛にそのヒントをもらい、そして日本全国に散らばったBADANピラミッドによる歴代の秘密結社に対抗するかのように仮面ライダーたちは散らばって戦うことを選択し、ZXも宿命を自覚しながらももがくように戦地に赴きます。
まずはネオショッカーと戦うスカイライダーのいる北海道でした。

札幌の街中でネオショッカーを目撃し、大幹部だったゼネラルモンスターから自分の名が呼ばれた時、その背後には暗闇大使が存在して、ネオショッカーを前面に出しながらもそれはBADANのなしていることで、ガメレオジンに不意を突かれて攻撃された時にようやく自ら仮面ライダーと名乗ったことで、ZXは仮面ライダーとしての入り口に立ちました。
単身、ネオショッカーに立ち向かい人のためになろうとした青年に自分を重ねるかのように、戦地摩周湖のBADANピラミッドに向かう際、青年が本当の自分に変わろうとしたとしたかのようにZXもそれまでに会った仮面ライダーたちに自分を重ねたいと思ったようですね。
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)②
そのBADANピラミッドではスカイライダーがネオショッカーに立ち向かっていました。
魂なき敵でも数が圧倒的に多く、苦戦し始めていたスカイライダーには、まだ仮面ライダーとなったばかりの仮面ライダーZXの参戦は心許ないところがあったでしょうけど、そんなことより、まだ仮面ライダーを名乗ることに抵抗を感じていたところに歴代の仮面ライダーより通信を受けていたスカイライダーは、いい模範的存在だったかもしれません。

仮面ライダーZXが仮面ライダーを名乗った上で初めてあったのがスカイライダーでしたけど、これは流れ的に当然の出会いだったんでしょう。
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)①
仮面ライダーSPIRITS~序章・症候群・参戦(前編・後編)④







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仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号
「仮面ライダーSpirits~出現・生贄・激突・称号」

ZXがなぜ作られたのか、そのボディに何故バダンがこだわるのか、そこが分かってきます。

記憶を抜き取られたまま作られたZXのボディは、バダン大首領JUDOを再現するためのものでした。
この世に中には、瓜二つの顔をした人が一人はいると言われてます。
でもそれは瓜二つであるのは表情のことだけで、それ以外のところは全く別であり、それはまさに偶発的なことです。
JUDOを再現するために、そのボディは研究し尽くせばやれるかもしてません。
しかし、それでは無意味なことですよね。
人格の交換で意識そのものをJUDOのものにするため、幾多の人間の脳を移植し、犠牲を強いました。
それを知っただけでも気がおかしくなりそうですが、脳の移植は幾多の人間の犠牲を強いたうえで村雨静香の脳移植はZXのボディと人格のための脳移植はすごい確率で同調係数を引き上げたことになりますが、村雨良の脳移植の寸前のことでした。
これは気がおかしくなること以上に狂い死にしたくなるようなことで、村雨良が自我意識を取り戻し、復讐のためにバダンに戦いを挑むということも吹き飛ばしてしまいました。

歴代の仮面ライダーは、一部の例外を除いて脳改造は免れたことで自由と平和のために秘密結社と戦うことになりましたが、それでも改造人間にされてしまったことで一旦は復讐に燃えていました。
復讐のためだけでは仮面ライダーという称号を飾るわけにもいきませんが、それを乗り越えて生きるためには仮面ライダーという称号を得るために「生」をどうやって得るのかという壁を越えなければなりません。
そのための戦いが仮面ライダーストロンガーとの闘いにはありました。
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号①
仮面ライダーストロンガーは、ZXが自我意識を取り戻す前のコマンダー状態であった時に、滅茶苦茶にやられそうになった経緯があります。
しかも、チャージアップ状態でそうされてしまったということは浅からぬ因縁があったということです。
これがいわゆる「借り」があったということで、バダンの犠牲者を目の前にしてZXの存在場所を知って敢えてやってきていました。
これは借りを返すということ以上に、仮面ライダーストロンガーには思いがあったと思いたいですが、少なくともZXのボディの意味を知った時点では、まだ借りを返すためにフルチャージでいなければならないということだったのでしょう。
仮面ライダーストロンガーの圧倒的優勢の状態で進められた戦いの中で、自らの粉砕を望むZXに対して、感じるところがあったのでしょう。
チャージアップ状態の中で最高の超電子エネルギーを使った超電子稲妻キックを放ったのは、そこを乗り越えないと仮面ライダーという生は宿らないという具合にも見えました。
ZXキックのエネルギーは神のようなエネルギーで放たれる技ですし、超電子稲妻キックに対してそうしたZXキックを放ったということは、無意識に壁を乗り越えようとした行為だったかもしれません。

これもZXが仮面ライダーZXとして生きていく一つのきっかけにすぎず、これ以降歴代の仮面ライダーと共に戦いを行っていくことで、本物になっていったと思います。
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号②
仮面ライダーSPIRITS~出現・生贄・激突・称号③






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